| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMAT = "format" | 
| デフォルト値 | NLS_TERRITORYから導出 | 
| 変更の可/不可 | ALTER SESSION | 
| 値の範囲 | 有効な日時書式マスク | 
NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMATには、TO_CHAR関数およびTO_TIMESTAMP_TZ関数で使用するデフォルトのタイムスタンプを定義します。このタイムスタンプは、タイム・ゾーン書式を使用します。
値は、次のように引用符で囲む必要があります。
NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMAT = 'YYYY-MM-DD HH:MI:SS.FF TZH:TZM'
NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMATの値を指定するには、その値を初期化パラメータ・ファイルに設定します。設定した値は、クライアントのクライアント環境変数として指定できます。
NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMATの値は、初期化パラメータの値を変更してからインスタンスを再起動することによって変更できます。セッション中に値を変更するには、ALTER SESSION SET文を使用します。
| 注意:この初期化パラメータ NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMATの値は、このパラメータのセッション値の初期化に使用され、SQL問合せの処理で参照される実際の値です。クライアントがOracle JDBCドライバを使用しているか、クライアントがOCIベースでNLS_LANGのクライアント設定(環境変数)が定義されている場合、この初期値はクライアント側の値でオーバーライドされます。そのため、初期化パラメータ値は、通常、無視されます。 |