V$SYS_TIME_MODEL
は、様々な操作に対してセッション全体に蓄積された時間を示します。レポートされる時間は、経過時間またはCPU時間(マイクロ秒)の合計です。定期操作では、時間データの最大5秒分がバッファされます。具体的には、定期操作(SQLの実行など)の実行に長時間かかる場合、このビューで公開されるデータは、操作に対して蓄積された時間のうち最大5秒分が欠落した値となることを意味します。
時間値は8バイトの整数で示されるため、折返しまでに約580,000年に相当する時間を格納できます。バックグラウンド・プロセスは、特別に統計対象に指定しないかぎり、統計値には含まれません。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
STAT_ID |
NUMBER |
時間統計の統計識別子 |
STAT_NAME |
VARCHAR2(64) |
統計名(表9-1を参照) |
VALUE |
NUMBER |
システムがこの操作に要した時間(マイクロ秒) |