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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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MONTHNAMES

MONTHNAMESオプションは、日付のみのデータ型の値、およびDAY、WEEK、MONTH、QUARTER、YEAR型のディメンションの値を処理するときに使用される有効な月の名前のリストを保持します。名前のリストは、入力された日付を解釈する場合、および表示する日付またはテキスト値に変換する日付を書式化する場合に使用されます。

月の名前またはその略称が含まれる日付を入力する場合に、MONTHNAMESのリストが使用されます。日付のみの値を入力する方法の説明は、DATEFORMATオプションを参照してください。MONTHNAMESのリストは、<MT><MTXT><MTXTL><MTEXT><MTEXTL>のいずれかの書式を使用して日付を表示または変換するときにも使用されます。これらの書式は、DATEFORMATオプションで指定します。月名のセットが複数ある場合、Oracle OLAPでは、文字数および大文字の使用パターンがDATEFORMATの指定と最も近いシノニムを選択します。


関連項目:

MONTHABBRLENオプション

データ型

TEXT

構文

MONTHNAMES = name-list

パラメータ

name-list

12か月の名前をリスト表示する複数行のテキスト式。各月の名前はそれぞれ別の行です。年度の最初の月がどの月であるかにかかわらず、このリストは1月から始める必要があります。デフォルト値は、英語ですべての文字が大文字の月名のリストです。

リストには、12の名前を1セットとして複数のセットを含めることができます。リストにある名前は、入力で有効な名前とみなされます。13番目の名前は最初の名前のシノニム、14番目の名前は2番目の名前のシノニムです(以降同様)。

例5-65 2セットの月名の指定

次の文は、英語の大文字表記とフランス語の小文字表記の2セットの月名を作成します。

MONTHNAMES = -
'JANUARY -
...
DECEMBER -
janvier -
...
decembre'

例5-66 英語の月名の指定

次の文は、日付のみの変数を定義してその変数に値を割り当て、DATEFORMATに設定を割り当てて、現行の出力ファイルに出力を送信します。DATEFORMAT値には大文字を指定する<MTEXT>が含まれ、英語の月名が使用されます。

DEFINE datevar DATE
datevar = '27feb98'
DATEFORMAT = '<MTEXT> <D>, <YYYY>'
SHOW datevar

これらの文によって生成される出力は次のとおりです。

FEBRUARY 27, 1998

例5-67 フランス語の月名の指定

次の文は、DATEFORMATに新しい設定を割り当て、現行の出力ファイルに出力を送信します。DATEFORMAT値には小文字を指定する<MTEXTL>が含まれ、フランス語の月名が使用されます。

DATEFORMAT = 'le <D> <MTEXTL> <YYYY>'
SHOW datevar

これらの文によって生成される出力は次のとおりです。

le 27 fevrier 1998