このマニュアルでは、オブジェクト・リレーショナル・データベース管理システムであるOracleデータベース・サーバーの、アーキテクチャや概念という側面の概要を説明します。Oracleデータベース・サーバーがどのように機能しているのかを説明し、他のマニュアルで説明される多くの実用的な情報のための概念的な基盤を提供します。このマニュアルの情報は、すべてのオペレーティング・システム上で稼働するOracleデータベース・サーバーを対象にしています。
この章の内容は次のとおりです。
『Oracle Database概要』は、Oracle Databaseの新規ユーザーである技術者ユーザー(主にデータベース管理者とデータベース・アプリケーションの開発者)を対象にしています。このマニュアルの対象読者は、他のリレーショナル・データベース用アプリケーションの管理または開発の経験者です。
このマニュアルを使用するには、次の知識が必要です。
リレーショナル・データベースの一般的な概念
第1章「Oracle Databaseの概要」の概念と用語
Oracleを実行しているオペレーティング・システムの環境
オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
またはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
(聴覚障害者向け)を参照してください。
このマニュアルは、次のマニュアルとともに読むことを前提にしています。
『Oracle Database 2日でデータベース管理者』
『Oracle Database 2日で開発者ガイド』
他の関連ドキュメントの詳細は、「Oracle Databaseドキュメントのロードマップ」を参照してください。
Oracle Databaseマニュアル・セットに含まれるマニュアルの多くでは、Oracle Databaseのインストール時にデフォルトでインストールされるシード・データベースのサンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマがどのように作成されているか、およびその使用方法については、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。