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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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SESSIONS

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 整数
デフォルト値 次の値が導出される: (1.5 × PROCESSES) + 22
変更の可/不可 変更不可
値の範囲 1から216 (1から65536)
基本/基本以外 基本

SESSIONSには、システムに作成できるセッションの最大数を指定します。すべてのログインにはセッションが必要なため、このパラメータにはシステムでの同時ユーザーの最大数を実際的な値で指定します。このパラメータには、同時ユーザーの推定最大値に、バックグラウンド・プロセスの数を加えて、さらに再帰セッションの約10%を加えた値を常に明示的に設定しておく必要があります。

このパラメータのデフォルト値は、最小値として使用されます。1からデフォルトまでの値はエラーにはなりませんが、それらの値は無視され、かわりにデフォルトが使用されます。

ENQUEUE_RESOURCESおよびTRANSACTIONSパラメータのデフォルト値は、SESSIONSから導出されます。そのため、SESSIONSの値を増加する場合、ENQUEUE_RESOURCESおよびTRANSACTIONSの値も調整するかどうかを考慮する必要があります。(ENQUEUE_RESOURCESは、Oracle Database 10gリリース2 (10.2)で廃止されています。)

共有サーバー環境では、PROCESSESの値をきわめて少なくできます。そのため、SESSIONSの値を1.1×接続数の合計程度に調整することをお薦めします。


関連項目:

  • メモリー構造体およびプロセスの詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。