V$RECOVERY_STATUSは、カレント・リカバリ・プロセスの統計情報を示します。このビューの情報が役に立つのは、リカバリを実行しているOracleプロセスのみです。Recovery Managerを使用してサーバー・プロセスのリカバリを実行している場合、このビューの関連情報を表示できるのはRecovery Managerからのみになります。V$RECOVERY_STATUSビューの情報は、他のOracleユーザーには表示されません。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| RECOVERY_CHECKPOINT | DATE | リカバリが発生した時点。ログが適用されていない場合は、リカバリが開始する時点となる。 | 
| THREAD | NUMBER | 現在処理中のREDOスレッド・プロセスの数 | 
| SEQUENCE_NEEDED | NUMBER | リカバリ・プロセスによって必要とされるログのログ順序番号。ログが不要な場合、この値は 0。 | 
| SCN_NEEDED | VARCHAR2(16) | リカバリによって必要とされるログの最小SCN。値が不明またはログが不要な場合は 0。 | 
| TIME_NEEDED | DATE | ログが作成された時刻。時刻が不明な場合またはログが不要の場合、値は1988年1月1日の0時。 | 
| PREVIOUS_LOG_NAME | VARCHAR2(513) | ログのファイル名 | 
| PREVIOUS_LOG_STATUS | VARCHAR2(13) | 前のログの状態。次の値のいずれかに設定される: RELEASE、WRONG NAME、MISSING NAME、UNNEEDED NAME、NONE | 
| REASON | VARCHAR2(13) | リカバリがユーザーに制御を戻す理由( NEED LOG|LOG REUSED|THREAD DISABLED) | 
| 関連項目:『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』 |