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Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README
11g リリース2(11.2)
B56292-13
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Oracle Provider for OLE DB README

原典情報: $ORACLE_HOME\oledb\readme.txt


Oracle Provider for OLE DB(OraOLEDB)11.2.0.1.0製品版

このドキュメントには、Oracle Provider for OLE DBのドキュメントの補足情報が記載されています。

インストールに関する重要な情報

Oracle Provider for OLE DB(OraOLEDB)プロバイダは、COMコンポーネントであり、1台のマシンで一度に1つのバージョンのみアクティブにできます。

Oracle Technology Network

Oracle Provider for OLE DBのサンプル・コード、最新のパッチおよびその他の技術情報については、http://otn.oracle.com/tech/windows/ole_db/を参照してください。

ヒント、制限事項および既知の問題

パフォーマンス

OLE DB .NET Data Providerでサポートされていないパラメータ型

サポートされていないデータ型

LOBデータ型

データベース・リンク

Oracleデータベース・リンクが含まれる問合せを使用した行セットの作成を有効にするには、接続文字列属性DistribTxを無効にする必要があります。 現在、このような行セットは読取り専用に制限されています。

トランザクション

ストアド・プロシージャ

オーバーロードのPL/SQLストアド・プロシージャおよびファンクションでは、PROCEDURE_PARAMETERSスキーマ行セットは、最初のオーバーロードのストアド・プロシージャおよびファンクションに関するパラメータ情報のみを返します。 これは現在、OLE DB仕様にはオーバーロードのプロシージャおよびファンクションに対するプロビジョニングがないためです。

大/小文字の区別

現在、OraOLEDBでは、スキーマ行セット制限に指定されたオブジェクトの大/小文字が、データベースと正確に一致している必要があります。 したがって、表EMPにアクセスする際にempを渡すことはサポートされていません。

例:

  Dim restrictions As Variant
  ...
  ' Schemarowset contains table EMP owned by SCOTT
  restrictions = Array(Empty, "SCOTT", "EMP", Empty)
  Set objRst = objCon.OpenSchema(adSchemaTables, restrictions)
  ...
  ' Schemarowset created with no rows
  restrictions = Array(Empty, "scott", "emp", Empty)
  Set objRst = objCon.OpenSchema(adSchemaTables, restrictions)
  ...

Microsoft Visual Basic 6.0に関する注意事項

Microsoft ActiveX Data ObjectsライブラリおよびMicrosoft ActiveX Data Objects Recordsetライブラリをプロジェクトの参照として含める必要があります。

Microsoft Visual C++ 6.0に関する注意事項

OraOLEDB.hをVC++プロジェクトの関連.cppファイルに含める必要があります。 また、プロジェクトのいずれかの.cppファイルに、#define DBINITCONSTANTSを追加する必要があります。