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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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REDO_TRANSPORT_USER

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 文字列
構文 REDO_TRANSPORT_USER = user_name
デフォルト値 デフォルト値はありません。
値の範囲 SYSDBAまたはSYSOPER権限を付与されているユーザーの名前と一致する任意の文字列
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
基本/基本以外 基本以外
Oracle RAC すべてのインスタンスに同じ値を使用する必要がある。

REDO_TRANSPORT_USERには、リモート・ログイン・パスワード・ファイルがREDO転送認証に使用される場合に使用されるパスワード・ベリファイアを所有するユーザーの名前を指定します。このユーザーはSYSDBAまたはSYSOPER権限を持っており、さらに、REDO転送セッションを開始するデータベースとそのターゲットとなるデータベースにおいて、同一のパスワードを持っている必要があります。

このパラメータの値では大文字と小文字が区別されるので、V$PWFILE_USERSビューの行のUSERNAME列の値と完全に一致する必要があります。その行のSYSDBAまたはSYSOPER列の値もTRUEである必要があります。

このパラメータが指定されていない場合、REDO転送認証に対してリモート・ログイン・パスワード・ファイルが使用されるときに、SYSユーザーのパスワード・ベリファイアが使用されます。