プロパティ | 説明 |
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パラメータ・タイプ | 整数 |
デフォルト値 | デフォルトではオフセットはありません。 |
変更の可/不可 | ALTER SYSTEM |
値の範囲 | 0から3599、または特別な値1000000 |
基本/基本以外 | 基本以外 |
Oracle RAC | 複数のインスタンスでは必ず同じ値を使用 |
AWR_SNAPSHOT_TIME_OFFSET
には、AWRスナップショット開始時刻のオフセットを指定します。
通常、AWRスナップショットは正時(12:00、1:00、2:00など)に開始されます。このパラメータを使用すると、DBAはAWRスナップショット開始時刻のオフセットを指定できます。
これは、複数インスタンスのAWRスナップショットがすべて同時に開始されてCPUスパイクが発生することを防止するために有効なパラメータです。多数のインスタンス(Exadataが多数インストールされているなど)が存在する大規模システムでCPUスパイクが発生する場合は、このパラメータの指定が有効な可能性があります。
パラメータは秒で指定します。通常は、3600未満の値を設定します。特別な値1000000(1,000,000)を設定した場合は自動モードとなり、データベース名に基づいてオフセットが設定されます。
同一ノード上で多数のインスタンスが動作している場合は、オフセット時間を適度に分散する方法として自動モードが有効です。
注意: AWR_SNAPSHOT_TIME_OFFSET 初期化パラメータは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.3)から使用可能です。 |