V$ARCHIVE_DESTは、現行インスタンスについて、Data Guard構成内のすべての宛先を示します。各宛先の現在の設定値、モード、状態などが示されます。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| DEST_ID | NUMBER | ログ・アーカイブ先パラメータの識別子( 1から31) | 
| DEST_NAME | VARCHAR2(256) | ログ・アーカイブ先パラメータの名前 | 
| STATUS | VARCHAR2(9) | アーカイブ先の現在の状態を識別する値: 
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| BINDING | VARCHAR2(9) | アーカイブ操作に対する障害の影響: 
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| NAME_SPACE | VARCHAR2(7) | パラメータ設定の有効範囲: 
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| TARGET | VARCHAR2(7) | アーカイブ先がプライマリ・データベースに対してローカルまたはリモートのどちらなのか: 
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| ARCHIVER | VARCHAR2(10) | 問合せが発行されたデータベースと相対のアーカイバ・プロセス: 
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| SCHEDULE | VARCHAR2(8) | この宛先のアーカイブが INACTIVE、PENDING、ACTIVE、LATENTのいずれであるか | 
| DESTINATION | VARCHAR2(256) | アーカイブREDOログがアーカイブされる場所 | 
| LOG_SEQUENCE | NUMBER | 最後にアーカイブされるアーカイブREDOログの順序番号 | 
| REOPEN_SECS | NUMBER | エラー発生後の再試行の時間(秒) | 
| DELAY_MINS | NUMBER | アーカイブREDOログがスタンバイ・データベースに自動的に適用されるまでの遅延間隔(分) | 
| MAX_CONNECTIONS | NUMBER | 接続の最大数 | 
| NET_TIMEOUT | NUMBER | ログ・ライター・プロセスが、発行したネットワーク操作についてネットワーク・サーバーからの状態を待機する秒数 | 
| PROCESS | VARCHAR2(10) | プライマリ・データベースと相対のアーカイバ・プロセス(問合せがスタンバイ・データベースで発行された場合も含む): 
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| REGISTER | VARCHAR2(3) | アーカイブREDOログがリモートの宛先制御ファイルに登録されているかどうか( YES|NO)。アーカイブREDOログが登録されている場合は、ログ適用サービスに使用可能。 | 
| FAIL_DATE | DATE | 前回のエラー発生の日時 | 
| FAIL_SEQUENCE | NUMBER | 前回のエラー発生時にアーカイブされたアーカイブREDOログの順序番号 | 
| FAIL_BLOCK | NUMBER | 前回のエラー発生時にアーカイブされたアーカイブREDOログのブロック番号 | 
| FAILURE_COUNT | NUMBER | 宛先に連続して発生したアーカイブ操作障害の現在の数 | 
| MAX_FAILURE | NUMBER | ログ転送サービスが通信の再確立を試行し、障害がある宛先でのアーカイブ操作を再開する回数を制御する | 
| ERROR | VARCHAR2(256) | エラー・テキストを表示する | 
| ALTERNATE | VARCHAR2(256) | 存在する場合は代替の宛先 | 
| DEPENDENCY | VARCHAR2(256) | 将来の使用のために予約済 | 
| REMOTE_TEMPLATE | VARCHAR2(256) | 記録する場所の導出に使用するテンプレート | 
| QUOTA_SIZE | NUMBER | 宛先の割当て制限(バイト) | 
| QUOTA_USED | NUMBER | 指定された宛先に現在格納されているすべてのアーカイブREDOログのサイズ | 
| MOUNTID | NUMBER | インスタンスのマウント識別子 | 
| TRANSMIT_MODE | VARCHAR2(12) | ネットワーク送信モード: 
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| ASYNC_BLOCKS | NUMBER | ASYNC属性に指定されたブロック数 | 
| AFFIRM | VARCHAR2(3) | ディスクI/Oモード | 
| TYPE | VARCHAR2(7) | アーカイブ・ログのアーカイブ先定義が PUBLICまたはPRIVATEのどちらなのか。ALTER SYSTEM SETまたはALTER SESSION SET文を使用して実行時に変更できるのは、PUBLICのアーカイブ先のみである。デフォルトでは、すべてのアーカイブ・ログのアーカイブ先がPUBLICである。 | 
| VALID_NOW | VARCHAR2(16) | アーカイブ先がアーカイブ操作に有効かどうか: 
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| VALID_TYPE | VARCHAR2(15) | 宛先で有効な1つまたは複数のREDOログ・タイプ: 
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| VALID_ROLE | VARCHAR2(12) | 宛先で有効な1つまたは複数のデータベース・ロール: 
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| DB_UNIQUE_NAME | VARCHAR2(30) | 一意のデータベース名 | 
| VERIFY | VARCHAR2(3) | LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータのVERIFY属性の値が検証済かどうか(YES|NO) | 
| COMPRESSION | VARCHAR2(7) | ネットワーク圧縮が使用可能( ENABLED)または使用禁止(DISABLED)のいずれであるか | 
| APPLIED_SCN脚注 1 | NUMBER | フィジカル・スタンバイ・データベースまたはロジカル・スタンバイ・データベースに対応する宛先の場合は、最後に適用されたREDOのSCN。スナップショット・スタンバイ・データベースに対応する宛先の場合は、スナップショット・スタンバイ・データベースへの変換前に最後に適用されたREDOのSCN。この列は、プライマリ・スタンバイ・データベースまたはカスケード・スタンバイ・データベース上の、有効かつアクティブなスタンバイ・データベース宛先に対してのみ有効です。 | 
脚注 1 この列は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。