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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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ALL_MVIEWS

ALL_MVIEWSは、現行のユーザーがアクセスできるマテリアライズド・ビューをすべて示します。

関連ビュー

データ型 NULL 説明
OWNER VARCHAR2(30) NOT NULL マテリアライズド・ビューが作成されたスキーマ
MVIEW_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL マテリアライズド・ビューの名前
CONTAINER_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL マテリアライズド・ビューのデータが保持されるコンテナ名。通常は、MVIEW_NAMEと同じ。Oracle8iより前に作成されたマテリアライズド・ビューには、Oracle Databaseによって6バイトの接頭辞SNAP$_が連結される。MVIEW_NAMEが20バイト以上ある場合、19バイトまでに切り捨てられ、一意のCONTAINER_NAMEを生成するために、接尾辞として4バイトの順序番号が追加される場合がある。
QUERY LONG マテリアライズド・ビューを定義する問合せ
QUERY_LEN NUMBER(38) 定義問合せの長さ(バイト)
UPDATABLE VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューが更新可能かどうか(Y | N)
UPDATE_LOG VARCHAR2(30) 更新可能なマテリアライズド・ビューの場合、更新ログのファイル名
MASTER_ROLLBACK_SEG VARCHAR2(30) マスター・サイト用のロールバック・セグメントまたはマスター・マテリアライズド・ビュー・サイト
MASTER_LINK VARCHAR2(128) マスター・サイト用のデータベース・リンクまたはマスター・マテリアライズド・ビュー・サイト
REWRITE_ENABLED VARCHAR2(1) リライトが使用可能かどうか(Y | N)
REWRITE_CAPABILITY VARCHAR2(9) マテリアライズド・ビューがリライトできるかどうかを示す。リライトできる場合、どのルールに従うかを示す。
  • NONE- リライト禁止または防止のため、マテリアライズド・ビューをリライトに使用することはできない。

  • TEXTMATCH- マテリアライズド・ビューの定義問合せに、クエリー・リライトの使用の制限が含まれる。

  • GENERAL- マテリアライズド・ビューの定義問合せに、クエリー・リライトの使用の制限が含まれない。したがって、Oracle Databaseは、サポートされるすべてのリライト・ルールを適用できる。

REFRESH_MODE VARCHAR2(6) マテリアライズド・ビューのリフレッシュ・モード:
  • DEMAND- 適切なリフレッシュ・プロシージャがコールされた場合、このマテリアライズド・ビューはリフレッシュされる。

  • COMMIT- マテリアライズド・ビューのマスターの1つのトランザクションがコミットする場合、このマテリアライズド・ビューはリフレッシュされる。

  • NEVER- このマテリアライズド・ビューはリフレッシュされない。

REFRESH_METHOD VARCHAR2(8) マテリアライズド・ビューのリフレッシュに使用されるデフォルトのメソッド(APIを介してオーバーライド可能):
  • COMPLETE - マテリアライズド・ビューは、マスターから完全にリフレッシュされる。

  • FORCE - 可能な場合、高速リフレッシュが実行され、そうでない場合、完全リフレッシュが実行される。

  • FAST - 前回のリフレッシュ以降のマスター内の変更に対応する変更を適用する、増分リフレッシュが実行される。

  • NEVER - このマテリアライズド・ビューはリフレッシュしないことがユーザーによって指定された。

BUILD_MODE VARCHAR2(9) マテリアライズド・ビューが作成されるとき、どのように移入されたかを示す。
  • IMMEDIATE- 作成時にマスターから移入された。

  • DEFERRED- 作成時には移入されなかった。ユーザーによって、後で明示的に移入される必要がある。

  • PREBUILT- 作成時に既存表を用いて移入された。この事前作成表の内容とマテリアライズド・ビューのマスターとの関係について、Oracle Databaseは認識しない。

FAST_REFRESHABLE VARCHAR2(18) マテリアライズド・ビューが増分(高速)リフレッシュできるかどうかを示す。この値は、マテリアライズド・ビューの定義問合せに基づいて、静的に計算される。
  • NO- 複雑なため、マテリアライズド・ビューを高速リフレッシュできない。

  • DML- 高速リフレッシュは、DML操作に対してのみサポートされる。

  • DIRLOAD_DML- 高速リフレッシュは、ダイレクト・ロードおよびDML操作に対してサポートされる。

  • DIRLOAD_LIMITEDDML- 高速リフレッシュは、ダイレクト・ロードおよびDML操作のサブセットに対してサポートされる。

LAST_REFRESH_TYPE VARCHAR2(8) 最新のリフレッシュに使用されるメソッド:
  • COMPLETE- 最新のリフレッシュが完了した。

  • FAST- 最新のリフレッシュは高速(増分)だった。

  • NA- マテリアライズド・ビューは、まだリフレッシュされていない(たとえば、DEFERREDで作成された場合)。

LAST_REFRESH_DATE DATE マテリアライズド・ビューがリフレッシュされた最新の日付(まだ移入されていない場合は空白)
STALENESS VARCHAR2(19) マテリアライズド・ビューの内容とマテリアライズド・ビューのマスターの内容の関係:
  • FRESH- マテリアライズド・ビューは、マスターの現在の状態の読取り一貫性ビューとなる。

  • STALE- マスターが1つ以上変更されているため、マテリアライズド・ビューは古くなっている。マテリアライズド・ビューがSTALEになる前にFRESHだった場合、マスターの以前の状態の読取り一貫性ビューとなる。

  • NEEDS_COMPILE- マテリアライズド・ビューが依存するオブジェクトが変更されている。このマテリアライズド・ビューの妥当性チェックおよび内容の陳腐化の計算には、ALTER MATERIALIZED VIEW...COMPILE文が必要。

  • UNUSABLE- マテリアライズド・ビューは、ある時点からマスターの読取り一貫性ビューではない。

  • UNKNOWN- マテリアライズド・ビューが、ある時点からマスターの読取り一貫性ビューであるかないかをOracle Databaseは認識しない(マテリアライズド・ビューが事前作成表に作成された場合)。

  • UNDEFINED- マテリアライズド・ビューは、リモート・マスターを所有する。このようなマテリアライズド・ビューに、陳腐化の概念は定義されない。

AFTER_FAST_REFRESH VARCHAR2(19) 高速リフレッシュがこのマテリアライズド・ビューに適用された場合に発生する陳腐化の値を示す。その値は、高速リフレッシュがこのマテリアライズド・ビューに適用できない場合に使用されるNA値をSTALENESS列に加えた値と同じ。
UNKNOWN_PREBUILT VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューが事前作成ビューかどうか(Y | N)
UNKNOWN_PLSQL_FUNC VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューにPL/SQLファンクションが含まれているかどうか(Y | N)
UNKNOWN_EXTERNAL_TABLE VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューに外部表が含まれているかどうか(Y | N)
UNKNOWN_CONSIDER_FRESH VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューが最新とみなされるかどうか(Y | N)
UNKNOWN_IMPORT VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューがインポートされるかどうか(Y | N)
UNKNOWN_TRUSTED_FD VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューが、リフレッシュに信頼性がある制約を使用するかどうか(Y | N)
COMPILE_STATE VARCHAR2(19) 依存するオブジェクトについてのマテリアライズド・ビューの妥当性:
  • VALID- マテリアライズド・ビューはエラーなしで妥当性チェックされ、依存するオブジェクトは、前回の妥当性チェック以降は変更されていない。

  • NEEDS_COMPILE- マテリアライズド・ビューが依存するオブジェクトが変更されている。このマテリアライズド・ビューの妥当性チェックには、ALTER MATERIALIZED VIEW...COMPILE文が必要。

  • ERROR- マテリアライズド・ビューは、1つ以上のエラーを伴って妥当性チェックされた。

USE_NO_INDEX VARCHAR2(1) マテリアライズド・ビューの作成にUSING NO INDEX句が使用されたか(Y)、デフォルト索引が使用されたか(N)。USING NO INDEX句は、デフォルト索引の作成を抑止する。
STALE_SINCE DATE マテリアライズド・ビューが失効した時刻
NUM_PCT_TABLES NUMBER
PCT詳細表の数
NUM_FRESH_PCT_REGIONS NUMBER
最新PCTパーティション・リージョンの数
NUM_STALE_PCT_REGIONS NUMBER
失効PCTパーティション・リージョンの数


関連項目:

  • 「DBA_MVIEWS」

  • 「USER_MVIEWS」

  • レプリケーションをサポートするマテリアライズド・ビューの詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・レプリケーション』を参照してください。

  • データ・ウェアハウスをサポートするマテリアライズド・ビューの詳細は、『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。