構文
用途
STATS_WSR_TEST
は、対応のある標本のウィルコクソンの符号順位検定であり、標本間の差の中央値と0(ゼロ)に有意差があるかどうかを判断します。差の絶対値は、標本を順序付けし、順位に符号を付けて求められます。また、帰無仮説によって、正の差の順位の合計が、負の差の順位の合計に等しいと仮定されます。
このファンクションは3つの引数を取ります。expr1
およびexpr2
は分析対象の2つの標本で、3つ目の引数はVARCHAR2
型の戻り値です。3つ目の引数を指定しない場合、デフォルトでTWO_SIDED_SIG
が戻り値になります。表5-10に、戻り値の意味を示します。
片側有意は常に上側確率に関連します。expr1
が大きい値(棄却域が上側確率の値)になります。