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Oracle® Databaseアドバンスト・レプリケーション・マネージメントAPIリファレンス
11g リリース2 (11.2)
B72090-02
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23 レプリケーション・カタログ・ビュー

レプリケーション機能をサイトにインストールすると、同じサイトにレプリケーション・カタログが自動的にインストールされます。このレプリケーション・カタログには、表とビューが含まれています。

この章には、次の項が含まれます。


注意:

レプリケーション・カタログの表は直接変更しないでください。変更が必要な場合は、DBMS_REPCATパッケージに用意されているプロシージャを使用してください。


レプリケーション・カタログ・ビューの概要

多くのデータ・ディクショナリ表には、対応するビューが3種類あります。

  • ALL_ビューには、カレント・ユーザーのスキーマの情報など、カレント・ユーザーからアクセス可能な情報がすべて表示されます。ユーザーが他のスキーマのオブジェクトにアクセスする権限またはロールを付与されている場合には、それらのオブジェクトの情報も表示されます。

  • DBA_ビューには、データベース全体の関連情報がすべて表示されます。DBA_ビューは、管理者のみを対象としています。このビューには、SELECT ANY TABLE権限を持つユーザーのみがアクセスできます。この権限は、Oracleの初期インストール時にデータベース管理者(DBA)のロールに割り当てられます。

  • USER_ビューには、カレント・ユーザーのスキーマの情報がすべて表示されます。これらのビューの問合せを行うために特別な権限は必要ありません。

1つのデータ・ディクショナリ表に対応するALL_DBA_およびUSER_ビューの列は、通常ほぼ同一です。このため、詳細は、ALL_ビューの項でまとめて説明します。DBA_ビューとUSER_ビューの詳細は説明しませんが、相違点は示しています。

図23-1に示すように、レプリケーション・カタログ・ビューは、レプリケートされるオブジェクトのタイプ、レプリケート先、レプリケーションの実行中にエラーが発生していないかどうかなどを判定するためにマスター・サイトやマテリアライズド・ビュー・サイトで使用されます。表23-1には、すべてのレプリケーション・カタログ・ビューを示します。

図23-1 レプリケーション・カタログ・ビューとレプリケート・オブジェクト

図23-1の説明が続きます。
「図23-1 レプリケーション・カタログ・ビューとレプリケート・オブジェクト」の説明

表23-1 レプリケーション・カタログ・ビュー

ALL_ビュー DBA_ビュー USER_ビュー

なし

DBA_REGISTERED_MVIEW_GROUPS


なし

ALL_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES


DBA_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES


USER_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES


ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS


DBA_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS


USER_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS


ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMS


DBA_REPCAT_TEMPLATE_PARMS


USER_REPCAT_TEMPLATE_PARMS


ALL_REPCAT_TEMPLATE_SITES


DBA_REPCAT_TEMPLATE_SITES


USER_REPCAT_TEMPLATE_SITES


ALL_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONS


DBA_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONS


USER_REPCAT_USER_AUTHORIZATION


ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUES


DBA_REPCAT_USER_PARM_VALUES


USER_REPCAT_USER_PARM_VALUES


ALL_REPCATLOG


DBA_REPCATLOG


USER_REPCATLOG


ALL_REPCOLUMN


DBA_REPCOLUMN


USER_REPCOLUMN


ALL_REPCOLUMN_GROUP


DBA_REPCOLUMN_GROUP


USER_REPCOLUMN_GROUP


ALL_REPCONFLICT


DBA_REPCONFLICT


USER_REPCONFLICT


ALL_REPDDL


DBA_REPDDL


USER_REPDDL


なし

DBA_REPEXTENSIONS


なし

ALL_REPGENOBJECTS


DBA_REPGENOBJECTS


USER_REPGENOBJECTS


ALL_REPGROUP


DBA_REPGROUP


USER_REPGROUP


ALL_REPGROUP_PRIVILEGES


DBA_REPGROUP_PRIVILEGES


USER_REPGROUP_PRIVILEGES


ALL_REPGROUPED_COLUMN


DBA_REPGROUPED_COLUMN


USER_REPGROUPED_COLUMN


ALL_REPKEY_COLUMNS


DBA_REPKEY_COLUMNS


USER_REPKEY_COLUMNS


ALL_REPOBJECT


DBA_REPOBJECT


USER_REPOBJECT


ALL_REPPARAMETER_COLUMN


DBA_REPPARAMETER_COLUMN


USER_REPPARAMETER_COLUMN


ALL_REPPRIORITY


DBA_REPPRIORITY


USER_REPPRIORITY


ALL_REPPRIORITY_GROUP


DBA_REPPRIORITY_GROUP


USER_REPPRIORITY_GROUP


ALL_REPPROP


DBA_REPPROP


USER_REPPROP


ALL_REPRESOL_STATS_CONTROL


DBA_REPRESOL_STATS_CONTROL


USER_REPRESOL_STATS_CONTROL


ALL_REPRESOLUTION


DBA_REPRESOLUTION


USER_REPRESOLUTION


ALL_REPRESOLUTION_METHOD


DBA_REPRESOLUTION_METHOD


USER_REPRESOLUTION_METHOD


ALL_REPRESOLUTION_STATISTICS


DBA_REPRESOLUTION_STATISTICS


USER_REPRESOLUTION_STATISTICS


ALL_REPSITES


DBA_REPSITES


USER_REPSITES


なし

DBA_REPSITES_NEW


なし



DBA_REGISTERED_MVIEW_GROUPS

DBA_REGISTERED_MVIEW_GROUPSには、マスター・サイトまたはマテリアライズド・ビュー・サイトのすべての登録済マテリアライズド・ビュー・グループがリストされます。

データ型 NULL 説明
NAME VARCHAR2(30) - マテリアライズド・ビューのレプリケーション・グループの名前。
MVIEW_SITE VARCHAR2(128) - マテリアライズド・ビューのレプリケーション・グループのサイト。
GROUP_COMMENT VARCHAR2(80) - マテリアライズド・ビューのレプリケーション・グループの説明。
VERSION VARCHAR2(8) - マテリアライズド・ビューのレプリケーション・グループのOracleバージョン。

注意: Oracle9i データベース以上のマテリアライズド・ビュー・グループにはOracle8と表示されます。

FNAME VARCHAR2(30) - マテリアライズド・ビュー・グループの固有の名前。
OWNER VARCHAR2(30) - マテリアライズド・ビューのレプリケーション・グループの所有者。


ALL_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES

カレント・ユーザーからアクセス可能な、各デプロイメント・テンプレートに関するグローバル情報が示されます。テンプレート名、テンプレートの所有者、テンプレート・オブジェクトが属するリフレッシュ・グループ、テンプレートの種類(プライベートまたはパブリック)などの情報があります。

DBAは、テンプレートのコンテナにマテリアライズド・ビュー定義を追加するときに、該当するREFRESH_TEMPLATE_NAMEを参照します。特定のテンプレートに追加されたマテリアライズド・ビューは、REFRESH_GROUP_NAMEで指定されたリフレッシュ・グループに追加されます。

パブリックとして作成されたデプロイメント・テンプレートは、マスター・サイトへの接続を許可されているユーザーであれば、どのユーザーも使用できます。一方、プライベートとして作成されたデプロイメント・テンプレートは、ALL_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONSビューにリストされるユーザーのみが使用できます。

関連するビュー:

  • DBA_REPCAT_REFRESH_TEMPLATESには、データベース内のすべてのデプロイメント・テンプレートが示されます。

  • USER_REPCAT_REFRESH_TEMPLATESには、カレント・ユーザーが所有しているすべてのデプロイメント・テンプレートが示されます。

データ型 NULL 説明
REFRESH_TEMPLATE_NAME VARCHAR2(30) - デプロイメント・テンプレートの名前。
OWNER VARCHAR2(30) - デプロイメント・テンプレートの所有者。
REFRESH_GROUP_NAME VARCHAR2(30) - インスタンス化処理中にテンプレート・オブジェクトが追加されるリフレッシュ・グループの名前。
TEMPLATE_COMMENT VARCHAR2(2000) - ユーザーが入力するコメント。
PUBLIC_TEMPLATE VARCHAR2(1) - Yの場合、デプロイメント・テンプレートはパブリックです。

Nの場合、デプロイメント・テンプレートはプライベートです。



ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS

カレント・ユーザーからアクセス可能な、各デプロイメント・テンプレートの各オブジェクト定義が示されます。REFRESH_TEMPLATE_NAMEにターゲット・テンプレートを指定すると、各オブジェクトがテンプレートに追加されます。

DDL_TEXTには、テンプレートをパラメータ化するための変数を含めることができます。変数を作成するには、変数名の先頭にコロン(:)を入力します(:regionなど)。テンプレートでパラメータを使用すると、テンプレートのインスタンス化処理を柔軟に行うことができます(マテリアライズド・ビュー・サイト固有のデータ・セットを定義する場合など)。

オブジェクトがテンプレートに追加されると、指定されたDDLが検索されます。定義済パラメータが検索されると、それらのパラメータは、自動的にALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMSビューに追加されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSには、データベース内のすべてのデプロイメント・テンプレートのオブジェクト定義が示されます。

  • USER_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSには、カレント・ユーザーが所有する各デプロイメント・テンプレートのオブジェクト定義が示されます。

データ型 NULL 説明
REFRESH_TEMPLATE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートの名前。
OBJECT_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートのオブジェクト名。
OBJECT_TYPE VARCHAR2(17) - デプロイメント・テンプレートのオブジェクト型。
FUNCTION           MATERIALIZED VIEW
INDEX              SYNONYM
INDEXTYPE          TABLE
OPERATOR           TRIGGER
PACKAGE            TYPE
PACKAGE BODY       TYPE BODY
PROCEDURE          VIEW 
DDL_NUM NUMBER NOT NULL 複数のDDL文を使用してオブジェクトを作成する場合に、DDL_TEXT列に格納されているDDL文の実行順序を示します。
DDL_TEXT CLOB(4000) - デプロイメント・テンプレートのオブジェクトを作成するために実行されるDDL。
MASTER_ROLLBACK_SEGMENT VARCHAR2(30) - デプロイメント・テンプレートのオブジェクトをインスタンス化するときに使用されるロールバック・セグメントの名前。
DERIVED_FROM_SNAME VARCHAR2(30) - テンプレート・オブジェクトの基になったオブジェクトを含むスキーマが表示されます(該当する値がある場合)。
DERIVED_FROM_ONAME VARCHAR2(30) - テンプレート・オブジェクトの基になったオブジェクトの名前が表示されます(該当する値がある場合)。
FLAVOR_ID NUMBER - デプロイメント・テンプレートのオブジェクトの固有ID。

DDL_TEXT列はCLOBとして定義されているため、ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSビューに対して単純にSELECT文を実行するとエラーが戻されます。オブジェクトDDLを参照する必要がない場合は、次のSELECT文を使用してください(DDL_TEXTパラメータは除外してください)。

SELECT REFRESH_TEMPLATE_NAME, OBJECT_NAME, OBJECT_TYPE, MASTER_ROLLBACK_SEG, 
FLAVOR_ID FROM DBA_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS;

次に、カーソルとDBMS_LOBパッケージを使用し、ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSビューの内容をすべて表示するためのスクリプトを示します。DDL_TEXT列など、ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSビューの内容をすべて表示するには、次のスクリプトを使用します。

SET SERVEROUTPUT ON

DECLARE
  CURSOR mycursor IS
        SELECT REFRESH_TEMPLATE_NAME, OBJECT_NAME, OBJECT_TYPE, DDL_TEXT,
          MASTER_ROLLBACK_SEG, FLAVOR_ID
          FROM DBA_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS;
  tempstring VARCHAR2(1000);
  len NUMBER;
BEGIN
  FOR myrec IN mycursor LOOP
        len := DBMS_LOB.GETLENGTH(myrec.ddl_text);
        DBMS_LOB.READ(myrec.ddl_text, len, 1, tempstring);
        DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(myrec.refresh_template_name||' '||
          myrec.object_name||' '||myrec.object_type||' '||tempstring||' '||
          myrec.master_rollback_seg||' '||myrec.flavor_id);
  END LOOP;
END;
/

関連項目:

カーソル使用の詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』を参照してください。DBMS_LOBパッケージとLOBの一般的な使用方法の詳細は、『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』を参照してください。


ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMS

カレント・ユーザーからアクセス可能な、すべてのテンプレートのオブジェクトDDLで定義されたパラメータが含まれます。オブジェクトがテンプレートに追加されると、DDLに変数があるかどうかが検査されます。パラメータが見つかると、自動的にこのビューに追加されます。

このビューでは、デフォルトのパラメータ値およびプロンプト文字列も定義できます。これらの値を定義すると、インスタンス化処理でテンプレートが使用しやすくなります。

関連するビュー:

  • DBA_REPCAT_TEMPLATE_PARMSには、データベース内のすべてのデプロイメント・テンプレートのテンプレート・パラメータが示されます。

  • USER_REPCAT_TEMPLATE_PARMSには、カレント・ユーザーが所有するすべてのデプロイメント・テンプレートのテンプレート・パラメータが示されます。

データ型 NULL 説明
REFRESH_TEMPLATE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートの名前。
OWNER VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートの所有者。
REFRESH_GROUP_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL インスタンス化処理中にテンプレート・オブジェクトが追加されるリフレッシュ・グループの名前。
TEMPLATE_COMMENTS VARCHAR2(2000) - ユーザーが入力するコメント。
PUBLIC_TEMPLATE VARCHAR2(1) - Yの場合、デプロイメント・テンプレートはパブリックです。

Nの場合、デプロイメント・テンプレートはプライベートです。

PARAMETER_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL パラメータ名。
DEFAULT_PARM_VALUE CLOB(4000) - デフォルトのパラメータ値。
PROMPT_STRING VARCHAR2(2000) - パラメータのプロンプト文字列。
USER_OVERRIDE VARCHAR2(1) - Yの場合、ユーザーによるデフォルトのパラメータ値の上書きが可能です。

Nの場合、ユーザーによるデフォルトのパラメータ値の上書きが不可能です。


DEFAULT_PARM_VALUE列はCLOBとして定義されているため、ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMSビューに対して単純にSELECT文を実行するとエラーが戻されます。デフォルトのパラメータ値を参照する必要がない場合は、次のSELECT文を使用してください(DEFAULT_PARM_VALUEは除外してください)。

SELECT REFRESH_TEMPLATE_NAME, OWNER, REFRESH_GROUP_NAME, TEMPLATE_COMMENT,  
  PUBLIC_TEMPLATE, PARAMETER_NAME, PROMPT_STRING, USER_OVERRIDE 
  FROM DBA_REPCAT_TEMPLATE_PARMS;

次に、カーソルとDBMS_LOBパッケージを使用し、ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMSビューの内容をすべて表示するためのスクリプトを示します。DEFAULT_PARM_VALUE列など、ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMSビューの内容をすべて表示するには、次のスクリプトを使用します。

SET SERVEROUTPUT ON

DECLARE
  CURSOR mycursor IS
        SELECT REFRESH_TEMPLATE_NAME, OWNER, REFRESH_GROUP_NAME,
          TEMPLATE_COMMENT, PUBLIC_TEMPLATE, PARAMETER_NAME, DEFAULT_PARM_VALUE,
          PROMPT_STRING, USER_OVERRIDE
          FROM DBA_REPCAT_TEMPLATE_PARMS;
  tempstring VARCHAR2(1000);
  len NUMBER;
BEGIN
  FOR myrec IN mycursor LOOP
        len := DBMS_LOB.GETLENGTH(myrec.default_parm_value);
        DBMS_LOB.READ(myrec.default_parm_value, len, 1, tempstring);
        DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(myrec.refresh_template_name||' '||
          myrec.owner||' '||myrec.refresh_group_name||' '||
          myrec.template_comment||' '||myrec.public_template||' '||
          myrec.parameter_name||' '||tempstring||' '||myrec.prompt_string||' '||
          myrec.user_override);
  END LOOP;
END;
/

関連項目:

カーソル使用の詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』を参照してください。DBMS_LOBパッケージとLOBの一般的な使用方法の詳細は、『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』を参照してください。


ALL_REPCAT_TEMPLATE_SITES

エンタープライズ・ネットワークにおける、テンプレートのインスタンス化のカレント・ステータス情報が示されます。カレント・ユーザーからアクセス可能な、デプロイメント・テンプレートのインスタンス化サイトの情報も含まれます。具体的には、DBAは、特定のサイトで実行されるテンプレートのインストールや削除を監視できます。

関連するビュー:

  • DBA_REPCAT_TEMPLATE_SITESには、データベース内のすべてのテンプレートのリモート・インスタンス化サイトがすべて示されます。

  • USER_REPCAT_TEMPLATE_SITESには、カレント・ユーザーが所有するすべてのテンプレートのリモート・インスタンス化サイトが示されます。

データ型 NULL 説明
REFRESH_TEMPLATE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートの名前。
REFRESH_GROUP_NAME VARCHAR2(30) - インスタンス化処理中にテンプレート・オブジェクトが追加されるリフレッシュ・グループの名前。
TEMPLATE_OWNER VARCHAR2(30) - デプロイメント・テンプレートの所有者とみなされるユーザーの名前。
USER_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートをインスタンス化したユーザーの名前。
SITE_NAME VARCHAR2(128) - デプロイメント・テンプレートのターゲット・マテリアライズド・ビュー・サイト。
REPAPI_SITE_NAME VARCHAR2(128) - この列は、Oracleの将来のリリースで使用される予定です。
STATUS VARCHAR2(10) - ターゲット・マテリアライズド・ビュー・サイトにおけるデプロイメント・テンプレートのステータスが表示されます。

0 =インストールされていません。

1 =インストールされています。

-1 =インストールされていますがエラーが発生しています。

INSTANTIATION_DATE DATE - テンプレートがインスタンス化された日付が表示されます。テンプレートがまだインスタンス化されていない場合、このフィールドはNULLになります。


ALL_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONS

カレント・ユーザーからアクセス可能なプライベート・デプロイメント・テンプレートに対する認証ユーザーが表示されます。このビューにリストされたユーザーは、指定されたテンプレートをインスタンス化できます。このビューに表示されないユーザーはデプロイメント・テンプレートをインスタンス化できません。

関連するビュー:

  • DBA_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONSには、データベース内のすべてのプライベート・デプロイメント・テンプレートに対する認証ユーザーがリストされています。

  • USER_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONには、カレント・ユーザーが所有するプライベート・デプロイメント・テンプレートに対する認証ユーザーがリストされています。

データ型 NULL 説明
REFRESH_TEMPLATE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL ユーザーがインスタンス化を認証されたデプロイメント・テンプレートの名前。
OWNER VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートの所有者の名前。
REFRESH_GROUP_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL インスタンス化処理中にテンプレート・オブジェクトが追加されるリフレッシュ・グループの名前。
TEMPLATE_COMMENT VARCHAR2(2000) - ユーザーが入力するコメント。
PUBLIC_TEMPLATE VARCHAR2(1) - Yの場合、デプロイメント・テンプレートはパブリックです。

Nの場合、デプロイメント・テンプレートはプライベートです。

USER_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートのインスタンス化を認証されたユーザーの名前。


ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUES

カレント・ユーザーからアクセス可能なすべてのデプロイメント・テンプレートのテンプレート・パラメータが示されます。DBAには、テンプレートを配布してインスタンス化する前に、ユーザー・パラメータの表を作成するオプションの機能があります。指定されたユーザーがテンプレートをインスタンス化する場合は、そのユーザー用にALL_REPCAT_USER_PARM_VALUESビューに格納された値が自動的に使用されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPCAT_USER_PARM_VALUESには、データベース内のすべてのデプロイメント・テンプレートのテンプレート・パラメータが示されます。

  • USER_REPCAT_USER_PARM_VALUESには、カレント・ユーザーが所有するすべてのデプロイメント・テンプレートのテンプレート・パラメータが示されます。

データ型 NULL 説明
REFRESH_TEMPLATE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL ユーザー・パラメータ値が定義されたデプロイメント・テンプレートの名前。
OWNER VARCHAR2(30) NOT NULL デプロイメント・テンプレートの所有者の名前。
REFRESH_GROUP_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL インスタンス化処理中にテンプレート・オブジェクトが追加されるリフレッシュ・グループの名前。
TEMPATE_COMMENT VARCHAR2(2000) - ユーザーが入力するコメント。
PUBLIC_TEMPLATE VARCHAR2(1) - Yの場合、デプロイメント・テンプレートはパブリックです。

Nの場合、デプロイメント・テンプレートはプライベートです。

PARAMETER_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL ユーザー・パラメータ値が定義されたパラメータの名前。
DEFAULT_PARM_VALUE CLOB(4000) - パラメータのデフォルト値。
PROMPT_STRING VARCHAR2(2000) - パラメータのプロンプト文字列。
PARM_VALUE CLOB(4000) - 指定されたユーザーに対して定義されたパラメータ値。
USER_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 指定されたパラメータ値が定義されたユーザーの名前。

DEFAULT_PARM_VALUE列およびPARM_VALUE列はCLOBデータ型として定義されているため、ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUESビューに対して単純にSELECT文を実行するとエラーが戻されます。デフォルトのパラメータ値やユーザーのパラメータ値を参照する必要がない場合は、次のSELECT文を使用してください(DEFAULT_PARM_VALUEおよびPARM_VALUEは除外してください)。

SELECT REFRESH_TEMPLATE_NAME, OWNER, REFRESH_GROUP_NAME, TEMPLATE_COMMENT, 
  PUBLIC_TEMPLATE, PARAMETER_NAME, PROMPT_STRING, USER_NAME 
  FROM DBA_REPCAT_USER_PARM_VALUES;

次に、カーソルとDBMS_LOBパッケージを使用し、ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUESビューの内容をすべて表示するためのスクリプトを示します。DEFAULT_PARM_VALUE列やPARM_VALUE列など、ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMSビューの内容をすべて表示するには、次のスクリプトを使用します。

SET SERVEROUTPUT ON

DECLARE
  CURSOR mycursor IS
        SELECT REFRESH_TEMPLATE_NAME, OWNER, REFRESH_GROUP_NAME,
          TEMPLATE_COMMENT, PUBLIC_TEMPLATE, PARAMETER_NAME, DEFAULT_PARM_VALUE,
          PROMPT_STRING, PARM_VALUE, USER_NAME
          FROM DBA_REPCAT_USER_PARM_VALUES;
  tempstring VARCHAR2(1000);
  tempstring2 varchar2(1000);
  len NUMBER;
BEGIN
  FOR myrec IN mycursor LOOP
        len := DBMS_LOB.GETLENGTH(myrec.default_parm_value);
        DBMS_LOB.READ(myrec.default_parm_value, len, 1, tempstring);
        DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(myrec.refresh_template_name||' '||
          myrec.owner||' '||myrec.refresh_group_name||' '||
          myrec.template_comment||' '||myrec.public_template||' '||
          myrec.parameter_name||' '||tempstring||' '||myrec.prompt_string||' '||
          tempstring2||' '||myrec.user_name);
  END LOOP;
END;
/

関連項目:

カーソル使用の詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』を参照してください。DBMS_LOBパッケージとLOBの一般的な使用方法の詳細は、『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』を参照してください。


ALL_REPCATLOG

各マスター・サイトで生成された非同期管理要求およびエラー・メッセージの暫定的なステータスの情報が示されます。要求の処理中に生成されたすべてのエラー・メッセージは、その要求を作成したマスター・サイトのALL_REPCATLOGビューに転送されます。エラーが発生せずに管理要求が正常に完了した場合は、この要求に関するすべてのトレースは、ALL_REPCATLOGビューから削除されます。このビューに含まれる管理要求およびエラー・メッセージは、カレント・ユーザーからアクセス可能です。

関連するビュー:

  • DBA_REPCATLOGには、データベース内のすべての非同期管理要求およびエラー・メッセージのステータスが示されます。

  • USER_REPCATLOGには、カレント・ユーザーが所有するすべての非同期管理要求およびエラー・メッセージのステータスが示されます。

データ型 NULL 説明
ID NUMBER - 順序番号。ID列とSOURCE列の値により、1つの管理要求に関連するすべてのログ・レコード(全マスター・サイトを含む)が識別されます。
SOURCE VARCHAR2(128) - 要求が作成された場所。
USERID VARCHAR2(30) - 要求を作成したユーザー名。
TIMESTAMP DATE - 要求が作成された時刻。
ROLE VARCHAR2(9) - サイトがマスター定義サイト(masterdef)か、マスター・サイト(master)かを示します。
MASTER VARCHAR2(128) - ROLE列が'masterdef'のときにリモート・タスクを実行する場合、どのマスター・サイトがタスクを実行するかを示します。
SNAME VARCHAR2(30) - レプリケート・オブジェクトのスキーマ名(該当する名前がある場合)。
REQUEST VARCHAR2(29) - 実行されたDBMS_REPCAT管理プロシージャの名前。
ONAME VARCHAR2(30) - レプリケート・オブジェクトの名前(該当する名前がある場合)。
TYPE VARCHAR2(12) - レプリケート・オブジェクトのタイプ。
FUNCTION           MATERIALIZED VIEW
INDEX              SYNONYM
INDEXTYPE          TABLE
OPERATOR           TRIGGER
PACKAGE            TYPE
PACKAGE BODY       TYPE BODY
PROCEDURE          VIEW
STATUS VARCHAR2(14) - 管理要求のステータス。ステータスには、READYDO_CALLBACKAWAIT_CALLBACKまたはERRORがあります。
MESSAGE VARCHAR2(200) - 戻されたエラー・メッセージ。
ERRNUM NUMBER - メッセージのOracleエラー番号。
GNAME VARCHAR2(30) - レプリケーション・グループの名前。


ALL_REPCOLUMN

カレント・ユーザーからアクセス可能な表の、レプリケートされた列が表示されます。

表に列オブジェクトが含まれる場合、このビューには、型のプレースホルダと、型属性ごとに1行の情報が表示されます。表にネストした表が含まれる場合、このビューには、ネストした表の記憶表が独立した表として表示されます。表がオブジェクト表の場合、このビューには、非表示のオブジェクト識別子列が表示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPCOLUMNには、データベース内のすべての表の、レプリケートされた列が示されます。

  • USER_REPCOLUMNには、カレント・ユーザーが所有するすべての表の、レプリケートされた列が示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL オブジェクトの所有者の名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL オブジェクトの名前。
TYPE VARCHAR2(8) - オブジェクトのタイプ。値は、MATERIALIZED VIEWまたはTABLEのいずれかです。
CNAME VARCHAR2(4000) - レプリケートされた列の名前。
ID NUMBER - レプリケートされた列のID番号。
POS NUMBER - レプリケートされた列の順序。
COMPARE_OLD_ON_DELETE VARCHAR2(1) - レプリケートされた情報の削除時に、列の古い値と比較するかどうかを示します。
COMPARE_OLD_ON_UPDATE VARCHAR2(1) - レプリケートされた情報の更新時に、列の古い値と比較するかどうかを示します。
SEND_OLD_ON_DELETE VARCHAR2(1) - レプリケートされた情報の削除時に、列の古い値を送信するかどうかを示します。
SEND_OLD_ON_UPDATE VARCHAR2(1) - レプリケートされた情報の更新時に、列の古い値を送信するかどうかを示します。
CTYPE VARCHAR2(30) - 列のタイプが表示されます。ユーザー定義型の場合は、ユーザー定義型名が表示されます。
CTYPE_TOID RAW(16) - ユーザー定義型の場合は、その型のオブジェクト識別子(OID)が表示されます。それ以外の場合、このフィールドはNULLになります。
CTYPE_OWNER VARCHAR2(30) - ユーザー定義型の場合は、ユーザー定義型の所有者が表示されます。それ以外の場合、このフィールドはNULLになります。
CTYPE_HASHCODE VARCHAR2(34) - ユーザー定義型の場合は、その型のハッシュコードが表示されます。それ以外の場合、このフィールドはNULLになります。
CTYPE_MOD VARCHAR2(3) - REF列の場合は、REFが表示されます。それ以外の場合、このフィールドはNULLになります。
DATA_LENGTH VARCHAR2(40) - 列の長さがバイト単位で表示されます。
DATA_PRECISION VARCHAR2(40) - 列の精度が表示されます。NUMBER列の場合は10進数で表示され、FLOAT列の場合は2進数で表示されます。
DATA_SCALE VARCHAR2(40) - 小数点以下の位の桁数が表示されます。
NULLABLE VARCHAR2(1) - 列にNULL値を指定できるどうかを示します。
CHARACTER_SET_NAME VARCHAR2(44) - 列で使用されるキャラクタ・セットの名前が表示されます(該当する値がある場合)。
TOP VARCHAR2(30) - 列オブジェクト内の属性に対する最上位列が表示されます。たとえば、oe.customers表では、cust_addressが列オブジェクトで、その属性の1つがstreet_addressです。cust_addressは、street_address属性に対するTOP列になります。

組込みのデータ型の場合、このフィールドはNULLになります。

CHAR_LENGTH NUMBER - 列の長さが文字単位で表示されます。この値は、次のデータ型に対してのみ適用されます。
  • CHAR

  • VARCHAR2

  • NCHAR

  • NVARCHAR2

CHAR_USED VARCHAR2(1) - Bは、列の長さセマンティクスとしてBYTEが使用されていることを示します。Cは、列の長さセマンティクスとしてCHARが使用されていることを示します。NULLは、データ型が次のいずれでもないことを示します。
  • CHAR

  • VARCHAR2

  • NCHAR

  • NVARCHAR2



ALL_REPCOLUMN_GROUP

カレント・ユーザーからアクセス可能な各レプリケート表の列グループが示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPCOLUMN_GROUPには、データベース内のすべての表の列グループが示されます。

  • USER_REPCOLUMN_GROUPには、カレント・ユーザーが所有するすべての表の列グループが示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表を含むスキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表の名前。
GROUP_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 列グループの名前。
GROUP_COMMENT VARCHAR2(80) - ユーザーが入力するコメント。


注意:

USER_REPCOLUMN_GROUPビューには、SNAME列が示されません。


ALL_REPCONFLICT

競合解消メソッドが定義されていて、カレント・ユーザーからアクセス可能な各表の名前と、その方法で解消される競合のタイプが含まれます。

関連するビュー:

  • DBA_REPCONFLICTには、競合解消メソッドが定義されているデータベース内のすべての表に対する競合解消メソッドが示されます。

  • USER_REPCONFLICTには、競合解消メソッドが定義されている、カレント・ユーザーが所有するすべての表に対する競合解消メソッドが示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表を含むスキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL 競合解消メソッドが定義された表の名前。
CONFLICT_TYPE VARCHAR2(10) - 競合解消メソッドを適用する競合のタイプ。削除の競合、一意性競合、更新の競合のいずれかです。
REFERENCE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 方法を適用するオブジェクト。削除の競合では表の名前です。一意性競合では制約の名前です。更新の競合では列グループの名前です。


注意:

USER_REPCONFLICTビューには、SNAME列が示されません。


ALL_REPDDL

カレント・ユーザーからアクセス可能な各レプリケーション・オブジェクトのDDLが示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPDDLには、データベース内の各レプリケート・オブジェクトのDDLが示されます。

  • USER_REPDDLには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケート・オブジェクトのDDLが示されます。

データ型 NULL 説明
LOG_ID NUMBER - ALL_REPCATLOGレコードのID番号。
SOURCE VARCHAR2(128) - 要求の作成元データベースの名前。
ROLE VARCHAR2(1) - Yの場合、データベースは要求に対するマスター定義サイト(masterdef)です。

Nの場合、データベースはマスター・サイトです。

MASTER VARCHAR2(128) - この要求を処理するデータベースの名前。
LINE NUMBER(38) - 1つの要求に含まれるレコードの順序。
TEXT VARCHAR2(2000) - 引数またはDDLテキストの一部分。
DDL_NUM NUMBER(38) - 複数のDDL文を使用する場合に、TEXT列に格納されているDDL文の実行順序を示します。


ALL_REPGENOBJECTS

カレント・ユーザーからアクセス可能で、レプリケーションのサポート用に生成されたオブジェクトが示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPGENOBJECTSには、レプリケーションのサポート用に生成された、データベース内の各オブジェクトが示されます。

  • USER_REPGENOBJECTSには、レプリケーションのサポート用に生成された、カレント・ユーザーが所有する各オブジェクトが示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) - レプリケート・スキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) - 生成されたオブジェクトの名前。
TYPE VARCHAR2(12) - 生成されたオブジェクトのタイプ。値は、PACKAGEPACKAGE BODYTRIGGERまたはINTERNAL PACKAGEのいずれかです。
BASE_SNAME VARCHAR2(30) - ベースとなるオブジェクトの所有者。
BASE_ONAME VARCHAR2(30) - このオブジェクトを生成する原因となったオブジェクト。
BASE_TYPE VARCHAR2(12) - ベースとなるオブジェクトのタイプ。
PACKAGE_PREFIX VARCHAR2(30) - パッケージ・ラッパーの接頭辞。
PROCEDURE_PREFIX VARCHAR2(30) - パッケージ・ラッパーのプロシージャ接頭辞。
DISTRIBUTED VARCHAR2(1) - この列は廃止されています。
REASON VARCHAR2(30) - オブジェクトの生成理由。


ALL_REPGROUP

カレント・ユーザーからアクセス可能なレプリケーション・グループがすべて示されます。各レプリケーション・グループのメンバーは、ALL_REPOBJECTビューにリストされます。

関連するビュー:

  • DBA_REPGROUPには、レプリケーションの対象となる、データベース内のレプリケーション・グループが示されます。

  • USER_REPGROUPには、レプリケートの対象となる、カレント・ユーザーが所有するレプリケーション・グループがすべて示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート・スキーマの名前。この列は廃止されています。
MASTER VARCHAR2(1) - Yの場合、カレント・サイトはマスター・サイトです。

Nの場合、カレント・サイトはマテリアライズド・ビュー・サイトです。

STATUS VARCHAR2(9) - マスター・サイトに対してのみ使用されます。ステータスは、normal、quiescing、quiescedのいずれかです。
SCHEMA_COMMENT VARCHAR2(80) - ユーザーが入力するコメント。
GNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケーション・グループの名前。
FNAME VARCHAR2(30) - 固有の名前。
RPC_PROCESSING_DISABLED VARCHAR2(1) - Nの場合、このサイトでの遅延リモート・プロシージャ・コール(RPC)の受信や適用が可能です。

Yの場合、このサイトでの遅延リモート・プロシージャ・コール(RPC)の受信や適用が不可能です。

OWNER VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケーション・グループの所有者。


ALL_REPGROUP_PRIVILEGES

レプリケーション・グループ内で権限を登録されているユーザーの情報が示されます。カレント・ユーザーからアクセス可能なレプリケーション・グループのみが表示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPGROUP_PRIVILEGESには、データベース内のすべてのレプリケーション・グループ内で権限を登録されているユーザーの情報が示されます。

  • USER_REPGROUP_PRIVILEGESには、カレント・ユーザーが所有するレプリケーション・グループ内で権限を登録されているユーザーの情報が示されます。

データ型 NULL 説明
USERNAME VARCHAR2(30) NOT NULL ユーザーの名前が表示されます。
GNAME VARCHAR2(30) - レプリケーション・グループの名前が表示されます。
CREATED DATE NOT NULL レプリケーション・グループの登録日が表示されます。
RECEIVER VARCHAR2(1) - ユーザーが受信者としての権限を持っているかどうかを示します。
PROXY_SNAPADMIN VARCHAR2(1) - ユーザーがproxy_snapadmin権限を持っているかどうかを示します。
OWNER VARCHAR2(30) - レプリケーション・グループの所有者。


ALL_REPGROUPED_COLUMN

カレント・ユーザーからアクセス可能な各表の列グループを構成する、すべての列が示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPGROUPED_COLUMNには、データベース内の各表の列グループを構成する、すべての列が示されます。

  • USER_REPGROUPED_COLUMNには、カレント・ユーザーが所有する各表の列グループを構成する、すべての列が示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表を含むスキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表の名前。
GROUP_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 列グループの名前。
COLUMN_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 列グループに含まれる列の名前。


注意:

USER_REPGROUPED_COLUMNビューには、SNAME列が示されません。


ALL_REPKEY_COLUMNS

カレント・ユーザーからアクセス可能な各表の1つ以上のレプリケーション・キー列が示されます。

レプリケーション・キー列は、主キーのかわりの代替列または列グループで、行レベル・レプリケーションを使用した場合に、比較する表中の列を決定するのに使用されます。レプリケーション・キー列は、DBMS_REPCATパッケージのSET_COLUMNSプロシージャを使用して設定できます。

次のタイプの列は、レプリケーション・キー列にすることはできません。

  • LOBまたは列オブジェクトのLOB属性

  • コレクションまたは列オブジェクトのコレクション属性

  • REF

  • 列オブジェクト全体

関連するビュー:

  • DBA_REPKEY_COLUMNSには、データベース内の各表の1つ以上のレプリケーション・キー列が示されます。

  • USER_REPKEY_COLUMNSには、カレント・ユーザーが所有する各表の1つ以上のレプリケーション・キー列が示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表の所有者。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表の名前。
COL VARCHAR2(4000) - 表内の1つ以上のレプリケーション・キー列。


ALL_REPOBJECT

カレント・ユーザーからアクセス可能な各レプリケーション・グループ内のオブジェクトの情報が示されます。オブジェクトは、1つのレプリケーション・グループのみに属します。レプリケーション・グループは、複数のスキーマにまたがることができます。

関連するビュー:

  • DBA_REPOBJECTには、データベースの各レプリケーション・グループ内のオブジェクトの情報が示されます。

  • USER_REPOBJECTには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケーション・グループ内のオブジェクトの情報が示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) - レプリケート・オブジェクトを含むスキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) - レプリケート・オブジェクトの名前。
TYPE VARCHAR2(16) - レプリケート・オブジェクトのタイプ。
FUNCTION           MATERIALIZED VIEW
INDEX              SYNONYM
INDEXTYPE          TABLE
OPERATOR           TRIGGER
PACKAGE            TYPE
PACKAGE BODY       TYPE BODY
PROCEDURE          VIEW
STATUS VARCHAR2(10) - CREATEは、ユーザーまたはOracleによって生成されたDDLが、ローカル・データベースに対して適用され、オブジェクトがローカルに作成されることを示します。ローカル・レプリカが存在する場合、Oracleは、そのレプリカをマスター定義と比較して、両者に整合性があることを確認します(COMPARE)。オブジェクトの作成または比較が正常に実行されると、ステータスがVALIDに更新されます。正常に実行されなかった場合、ステータスはERRORになります。オブジェクトを削除すると、ALL_REPOBJECTビューから行が削除される前にステータスがDROPPEDに更新されます。
GENERATION_STATUS VARCHAR2(9) - オブジェクトでレプリケーション・パッケージを生成する必要があるかどうかを示します。
ID NUMBER - ローカル・データベース・オブジェクトの識別子(該当する値がある場合)。
OBJECT_COMMENT VARCHAR2(80) - ユーザーが入力するコメント。
GNAME VARCHAR2(30) - オブジェクトが属するレプリケーション・グループの名前。
MIN_COMMUNICATION VARCHAR2(1) - Yの場合は、最小限の通信によって更新されます。

Nの場合は、更新用の新旧データがすべて送信されます。

REPLICATION_TRIGGER_EXISTS VARCHAR2(1) - Yの場合、内部レプリケーション・トリガーが存在します。

Nの場合、内部レプリケーション・トリガーは存在しません。

INTERNAL_PACKAGE_EXISTS VARCHAR2(1) - Yの場合、内部パッケージが存在します。

Nの場合、内部パッケージは存在しません。

GROUP_OWNER VARCHAR2(30) - レプリケーション・グループの所有者。
NESTED_TABLE VARCHAR2(1) - Yの場合、レプリケート・オブジェクトはネストした表の記憶表です。

Nの場合、レプリケート・オブジェクトは記憶表ではありません。



ALL_REPPARAMETER_COLUMN

ALL_REPPARAMETER_COLUMNビューには、ALL_REPRESOLUTIONビューに示される情報と、カレント・ユーザーからアクセス可能な各レプリケート表の競合解消に使用される列の情報が示されます。これらの列の値は、list_of_column_namesの引数として、DBMS_REPCATパッケージのADD_conflicttype_RESOLUTIONプロシージャに渡されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPPARAMETER_COLUMNには、データベース内の各レプリケート表の競合解消に使用される列の情報が示されます。

  • USER_REPPARAMETER_COLUMNには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケート表の競合解消に使用される列の情報が示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表を含むスキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表の名前。
CONFLICT_TYPE VARCHAR2(10) - 競合解消メソッドを適用する競合のタイプ。削除の競合、一意性競合、更新の競合のいずれかです。
REFERENCE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 方法を適用するオブジェクト。削除の競合では表の名前です。一意性競合では制約の名前です。更新の競合では列グループの名前です。
SEQUENCE_NO NUMBER NOT NULL 競合解消メソッドを適用する順序。1は、最初に適用されることを示します。
METHOD_NAME VARCHAR2(80) NOT NULL Oracleによって提供される競合解消メソッドの名前。ユーザー指定の方法を使用する場合、この値は'user function'になります。
FUNCTION_NAME VARCHAR2(92) NOT NULL 競合解消メソッドが'user function'の場合は、ユーザーが入力した競合解消メソッドの名前になります。
PRIORITY_GROUP VARCHAR2(30) - 競合解消メソッドが'priority group'の場合は、優先グループの名前になります。
PARAMETER_TABLE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL パラメータ列が属する表の名前が表示されます。
PARAMETER_COLUMN_NAME VARCHAR2(4000) - 競合解消メソッドでINパラメータとして使用される列の名前。
PARAMETER_SEQUENCE_NO NUMBER NOT NULL INパラメータとして使用される列の順序。


注意:

USER_REPPARAMETER_COLUMNビューには、SNAME列が示されません。


ALL_REPPRIORITY

カレント・ユーザーからアクセス可能な各優先グループの各メンバーの値および優先順位レベルが示されます。優先グループには、レプリケーション・グループ内で一意の名前を付ける必要があります。また、指定された優先グループ内のそれぞれの優先順位レベルと値は、そのグループ内で一意であることが必要です。

関連するビュー:

  • DBA_REPPRIORITYには、データベース内の各優先グループの各メンバーの値および優先順位レベルが示されます。

  • USER_REPPRIORITYには、カレント・ユーザーが所有する各優先グループの各メンバーの値および優先順位レベルが示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート・スキーマの名前。この列は廃止されています。
PRIORITY_GROUP VARCHAR2(30) NOT NULL 優先グループまたはサイト優先グループの名前。
PRIORITY NUMBER NOT NULL メンバーの優先順位レベル。最も大きい数値は、優先順位レベルが最も高いことを示します。
DATA_TYPE VARCHAR2(9) - 優先グループの値のデータ型。
FIXED_DATA_LENGTH NUMBER(38) - CHARデータ型の値の最大長。
CHAR_VALUE CHAR(255) - 優先グループのメンバーの値(DATA_TYPE = CHARの場合)。
VARCHAR2_VALUE VARCHAR2(4000) - 優先グループのメンバーの値(DATA_TYPE = VARCHAR2の場合)。
NUMBER_VALUE NUMBER - 優先グループのメンバーの値(DATA_TYPE = NUMBERの場合)。
DATE_VALUE DATE - 優先グループのメンバーの値(DATA_TYPE = DATEの場合)。
RAW_VALUE RAW(2000) - 優先グループのメンバーの値(DATA_TYPE = RAWの場合)。
GNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケーション・グループの名前。
NCHAR_VALUE NCHAR(500) - 優先グループのメンバーの値(DATA_TYPE = NCHARの場合)。
NVARCHAR2_VALUE VARCHAR2(1000) - 優先グループのメンバーの値(DATA_TYPE = NVARCHAR2の場合)。
LARGE_CHAR_VALUE CHAR(2000) - 優先グループのメンバーの値(255文字以上の空白埋込み文字列の場合)。


注意:

USER_REPPRIORITYビューには、SNAME列およびGNAME列が示されません。


ALL_REPPRIORITY_GROUP

カレント・ユーザーからアクセス可能な各レプリケーション・グループに定義された、優先グループまたはサイト優先グループが示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPPRIORITY_GROUPには、データベース内の各レプリケーション・グループに定義された、優先グループまたはサイト優先グループが示されます。

  • USER_REPPRIORITY_GROUPには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケーション・グループに定義された、優先グループまたはサイト優先グループが示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート・スキーマの名前。この列は廃止されています。
PRIORITY_GROUP VARCHAR2(30) NOT NULL 優先グループまたはサイト優先グループの名前。
DATA_TYPE VARCHAR2(9) - 優先グループの各値のデータ型。
FIXED_DATA_LENGTH NUMBER(38) - CHARデータ型の値の最大長。
PRIORITY_COMMENT VARCHAR2(80) - ユーザーが入力するコメント。
GNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケーション・グループの名前。


注意:

USER_REPPRIORITYビューには、SNAME列およびGNAME列が示されません。


ALL_REPPROP

各レプリケート・オブジェクトに対する操作を、他のマスター・サイトにある同じオブジェクトに伝播する手法が示されます。操作の伝播は、ストアド・プロシージャやプロシージャ・ラップ・プログラムをコールしたり、表を直接操作することによって実行します。このビューに示されるのは、カレント・ユーザーからアクセス可能なオブジェクトです。

関連するビュー:

  • DBA_REPPROPには、各レプリケート・オブジェクトに対する操作を、他のマスター・サイトにある同じオブジェクトに伝播する手法が示されます。このビューに示されるのは、データベース内のすべてのオブジェクトです。

  • USER_REPPROPには、各レプリケート・オブジェクトに対する操作を、他のマスター・サイトにある同じオブジェクトに伝播する手法が示されます。このビューに示されるのは、カレント・ユーザーが所有するオブジェクトです。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート・オブジェクトを含むスキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート・オブジェクトの名前。
TYPE VARCHAR2(16) - レプリケートされているオブジェクトのタイプ。
FUNCTION           PROCEDURE
INDEXTYPE          MATERIALIZED VIEW
OPERATOR           TABLE
PACKAGE            TYPE
PACKAGE BODY       TYPE BODY
DBLINK VARCHAR2(128) NOT NULL マスター・サイトのデータベースの完全修飾名。このデータベースに対して、変更が伝播されます。
HOW VARCHAR2(13) - 伝播の実行方法。ローカル・マスター・サイトの場合は'none'です。それ以外のサイトの場合は'synchronous'または'asynchronous'です。
PROPAGATE_COMMENT VARCHAR2(80) - ユーザーが入力するコメント。


ALL_REPRESOL_STATS_CONTROL

カレント・ユーザーからアクセス可能なすべてのレプリケート表に対する、競合解消の統計収集が示されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPRESOL_STATS_CONTROLには、データベース内のすべてのレプリケート表に対する、競合解消の統計収集が示されます。

  • USER_REPRESOL_STATS_CONTROLには、カレント・ユーザーが所有するすべてのレプリケート表に対する、競合解消の統計収集が示されます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL 表の所有者。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL 表の名前。
CREATED DATE NOT NULL 統計収集の開始を示すタイムスタンプ。
STATUS VARCHAR2(9) - 統計収集のステータス。ACTIVEまたはCANCELLEDになります。
STATUS_UPDATE_DATE DATE NOT NULL 前回のステータス更新日を示すタイムスタンプ。
PURGED_DATE DATE - 前回の統計データのパージ日を示すタイムスタンプ。
LAST_PURGE_START_DATE DATE - 前回の統計情報のパージ期間の開始日。
LAST_PURGE_END_DATE DATE - 前回の統計情報のパージ期間の終了日。


注意:

USER_REPRESOL_STATS_CONTROLビューには、SNAME列が示されません。


ALL_REPRESOLUTION

カレント・ユーザーからアクセス可能な各レプリケート表での更新、一意性または削除の競合の解消に使用する方法が示されます。この場合の表は、指定されたスキーマに対する行レベル・レプリケーションによってレプリケートされています。

関連するビュー:

  • DBA_REPRESOLUTIONには、データベース内の各レプリケート表での更新、一意性または削除の競合の解消に使用する方法が示されます。この場合の表は、指定されたスキーマに対する行レベル・レプリケーションによってレプリケートされています。

  • USER_REPRESOLUTIONには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケート表での更新、一意性または削除の競合の解消に使用する方法が示されます。この場合の表は、行レベル・レプリケーションによってレプリケートされています。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート・スキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表の名前。
CONFLICT_TYPE VARCHAR2(10) - 競合解消メソッドを適用する競合のタイプ。削除の競合、一意性競合、更新の競合のいずれかです。
REFERENCE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 方法を適用するオブジェクト。削除の競合では表の名前です。一意性競合では制約の名前です。更新の競合では列グループの名前です。
SEQUENCE_NO NUMBER NOT NULL 競合解消メソッドを適用する順序。1は、最初に適用されることを示します。
METHOD_NAME VARCHAR2(80) NOT NULL Oracleによって提供される競合解消メソッドの名前。ユーザー指定の方法を使用する場合、この値は'user function'になります。
FUNCTION_NAME VARCHAR2(92) NOT NULL 競合解消メソッドが'user function'の場合は、ユーザーが入力した競合解消メソッドの名前になります。
PRIORITY_GROUP VARCHAR2(30) - 競合解消メソッドが'priority group'の場合は、優先グループの名前になります。
RESOLUTION_COMMENT VARCHAR2(80) - ユーザーが入力するコメント。


注意:

USER_REPRESOLUTIONビューには、SNAME列が示されません。


ALL_REPRESOLUTION_METHOD

データベース内で使用可能な競合解消メソッドがすべてリストされます。まず、このビューには、Advanced Replicationが提供する標準の方法がリストされます。新しいユーザー・ファンクションを作成してデータベース内のオブジェクト用の競合解消メソッドとして追加すると、そのファンクションがこのビューに追加されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPRESOLUTION_METHODには、データベース内で使用可能な競合解消メソッドがすべてリストされます。

  • USER_REPRESOLUTION_METHODには、データベース内で使用可能な競合解消メソッドがすべてリストされます。

データ型 NULL 説明
CONFLICT_TYPE VARCHAR2(10) - 解決メソッドを適用する競合のタイプ。更新の競合、一意性競合、更新の競合のいずれかです。
METHOD_NAME VARCHAR2(80) NOT NULL Oracleが提供する競合解消メソッドの名前。またはユーザーが入力した方法の名前。


ALL_REPRESOLUTION_STATISTICS

カレント・ユーザーからアクセス可能なすべてのレプリケート表に対して、正常に実行された更新、一意性または削除の競合解消の情報がリストされます。これらの統計情報は、DBMS_REPCAT.REGISTER_STATISTICSプロシージャをコールした場合にかぎり、表に対して収集されます。

関連するビュー:

  • DBA_REPRESOLUTION_STATISTICSには、データベース内のすべてのレプリケート表に対して、正常に実行された更新、一意性または削除の競合解消の情報がリストされます。

  • USER_REPRESOLUTION_STATISTICSには、カレント・ユーザーが所有するすべてのレプリケート表に対して、正常に実行された更新、一意性または削除の競合解消の情報がリストされます。

データ型 NULL 説明
SNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート・スキーマの名前。
ONAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケート表の名前。
CONFLICT_TYPE VARCHAR2(10) - 正常に解消された競合のタイプ。削除の競合、一意性競合、更新の競合のいずれかです。
REFERENCE_NAME VARCHAR2(30) NOT NULL 競合解消メソッドを適用するオブジェクト。削除の競合では表の名前です。一意性競合では制約の名前です。更新の競合では列グループの名前です。
METHOD_NAME VARCHAR2(80) NOT NULL Oracleによって提供される競合解消メソッドの名前。ユーザー指定の方法を使用する場合、この値は'user function'になります。
FUNCTION_NAME VARCHAR2(92) - 競合解消メソッドが'user function'の場合は、ユーザーが入力した競合解消メソッドの名前になります。
PRIORITY_GROUP VARCHAR2(30) - 競合解消メソッドが'priority group'の場合は、優先グループの名前になります。
RESOLVED_DATE DATE NOT NULL この行の競合が解消された日付。
PRIMARY_KEY_VALUE VARCHAR2(2000) NOT NULL 行の主キーの連結表現。


注意:

USER_REPRESOLUTION_STATISTICSビューには、SNAME列が示されません。


ALL_REPSITES

カレント・ユーザーからアクセス可能な各レプリケーション・グループのメンバーがリストされます。

関連するビュー:

  • DBA_REPSITESには、データベース内の各レプリケーション・グループのメンバーがリストされます。

  • USER_REPSITESには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケーション・グループのメンバーがリストされます。

データ型 NULL 説明
GNAME VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケーション・グループの名前。
DBLINK VARCHAR2(128) NOT NULL このレプリケーション・グループのマスター・サイトへのデータベース・リンク。
MASTERDEF VARCHAR2(1) - マスター定義サイトとして指定するDBLINKを示します。
SNAPMASTER VARCHAR2(1) - リフレッシュ時に使用するDBLINKを示します。マテリアライズド・ビュー・サイトの場合に使用されます。
MASTER_COMMENT VARCHAR2(80) - ユーザーが入力するコメント。
MASTER VARCHAR2(1) - Yの場合、サイトはレプリケート・グループのマスター・サイトです。

Nの場合、サイトはレプリケート・グループのマスター・サイトではありません。

GROUP_OWNER VARCHAR2(30) NOT NULL レプリケーション・グループの所有者。

DBA_REPSITESビューには、次の列も含まれます。

データ型 NULL 説明
PROP_UPDATES NUMBER - 伝播方法のエンコーディング(マスター・サイトの場合)。
MY_DBLINK VARCHAR2(1) - インポート後、問題を検出するために使用されます。Yの場合、DBLINKがグローバル名です。


DBA_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES

このビューには、データベース内の各デプロイメント・テンプレートに関するグローバル情報が示されます。テンプレート名、テンプレートの所有者、テンプレート・オブジェクトが属するリフレッシュ・グループ、テンプレートの種類(プライベートまたはパブリック)などの情報があります。

このビューの列は、ALL_REPCAT_REFRESH_TEMPLATESの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES」を参照してください。


DBA_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS

DBA_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSビューには、データベース内のすべてのデプロイメント・テンプレートの各オブジェクト定義が示されます。REFRESH_TEMPLATE_NAMEにターゲット・テンプレートを指定すると、各オブジェクトがテンプレートに追加されます。

このビューの列は、ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS」を参照してください。


DBA_REPCAT_TEMPLATE_PARMS

データベース内のすべてのテンプレートのオブジェクトDDLで定義されたパラメータは、DBA_REPCAT_TEMPLATE_PARMS表に格納されます。オブジェクトがテンプレートに追加されると、DDLに変数があるかどうかが検査されます。パラメータが見つかると、自動的にこのビューに追加されます。

このビューの列は、ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMSの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMS」を参照してください。


DBA_REPCAT_TEMPLATE_SITES

DBA_REPCAT_TEMPLATE_SITESビューは、エンタープライズ・ネットワークのすべてのサイトにおける、テンプレートのインスタンス化のカレント・ステータス情報をDBAに提供します。このビューには、データベース内のすべてのデプロイメント・テンプレートのインスタンス化サイトの情報が示されます。具体的には、DBAは、特定のサイトで実行されるテンプレートのインストールや削除を監視できます。このビューの列は、ALL_REPCAT_TEMPLATE_SITESの列と同じです。


DBA_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONS

The DBA_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONSビューには、プライベート用に指定された、データベース内のすべてのテンプレートに対する認証ユーザーがリストされます。このビューにリストされたユーザーは、指定されたテンプレートをインスタンス化できます。このビューにリストされないユーザーはテンプレートをインスタンス化できません。このビューの列は、ALL_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONSの列と同じです。


DBA_REPCAT_USER_PARM_VALUES

DBA_REPCAT_USER_PARM_VALUESビューには、データベース内のすべてのデプロイメント・テンプレートのテンプレート・パラメータが示されます。DBAには、テンプレートを配布してインスタンス化する前に、ユーザー・パラメータの表を作成するオプションの機能があります。指定されたユーザーがテンプレートをインスタンス化する場合は、そのユーザー用にDBA_REPCAT_USER_PARM_VALUES表に格納された値が自動的に使用されます。

このビューの列は、ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUESの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUES」を参照してください。


DBA_REPCATLOG

各マスター・サイトのDBA_REPCATLOGビューには、非同期管理要求および生成されたエラー・メッセージの暫定的なステータスの情報が示されます。要求の処理中に生成されたすべてのエラー・メッセージは、その要求を作成したマスター・サイトのDBA_REPCATLOGビューに転送されます。エラーが発生せずに管理要求が正常に完了した場合は、この要求に関するすべてのトレースは、DBA_REPCATLOGビューから削除されます。このビューの列は、ALL_REPCATLOGの列と同じです。


DBA_REPCOLUMN

DBA_REPCOLUMNビューには、データベース内のすべての表のレプリケートされた列がリストされます。このビューの列は、ALL_REPCOLUMNの列と同じです。


DBA_REPCOLUMN_GROUP

DBA_REPCOLUMN_GROUPビューには、データベース内の各レプリケート表の列グループがリストされます。このビューの列は、ALL_REPCOLUMN_GROUPの列と同じです。


DBA_REPCONFLICT

DBA_REPCONFLICTビューには、競合解消メソッドが定義されている、データベース内の各表の名前と、競合解消メソッドを適用する競合のタイプが表示されます。このビューの列は、ALL_REPCONFLICTの列と同じです。


DBA_REPDDL

DBA_REPDDLには、データベース内の各レプリケーション・オブジェクトのDDLが示されます。このビューの列は、ALL_REPDDLの列と同じです。


DBA_REPEXTENSIONS

DBA_REPEXTENSIONSビューには、マスター・グループを静止させずに、マスター・グループに新しいマスター・サイトを追加しようとしているカレント操作の情報が示されます。


関連項目:

レプリケーション環境に新しいマスター・サイトを追加するプロシージャの詳細は、「マスター・グループを静止することなく、新しいマスター・サイトを追加」を参照してください。

データ型 NULL 説明
EXTENSION_ID RAW(16) NOT NULL 静止せずにマスター・グループにマスター・データベースを追加する、カレントの保留要求の識別子。
REQUEST VARCHAR2(15) - 拡張要求タイプ。現在可能な値は、ADD_NEW_MASTERSのみであり、この値は、静止せずにマスター・グループに新しいマスター・サイトを追加する要求を示します。
MASTERDEF VARCHAR2(128) - マスター・サイトが追加されるマスター・グループのマスター定義サイトのグローバル名。
EXPORT_REQUIRED VARCHAR2(3) - YESは、データベース全体または表レベルのエクスポート/インポートを使用して、1つ以上の新しいマスター・サイトが追加されることを示します。

NOは、変更ベースのリカバリを使用して、すべての新しいマスター・サイトが追加されることを示します。

REPCATLOG_ID NUMBER - レプリケーション拡張に関連するレプリケーション・カタログ・レコードの識別子。マスター定義サイトは、このレコード上で待機します。この値は、マスター定義サイトでのみ有効です。
EXTENSION_STATUS VARCHAR2(13) - 各レプリケーション拡張のステータス。この値は、マスター定義サイトでのみ有効です。

可能な値は次のとおりです。

READY: 拡張要求が作成され、準備が完了しています。

STOPPING: マスター・グループへの新しいマスター・サイトの追加が完了しました。マスター定義サイトは、既存のマスター・サイトから新しいマスター・サイトおよびマスター定義サイト自体への伝播を停止しようとしています。

EXPORTING: 既存のマスター・サイトから新しいマスター・サイトおよびマスター定義サイトへの遅延トランザクションの伝播が停止しました。マスター定義サイトは、エクスポートの完了を待機しています。

INSTANTIATING: DBMS_REPCAT.RESUME_PROPAGATION_TO_MDEFプロシージャが実行されています(エクスポートが使用された場合)。マスター定義サイトは、新しいマスター・サイトがインスタンス化されるのを待機しています。

ERROR: 拡張要求の実行時にエラーが発生しました。

FLASHBACK_SCN NUMBER - 新しいマスター・サイトを追加するときに、エクスポートまたは変更ベースのリカバリで使用する必要があるシステム変更番号(SCN)。新しいマスター・サイトは、リストされたSCNと整合性がある必要があります。
BREAK_TRANS_TO_MASTERDEF VARCHAR2(3) - この値は、EXPORT_REQUIREDTRUEの場合のみ有効です。

BREAK_TRANS_TO_MASTERDEFTRUEの場合、既存のマスター・サイトは、マスター・サイトが追加されていないレプリケーション・グループのために、マスター定義サイトへの遅延トランザクションの伝播を継続できます。マスター・サイトが追加されているレプリケーション・グループの遅延トランザクションは、エクスポートが完了するまで伝播できません。

BREAK_TRANS_TO_MASTERDEFFALSEの場合、既存のマスター・サイトは、遅延トランザクションをマスター定義サイトにまったく伝播できません。

BREAK_TRANS_TO_NEW_MASTERS VARCHAR2(3) - BREAK_TRANS_TO_NEW_MASTERSTRUEの場合、既存のマスター・サイトは、マスター・サイトが追加されていないレプリケーション・グループのために、新しいマスター・サイトへの遅延トランザクションの伝播を継続できます。

BREAK_TRANS_TO_NEW_MASTERSFALSEの場合、遅延トランザクション・キューの新しいマスターへの伝播は無効になります。

PERCENTAGE_FOR_CATCHUP_MDEF NUMBER - この値はBREAK_TRANS_TO_MASTERDEFTRUEの場合のみ有効です。

マスター定義サイトへの伝播に追いつくために使用する、伝播リソースのパーセンテージです。

CYCLE_SECONDS_MDEF NUMBER - この値は、PERCENTAGE_FOR_CATCHUP_MDEFが有効であり、かつその値が10以上90以下の値に設定されている場合に有効です。この場合、マスター定義サイトへの伝播は、拡張されていないレプリケーション・グループと拡張されているレプリケーション・グループの間で交互に切り替わり、1サイクルごとに各グループに1回データがプッシュされます。この値は、1サイクルの長さを秒単位で示します。
PERCENTAGE_FOR_CATCHUP_NEW NUMBER - この値はBREAK_TRANS_TO_NEW_MASTERSTRUEの場合のみ有効です。

新しいマスター・サイトへの伝播に追いつくために使用する、伝播リソースのパーセンテージです。

CYCLE_SECONDS_NEW NUMBER - この値は、PERCENTAGE_FOR_CATCHUP_NEWが有効であり、かつその値が10以上90以下の値に設定されている場合に有効です。この場合、新しいマスターへの伝播は、拡張されていないレプリケーション・グループと拡張されているレプリケーション・グループに対して、各サイクル中にプッシュが行われるたびに、交互に実行されます。この値は、1サイクルの長さを秒単位で示します。


DBA_REPGENOBJECTS

DBA_REPGENOBJECTSビューには、レプリケーションのサポート用に生成された、データベース内の各オブジェクトが示されます。このビューの列は、ALL_REPGENOBJECTSの列と同じです。


DBA_REPGROUP

DBA_REPGROUPには、データベース内のすべてのレプリケーション・グループが示されます。各レプリケーション・グループのメンバーは、DBA_REPOBJECTビューにリストされます。DBA_REPGROUPビューの列は、ALL_REPGROUPの列と同じです。


DBA_REPGROUP_PRIVILEGES

DBA_REPGROUP_PRIVILEGESビューには、レプリケーション・グループ内で権限を登録されているユーザーの情報が示されます。データベース内のすべてのリフレッシュ・グループが表示されます。このビューの列は、ALL_REPGROUP_PRIVILEGESの列と同じです。


DBA_REPGROUPED_COLUMN

DBA_REPGROUPED_COLUMNビューには、データベース内の各表の列グループを構成する、すべての列が示されます。このビューの列は、ALL_REPGROUPED_COLUMNの列と同じです。


DBA_REPKEY_COLUMNS

DBA_REPKEY_COLUMNSビューには、データベース内の各表の1つ以上のレプリケーション・キー列が示されます。このビューの列は、ALL_REPKEY_COLUMNSの列と同じです。


DBA_REPOBJECT

DBA_REPOBJECTビューには、データベースの各レプリケーション・グループ内のオブジェクトの情報が示されます。オブジェクトは、1つのレプリケーション・グループのみに属します。レプリケーション・グループは、複数のスキーマにまたがることができます。このビューの列は、ALL_REPOBJECTの列と同じです。


DBA_REPPARAMETER_COLUMN

DBA_REPPARAMETER_COLUMNビューには、DBA_REPRESOLUTIONビューに示される情報と、データベース内の各レプリケート表の競合解消に使用される列の情報が示されます。これらの列の値は、list_of_column_namesの引数として、DBMS_REPCATパッケージのADD_conflicttype_RESOLUTIONプロシージャに渡されます。このビューの列は、ALL_REPPARAMETER_COLUMNの列と同じです。


DBA_REPPRIORITY

DBA_REPPRIORITYビューには、データベース内の各優先グループの各メンバーの値および優先順位レベルが示されます。優先グループには、レプリケーション・グループ内で一意の名前を付ける必要があります。また、指定された優先グループ内のそれぞれの優先順位レベルと値は、そのグループ内で一意であることが必要です。このビューの列は、ALL_REPPRIORITYの列と同じです。


DBA_REPPRIORITY_GROUP

DBA_REPPRIORITY_GROUPビューには、データベース内の各レプリケーション・グループに定義された、優先グループまたはサイト優先グループが示されます。このビューの列は、ALL_REPPRIORITY_GROUPの列と同じです。


DBA_REPPROP

DBA_REPPROPビューには、各レプリケート・オブジェクトに対する操作を、他のマスター・サイトにある同じオブジェクトに伝播する手法が示されます。操作の伝播は、ストアド・プロシージャやプロシージャ・ラップ・プログラムをコールしたり、表を直接操作することによって実行します。このビューに示されるのは、データベース内のすべてのオブジェクトです。このビューの列は、ALL_REPPROPの列と同じです。


DBA_REPRESOL_STATS_CONTROL

DBA_REPRESOL_STATS_CONTROLビューには、データベース内のすべてのレプリケート表に対する、競合解消の統計収集が示されます。このビューの列は、ALL_REPRESOL_STATS_CONTROLの列と同じです。


DBA_REPRESOLUTION

DBA_REPRESOLUTIONビューには、データベース内の各レプリケート表での更新、一意性または削除の競合の解消に使用する方法が示されます。この場合の表は、指定されたスキーマに対する行レベル・レプリケーションによってレプリケートされています。このビューの列は、ALL_REPRESOLUTIONの列と同じです。


DBA_REPRESOLUTION_METHOD

DBA_REPRESOLUTION_METHODビューには、データベース内で使用可能な競合解消メソッドがすべてリストされます。まず、このビューには、アドバンスト・レプリケーション機能で提供する標準の方法がリストされます。新しいユーザー・ファンクションを作成してデータベース内のオブジェクト用の競合解消メソッドとして追加すると、そのファンクションがこのビューに追加されます。このビューの列は、ALL_REPRESOLUTION_METHODの列と同じです。


DBA_REPRESOLUTION_STATISTICS

DBA_REPRESOLUTION_STATISTICSビューには、データベース内のすべてのレプリケート表に対して、正常に実行された更新、一意性または削除の競合解消の情報がリストされます。これらの統計情報は、DBMS_REPCAT.REGISTER_STATISTICSプロシージャをコールした場合にかぎり、表に対して収集されます。DBA_REPRESOLUTION_STATISTICSビューの列は、ALL_REPRESOLUTION_STATISTICSの列と同じです。


DBA_REPSITES

DBA_REPSITESビューには、データベース内の各レプリケーション・グループのメンバーがリストされます。

このビューには、ALL_REPSITESビューとUSER_REPSITESビューには含まれていない次の追加の列が含まれています。

データ型 NULL 説明
PROP_UPDATES NUMBER - 伝播方法のエンコーディング(マスター・サイトの場合)。
MY_DBLINK VARCHAR2(1) - インポート後、問題を検出するために使用されます。Yの場合、このdblinkがグローバル名になります。

このビューの列は、これらの追加の列を除き、ALL_REPSITESの列と同じです。


DBA_REPSITES_NEW

DBA_REPSITES_NEWビューには、レプリケーション環境への追加を計画している新しいレプリケーション・サイトがリストされます。


関連項目:

レプリケーション環境に新しいマスター・サイトを追加するプロシージャの詳細は、「マスター・グループを静止することなく、新しいマスター・サイトを追加」を参照してください。

データ型 NULL 説明
EXTENSION_ID RAW(16) NOT NULL 静止せずにマスター・グループにマスター・データベースを追加する、カレントの保留要求の識別子。
GOWNER VARCHAR2(30) NOT NULL マスター・グループを所有するユーザーの名前。
GNAME VARCHAR2(30) NOT NULL マスター・グループの名前。
DBLINK VARCHAR2(128) NOT NULL 新しいマスター・サイトのデータベース・リンク。
FULL_INSTANTIATION VARCHAR2(1) - Yは、データベース全体のエクスポート/インポートまたは変更ベースのリカバリを使用して、DBLINKの新しいデータベースが追加されることを示します。

Nは、オブジェクトレベルのエクスポート/インポートを使用して、DBLINKの新しいデータベースが追加されることを示します。

MASTER_STATUS VARCHAR2(13) - 新しいマスター・サイトのインスタンス化ステータス。この値は、マスター定義サイトでのみ有効です。

可能な値は次のとおりです。

READY: 新しいマスター・サイトの準備が完了しています。

INSTANTIATING: 新しいマスター・サイトのインスタンス化処理が実行されています。

INSTANTIATED: 新しいマスター・サイトのインスタンス化が完了し、レプリケーション・アクティビティが準備されています。つまり、DBMS_REPCAT.PREPARE_INSTANTIATED_MASTERプロシージャが実行されています。

PREPARED: 新しいマスター・サイトから準備が完了している他のマスター、既存のマスターおよびマスター定義サイトへの遅延トランザクションの伝播が使用可能になりました。これで、新しいマスター・サイトがレプリケーション環境に参加する準備が完了しました。



USER_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES

このビューには、カレント・ユーザーが所有する各デプロイメント・テンプレートに関するグローバル情報が含まれます。テンプレート名、テンプレートの所有者、テンプレート・オブジェクトが属するリフレッシュ・グループ、テンプレートの種類(プライベートまたはパブリック)などの情報があります。

このビューの列は、ALL_REPCAT_REFRESH_TEMPLATESの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_REFRESH_TEMPLATES」を参照してください。


USER_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS

USER_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSビューには、カレント・ユーザーが所有する各デプロイメント・テンプレートの各オブジェクト定義が示されます。REFRESH_TEMPLATE_NAMEにターゲット・テンプレートを指定すると、各オブジェクトがテンプレートに追加されます。

このビューの列は、ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTSの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_TEMPLATE_OBJECTS」を参照してください。


USER_REPCAT_TEMPLATE_PARMS

カレント・ユーザーが所有するすべてのテンプレートのオブジェクトDDLで定義されたパラメータは、USER_REPCAT_TEMPLATE_PARMS表に格納されます。オブジェクトがテンプレートに追加されると、DDLに変数があるかどうかが検査され、パラメータが見つかると自動的にこのビューに追加されます。

このビューの列は、ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMSの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_TEMPLATE_PARMS」を参照してください。


USER_REPCAT_TEMPLATE_SITES

USER_REPCAT_TEMPLATE_SITESビューは、エンタープライズ・ネットワークのサイトにおける、テンプレートのインスタンス化のカレント・ステータス情報をユーザーに提供します。カレント・ユーザーが所有しているデプロイメント・テンプレートのインスタンス化サイトの情報も示されます。具体的には、ユーザーは、特定のサイトで実行されるテンプレートのインストールや削除を監視できます。このビューの列は、ALL_REPCAT_TEMPLATE_SITESの列と同じです。


USER_REPCAT_USER_AUTHORIZATION

USER_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONビューには、プライベート用に指定された、カレント・ユーザーが所有するすべてのテンプレートに対する認証ユーザーがリストされます。このビューにリストされたユーザーは、指定されたテンプレートをインスタンス化できます。このビューにリストされないユーザーはテンプレートをインスタンス化できません。このビューの列は、ALL_REPCAT_USER_AUTHORIZATIONSの列と同じです。


USER_REPCAT_USER_PARM_VALUES

USER_REPCAT_USER_PARM_VALUESビューには、カレント・ユーザーが所有するすべてのデプロイメント・テンプレートのテンプレート・パラメータが示されます。DBAには、テンプレートを配布してインスタンス化する前に、ユーザー・パラメータの表を作成するオプションの機能があります。指定されたユーザーがテンプレートをインスタンス化する場合は、そのユーザー用にUSER_REPCAT_USER_PARM_VALUESビューに格納された値が自動的に使用されます。

このビューの列は、ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUESの列と同じです。このビューおよびその列の詳細は、「ALL_REPCAT_USER_PARM_VALUES」を参照してください。


USER_REPCATLOG

各マスター・サイトのUSER_REPCATLOGビューには、非同期管理要求および生成されたエラー・メッセージの暫定的なステータスの情報が示されます。要求の処理中に生成されたすべてのエラー・メッセージは、その要求を作成したマスター・サイトのUSER_REPCATLOGビューに転送されます。エラーが発生せずに管理要求が正常に完了した場合は、この要求に関するすべてのトレースは、USER_REPCATLOGビューから削除されます。

このビューに含まれる非同期管理要求およびエラー・メッセージは、カレント・ユーザーが所有しています。このビューの列は、ALL_REPCATLOGの列と同じです。


USER_REPCOLUMN

USER_REPCOLUMNビューには、カレント・ユーザーが所有するすべての表のレプリケートされた列がリストされます。このビューの列は、ALL_REPCOLUMNの列と同じです。


USER_REPCOLUMN_GROUP

USER_REPCOLUMN_GROUPビューには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケート表の列グループがリストされます。このビューの列は、ALL_REPCOLUMN_GROUPの列と同じです。


注意:

USER_REPCOLUMN_GROUPビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPCOLUMN_GROUPビューおよびDBA_REPCOLUMN_GROUPビューに示されます。


USER_REPCONFLICT

USER_REPCONFLICTビューには、競合解消メソッドが定義されている、カレント・ユーザーが所有する各表の名前と、その方法で解消される競合のタイプが表示されます。このビューの列は、ALL_REPCONFLICTの列と同じです。


注意:

USER_REPCONFLICTビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPCONFLICTビューおよびDBA_REPCONFLICTビューに示されます。


USER_REPDDL

USER_REPDDLには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケーション・オブジェクトのDDLが示されます。このビューの列は、ALL_REPDDLの列と同じです。


USER_REPGENOBJECTS

USER_REPGENOBJECTSビューには、レプリケーションのサポート用に生成された、カレント・ユーザーが所有する各オブジェクトが示されます。このビューの列は、ALL_REPGENOBJECTSの列と同じです。


USER_REPGROUP

USER_REPGROUPビューには、カレント・ユーザーが所有するすべてのレプリケーション・グループが示されます。各レプリケーション・グループのメンバーは、USER_REPOBJECTビューにリストされます。USER_REPGROUPビューの列は、ALL_REPGROUPの列と同じです。


USER_REPGROUP_PRIVILEGES

USER_REPGROUP_PRIVILEGESビューには、レプリケーション・グループ内で権限を登録されているユーザーの情報が示されます。カレント・ユーザーが所有しているレプリケーション・グループのみが表示されます。このビューの列は、ALL_REPGROUP_PRIVILEGESの列と同じです。


USER_REPGROUPED_COLUMN

USER_REPGROUPED_COLUMNビューには、各表の列グループを構成する、すべての列がリストされます。このビューの列は、ALL_REPGROUPED_COLUMNの列と同じです。


注意:

USER_REPGROUPED_COLUMNビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPGROUPED_COLUMNビューおよびDBA_REPGROUPED_COLUMNビューに示されます。


USER_REPKEY_COLUMNS

USER_REPKEY_COLUMNSビューには、カレント・ユーザーが所有する各表の1つ以上のレプリケーション・キー列が示されます。このビューの列は、ALL_REPKEY_COLUMNSの列と同じです。


USER_REPOBJECT

USER_REPOBJECTビューには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケーション・グループ内のオブジェクトの情報が示されます。オブジェクトは、1つのレプリケーション・グループのみに属します。レプリケーション・グループは、複数のスキーマにまたがることができます。このビューの列は、ALL_REPOBJECTの列と同じです。


USER_REPPARAMETER_COLUMN

USER_REPPARAMETER_COLUMNビューには、USER_REPRESOLUTIONビューに示される情報と、カレント・ユーザーが所有する各レプリケート表の競合解消に使用される列の情報が示されます。これらの列の値は、list_of_column_namesの引数として、DBMS_REPCATパッケージのADD_conflicttype_RESOLUTIONプロシージャに渡されます。このビューの列は、ALL_REPPARAMETER_COLUMNの列と同じです。


注意:

USER_REPPARAMETER_COLUMNビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPPARAMETER_COLUMNビューおよびDBA_REPPARAMETER_COLUMNビューに示されます。


USER_REPPRIORITY

USER_REPPRIORITYビューには、カレント・ユーザーが所有する各優先グループの各メンバーの値および優先順位レベルが示されます。優先グループには、レプリケーション・グループ内で一意の名前を付ける必要があります。また、指定された優先グループ内のそれぞれの優先順位レベルと値は、そのグループ内で一意であることが必要です。このビューの列は、ALL_REPPRIORITYの列と同じです。


注意:

USER_REPPRIORITYビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPPRIORITYビューおよびDBA_REPPRIORITYビューに示されます。


USER_REPPRIORITY_GROUP

USER_REPPRIORITY_GROUPビューには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケーション・グループに定義された、優先グループまたはサイト優先グループが示されます。このビューの列は、ALL_REPPRIORITY_GROUPの列と同じです。


USER_REPPROP

USER_REPPROPビューには、各レプリケート・オブジェクトに対する操作を、他のマスター・サイトにある同じオブジェクトに伝播する手法が示されます。操作の伝播は、ストアド・プロシージャやプロシージャ・ラップ・プログラムをコールしたり、表を直接操作することによって実行します。このビューに示されるのは、カレント・ユーザーが所有するオブジェクトです。このビューの列は、ALL_REPPROPの列と同じです。


USER_REPRESOL_STATS_CONTROL

USER_REPRESOL_STATS_CONTROLビューには、カレント・ユーザーが所有するすべてのレプリケート表に対する、競合解消の統計収集が示されます。このビューの列は、ALL_REPRESOL_STATS_CONTROLの列と同じです。


注意:

USER_REPRESOL_STATS_CONTROLビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPRESOL_STATS_CONTROLビューおよびDBA_REPRESOL_STATS_CONTROLビューに示されます。


USER_REPRESOLUTION

USER_REPRESOLUTIONビューには、現在のユーザーに所有されるデータベース内の各表での更新、一意性または削除の競合の解消に使用する方法が示されます。この場合の表は、指定されたスキーマに対する行レベル・レプリケーションによってレプリケートされています。このビューの列は、ALL_REPRESOLUTIONの列と同じです。


注意:

USER_REPREPRESOLUTIONビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPREPRESOLUTIONビューおよびDBA_REPREPRESOLUTIONビューに示されます。


USER_REPRESOLUTION_METHOD

USER_REPRESOLUTION_METHODビューには、データベース内で使用可能な競合解消メソッドがすべてリストされます。まず、このビューには、アドバンスト・レプリケーション機能で提供する標準の方法がリストされます。新しいユーザー・ファンクションを作成してデータベース内のオブジェクト用の競合解消メソッドとして追加すると、そのファンクションがこのビューに追加されます。このビューの列は、ALL_REPRESOLUTION_METHODの列と同じです。


USER_REPRESOLUTION_STATISTICS

USER_REPRESOLUTION_STATISTICSビューには、カレント・ユーザーが所有するすべてのレプリケート表に対して、正常に実行された更新、一意性または削除の競合解消の情報がリストされます。これらの統計情報は、DBMS_REPCAT.REGISTER_STATISTICSプロシージャをコールした場合にかぎり、表に対して収集されます。USER_REPRESOLUTION_STATISTICSビューの列は、ALL_REPRESOLUTION_STATISTICSの列と同じです。


注意:

USER_REPRESOLUTION_STATISTICSビューには、SNAME列が示されません。この列は、ALL_REPRESOLUTION_STATISTICSビューおよびDBA_REPRESOLUTION_STATISTICSビューに示されます。


USER_REPSITES

USER_REPSITESビューには、カレント・ユーザーが所有する各レプリケーション・グループのメンバーがリストされます。このビューの列は、ALL_REPSITESの列と同じです。