V$SQL_SHARED_MEMORYは、カーソル共有メモリー・スナップショットに関する情報を示します。共有プールに格納されている各SQL文には、それぞれに対応する子オブジェクトが1つ以上あります。それぞれの子オブジェクトはいくつかの部分に分かれており、その1つが問合せプランを保持するコンテンツ・ヒープです。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| SQL_TEXT | VARCHAR2(1000) | この行が情報を表示する共有カーソル子オブジェクトのSQLテキスト | 
| SQL_FULLTEXT | CLOB | CLOB列として公開されるSQL文の全テキスト。SQL文の全テキストは、V$SQLTEXT動的パフォーマンス・ビューと結合するかわりに、この列を使用して取出し可能。 | 
| HASH_VALUE | NUMBER | 共有プール内での前述のSQLテキストのハッシュ値 | 
| SQL_ID | VARCHAR2(13) | 共有プール内での前述のSQLテキストのSQL識別子 | 
| HEAP_DESC | RAW(4 | 8) | この行で説明している子カーソルのコンテキスト・ヒープに関する記述子のアドレス | 
| STRUCTURE | VARCHAR2(16) | この行で説明しているメモリー・チャンクが「X : Y」形式のコメントで割り当てられている場合、そのコメントの「X」の部分 | 
| FUNCTION | VARCHAR2(16) | STRUCTURE列と同様、コメントの「Y」フィールド | 
| CHUNK_COM | VARCHAR2(16) | このメモリーが割り当てられたとき提供されたコメント・フィールド全体 | 
| CHUNK_PTR | RAW(4 | 8) | 割り当てられたメモリーの開始アドレス | 
| CHUNK_SIZE | NUMBER | このチャンクに割り当てられたメモリー容量 | 
| ALLOC_CLASS | VARCHAR2(8) | このメモリーが属するメモリーのクラス。通常、 FREEABLEまたはPERMANENT。 | 
| CHUNK_TYPE | NUMBER | このメモリーがLRUアルゴリズムをベースにした共有プールから削除される必要がある場合に、このメモリーの再作成方法をサーバーに伝えるコールバック関数表への索引 | 
| SUBHEAP_DESC | RAW(4 | 8) | このコンテキスト・ヒープの親ヒープ自体がサブヒープの場合は、親ヒープの記述子のアドレス |