プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ | ブール |
デフォルト値 | false |
変更の可/不可 | 変更不可 |
値の範囲 | true | false |
基本/基本以外 | 基本以外 |
注意: CURSOR_SPACE_FOR_TIME パラメータは非推奨です。これは、下位互換性のためにのみ残されています。 |
CURSOR_SPACE_FOR_TIME
によって、時間を節約するためにカーソルでより多くの領域を使用できるようになります。これは、共有SQL領域およびクライアントのプライベートSQL領域の両方に影響します。
Oracle Database 10g リリース2(10.2.0.2)以降、大幅に強化された同時変更機能が導入されたため、大部分のユーザーはこのパラメータを設定する必要がありません。
値:
true
共有SQL領域の位置が共有プール内に固定となります。つまり、共有SQL領域は、この領域を参照するオープン・カーソルがあるかぎり、共有プール内に存在します。各アクティブ・カーソルのSQL領域がメモリー内に存在するため、実行は高速になります。ただし、使用中の共有SQL領域は常時メモリー上に存在します。このため、このパラメータをtrue
に設定するのは、共有プールが十分大きく、すべてのオープン・カーソルを同時に保持できる場合のみにしてください。
また、このパラメータをtrue
に設定すると、実行と実行の間にカーソルごとに割り当てられたプライベートSQL領域も、カーソル実行後に破棄されることなく保持され、カーソルの割当ておよび初期化にかかる時間が節約されます。
false
新しいSQL文に対する領域を確保するため、共有SQL領域をライブラリ・キャッシュから割当て解除できます。
注意: このパラメータがtrue に設定されている場合、SERIAL_REUSE パラメータは無効となります。 |