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Oracle® Databaseエラー・メッセージ
11gリリース2 (11.2)
B56318-04
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109 PCC-00001からPCC-01515

PCC-00001: ファイルstringをオープンできません。
原因: プリコンパイラは内部的に使用するための一時ファイルをオープンできませんでした。ディスク領域が不足しているか、オープンするファイルが多すぎるか、または出力ディレクトリは読込み専用に保護されている可能性があります。
処置: 十分なディスク領域があり、オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていること(システム管理者に問い合せてください)、ディレクトリ保護がオープン・ファイルへの書込みを許可していることを確認してください。
PCC-00002: 構文が無効です(列number, 行number, ファイルstring)。
原因: EXEC文に構文エラーがあるか、または文が正しく終了していません。
処置: EXEC文の構文を修正してください。入力ファイルの最後でエラーが発生した場合は、最後のEXEC文が正しく終了していることを確認してください。
PCC-00003: SQL識別子が無効です(列number, 行number, ファイルstring)。
原因: 条件付きプリコンパイル文(EXEC ORACLE IFDEFなど)内の記号に誤りがあります。または、SQLの記述子、文またはカーソルの名前に誤りがあるか、あるいは正しく宣言されていません。
処置: 文の構文および識別子の綴りを調べて、予約語を使用していないことを確認してください。必要に応じて、エラーのある行の前の変数宣言またはDECLARE文に記述子を定義してください。
PCC-00004: 対応していないIF/ELSE/ENDIFブロックがあります(行number, ファイルstring)。
原因: EXEC ORACLE IFDEF文と一致しないEXEC ORACLE ELSE文またはEXEC ORACLE ENDIF文があります。
処置: 欠落しているEXEC ORACLE IFDEF文を追加するか、EXEC ORACLE ELSEまたはEXEC ORACLE ENDIF文を削除または移動してください。
PCC-00005: サポートされていないデータ型があります(行number, ファイルstring)。
原因: 宣言部で定義したホスト変数がサポートしていないデータ型であるか、またはサポートされている範囲外の位取りまたは精度です。
処置: サポートされているデータ型を使用して、ホスト変数を再定義してください。数値変数の位取りおよび精度が受入れ可能な範囲内であることを確認してください。
PCC-00007: WHENEVER条件が無効です(列number, 行number, ファイルstring)。
原因: SQLERROR、SQLWARNINGまたはNOT FOUND以外の状態をEXEC SQL WHENEVER文で指定したか、あるいはこれらのいずれかの綴りが誤っています。
処置: WHENEVER条件の綴りを修正するか、またはホスト言語のIF文を使用して特殊な条件をテストしてください。
PCC-00008: WHENEVERアクションが無効です(列number, 行number, ファイルstring)。
原因: 次のいずれかの原因が考えられます。

o CONTINUE、DO、GOTOまたはSTOP以外のアクションをEXEC SQL WHENEVER文で指定した。

o 指定したアクションの1つに綴りの誤りがある。

o ホスト言語がこのアクションを許可していない(Pro*PascalプログラムではSTOPは無効)。

o GOTOラベルが誤っている。

処置: 指定されたWHENEVERアクションがホスト言語で許可されているかどうかを確認してください。必要に応じて、WHENEVERアクションの綴りを修正するか、またはGOTOラベルを修正してください。
PCC-00009: ホスト変数が無効です(列number, 行number, ファイルstring)。
原因: EXEC SQL文で使用されているホスト変数が、宣言部で宣言されていないか、サポートされていないデータ型です。
処置: サポートされているデータ型を指定していることを確認し、ホスト変数を宣言部で宣言してください。
PCC-00010: 文の位置が正しくありません(行number, ファイルstring)。
原因: EXEC文がホスト・プログラム内の正しい位置にありません。たとえば、宣言部にDML文がある場合などです。Pro*COBOLプログラムの場合は、宣言部がWORKING-STORAGEまたはLINKAGE SECTION外にある可能性があります。
処置: この文を削除するか、または位置を変更してください。
PCC-00011: すでにdeclare section内です(行number, ファイルstring)。
原因: 宣言部でBEGIN DECLARE SECTION文が見つかりました。
処置: 不要なBEGIN DECLARE SECTION文を削除してください。
PCC-00012: declare section内ではありません(行number, ファイルstring)。
原因: BEGIN DECLARE SECTION文と一致しないEND DECLARE SECTION文が見つかりました。BEGIN_DECLARE_SECTION文が欠落しているか、綴りが誤っているか、または不要なEND DECLARE SECTION文があるかのいずれかです。
処置: BEGIN DECLARE SECTION文を追加または修正するか、不要なEND DECLARE SECTION文を削除してください。
PCC-00013: includeファイル"string"をオープンできません(行number, ファイルstring)。
原因: プリコンパイラはINCLUDE文で指定された入力ファイルをオープンできませんでした。次のような原因が考えられます。

o ファイル名のつづりが誤っている。

o 指定したファイルが存在しない。

o 指定したファイルへの検索パスが誤っている。

o ファイルのアクセス権限が不十分である。

o ディスク領域が不十分である。

o オープンしているファイルが多すぎる。

処置: ファイルが存在すること、ファイルに対する検索パスが正しいこと、ファイルに対する十分なアクセス権限が付与されていること、ファイルが他のユーザーによってロックされていないことを確認してください。また、十分なディスク領域があり、オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていることも確認してください(システム管理者に問い合せてください)。
PCC-00014: SQL識別子"string"が宣言されていません(行number, ファイルstring)。
原因: 記述子、文またはカーソルの名前が宣言されていないか、またはその綴りが誤っています。
処置: 記述子、文またはカーソルの宣言を追加するか、修正してください。
PCC-00015: 不明なホスト言語構文は無視されました(行number, ファイルstring)。
原因: 宣言部でホスト変数を定義するために使用しているホスト言語の構文に誤りがあります。
処置: 構文および綴りを調べ、宣言を修正してください。
PCC-00016: カーソルをオープンできません(行number, ファイルstring)。
原因: SQL文の構文が誤っています。プリコンパイラはホスト変数を想定しますが、それ以外のものがあります。
処置: 構文および綴りを調べて、SQL文を修正してください。
PCC-00017: 文を解析できません(行number, ファイルstring)。
原因: 配列の宣言に構文エラーがあります。プリコンパイラは右大カッコ(])を想定していますが、それ以外のものがあります。
処置: 構文を調べて、配列宣言を修正してください。
PCC-00018: "string"が必要ですが、"string"が見つかりました(行number, ファイルstring)。
原因: SQL文の構文が誤っています。プリコンパイラは予想外の不適切なトークンを見つけました。
処置: 構文および綴りを調べて、SQL文を修正してください。
PCC-00019: バインド変数を取得できません(行number, ファイルstring)。
原因: プリコンパイラは、SQL文内で使用している入力ホスト変数(バインド変数)に関する情報を見つけられませんでした。
処置: 入力ホスト変数が宣言部で宣言され、SQL文で正しく使用されていることを確認してください。
PCC-00020: 定義変数を取得できません(行number, ファイルstring)。
原因: プリコンパイラはSQL文内で使用している出力ホスト変数(定義変数)に関する情報を見つけられませんでした。
処置: 出力ホスト変数が宣言部で宣言され、SQL文で正しく使用されていることを確認してください。
PCC-00021: Oracleエラーが発生しました: string
原因: Oracleエラーが発生しました。
処置: 表示されたメッセージは、このマニュアルのORAメッセージの章を参照してください。
PCC-00022: 領域が不足しています。numberバイトを割当てできません。
原因: プリコンパイラ・プロセスがメモリーを使い果しました。
処置: このプロセスに、より多くのメモリーを割り当ててください。その後、再実行してください。
PCC-00023: Oracleからログオフできません
原因: ORACLEが停止されたため、プリコンパイラがログオフしようとしている間に発生したOracleの接続エラーです。
処置: ORACLEが使用可能であることを確認してください。その後、再実行してください。
PCC-00024: インジケータ変数"string"の型または長さが正しくありません(行number, ファイルstring)。
原因: インジケータ変数を宣言部で2バイトの整数として宣言していません。インジケータ変数は、2バイトの整数として定義する必要があります。
処置: インジケータ変数を2バイトの整数として再定義してください。
PCC-00025: インジケータ変数"string"は宣言されていません(行number, ファイルstring)。
原因: SQL文で使用しているインジケータ変数が宣言部で宣言されていないか、または綴りが誤っています。
処置: インジケータ変数の宣言を追加するか、または修正してください。
PCC-00026: ホスト変数"string"は無効です(行number, ファイルstring)。
原因: SQL文で使用しているホスト変数が正しく宣言されていません。次のような原因が考えられます。

o 宣言部で宣言されていない。

o そのデータ型がサポートされていない。

o 名前の綴りが誤っている。

o COBOLグループの項目になっている。Pro*COBOLの場合、SQL文で許可されているのは基本項目のみ。

処置: ホスト変数の宣言を追加または修正してください。
PCC-00027: SQL識別子"string"が重複して宣言されています(行number, ファイルstring)。
原因: SQL記述子、文またはカーソルの名前が再宣言されました(2回宣言されました)。
処置: この識別子の綴りを調べ、必要に応じて不要な宣言を削除してください。
PCC-00028: オプション"string"は正しいEXEC ORACLEオプションではありません。
原因: プリコンパイラ・オプションをEXEC ORACLE文内にインラインで指定しました。オプションの中にはコマンドラインのみから指定できるものもあります。たとえば、INAMEはインラインでは指定できません。
処置: EXEC ORACLE文ではなく、コマンドラインにプリコンパイラ・オプションを再指定してください。プリコンパイラ・オプションをオンラインで参照するには、オペレーティング・システムのプロンプトで(オプションを指定せずに)プリコンパイラ・コマンドを入力してください。
PCC-00029: オプション"string"があいまいです。
原因: プリコンパイラ・オプションの名前をあいまいな短縮形で指定しました。たとえば、MAX=は、MAXLITERALとMAXOPENCURSORSの両方に解釈できます。
処置: 完全なオプション名または明確な略称を再指定してください。プリコンパイラ・オプションをオンラインで参照するには、オペレーティング・システムのプロンプトで(オプションを指定せずに)プリコンパイラ・コマンドを入力してください。
PCC-00031: オプション"string"に無効な値が指定されています。
原因: 値の綴りが誤っている(たとえば、LTYPE=HORT)か、または値が範囲外である(たとえば、PAGELEN=-55)ために、プリコンパイラ・オプションに無効な値が指定されています。
処置: 綴りが正しいかどうか、および値が有効な範囲内であるかを確認してください。
PCC-00032: オプション"string"が無効です。
原因: プリコンパイラが無効なプリコンパイラ・オプション名を見つけました。次のような原因が考えられます。

o オプション名の綴りが誤っている。

o 指定したオプションが存在しない。

o オプション名と値の間の等号(=)が欠落しているか、等号の前後に空白が入っている。

処置: オプションが存在すること、また、オプション名の綴りが正しいことを確認してください。プリコンパイラ・オプションをオンラインで参照するには、オペレーティング・システムのプロンプトで(オプションを指定せずに)プリコンパイラ・コマンドを入力してください。オプション名と値の間に等号があることを確認してください。
PCC-00033: オプション"string"にオペランドがありません。
原因: プリコンパイラ・オプションに値が指定されていません。または、値が欠落しているか、等号の前後に空白があります(LTYPE =SHORTなど)。
処置: 各オプションに値が指定され、等号の前後に空白がないことを確認してください。
PCC-00036: 入力ファイル名が指定されていません。
原因: コマンドラインで入力ファイルを指定しませんでした。
処置: INAMEコマンドライン・オプションを使用して入力ファイルを指定してください。
PCC-00037: "string"でOracleにログオンできません。Oracleエラー番号: number
原因: プリコンパイラは指定されたユーザー名およびパスワードでORACLEへログオンできませんでした。ログオンしようとしたときに、表示された番号のOracleエラーが発生しました。
処置: 表示されたメッセージは、このマニュアルのORAメッセージの章を参照してください。
PCC-00038: カーソルをオープンできません。
原因: 通常、これは出力されない内部エラー・メッセージです。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。アプリケーションで、SQL文の構文チェックまたは意味チェックが不要で、PL/SQLを使用しない場合は、コマンドラインにSQLCHECK=NONEを指定してください。
PCC-00039: 入力ファイル"string"をオープンできません。
原因: プリコンパイラはINAMEプリコンパイラ・オプションで指定された入力ファイルをオープンできませんでした。次のような原因が考えられます。

o ファイル名のつづりが誤っている。

o 指定したファイルが存在しない。

o 指定したファイルへの検索パスが誤っている。

o ファイルのアクセス権限が不十分である。

o 別のユーザーがそのファイルをロックしている。

o ディスク領域が不十分である。

o オープンしているファイルが多すぎる。

処置: ファイルが存在すること、ファイルに対する検索パスが正しいこと、ファイルに対する十分なアクセス権限が付与されていること、ファイルが他のユーザーによってロックされていないことを確認してください。また、十分なディスク領域があり、オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていることも確認してください(システム管理者に問い合せてください)。
PCC-00040: リスト・ファイル"string"をオープンできません。
原因: プリコンパイラはLNAMEプリコンパイラ・オプションで指定されたリスト・ファイルをオープンできませんでした。次のような原因が考えられます。

o ファイル名のつづりが誤っている。

o 指定したファイルが存在しない。

o 指定したファイルへの検索パスが誤っている。

o ファイルのアクセス権限が不十分である。

o 別のユーザーがそのファイルをロックしている。

o ディスク領域が不十分である。

o オープンしているファイルが多すぎる。

処置: ファイルが存在すること、ファイルに対する検索パスが正しいこと、ファイルに対する十分なアクセス権限が付与されていること、ファイルが他のユーザーによってロックされていないことを確認してください。また、十分なディスク領域があり、オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていることも確認してください(システム管理者に問い合せてください)。リスト・ファイルが必要ない場合は、コマンドラインにLTYPE=NONEを指定してください。
PCC-00041: 出力ファイル"string"をオープンできません。
原因: プリコンパイラはONAMEプリコンパイラ・オプションで指定されたリスト・ファイルをオープンできませんでした。次のような原因が考えられます。

o ファイル名のつづりが誤っている。

o 指定したファイルが存在しない。

o 指定したファイルへの検索パスが誤っている。

o ファイルのアクセス権限が不十分である。

o 別のユーザーがそのファイルをロックしている。

o ディスク領域が不十分である。

o オープンしているファイルが多すぎる。

処置: ファイルが存在すること、ファイルに対する検索パスが正しいこと、ファイルに対する十分なアクセス権限が付与されていること、ファイルが他のユーザーによってロックされていないことを確認してください。また、十分なディスク領域があり、オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていることも確認してください(システム管理者に問い合せてください)。
PCC-00042: MODE=ANSIとWHENEVER SQLWARNINGが指定されている場合はEXEC SQL INCLUDE SQLCAを実行する必要があります。
原因: MODE={ANSI | ANSI14}の場合に、SQLCAを宣言せずにWHENEVER SQLWARNING文を使用しようとしました。MODE={ANSI | ANSI14}の場合は、SQLCAの宣言は任意ですが、WHENEVER SQLWARNING文を使用するには、SQLCAを宣言する必要があります。
処置: プログラムからWHENEVER SQLWARNING文をすべて削除するか、SQLCAを静的に宣言するか、INCLUDE文でプログラムにコピーしてください。
PCC-00044: INTO/USING句の配列サイズが不適切です。最小値: string(number:number)
原因: INTO/USING句内の配列変数のサイズが処理された行数に対して小さすぎます。
処置: 表示された最小サイズ以上を持つように、INTO/USING句内のすべての配列変数を宣言してください。
PCC-00045: 不適当なstring句があります(行number, ファイルstring)。無視されました。
原因: EXEC SQL文の最後に位置が誤っている句(たとえば、SELECT文の最後にあるAT句)があります。
処置: この文の構文を調べ、位置が誤っている場合はその句の位置を変え、句に誤りがある場合はそれを修正してください。
PCC-00047: 行number、ファイルstringの付近から始まるコメントまたは文字定数が未終了です。
原因: 文字定数で終端引用符が欠落しているか、またはコメントで終了デリミタが欠落しています。
処置: すべてのコメントが区切られており、すべての文字定数が引用符で囲まれていることを確認してください。
PCC-00050: プログラム単位終了行numberに記述子を生成できません。ファイルstring
原因: プリコンパイラはコンパイル単位の記述子を生成できませんでした。このエラーは、次のいずれかが原因で発生することがあります。

o 存在しない、または正しく実装されていない宣言部

o ソース・ファイルの先頭付近、またはEND DECLARE SECTION文の直前にある検出されなかった構文エラー

処置: 宣言部が正しく実装されていることを確認してください。次に、コンパイル単位の先頭およびEND DECLARE SECTION文の前で構文エラーを確認し、適切に修正してください。
PCC-00051: VARCHARstringのサイズが65533を超えています(行number, ファイルstring)。
原因: 宣言されたVARCHARホスト変数のサイズが、プリコンパイラの制限である65533バイトを超えています。
処置: それぞれのVARCHAR変数のサイズが65533バイトを超えていないか、宣言部を確認してください。
PCC-00053: FOR変数列stringのデータ型が無効です(行number, ファイルstring)。
原因: FOR句内のカウント変数のデータ型に誤りがあります。このデータ型はNUMBER型またはLONG型(あるいはNUMBER型またはLONG型と互換性のあるデータ型)である必要があります。
処置: 宣言を調べて、カウント変数のデータ型がNUMBERまたはLONG(あるいは、互換性のあるOracleまたはホスト言語のデータ型)であることを確認してください。
PCC-00054: 文の終わりが必要です(列number, 行number, ファイルstring)。
原因: プリコンパイラはEXEC文の最後に文の終了記号を想定していますが、それ以外のものがありました。このエラーは、ソース・コードにタブが埋め込まれていた場合に発生することがあります(プリコンパイラには、1つのタブがいくつの空白を表しているかを認識する方法がないため)。
処置: ソース・コードにタブが埋め込まれている場合は、タブを空白で置き換えてください。また、文の構文を調べ、EXEC文に文の終了記号があることを確認してください。各埋込みCREATE {FUNCTION | PROCEDURE | PACKAGE}文および埋込みPL/SQLブロックでは、文の終了記号がEND-EXECであることを確認してください。
PCC-00055: 配列:"string"はバインド変数として無効です(行number, ファイルstring)。
原因: ホスト配列をSELECT文のWHERE句内でバインド(入力)変数として使用しています。これは許可されていません。
処置: ホスト配列を削除するか、またはホスト配列を単純なホスト変数で置き換えてください。
PCC-00056: FOR句はSELECT文中で使用できません(行number, ファイルstring)。
原因: FOR句がSELECT文で使用されました。これは、SELECTの実行で最後のループから戻されたデータが、前のループで戻されたデータを上書きするため、許可されません。
処置: SELECT文からFOR句を削除して、ホスト言語構造を使用し、繰り返しSELECT文を実行してください。
PCC-00060: CURSORとSTATEMENTの両方にAT句があります(行number, ファイルstring)。
原因: 2つのAT句が同じSQL文に属しており、一方はDECLARE STATEMENT文に、もう一方はDECLARE CURSOR文にあります。AT句は、DECLARE STATEMENTまたはDECLARE CURSORのいずれかに指定できますが、この両方に指定することはできません。
処置: いずれかの文からAT句を削除してください。
PCC-00061: 行number、列numberでエラーが発生しました。PLS-number: string
原因: 埋込みSQL文またはPL/SQLブロックで、プリコンパイラがエラーを検出しました。
処置: 表示されたPL/SQLエラー・メッセージを参照して、SQL文または埋込みPL/SQLブロックを修正してください。
PCC-00062: 埋込みPL/SQLでSQLCHECK=SEMANTICS(FULL)が指定されていません。
原因: SQLCHECK=SYNTAXまたはSQLCHECK=NONEのときに、プリコンパイラがPL/SQLブロックを解析しようとしました。SQLCHECK=SEMANTICSを指定している場合にのみ、PL/SQLブロックを解析できます。
処置: PL/SQLブロックを削除するか、またはSQLCHECK=SEMANTICSを指定してください。
PCC-00063: eofstringが文終了子の前で検出されました(行number!)。
原因: PL/SQLブロックの解析中に、プリコンパイラがファイルの終わりを検出しました。
処置: PL/SQLブロックに適切な文の終了記号(;)またはブロックの終わりを示す文(END;)を追加してください。
PCC-00064: 複数のホスト変数が同一のインジケータ変数に対応しています。
原因: EXEC SQL文内のホスト変数の複数の状態変化が、異なるインジケータ変数に対応付けられています。これは許可されていません。
処置: ホスト変数の各状態変化が同一のインジケータ変数に対応付けられるように、インジケータ変数の名前を変更してください。
PCC-00065: Useridが指定されていません。
原因: SQLCHECK=SEMANTICSオプションが指定されましたが、コマンドラインでUSERIDオプションが指定されていません。
処置: USERID=ユーザー名/パスワードを指定するか、プロンプトが表示された場合はユーザー名およびパスワードを入力してください。またはSQLCHECK={SYNTAX | NONE}を指定してください。
PCC-00066: ユーザーIDはSQLCHECK = FULLのときのみ使用。ユーザーIDは無視されます。
原因: SQLCHECK={SYNTAX | NONE}のときに、USERIDオプションが指定されました。これは不要です。
処置: USERIDオプションは、SQLCHECK=SEMANTICSの場合にのみ指定してください。
PCC-00067: IRECLENの値を超えました(行number、ファイルstring)。
原因: 入力ファイルの読込み中に、プリコンパイラがIRECLENより長い行を検出しました。
処置: この入力行を短くするか、またはコマンドラインでより長いIRECLENを指定してください。
PCC-00068: ホスト変数名とインジケータ変数名が一致してはいけません。
原因: 1つのEXEC SQL文内で、インジケータ変数の名前がホスト変数の名前と同一です。ホスト変数の名前とそれに対応付けたインジケータ変数の名前は異なっている必要があります。また、インジケータ変数はホスト変数としては使用できません。
処置: ホストまたはインジケータ変数の名前を変更してください。
PCC-00069: ホスト変数"string"のデータ型はサポートされていません(行number, ファイルstring)。
原因: ホスト変数のデータ型がサポートされていません。サポートされているデータ型については、言語固有の『Pro*C/C++ Precompilerプログラマーズ・ガイド』を参照してください。
処置: サポートされているデータ型を指定して宣言部でホスト変数を再定義します。
PCC-00070: SQL文: stringで、構文または指数値が無効です。
原因: プリコンパイラが、科学表記法で指定した数値を解析中に構文エラーを見つけました。プリコンパイラは指数インジケータ(E)の後に符号付きの整数を想定していますが、別のものが見つかりました。
処置: 数値を正しく再フォーマットしてください。
PCC-00071: メッセージ・ファイルをオープンできません。
原因: プリコンパイラは、プリコンパイラによって発行されるメッセージが含まれているメッセージ・ファイルをオープンできませんでした。これは、オープンしているファイルが多すぎるか、またはプリコンパイラのインストールに問題がある場合に発生する可能性があります。
処置: オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていることを確認してください(システム管理者に問い合せてください)。または、カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-00072: 入力ファイル名の長さが最大長を超えています。
原因: 指定したファイル名が最大長を超えています。一部のオペレーティング・システムでは、ファイル名の最大長に制限があります。
処置: 各プラットフォームでファイル名に使用できる長さ以下のファイル名を使用してください。
PCC-00073: カーソルが宣言されましたがオープンされませんでした(行number, ファイルstring)。
原因: カーソルが宣言されましたが、OPEN文で参照されませんでした。これは情報メッセージです。
処置: カーソル宣言を削除するか、カーソルのOPEN文をコーディングしてください。
PCC-00075: インジケータ変数の前に ":"が必要です。
原因: インジケータ変数の前に必要なコロンがありません。
処置: 問合せのインジケータ変数の前にコロンを付けてください。
PCC-00076: DISPLAYタイプはSIGN LEADING SEPARATEである必要があります。
原因: このメッセージは、Pro*COBOLによってのみ発行されます。DISPLAY SIGN LEADING SEPARATEは、Pro*COBOLでサポートする唯一のDISPLAYタイプです。
処置: 変数宣言の綴りを確認してください。必要に応じて、サポートされていないDISPLAYタイプへの参照を削除してください。
PCC-00077: WHENEVER文の数値ラベルのコロンは無効です(ANSI)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、数値WHENEVER...GOTOラベルの前にコロンが付いています。たとえば、コードは次のようになっている可能性があります。EXEC SQL WHENEVER SQLERROR GOTO :99; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合、英数字(数字ではない)のWHENEVER ...GOTOラベルの前にはコロンを付けてください。
PCC-00078: FIPS警告: SQL識別子が無効です(ANSI)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、ホスト変数に次のいずれかの名前が指定されました。

o 18文字より長い名前

o 英文字以外で始まる名前

o アンダースコアが連続するまたは最後にアンダースコアがある名前。次のPro*Cの例では、ホスト変数名が19文字のため準拠していません。EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION; int department_location: -- not ANSI/ISO compliant EXEC SQL END DECLARE SECTION; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。

処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、ホスト変数名は18文字以下の長さで英文字で始まり、連続したアンダースコアや末尾のアンダースコアを含まないように変更してください。
PCC-00079: WHENEVER文のラベルにはコロンが必要です(ANSI)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、英数字WHENEVER ... GOTOラベルの前にコロンが付けられていません。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SSQL WHENEVER NOT FOUND GOTO no_more; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合、英数字(数字ではない)のWHENEVER ...GOTOラベルの前にはコロンを付けてください。
PCC-00080: TYPE識別子はすでにTYPEdされています。
原因: EXEC SQL TYPE文でTYPE設定されている識別子は、前のEXEC SQL TYPE文ですでに宣言されています。指定された識別子は、1つのEXEC SQL TYPE文のみに宣言できます。
処置: 識別子の綴りを確認してください。各EXEC SQL TYPE文で異なる識別子を使用するか、EXEC SQL TYPE文のいずれか1つを削除してください。
PCC-00081: このデータ型での位取り(Scale)指定は無効です。
原因: EXEC SQL VARまたはEXEC SQL TYPE文で参照されるOracle外部データ型には、位取り指定は認められません。
処置: 精度の指定を確認し、位取り指定を削除してください。
PCC-00082: 長さと位取り(Scale)指定では整数を使用します。
原因: 長さまたは位取りの指定に、浮動小数点数または数字以外が使用されました。整数のみを使用できます。
処置: 長さまたは位取りの指定(あるいはその両方)を修正または削除してください。
PCC-00083: CREATE文でのバインドと変数宣言は無効です。
原因: ホスト変数はCREATE文では使用できません。CREATE文の作成が実行時まで認識できない場合は、このCREATE文の実行に動的SQL文を使用する必要があります。プログラムは実行時にCREATE文を受け入れるかまたは作成し、ホスト文字列に格納して実行します。
処置: CREATE文を修正するか、または削除してください。
PCC-00085: ファイルstringへの書き込み中にエラーが発生しました。
原因: プリコンパイラが、指定された出力ファイルに書き込めませんでした。次のような原因が考えられます。

o ファイルのアクセス権限が不十分である。

o 別のユーザーがそのファイルをロックしている。

o ディスク領域が不十分である。

o オープンしているファイルが多すぎる。

処置: ファイルに対する十分なアクセス権限が付与されているかどうか、そのファイルを他のユーザーがロックしていないかどうか調べてください。また、十分なディスク領域があり、オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていることも確認してください(システム管理者に問い合せてください)。
PCC-00086: ソース・ファイルstringの長さがゼロです。
原因: コマンドラインで指定したソース・ファイルにはコードがありません。したがって、プリコンパイラは何も処理できません。
処置: 埋込みSQL文を含む有効なソース・ファイルを指定してください。
PCC-00087: EXEC SQL TYPE文は、現ホスト言語で使用できません。
原因: ユーザー定義のデータ型の同値化をサポートしていないホスト言語でEXEC SQL TYPE文を使用しました。この機能は、Pro*CとPro*Pascalでのみ使用可能です。
処置: 無効なEXEC SQL TYPE文を削除してください。
PCC-00088: ユーザー定義データ型の識別子を使用してください。
原因: EXEC SQL TYPE文のユーザー定義データ型名が欠落しているか、綴りが誤っているか、予約語であるか、ホスト言語の有効な識別子でないか、またはその言語のベース・データ型と矛盾します。
処置: ユーザー定義データ型名の綴りを確認してください。必要に応じて、有効なユーザー定義データ型を宣言してください。ユーザー定義データ型の同値化は、Pro*CとPro*Pascalでのみ使用可能です。
PCC-00089: ORACLE TYPE指定が無効です。
原因: EXEC SQL TYPEまたはEXE SQL VAR文においてOracle外部データ型名が欠落しているか、綴りが誤っています。
処置: 外部データ型名の綴りを確認してください。必要に応じて、欠落しているデータ型名を指定してください。
PCC-00090: DECIMALデータ型で精度/位取り指定が必要です。
原因: EXEC SQL TYPE文またはEXEC SQL VAR文で、Oracle外部データ型DECIMALに対して精度および位取り(またはそのいずれか)の指定が省略されました。
処置: EXEC SQL TYPEまたはEXEC SQL VAR文に、精度および位取り(またはそのいずれか)の指定を追加してください。
PCC-00091: このORACLEデータ型では、TYPE文に書式指定が必要です。
原因: EXEC SQL TYPE文またはEXEC SQL VAR文のOracle外部データ型に対して、長さ、精度および位取り(またはそのいずれか)の指定が省略されました。
処置: EXEC SQL TYPEまたはEXEC SQL VAR文に、外部データ型の長さ、精度および位取り(またはそのいずれか)の指定を追加してください。
PCC-00092: 長さ/位取りは、指定されたデータ型には無効です。
原因: EXEC SQL TYPE文またはEXEC SQL VAR文のOracle外部データ型に対して、無効な長さまたは位取りが指定されました。
処置: 外部データ型に適応できるだけの十分な長さが指定されていることを確認してください。位取りを指定する場合は、-84から99の範囲内にあることを確認してください。
PCC-00093: オプションが無効なため無視しました。
原因: プリコンパイラは、以前のバージョンまたは異なるホスト言語において(現在のバージョンまたはホスト言語ではなく)、使用可能なオプションを検出しました。
処置: そのオプション指定を削除してください。
PCC-00094: char[n]データ型では、配列のサイズは2以上である必要があります。
原因: MODE={ANSI | ANSI14}のときに、char[n]ホスト変数に対して2文字未満の長さが指定されたか、char単純変数が指定されました。MODE={ANSI | ANSI14}のとき、その長さは2文字以上である必要があります。このメッセージは、Pro*Cプリコンパイラによってのみ出力されます。
処置: 2文字以上の長さが指定されるように、宣言を修正してください。
PCC-00095: PROGRAMまたはSUBROUTINE, FUNCTION, BULOCK DATA文が欠落しています。
原因: FORTRANソース・ファイルには1つ以上のPROGRAM、SUBROUTINE、FUNCTIONまたはBLOCK DATA文が必要です。それらは、プリコンパイラがルーチンまたはコンパイル単位の始まりを検出するために使用します。
処置: ソース・ファイルにこれらの文のいずれかを追加します。
PCC-00096: MODE=ANSI14では配列のFETCHは認められません。
原因: MODE=ANSI14のときに、配列をSELECTまたはFETCHしようとしました。MODE=ANSI14のときは、配列を操作できません。
処置: MODE=ANSI14を指定する場合は、配列インタフェースを使用せずに、ホスト言語のループにSELECTまたはFETCH文を指定してください。
PCC-00097: COBOLとPL/IでのみDECIMAL、DISPLAY型を使用できます。
原因: Pro*COBOLまたはPRO*PL/I以外のOracleプリコンパイラで、EXEC SQL VAR文またはEXEC SQL TYPE文でDECIMALおよびDISPLAY外部データ型が使用されました。これらの外部データ型は、Pro*COBOLおよびPRO*PL/Iでのみ使用できます。
処置: EXEC SQL TYPE文またはEXEC SQL VAR文から、DECIMALまたはDISPLAY外部データ型への参照を削除してください。
PCC-00098: 現コンテキストでの位取り(Scale)指定は無効です。
原因: Pro*C、Pro*FORTRANまたはPro*Pascalなどのプログラムの場合、現行の文脈ではEXEC SQL TYPE文またはEXEC SQL VAR文に位取りを指定できません。
処置: EXEC SQL TYPEまたはEXEC SQL VAR文から、位取り指定を削除してください。
PCC-00099: 長さの指定はROWIDまたはDATE、MLSLABEL型では使用できません。
原因: EXEC SQL TYPE文またはEXEC SQL VAR文に、ROWID、DATEまたはMLSLABEL外部データ型の長さが指定されました。これらの文は固定長の型であるため、指定する必要はありません。
処置: EXEC SQL TYPEまたはEXEC SQL VAR文から、長さの指定を削除してください。
PCC-00100: 非整数ラベルは無効です(ANSI)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、整数でないWHENEVER...GOTOラベルがPro*Pascalプログラム内にありました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL WHENEVER NOT FOUND GOTO quit; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、整数のHENEVER... GOTOラベルのみをPro*Pascalプログラムで使用してください。
PCC-00101: 小文字'e'は浮動小数点指定として正しくありません(ANSI)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、科学表記法で小文字のeが使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。maxnum = 10e38; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合、科学表記法には大文字の「E」を使用してください。
PCC-00102: FOR UPDATEはORACLEの拡張機能です。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、カーソル宣言でFOR UPDATE OF句が使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL DECLARE emp_cursor CURSOR FOR SELECT ENAME, SAL FROM EMP WHERE DEPTNO = :dept_number FOR UPDATE OF SAL; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合、FOR UPDATE OF句を使用しないでください。
PCC-00103: AT句は、Oracle拡張機能の1つです。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、SQL文でAT <db_name>句が使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL AT oracle3 COMMIT RELEASE; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、AT <db_name>句を使用しないでください。
PCC-00104: FOR句は、Oracle拡張機能の1つです。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、FOR句が配列処理のSQL文で使用されていました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL FOR :limit INSERT INTO EMP (EMPNO, JOB, DEPTNO) VALUES (:emp_number, :job_title, :dept_number); この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、FOR句を使用しないでください。
PCC-00105: ここにはキーワードWORKが必要です(ANSI)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、キーワードWORKがCOMMITまたはROLLBACK文で使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL COMMIT WORK RELEASE; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、キーワードWORKを使用しないでください。
PCC-00106: RELEASEはCOMMITやROLLBACK文に対するORACLEの拡張機能です。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、パラメータRELEASEがCOMMITまたはROLLBACK文で使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL ROLLBACK RELEASE; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合、パラメータRELEASEを使用しないでください。
PCC-00107: CONNECT文は、Oracle依存処理系です。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、OracleへのログオンにCONNECT文が使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL CONNECT :username IDENTIFIED BY :password; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、CONNECT文を使用せずにAUTO_CONNECTコマンドライン・オプションを指定してください。
PCC-00108: この文はANSIではサポートされません。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、PREPAREなどの非準拠SQL文が使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL PREPARE sql_statement FROM :sql_string; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、非準拠文を使用しないでください。
PCC-00109: 動的SQLとPL/SQLは、ANSI SQLへのOracle拡張機能です。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、動的SQLまたは埋込みPL/SQLが使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL EXECUTE BEGIN SELECT ... END; END-EXEC; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、動的SQLまたは埋込みPL/SQLを使用しないでください。
PCC-00110: WHENEVER文に対してOracle拡張機能が使用されました。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、NOTFOUND、STOP、RAISE、DOなどの非準拠キーワードがWHENEVER文に使用されました。(ただし、NOT FOUNDはANSI準拠です。)たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL WHENEVER SQLERROR STOP; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、非準拠キーワードを使用しないでください。
PCC-00111: EXEC ORACLE文にあるSQLCHECK値がコマンドラインの値を超えています。
原因: SQLCHECKオプションがインラインで入力され、コマンドラインで指定された(またはデフォルトで受け入れられた)レベルより高いチェック・レベルが指定されました。これは許可されていません。たとえば、コマンドラインでSQLCHECK={SYNTAX | LIMITED}を指定すると、SQLCHECK={SEMANTICS | FULL}をインラインで指定することはできません。
処置: EXEC ORACLE文を修正するか、またはコマンドラインのチェック・レベルを低くしてください。
PCC-00112: データ型がサポートされていません(ANSI)。
原因: ANSI/ISO規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、VARCHARなどのポインタまたは非準拠データ型が使用されました。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION VARCHAR username[20]; EXEC SQL END DECLARE SECTION この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合、ポインタまたは非準拠データ型を使用しないでください。
PCC-00113: DBMSオプションの値は、指定したMODEオプションの値に対して無効です。
原因: MODE={ANSI14 | ANSI13}のときにDBMS=V7が指定されたか、またはMODE=ANSIのときにDBMS=V6が指定されました。これらのオプション設定には互換性がありません。DBMSオプションは、Oracleプリコンパイラのリリース1.5より前では無効であることに注意してください。
処置: DBMS=V7の場合は、MODE={ANSI14 | ANSI13}ではなく、MODE={ANSI | ORACLE}を指定してください。DBMS=V6の場合は、MODE=ANSIではなくMODE={ANSI14 | ANSI13 | ORACLE}を指定してください。ただし、推奨値はMODE=ORACLEです。
PCC-00114: EXEC SQL VAR文でのVARxxx型にはサイズ指定が必要です。
原因: EXEC SQL VAR文で、長さのないVARCHARまたはVARRAW外部データ型が指定されました。他の型とは異なり、VARCHARおよびVARRAWには、データ・フィールドの最大長を指定する必要があります。
処置: EXEC SQL VAR文に長さの指定を追加してください。
PCC-00115: ここでは配列が必要です。
原因: ARRAYLEN文に、以前宣言したホスト配列の名前が指定されませんでした。ARRAYLEN文での最初のホスト変数は配列である必要があります。2番目のホスト変数には4バイトの整数で配列次元を指定します。正しい構文は次のとおりです。EXEC SQL ARRAYLEN host_array (dimension); ARRAYLEN文は、宣言部でhost_arrayおよびdimension宣言の後に指定する必要があります。
処置: ARRAYLEN文の両方の識別子の綴りを確認してください。必要に応じて、欠落しているホスト配列名を指定してください。
PCC-00116: 配列はすでにARRAYLEN文で指定されています。
原因: 2つの異なるARRAYLEN文に、同じホスト配列が指定されました。指定されたホスト配列は、複数のARRAYLEN文に指定できません。
処置: 両方のARRAYLEN文のホスト配列名の綴りを確認してください。異なるホスト配列名を参照するように一方のホスト配列名を修正するか、または一方のARRAYLEN文を削除してください。
PCC-00117: ARRAYLENサイズ変数が無効です。
原因: ARRAYLEN文に有効な配列数が指定されませんでした。配列数は、リテラルや式ではなく、以前に宣言した4バイトの整数型ホスト変数を使用して指定する必要があります。たとえば、問題のコードは次のようになっていた可能性があります。EXEC SQL ARRAYLEN ename_array (25); -- illegal dimension
処置: 有効な配列数を指定してください。ARRAYLEN文で使用する場合は、必要に応じて、4バイトの整数型ホスト変数を宣言してください。
PCC-00118: ANSI SQLでホスト変数の初期化はサポートしていません。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、ホスト変数がその宣言内で初期化されました。次にPro*Cの例を示します。EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION; int dept_number = 20; -- not ANSI/ISO-compliant EXEC SQL END DECLARE SECTION; この情報メッセージは、FIPS=YESのときにFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、宣言内でホスト変数を初期化しないでください。
PCC-00119: INTO句のconst変数が変更されます。
原因: 型指定子「const」とともに宣言した変数が、INTO句で使用されました。この変数は、INTO句で変更および使用できません。
処置: INTO句の識別子の綴りがすべて正しいかどうかを確認してください。必要に応じて、ホスト変数宣言から「const」を削除するか、または別のホスト変数を使用してください。
PCC-00120: コードの生成中にファイルI/Oエラーが発生しました。
原因: コードの生成中にファイルI/Oエラーが発生しました。このエラーは、ディスク領域不足が原因で発生することがあります。
処置: 十分なディスク領域があることを確認してください。
PCC-00121: VARCHAR型ポインタの配列はサポートされません。
原因: 許可されていないポインタの配列が宣言されました。ただし、スカラー型のポインタは許可されています。Pro*Cで、char[n]変数およびvarchar[n]変数のポインタを、CHARまたはVARCHARのポインタとして(長さを指定せずに)宣言しました。
処置: 宣言を修正または削除してください。
PCC-00122: 入力ファイル名と出力ファイル名が同じです。
原因: コマンドラインで、INAMEとONAMEに同じパス名が指定されました。INAMEはプリコンパイラ入力ファイルを指定し、ONAMEはプリコンパイラ出力ファイルを指定します。
処置: パス名またはファイル名のいずれかを変更してください。
PCC-00123: VARCHARの宣言が1行に納まっていません。
原因: Pro*Cプログラムの場合、VARCHAR宣言が複数行になることは許可されていません。
処置: 宣言が1行になるように修正してください。
PCC-00124: COMMON_NAMEオプションはPROGRAMやサブルーチンの開始位置より前です。
原因: FORTRANプログラム、サブルーチンまたは関数で、PROGRAM文、SUBROUTINE文またはFUNCTION文の後に、プリコンパイラ・オプションCOMMON_NAMEを誤って指定しました。COMMON_NAMEをインラインで指定する場合は、そのEXEC ORACLE OPTION文がPROGRAM文、SUBROUTINE文、FUNCTION文の前にある必要があります。
処置: EXEC ORACLE OPTION文の位置を変更するか、コマンドラインでCOMMON_NAMEを指定してください。
PCC-00126: システム構成ファイルが見つからないか、オープンできません。
原因: プリコンパイラは、システム構成ファイル(事前設定コマンドライン・オプションが指定されているテキスト・ファイルで、プリコンパイラがデフォルトで使用する)を検出またはオープンできませんでした。次のような原因が考えられます。

o 指定したファイルが存在しない。

o 指定したファイルへの検索パスが誤っている。

o ファイルのアクセス権限が不十分である。

o オープンしているファイルが多すぎる。このメッセージは、単なる警告です。システム構成ファイルがなくても処理は続行されます。

処置: ファイルが存在するかどうか、ファイルに対する検索パスが正しいかどうか、また、ファイルに対する十分なアクセス権限が付与されているかどうかを確認してください。また、オープン・ファイル数の上限が十分に大きく設定されていることも確認してください(システム管理者に問い合せてください)。
PCC-00127: string
原因: これはコマンドライン・プロセッサの一般的なエラー・メッセージです。
処置: 表示されたエラーを修正してください。
PCC-00128: コマンドライン・プロセッサで重大なエラーが見つかりました。
原因: コマンドライン・プロセッサが重大なエラーを検出しました。
処置: すべてのコマンドライン・オプションが正しく指定されていることを確認した後、使用したすべてのオプションと構成ファイルのすべてのアカウントを確認して、カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-00129: オプション "string"が必要です。
原因: 必要なコマンドライン・オプションが欠落しています。たとえば、入力ファイル名を指定するINAMEオプションが欠落している可能性があります。
処置: 必要なコマンドライン・オプションを指定してください。
PCC-00132: インジケータ配列サイズは、ホスト変数のものより小さくできません。
原因: ホスト変数配列が、より小さい数で宣言されたインジケータ配列とともに使用されました。次に例を示します。EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION; int dept_no[20]; short dept_no_ind[10]; EXEC SQL END DECLARE SECTION; ... SELECT ... INTO dept_no:dept_no_ind ...
処置: インジケータ配列のサイズを大きくしてください。
PCC-00133: コマンドラインでオプションがNLS_LOCAL=YESのときMODE=ANSIである必要があります。
原因: MODE=ANSIを指定せずに、プリコンパイラ・オプションNLS_LOCAL=YESを使用しました。NLS_LOCAL=YESの場合は、プリコンパイラ・オプションMODE=ANSIを指定する必要があります。
処置: NLS_LOCAL=YESを使用する場合は、プリコンパイラ・オプションMODE=ANSIを設定してください。または、NLS_LOCAL=YESは設定しないでください。
PCC-00135: Result Set Cursorの使用は標準SQLではありません。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、Oracle Result Set Cursorが使用されました。この情報メッセージは、FIPS=YESの場合にFIPSフラガーによって発行されます。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、Result Set Cursorを使用しないでください。
PCC-00136: SQL_CURSOR宣言部が無効です。
原因: SQL_CURSORホスト変数が配列として宣言されたか、またはPro*COBOLの場合に、SQLカーソル宣言に対してPICTURE句が指定されました。Pro*FORTRANの場合は、SQL_CURSOR宣言に対する長さ指定(つまり、*n)が行われました。このような使用方法はサポートされていません。
処置: SQL_CURSOR変数が配列として宣言されていないかどうかを確認してください。Pro*COBOLの場合は、SQL_CURSORにPICTURE句が指定されていないことを確認してください。Pro*FORTRANでは、SQL_CURSORに対する長さ指定(つまり、*n)がないことを確認してください。
PCC-00137: SQL_CURSORホスト変数の指定が無効です。
原因: SQL_CURSOR変数がINTO句またはWHERE句で使用されました。SQL_CURSOR変数は、通常のカーソル識別子、またはPL/SQLブロックではカーソルが通常使用される場所でのみ使用できます。
処置: INTO句またはWHERE句からSQLカーソル変数参照を削除するか、INTO句またはWHERE句に別の型のホスト変数を使用してください。
PCC-00138: 結果セット・カーソルはこのプリコンパイラに実装されていません。
原因: ホスト変数をカーソルの参照として参照しようとしました。カーソル変数がPRO*PascalまたはPro*PL/Iに実装されていません。
処置: 標準SQLのカーソルを使用するように、ホスト言語コードを修正してください。
PCC-00139: EXEC SQL文の後で、MAXLITERALの変更はできません。
原因: EXEC SQL、EXEC TOOLSまたはEXEC IAF文の後のインラインEXEC ORACLE OPTION文で、MAXLITERALオプションが使用されました。これは許可されていません。
処置: MAXLITERALオプションは、コマンドラインまたは入力ソース・ファイルの先頭にあるEXEC ORACLE OPTION文でのみ使用してください。
PCC-00140: CREATE FUNCTION/PROCEDURE/PACKAGE/TRIGGERは、Oracle拡張機能です。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、次のいずれかの文が使用されました。

o CREATE FUNCTION

o CREATE PROCEDURE

o CREATE PACKAGE

o CREATE TRIGGER これらの文は、ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能です。この情報メッセージは、FIPS=YESの場合にFIPSフラガーによって発行されます。

処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、これらの文を使用しないでください。
PCC-00141: スレッド・セーフティはこのプリコンパイラに実装されていません。
原因: CONTEXT SQL文を使用しようとしました。スレッド・セーフティ機能は、PRO*Pascal、Pro*PL/IまたはPro*C 1.xには実装されていません。
処置: コンテキストを使用しないように、ホスト言語コードを修正してください。
PCC-00142: EXEC SQL CONTEXT USE文が見つかりません。
原因: EXEC SQL CONTEXT USE文が検出されずに、threads=yesオプションが要求されました。
処置: 必要な(sql_context型の)コンテキスト変数が、実行可能なSQL文の前で宣言、割当ておよび使用されていることを確認してください。
PCC-00143: ランタイム・コンテキスト変数の型が正しくありません。
原因: EXEC SQL CONTEXT USE文で参照される実行時コンテキスト変数の型が、sql_contextではありません。
処置: sql_context型の実行時コンテキスト変数を宣言してください。
PCC-00144: UNSAFE_NULL=YESはDBMS=V7かつMODE=ORACLEを指定して使用する必要があります。
原因: UNSAFE_NULL=YESオプションが、DBMS=V6またはDBMS=NATIVE(デフォルト)とともに使用されたか、またはMODE=ANSI/ANSI14/ANSI13とともに使用されました。
処置: UNSAFE_NULL=YESを使用する場合は、DBMS=V7およびMODE=ORACLE(デフォルト)を指定してください。または、UNSAFE_NULL=YESを使用しないでください。
PCC-00145: この文はTHREADS=YESを指定した場合のみ使用可能です。
原因: オプションTHREADSにNOが指定されているときに、EXEC SQL ENABLE THREADSまたはEXEC SQL CONTEXT文が使用されました。
処置: オプションTHREADS=YESを指定するか、ソース・コードからEXEC ENABLE THREADS文またはEXEC SQL CONTEXT文を削除してください。
PCC-00146: ホスト・オプションの値が間違っています。無視されました。
原因: コマンドライン・ホスト・オプションを使用して、無効なホスト言語が指定されました。ホスト・オプションの有効値はPro*言語固有です。たとえば、proforの場合、有効値はFORTRANのみです。procobの場合、有効値はCOBOLおよびCOB74のみです。
処置: ホスト・オプションで、有効なホスト言語を指定してください。
PCC-00147: DBMS=V6は現在サポートしていません。DBMS=NATIVEを使用してください。
原因: V6との互換性はサポートされていません。プリコンパイラは、DBMS=NATIVEが指定されたものとしてプリコンパイルします。
処置: 指定したDBMSオプションの値を、V6以外の値に変更してください。
PCC-01000: Pro*COBOLの実行は認可されていません。
原因: Pro*COBOLプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが満了しました。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01001: Pro*COBOL認可期間は間もなく満了します。
原因: Pro*COBOLプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが間もなく満了します。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01002: インジケータ領域内の文字"character"は無効です(行number, ファイルstring)。
原因: Pro*COBOLプリコンパイラ・プログラムで使用できるのは、インジケータ領域には空白、ハイフン(-)、アスタリスク(*)、スラッシュ(/)または文字「D」のみです。それ以外の文字が見つかりました。
処置: 不適切な文字を削除するか、または置き換えてください。FORMAT=ANSIオプションを指定している場合は、列7の行の終わりを確認してください。
PCC-01003: 継続行が無効です(行number, ファイルstring)。
原因: PRO*COBOLプログラムで、継続行が継続文字以外は完全に空白です。
処置: 空の継続行を削除するか、または置き換えてください。
PCC-01004: EXEC文の途中でファイルが終了しました。
原因: Pro*COBOL入力ファイルで、最後のEXEC文が正しく終了していません。
処置: 最後のEXEC文をEND-EXECで終了してください。
PCC-01005: PROCEDURE DIVISIONが見つかりません。
原因: プリコンパイラはPro*COBOLにPROCEDURE DIVISIONヘッダーを見つけられませんでした。次のような原因が考えられます。

o ヘッダーにキーワードが欠落しているか、キーワードの綴りに誤りがある。

o REMARKSセクションにアポストロフィがある(プリコンパイラがアポストロフィを文字列リテラルの開始とみなした)。

o WORKING-STORAGE SECTIONのリテラルにリテラルの終わりのアポストロフィがない。

o FORMATオプションに誤った値を指定した。

処置: PROCEDURE DIVISIONヘッダーが適切な位置にあって綴りが正しいこと、REMARKSセクションにアポストロフィがないこと、WORKING-STORAGE SECTIONのすべてのリテラルが終了されていること、FORMATオプションに正しい値が指定されていることを確認してください。
PCC-01006: EXEC文を領域A内で始めることはできません(行number, ファイルstring)。
原因: Pro*COBOLプログラムでは、EXEC文が領域Bで始まる必要がありますが、プリコンパイラは領域A内で始まる文を見つけました。
処置: この文を領域Bで始まるように右側に移動してください。
PCC-01007: WORKING-STORAGE SECTIONが見つかりません。
原因: キーワードが欠落しているか綴りが誤っている、またはFORMATオプションに誤った値が指定されているため、プリコンパイラがPro*COBOLプログラムのWORKING-STORAGE SECTIONヘッダーを検索できませんでした。
処置: WORKING-STORAGE SECTIONヘッダーが適切な位置にあり、綴りが正しいことおよびFORMATオプションに正しい値が指定されていることを確認してください。
PCC-01008: DECLAREセクションで複数のエレメント・レコードは宣言できません。
原因: COBOLコンパイラの中には、CALL文でグループ項目をパラメータとして引き渡すことができないものがあります。(COBOLコンパイラのユーザーズ・ガイドを参照してください。)このようなコンパイラを使用している場合は、宣言部内のグループ項目には1つの要素項目のみを含むことができます。
処置: 各ホスト変数に独自のグループ項目を割り当ててください。
PCC-01009: SQL文の終わりにはELSEまたはピリオドを使用します(HOST=COB74)。
原因: Pro*COBOLプログラムでは、同一の文内でEXEC SQL文の後に別の文が続きます。COBOL-74の文ではEXEC SQL文は最後の文である必要があるため、キーワードのELSEまたはピリオドで終了する必要があります。
処置: プログラム・ロジックを変更して、最後の文がEXEC SQL文であるようにしてください。
PCC-01010: 文字リテラル中に無効なNULL文字が存在します。
原因: 文字列リテラル中でNULL文字(バイナリのゼロ)が見つかりました。これは、Pro*COBOLでは許可されていません。
処置: 文字列リテラルからNULLを削除してください。
PCC-01011: USAGE IS BINARY句は、同じ行で、"."で終了する必要があります。
原因: USAGE IS BINARY句を終了させるピリオドは、USAGE句と同じ行に存在する必要があります。このメッセージは、COMP-5がBINARYに代用されているPro*COBOLのCOMP5=YESコマンドライン・オプションをサポートするオペレーティング・システムでのみ発生します。
処置: USAGE IS BINARY句を終了させるピリオドが、USAGE句と同じ行にあることを確認してください。
PCC-01012: DATA DIVISIONが見つかりません。
原因: Pro*COBOLプリコンパイラが、入力ソース・ファイルのDATA DIVISIONを検索しませんでした。Pro*COBOLアプリケーションには、DATA DIVISIONが必要です。
処置: 入力ソース・ファイルにDATA DIVISIONを追加してください。
PCC-01013: PIC N配列変数: "string"(行number, ファイルstring)の使用が無効です。
原因: OCCURS句を使用して、PIC N変数が宣言されました。PIC N変数の表は、Pro*COBOLプリコンパイラではサポートされていません。
処置: OCCURS句を使用せずPIC N変数を宣言してください。SQL文でPIC N変数を使用しない場合は、宣言部の外側で宣言してください。
PCC-01014: PIC N PICTURE句で"VARYING"はサポートされていません。
原因: PIC N変数宣言でキーワードVARYINGが使用されました。
処置: 変数宣言からキーワードVARYINGを削除してください。PIC N VARCHAR変数を宣言する場合は、次に示すとおり、プリコンパイラ・オプションVARCHAR=YESを指定して、変数を暗黙のVARCHARグループ項目として宣言してください。EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION END-EXEC. ... 01 ENAME. 05 ENAME-LEN PIC S9(4) COMP. 05 ENAME-ARR PIC N(20). ... EXEC SQL END DECLARE SECTION END-EXEC.
PCC-01015: PIC N変数stringを等価にできません。
原因: PIC N変数または暗黙のVARCHARグループ項目(基本項目としてPIC N変数を使用)がEXEC SQL VAR文で使用されました。これは許可されていません。
処置: EXEC SQL VAR文でPIC N変数を使用しないでください。EXEC SQL VAR文を使用してOracleの型と同値化にする場合は、PIC N変数ではなくPIC X変数を使用してください。
PCC-01016: "N"文字リテラルは、埋込みPL/SQLでサポートされません。
原因: 「N」文字リテラルがPL/SQLブロック内で使用されました。
処置: PL/SQLブロックから「N」文字リテラルを削除してください。
PCC-01017: SQLCAとSQLCODE変数は、両方同時に使用できません。
原因: SQLCAが組み込まれ、SQLCODE変数が宣言されました。SQLCODE変数に対する参照はあいまいで、COBOLコンパイラ・エラーが発生する可能性があるため、これは許可されていません。
処置: SQLCAまたはSQLCODE変数のいずれかを使用してください。SQLCAの組込みまたはSQLCODE変数宣言のいずれかを削除してください。
PCC-01018: 変換バッファ・サイズが指定できるのはキャラクタ・タイプのみです。
原因: CONVBUFSZ句がEXEC SQL VAR文で使用されましたが、変数がキャラクタ・タイプではありません。
処置: EXEC SQL VAR文からCONVBUFSZ句を削除してください。
PCC-01019: 変換バッファ・サイズが無効です。
原因: CONVBUFSZ句に指定するサイズは、1から32765の範囲内の整数である必要があります。指定されたサイズが整数でないか、範囲外の値が指定されています。
処置: 1から32765の範囲内の整数を指定してください。
PCC-01100: Pro*FORTRANの実行は認可されていません。
原因: Pro*FORTRANプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが満了しました。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01101: Pro*FORTRAN認可期間は間もなく満了します。
原因: Pro*FORTRANプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが間もなく満了します。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01102: ラベルが無効です(行number, ファイルstring)。
原因: Pro*FORTRANプリコンパイラは、列1から6の無効なFORTRAN文ラベルを見つけました。
処置: 文ラベルを修正または削除してください。
PCC-01200: Pro*Cの実行は認可されていません。
原因: Pro*Cプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが満了しました。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01201: Pro*C認可期間は間もなく満了します。
原因: Pro*Cプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが間もなく満了します。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01202: 識別子 "string" は31文字に切り捨てられました。
原因: ホスト識別子(たとえばホスト変数など)が、プリコンパイラの許可する最大長(31文字)に切り捨てられました。
処置: 処置は必要ありません。これは情報メッセージです。
PCC-01300: Pro*PL/Iの実行は認可されていません。
原因: Pro*PL/Iプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが満了しました。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01301: Pro*PL/Iの認可期間は間もなく満了します。
原因: Pro*PL/Iプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが間もなく満了します。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01400: Pro*Pascalの実行は認可されていません。
原因: Pro*Pascalプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが満了しました。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01401: Pro*Pascalの認可期間は間もなく満了します。
原因: Pro*Pascalプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが間もなく満了します。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01500: Pro*Adaの実行は認可されていません。
原因: Pro*Adaプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが満了しました。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01501: Pro*Adaの認可期間は間もなく満了します。
原因: Pro*Adaプリコンパイラを実行する権限またはライセンスが間もなく満了します。
処置: カスタマ・サポートに連絡してください。
PCC-01510: stringにPackageまたはProcedure、Functionの文がありません。
原因: すべてのAdaソース・ファイルにはPackage、ProcedureまたはFunctionの文が存在する必要があります。プリコンパイラは1つも検出できませんでした。
処置: ソース・ファイルに適切な文を追加し、Pro*Adaを再実行してください。
PCC-01511: 識別子(行number, ファイルstring)がファイルstringで生成されたコードに対して長すぎます。
原因: ホスト・プログラムで使用している識別子が長すぎるため、プリコンパイラで生成するコード長がソース行での制限を超えています。
処置: 識別子を短くするか、またはORECLENオプションを使用して許可される行の長さを長くしてください。
PCC-01512: ファイルstringへの無効なEXEC SQL INCLUDEがあります(行number, ファイルstring)。
原因: EXEC SQL INCLUDE文はPro*Adaでは許可されていません。
処置: 必要なソース・テキストをPro*Adaファイルに直接埋め込んでください。「with」コンテキスト句を使用して、必要なパッケージを組み込んでください。
PCC-01513: FIPS警告: データ型がサポートされていません(行number, ファイルstring)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、ANSI/ISO規格以外の型でホスト変数が宣言されました。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、ANSI/ISO規格の型のみを使用してください。
PCC-01515: FIPS警告: ホスト変数 "string"が宣言されていません(行number, ファイルstring)。
原因: ANSI/ISO SQL規格へのOracle拡張機能が使用されました。具体的には、宣言部の外でホスト変数が宣言されました。
処置: 処置は必要ありません。ただし、ANSI/ISO準拠の場合は、宣言部でホスト変数を宣言してください。