Oracle ODBC Driver for Unix platforms README
原典情報: $ORACLE_HOME/odbc/html/ODBC_IC_Readme_Unix.html
Oracle ODBC UNIXインスタント・クライアントは、ODBC 3.52仕様を使用してコンパイルします。Oracle 11.2 ODBC Windowsドライバの機能に基づいており、従来のORACLE_HOMEのインストールは不要です。
ODBC UNIXプラットフォーム・ドライバ
注意: OCIインスタント・クライアントの詳細は、『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』を参照してください。
1.1 ODBCインスタント・クライアントのインストール
ファイル名 |
説明 |
libsqora.so.11.1 |
ODBCドライバ共有ライブラリ |
ODBCRelnotesUS.htm |
リリース・ノート |
ODBCRelnotesJA.htm |
日本語版リリース・ノート |
ODBC_IC_Readme_Unix.html |
ODBC UNIXインスタント・クライアントのリリース・ノート |
odbc_update_ini.sh |
ODBCインスタント・クライアント用のodbcinst.iniファイルおよびodbc.iniファイルを更新するためのスクリプト。 |
- ODBCのインストール・スクリプトを実行する前に、ベーシック・インスタント・クライアントがデプロイされていることを確認してください。
- インストールの後に環境を次の方法で構成する必要があります。
- ディレクトリをLD_LIBRARY_PATHシステム環境変数に追加します。
- 追加しない場合、ODBCマネージャはドライバをロード/検索できません。
- TNS_ADMIN環境変数がOCIの.oraファイル・ディレクトリを指すように定義します。
- これは、OCIがTNS名を解決できるように設定する必要があります。
- TNS_ADMINが設定されていない場合、tnsnames.oraを見つけるために、OCIはオペレーティング・システム依存のディレクトリ・セットを検索します。この検索パスには、$ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.oraディレクトリの検索も含まれます。このために、Oracleインスタント・クライアントのORACLE_HOME環境変数を設定します。インスタント・クライアント・アプリケーションの実行中にORACLE_HOMEを設定する場合は、インスタント・クライアントが存在するディレクトリ(ここでは、C:\Oracle\instantclient_11_2)に設定する必要があります。ORACLE_HOMEが設定されていない場合は、現行ディレクトリでtnsnames.oraが検索されます。
- 使用するロケールに必要なOracleグローバル変数を設定します。詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。
- LinuxでのNLS_LANGの設定例:
- setenv NLS_LANG JAPANESE_JAPAN.JA16EUC
1.2 ODBCインスタント・クライアントのアンインストール
- ~/.odbc.iniファイルを更新します。
- エントリOracleODBC-11gを[ODBC Data Sources]から削除します。
- [OracleODBC-11g]のDSN情報全体を削除します。
- $DM_HOME/etc/odbcinst.iniファイルを更新します。
- [OracleODBC-11g]のドライバ情報を削除します。
- UNIXシステム用のOracle ODBCドライバを削除します。
- libsqora.so.11.1を削除します。
- odbc_update_ini.shファイルを削除します。
- PATHやTNS_ADMINなどの環境変数をすべてリセットします。
1.3 修正された不具合