V$DATABASE_INCARNATIONは、すべてのデータベース・インカネーションに関する情報を示します。RESETLOGSオプションを指定してデータベースをオープンすると、新規のインカネーションが作成されます。現行および直前のインカネーションのレコードは、V$DATABASEビューにも示されます。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| INCARNATION# | NUMBER | 制御ファイル内のブランチ・レコードのレコードID | 
| RESETLOGS_CHANGE# | NUMBER | 現行の行のインカネーションのリセットログ・システム変更番号(SCN) | 
| RESETLOGS_TIME | DATE | 現行の行のインカネーションのリセットログ・タイムスタンプ | 
| PRIOR_RESETLOGS_CHANGE# | NUMBER | 直前のインカネーションのリセットログSCN | 
| PRIOR_RESETLOGS_TIME | DATE | 直前のインカネーションのリセットログ・タイムスタンプ | 
| STATUS | VARCHAR2(7) | インカネーションの状態: 
 | 
| RESETLOGS_ID | NUMBER | 現行の行のインカネーションのブランチID(アーカイブ・ログの一意名を、インカネーション間で取得するためのユーザー管理リカバリ/RMANリストアで使用) | 
| PRIOR_INCARNATION# | NUMBER | 0(ゼロ)以外の場合は、親インカネーションのレコードID | 
| FLASHBACK_DATABASE_ALLOWED | VARCHAR2(26) | フラッシュバック・データベースがインカネーションのSCNまたはタイムスタンプに実行できるかどうかを示す。YESの値は、そのインカネーションのいずれかの時点にフラッシュバックできることを示す。NOの値は、インカネーションにフラッシュバックできないことを示す。 |