SUBSTR
は、文字列の、指定した文字位置から指定した文字数までの部分を返します。
SUBSTR
は、入力キャラクタ・セットによって定義された文字を使用して、長さを計算します。
SUBSTRB
には、文字でなくバイトを使用します。
SUBSTRC
は、完全なUnicodeキャラクタを使用します。
戻り値
CHAR | NCHAR | VARCHAR2 | NVARCHAR2
構文
{ SUBSTR | SUBSTRB | SUBSTRC }(char, position [, substring_length ])
引数
char
: 部分文字列を導出するベース文字列を表すテキスト式です。
position
: 次のように部分文字列の最初の文字を指定します。
position
が正の場合、関数はchar
の先頭から数えて、最初の文字を決定します。
position
が負の場合、関数はchar
の最後から逆方向に数えます。
position
が0の場合、最初の文字が部分文字列の先頭になります。
substring_length
: 返される文字列の文字数です。デフォルトでは、関数はベース文字列の最後までのすべての文字を返します。1未満の値を指定すると、関数はNULLを返します。
例
substr('firefly', 1, 4)
は、部分文字列fire
を返します。
substr('firefly', -3, 3)
は、部分文字列fly
を返します。