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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$HANG_INFO

V$HANG_INFOは、クラスタで検出されたハングに関する情報を示します。ハングは、開いた待機チェーンまたは閉じた待機チェーン(循環またはデッドロック)である場合があります。待機チェーンは、相互にブロックされている一連のセッションです。それぞれの行はハングを表し、そのハングの重大度を示します。このビューには、ハングの被害者または最終ブロッカも含まれます。

データ型 説明
HANG_ID NUMBER ハングを識別する番号
HANG_CHAIN_SESSIONS NUMBER ハングのメインの待機チェーン内にあるセッションの数
TOTAL_HUNG_SESSIONS NUMBER メインの待機チェーンおよびメインの待機チェーンから分岐した待機チェーンを含む、ハングの影響を受けたセッションの合計数
HANG_TYPE VARCHAR2(18) 開いた待機チェーンの場合はHang、循環または閉じた待機チェーンの場合はDeadlockに設定されます。
HANG_CREATE_TIME VARCHAR2(20) ハングが最初に検出された日時
HANG_RESOLVE_TIME VARCHAR2(20) ハングが自動解決された時刻
IGNORED_HANG VARCHAR2(1) Y - ハングは無視され、この時点では自動解決されていません

N - ハングはまだ検証されていません。

RESOLUTION_ATTEMPTED VARCHAR2(1) Y - ハングの解決は試行されました。

N - ハングの解決は試行されていません。

GLOBAL_HANG VARCHAR2(1) Y - ハングがクラスタ内の複数のノードにまたがっています。

N - ハングしたすべてのセッションは1つのインスタンスにあります。

ESCALATED_HANG VARCHAR2(1) Y - ハングの解決が試行されたものの、失敗し、ハングがより重大になります。別の解決策が試行されます。

N - 最初の解決策が成功し、ハングを段階的により高い解決策レベルに変換する必要がなくなりました。

RESOLUTION_STATUS VARCHAR2(46) ハングが解決または無視された理由
VICTIM_INSTANCE NUMBER 被害者または最終ブロッカ・セッションが存在するインスタンスのインスタンス番号
VICTIM_SESSION_ID NUMBER 被害者または最終ブロッカのOracleセッションID
VICTIM_SERIAL# NUMBER 被害者または最終ブロッカのOracleセッション・シリアル番号
VICTIM_OSPID VARCHAR2(25) 被害者または最終ブロッカのオペレーティング・システムのプロセスID
FATAL_BACKGROUND VARCHAR2(1) Y - 被害者または最終ブロッカが重要なバックグラウンド・プロセスの場合

N - 被害者または最終ブロッカが重要なバックグラウンド・プロセスでない場合

WAIT_EVENT_TEXT VARCHAR2(64) 被害者または最終ブロッカが待機しているリソースまたはイベントで、セッションがリソースを待機していない場合はnot in a waitに設定されます。