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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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STATISTICS_LEVEL

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 文字列
構文 STATISTICS_LEVEL = {ALL | TYPICAL | BASIC}
デフォルト値 TYPICAL
変更の可/不可 ALTER SESSIONALTER SYSTEM

STATISTICS_LEVELには、データベースおよびオペレーティング・システムの統計の収集レベルを指定します。Oracle Databaseでは、自動管理に関する意思決定などの様々な目的に対して、これらの統計が収集されます。

デフォルト設定のTYPICALでは、データベースの自動管理機能で必要とされるすべての主要統計が収集され、全体的なパフォーマンスが最適化されます。このデフォルト値は、ほとんどの環境に適しています。

STATISTICS_LEVELパラメータにALLを設定すると、TYPICAL設定を使用して収集される統計よりも多くの統計がさらに収集されます。追加される統計は、時刻に関連するOS統計と計画実行統計です。

STATISTICS_LEVELパラメータをBASICに設定すると、Oracle Database機能で必要とされる、次のような多くの重要な統計が収集されません。


注意:

これらの重要な機能は使用禁止にしないでください。

STATISTICS_LEVELパラメータがALTER SYSTEMによって変更されると、すべてのアドバイザまたは統計が、STATISTICS_LEVELの新しい値に応じて動的にオンまたはオフになります。ALTER SESSIONによって変更された場合、次のアドバイザまたは統計は、ローカル・セッションでのみオンまたはオフになります。システム全体での状態は変更されません。

V$STATISTICS_LEVELビューは、STATISTICS_LEVELパラメータによって制御される統計またはアドバイザの状態に関する情報を表示します。「V$STATISTICS_LEVEL」を参照してください。