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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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GLOBAL_TXN_PROCESSES

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 整数
デフォルト値 1
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
値の範囲 0から20
基本/基本以外 基本以外
Oracle RAC 複数インスタンスには、異なる値を指定可能。

GLOBAL_TXN_PROCESSESには、Oracle RAC環境でグローバル(XA)トランザクションをサポートするために、インスタンスごとにGTXnバックグラウンド・プロセス(GTX0, ... GTX9およびGTXa,... GTXj)の初期値を指定します。

GTXnバックグラウンド・プロセスを使用禁止にする場合は、パラメータ・ファイルでGLOBAL_TXN_PROCESSES0を設定する必要があります。このパラメータに0を設定すると、Oracle RACデータベース上でのXAのサポートが使用禁止になります。パラメータに0を設定して、Oracle RACデータベースでXAトランザクションの実行を試みた場合には、エラーORA-55712が返されます。実行時にこの設定をゼロ以外の値に変更すると、XAのサポートを使用可能にできます。

GLOBAL_TXN_PROCESSESは、大量にグローバル(XA)トランザクションを処理するシステムに便利です。Oracle Databaseでは必要に応じてプロセスの数が自動的に決定され、それらが自動チューニングされるため、このパラメータの値を指定する必要はありません。GTXnバックグラウンド・プロセスはRAC環境でのみ使用されます。


関連項目:

このパラメータおよびOracle XAの詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』を参照してください。