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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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JOB_QUEUE_PROCESSES

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 整数
デフォルト値 1000
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
値の範囲 0から1000
基本/基本以外 基本以外
Oracle RAC 複数インスタンスには、異なる値を指定可能。

JOB_QUEUE_PROCESSESには、DBMS_JOBジョブおよびOracle Scheduler(DBMS_SCHEDULER)ジョブの実行用に作成可能な、インスタンスごとのジョブ・スレーブの最大数を指定します。DBMS_JOBおよびOracle Schedulerは同じジョブ・コーディネータとジョブ・スレーブを共有し、いずれもJOB_QUEUE_PROCESSESパラメータによって制御されます。

JOB_QUEUE_PROCESSESの値を0(ゼロ)に設定すると、DBMS_JOBジョブおよびOracle Schedulerジョブはそのインスタンス上で実行されません。

JOB_QUEUE_PROCESSES1から1000の範囲の値に設定した場合は、DBMS_JOBジョブおよびOracle Schedulerジョブが実行されます。Oracle Schedulerジョブ用に作成されるジョブ・スレーブの実際の数は、使用可能なリソース、リソース・マネージャ設定、現在実行中のジョブなどの複数の要因に応じて、スケジューラにより自動チューニングされます。ただし、インスタンス上でDBMS_JOBジョブおよびOracle Schedulerジョブを実行しているジョブ・スレーブの合計数が、そのインスタンスのJOB_QUEUE_PROCESSESの値を超えることはできません。

アドバンスト・レプリケーションでは、データ・リフレッシュにOracle Schedulerが使用されます。Oracle Streamsアドバンスト・キューイングでは、メッセージ伝播にOracle Schedulerが使用されます。マテリアライズド・ビューでは、自動リフレッシュにOracle Schedulerが使用されます。JOB_QUEUE_PROCESSを0に設定することにより、これらの機能だけでなく、Oracle SchedulerまたはDBMS_JOBを使用するその他の機能がすべて無効になります。


関連項目:

  • DBMS_SCHEDULERパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。

  • マテリアライズド・ビュー管理の詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・レプリケーション』および『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。

  • メッセージ伝播の詳細は、『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • スケジューラ・ジョブ・プロセスの最大数の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。