(読取り専用)SESSION_NLS_LANGUAGEオプションは、OLAPセッション全体で有効なオプションです。このオプションは、STATIC_SESSION_LANGUAGEの値がNOの場合はNLS_LANGUAGEの値を保持し、STATIC_SESSION_LANGUAGEの値がYESの場合は、STATIC_SESSION_LANGUAGEの値が最後にNOだったときのNLS_LANGUAGEの値を保持します。
例
NLS_LANGUAGEおよびSTATIC_SESSION_LANGUAGEの値の変化によって、SESSION_NLS_LANGUAGEの値にどのような影響があるかについては、例4-9「NLS_LANGUAGEの変更」および例5-102「OLAPセッションの言語を変更せずにNLS_LANGUAGEを変更する方法」を参照してください。
例5-96 SESSION_NLS_LANGUAGEがセッション全体のオプションであることの確認
myaw3
とmyaw4
という2つのアナリティック・ワークスペースがあるとします。また、次のコードに示すとおり、どちらにもmylangs
という言語ディメンションがあると仮定し、myaw3
のmylangs
の言語はAmericanとFrench、myaw4
のmylangs
の言語はAmericanとGermanです。
REPORT myaw3!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN FRENCH REPORT myaw4!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN GERMAN
ここで、NLS_LANGUAGEとSESSION_NLS_LANGUAGEがAmericanに設定された状態で2つのアナリティック・ワークスペースをアタッチするとします。この場合、次に示されているように、2つのアナリティック・ワークスペースのmylangs
はAmericanのみに制限されます。
REPORT myaw3!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN REPORT myaw4!mylangs MYLANGS -------------- AMERICAN