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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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LIKENL

LIKENLオプションは、テキスト値がテキスト・パターンと似ているかどうかを判定する際に、LIKE演算子がテキスト式の各行の間にある改行文字を認識するかどうかを制御します。(OLAP DMLの改行文字の表記は\nです。)

LIKENLオプションは、LIKE演算子で比較する両方のテキスト式に適用されます。

データ型

BOOLEAN

構文

LIKENL = {YES|NO}

パラメータ

YES

(デフォルト)LIKE演算子でテキスト式の行の最後にある改行文字を認識するように指定します。

NO

LIKE演算子でテキスト式の行の最後にある改行文字を無視するように指定します。比較する両方の式で、改行文字が無視されます。

例5-42 LIKENLの影響

次の文は、LIKENLオプションの使用方法を示しています。

  • 次の文

    SHOW textvar
    

    によって、次の出力が生成されます。

    Hello
    world
    
  • 次の文

    LIKENL = YES
    SHOW textvar LIKE '%low%'
    

    によって、次の出力が生成されます。

    NO
    
  • 次の文

    SHOW '     Hello\nworld' LIKE '%\n%'
    

    によって、次の出力が生成されます。

    YES
    
  • 次の文

    SHOW 'Hello\nworld' LIKE '%low%'
    

    によって、次の出力が生成されます。

    NO
    
  • 次の文

    LIKENL = NO
    SHOW textvar LIKE '%low%'
    

    によって、次の出力が生成されます。

    YES
    
  • 次の文

    SHOW 'Hello\nworld' LIKE '%\n%' 
    

    によって、次の出力が生成されます。

    YES
    
  • 次の文

    SHOW 'Hello\nworld' LIKE '%low%'
    

    によって、次の出力が生成されます。

    YES