| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 |
| 構文 | OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE = { 8.0.0 | 8.0.3 | 8.0.4 | 8.0.5 | 8.0.6 | 8.0.7 | 8.1.0 | 8.1.3 | 8.1.4 | 8.1.5 | 8.1.6 | 8.1.7 | 9.0.0 | 9.0.1 | 9.2.0 | 9.2.0.8 | 10.1.0 | 10.1.0.3 | 10.1.0.4 | 10.1.0.5 | 10.2.0.1 | 10.2.0.2 | 10.2.0.3 | 10.2.0.4 | 10.2.0.5 | 11.1.0.6 | 11.1.0.7 | 11.2.0.1 } |
| デフォルト値 | 11.2.0.1 |
| 変更の可/不可 | ALTER SESSION、ALTER SYSTEM |
OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEは、Oracleのリリース番号に基づいて一連のオプティマイザ機能を使用可能にするためのアンブレラ・パラメータとして機能します。
たとえば、リリース10.1のオプティマイザの動作を保ったまま、データベースをリリース10.1からリリース11.1にアップグレードする必要がある場合は、このパラメータを10.1.0に設定します。後でこのパラメータを11.1.0.6に設定し、リリース11.1までに導入された拡張を試行できます。
表1-3に、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEパラメータをリリース9.0または9.2に設定した場合に使用可能になるオプティマイザ機能を示します。
表1-4に、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEパラメータをリリース10.1または10.2に設定した場合に使用可能になるオプティマイザ機能を示します。
表1-5に、OPTIMIZER_FEATURES_ENABLEパラメータをリリース11.1に設定した場合に使用可能になるオプティマイザ機能を示します。
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関連項目: オプティマイザの詳細と次の表に示す機能については、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。 |
表1-3 Oracle9iリリースのオプティマイザ機能
| 機能 | 9.0.0 | 9.0.1 | 9.2.0 |
|---|---|---|---|
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高速全索引スキャン |
X |
X |
X |
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Bツリー索引のみを持つ表に対するビットマップ・アクセス・パスの検討 |
X |
X |
X |
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複合ビューのマージ |
X |
X |
X |
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ユーザー定義バインド変数でのピーク設定 |
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X |
X |
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索引結合 |
X |
X |
X |
表1-4 Oracle Database 10gリリースのオプティマイザ機能
| 機能 | 10.1.0 | 10.1.0.3 | 10.1.0.4 | 10.1.0.5 | 10.2.0.1 | 10.2.0.2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
高速全索引スキャン |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
|
Bツリー索引のみを持つ表に対するビットマップ・アクセス・パスの検討 |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
|
複合ビューのマージ |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
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ユーザー定義バインド変数でのピーク設定 |
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X |
X |
X |
X |
X |
|
索引結合 |
X |
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X |
X |
X |
X |
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動的サンプリング |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
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クエリー・リライト有効 |
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X |
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スキップ使用不可索引 |
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作成の一部としての自動計算索引統計情報 |
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X |
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コストベースの問合せ変換 |
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X |
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X |
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複数のMVおよび実表によるリライト許可 |
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