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SQL*Plus®ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス
リリース11.2
B56314-03
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TIMING

構文

TIMI[NG] [START text | SHOW | STOP]

経過時間に関するタイミング・データの記録、現行のタイマーの名前とタイミング・データの表示、またはアクティブなタイマー数の表示を行います。

START text

タイマーが設定され、textがタイマーの名前になります。最初のタイマーを停止する前に追加のタイマーを起動することによって、複数のアクティブ・タイマーを同時に使用できます。SQL*Plusは、それぞれの新規タイマーをその前のタイマーにネストします。最後に起動したタイマーが現行のタイマーになります。

SHOW

現行のタイマー名およびタイミング・データが表示されます。

STOP

現行のタイマー名および計時データが表示されてから、そのタイマーが削除されます。他にアクティブになっているタイマーがあれば、削除されたタイマーの次に起動されたタイマーが現行のタイマーになります。

アクティブ・タイマーの数を表示するには、句を指定しないでTIMINGのみを入力します。TIMINGについては、SET AUTOTRACEも参照してください。

使用方法

このデータを使用して、特定の期間中に実行されるコマンドまたはブロックに関するパフォーマンスを分析できます。

各SQLコマンドまたはPL/SQLブロックを実行した後、自動的にTIMINGのデータを表示する場合の詳細は、SET TIMINGコマンドを参照してください。

すべてのタイマーを削除するには、CLEAR TIMINGコマンドを使用します。

SQL_TIMERという名前のタイマーを作成するには、次のように入力します。

TIMING START SQL_TIMER

現行のタイマーのタイトルおよび累積時間を表示するには、次のように入力します。

TIMING SHOW

現行のタイマーのタイトルおよび累積時間を表示して、そのタイマーを削除するには、次のように入力します。

TIMING STOP