| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 大整数 | 
| 構文 | LARGE_POOL_SIZE =integer[K | M | G] | 
| デフォルト値 | SGA_TARGETが設定されているが、LARGE_POOL_SIZEに値が指定されていない場合のデフォルト値は0 (Oracle Databaseによって内部で決定される)。LARGE_POOL_SIZEが指定されている場合は、ユーザー指定の値がメモリー・プールの最小値を示す。
 
 それ以外の場合は、 この方法で導出される値には、自動ストレージ管理ファイルに使用される要件が考慮されない。一般的なガイドラインとして、ASMを使用するデータベース・インスタンスのSGAのサイズに600KBを追加する。 | 
| 変更の可/不可 | ALTER SYSTEM | 
| 値の範囲 | 最小値: グラニュル・サイズ 最大値: オペレーティング・システム依存 | 
| 基本/基本以外 | 基本以外 | 
LARGE_POOL_SIZEには、ラージ・プールの割当てヒープのサイズをバイト単位で指定します。ラージ・プールの割当てヒープは、セッション・メモリーの共有サーバー・システム、メッセージ・バッファのパラレル実行およびディスクI/Oバッファのバックアップ・プロセスが使用しますパラレル実行は、SGA_TARGETが設定されている場合のみ、ラージ・プールからバッファを割り当てます。
| 注意:デフォルト値を導出したとき、 DISPATCHERSが構成されている場合、共有サーバーに各セッション当たり250KBが加えられます。最終導出値は、バックアップI/Oバッファのポート固有のメモリー容量が含まれます。導出されたデフォルト値の合計は、大きすぎて割当てができないか、またはパフォーマンス問題の原因になる可能性があります。この場合、LARGE_POOL_SIZEにデータベースが起動できるように十分な小さい数を設定します。 | 
このパラメータの値は、数値で指定します。オプションで数値の後にKまたはMを付けて、それぞれKBまたはMBを指定できます。KまたはMを指定しない場合、数値はバイトとして扱われます。
| 関連項目:このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』および『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください。 |