ヘッダーをスキップ
Oracle® TimesTen In-Memory Databaseシステム表およびビュー・リファレンス
11gリリース2 (11.2.2)
B66448-05
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

2 レプリケーション表 

TimesTenは、ご使用のデータベースにおけるレプリケーション表にレプリケーションに関するメタデータを格納します。

ご使用のアプリケーションは、レプリケーション表の読取りはできますが、更新はできません。アプリケーションでレプリケーション表と同じ名前の表を定義している場合は、そのレプリケーション表の名前の前にTTREPを付けることによって、アプリケーションでレプリケーション表を読み取ることができます。たとえばSELECT * FROM TTREP.REPTABLESは、REPTABLESレプリケーション表から行を選択します。

レプリケーション表に固有の情報

内部的な使用または将来の使用のために予約済のレプリケーション表

TTREP.CLIENTFAILOVER表は、内部的または将来の使用のために予約されています。

レプリケーション表にアクセスするために必要な権限

デフォルトでは、PUBLICは各種のシステムおよびレプリケーション表に対してSELECT権限を持ち、各種のPL/SQLオブジェクトに対してEXECUTE権限を持ちます。次の問合せを使用すると、オブジェクトのリストを表示できます。

SELECT * FROM sys.dba_tab_privs WHERE grantee='PUBLIC';

他のシステム表、レプリケーション表およびビューにアクセスするには、ADMINまたはSELECT ANY TABLE権限が必要です。

TTREP.REPELEMENTS

REPELEMENTS表は、レプリケーション・スキームの要素を記述しています。

列名 タイプ 説明
REPLICATION_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの名前
REPLICATION_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの所有者
ELEMENT_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL この要素のレプリケーション名

これは、基礎となるデータベース・オブジェクトのDS_OBJ_NAMEとは論理的に異なります。たとえばレプリケーション表のELEMENT_NAMEは、表名と異なる可能性があります。この名前は、レプリケーション・スキームにおいて一意である必要があります。

ELEMENT_TYPE TT_CHAR(1) NOT NULL このレプリケーション要素のタイプ

'T' – 表

'D' – データベース

'S' – 順序

OWNED_BY_SYSTEM BINARY (1) NOT NULL 0x01 - 要素がシステムによって管理され、SQL文で直接参照することができない場合

0x00 - 要素がユーザーによって定義および管理される場合

MASTER_ID TT_BIGINT NOT NULL この要素のマスターまたはプロパゲータのTT_STORE_ID
OLD_MASTER_ID TT_BIGINT NOT NULL この要素の直前のMASTERTT_STORE_ID

存在しない場合は-1

IS_PROPAGATOR BINARY (1) NOT NULL プロパゲータ・フラグ

0 - MASTER_IDが真のMASTERデータベースを識別します。

1 - MASTER_IDPROPAGATORを識別します。

DS_OBJ_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL このレプリケーションが、基礎となる単一のデータベース・オブジェクトを参照する場合: そのオブジェクトの名前

具体的には、ELEMENT_TYPE = 'T'の場合、これはレプリケートされた表の名前です。

ELEMENT_TYPE = 'D'の場合は、NULLになります。

DS_OBJ_OWNER.DS_OBJ_NAMEは、レプリケーション・スキーム内で一意である必要はありませんが、出現するたびに異なるELEMENT_NAMEに関連付けられる必要があります。

DS_OBJ_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL 定義されている場合は、レプリケーション要素の所有者

そうでない場合は、NULL

これは、常に表の所有者です。DS_OBJ_OWNER.DS_OBJ_NAMEは、レプリケーション・スキーム内で一意である必要はありませんが、出現するたびに異なるELEMENT_NAMEに関連付けられる必要があります。

DS_OBJ_ID 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT

オブジェクトIDまたはフラグ

ELEMENT_TYPE = 'T'の場合:

表ID - 表が、所有する(マスターまたはプロパゲータの)データベース内にある場合は、その表IDです。

1 - 表はサブスクライバ・データベース内にあります。

ELEMENT_TYPE = 'D'の場合:

0 - データベースがマスターまたはプロパゲータです。

1 - データベースはサブスクライバです。

NULL - データベースは以前のバージョンから移行、リストアまたはアップグレードされています。

DURABLE_TRANSMIT BINARY (1) NOT NULL 永続的トランザクションのステータス

0: トランザクションは転送前に永続的になりません。

1: トランザクションは転送前に永続的になります(デフォルト)。

CONFLICT_CHECKS BINARY(8) NOT NULL どの競合検出が有効かを示すビットマップ

0x0000000000000000 - 競合検出の構成なし(デフォルト)

0x0000000000000001 - ROW TIMESTAMPによる競合検出

TS_COLUMN_NAME TT_CHAR(31) CREATE REPLICATION文のCHECK CONFLICTS句で指定されたタイムスタンプ列の名前

この列はBINARY(8)型で、NULL値を許容する必要があります。

TS_EXCEPTION_ACTION TT_CHAR(1) NOT NULL タイムスタンプベースの競合検出で競合を検出した場合に実行されるアクション

アクションは、CREATE REPLICATION文のCHECK CONFLICTS句のON EXCEPTION句によって指定されます。この列に表示される値は、次のとおりです。

'\0' - 定義されていないアクション

'N' - NO ACTION

'R' - ロールバック・トランザクション(デフォルト)

TS_UPDATE_RULE TT_CHAR(1) NOT NULL タイムスタンプベースの競合検出のためのタイムスタンプ管理ルール

'\0' - ルール未定義

'U' - ユーザー定義

'S' - システム定義(デフォルト)

TS_REPORT_FILE TT_VARCHAR(1000) NOT INLINE レプリケーション・エージェントがタイムスタンプ競合をレポートするファイルの名前

このファイルはCREATE REPLICATION文のCHECK CONFLICTS句のREPORT TO句で指定されます。

IS_MASTER_PROPAGATOR BINARY(1) データベースがマスターとプロパゲータの両方であるかどうかを示す
EXTERNAL_DB TT_CHAR(1) TimesTenではないデータベースへのレプリケーションであることを示す

NULL - 別の種類のデータベースへのレプリケーションなし

O - Oracle Databaseへのレプリケーション(AWTキャッシュ・グループのあるTimesTenデータベースで発生)

REPORT_FORMAT TT_CHAR(1) レプリケーション競合ファイルのレポート形式

'S' - 標準形式

'X' - XML形式

NULL - レポート・ファイル指定なし(したがって、形式なし)


TTREP.REPLICATIONS

REPLICATIONS表では、ローカル・データベースに関連するすべてのレプリケーション・スキームに関する一般情報が収集されます。レプリケーション・スキームが、ttRepAdmin -upgradeまたはCREATE MATERIALIZED VIEW文のどちらによって作成されたかも示されます。

列名 タイプ 説明
REPLICATION_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの名前
REPLICATION_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの所有者
REPLICATION_ORIGIN TT_CHAR(1) NOT NULL レプリケーションの作成方法

'U' - ttRepAdmin -upgradeの場合

'C' - CREATE REPLICATIONの場合(またはCREATE REPLICATIONに変換されたttRepAdminコマンド)

REPLICATION_VERSION TT_INTEGER NOT NULL 初期作成後、このレプリケーション・スキームに適用されたALTER REPLICATIONコマンド数
SOURCE_STORE_ID_ALIGN TT_INTEGER NOT NULL 内部的に使用(SOURCE_STORE_ID列を適切に配置するため)
SOURCE_STORE_ID TT_BIGINT NOT NULL このレプリケーション・スキームがバックアップからのリストアによって作成された場合は、このレプリケーション・スキームがバックアップおよびリストアされたデータベースのデータベースID

それ以外の場合は-1(無効なデータベースID)

CHECKSUM TT_BIGINT レプリケーション・スキームが更新されていることを示す

TTREP.REPNETWORK

REPNETWORK表には、2つのピアが通信するときにレプリケーション・エージェントによって使用されるインタフェースに関する情報が格納されます。各行には、マスターおよびサブスクライバ間の通信パスが示されており、送信側と受信側のどちらのインタフェースを使用するかが記述されています。

列名 タイプ 説明
REPLICATION_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの名前
REPLICATION_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの所有者
TT_STORE_ID TT_BIGINT NOT NULL システムによって生成された、HOST_NAME/TT_STORE_NAMEペアの一意の識別子
SUBSCRIBER_ID TT_BIGINT NOT NULL TT_STORE_IDが所有する1つ以上のレプリケーション要素をサブスクライブするデータベースの識別子
HOST_NAME TT_VARCHAR(200) NOT NULL NOT INLINE ネットワーク・インタフェースに関連付けられている名前
PRIORITY TT_INTEGER NOT NULL IPアドレスの優先度を示す1から99の整数
INTERFACE TT_CHAR(1) NOT NULL HOST_NAMEが送信側のインタフェースを参照している場合は'S'

HOST_NAMEが受信側のインタフェースを参照している場合は'R'


TTREP.REPPEERS

REPPEERS表には、レプリケーション・スキームのストアに関するステータス情報が表示されます。最初のアップグレードの後で、REPPEERS表には、更新の送信対象であるローカル・データベースおよび他のデータベースに関するピア情報が含まれます。

列名 タイプ 説明
REPLICATION_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの名前
REPLICATION_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの所有者
TT_STORE_ID TT_BIGINT NOT NULL システムによって生成された、HOST_NAME/TT_STORE_NAMEペアの一意の識別子
SUBSCRIBER_ID TT_BIGINT NOT NULL TT_STORE_IDが所有する1つ以上のレプリケーション要素をサブスクライブするデータベースの識別子

このIDが有効な場合、このレコードが送信側/サブスクライバのペアとしてTT_STORE_ID/SUBSCRIBER_IDのステータスを記述します。

COMMIT_TIMESTAMP 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

コミット・タイムスタンプ

このフィールドおよびCOMMIT_SEQNUMの両方に、サブスクライバによって直前にコミットされたリフレッシュ済トランザクションのコミット・チケット番号の値が保存されます。

COMMIT_SEQNUM 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

コミット順序番号

このフィールドおよびCOMMIT_TIMESTAMPの両方に、サブスクライバによって直前にコミットされたリフレッシュ済トランザクションのコミット・チケット番号の値が保存されます。

SENDLSNHIGH 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

SUBSCRIBER_IDに送信され、応答のあった、最大TT_STORE_IDログ順序番号のログ・ファイル番号
SENDLSNLOW 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

SUBSCRIBER_IDに送信され、応答のあった、最大TT_STORE_IDログ順序番号のログ・ファイル・オフセット
REPTABLESLSNHIGH 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

TimesTenで内部的に使用
REPTABLESLSNLOW 32-bitシステムの場合はTT_INTEGER

64-bitシステムの場合はTT_BIGINT

TimesTenで内部的に使用
STATE TT_INTEGER このSUBSCRIBER_IDに関してTT_STORE_IDによって維持されるレプリケーションの状態

0 - START: レプリケーションはアクティブな状態であり、ログのすべての更新は、SUBSCRIBER_IDに適用されるまで保持されます。

1 - PAUSE: レプリケーションはアクティブな状態ではありませんが、ログのすべての更新は、SUBSCRIBER_IDに適用されるまで保持されます。

2 - STOP: レプリケーションはアクティブな状態ではなく、ログの更新は保持されません。

4 - FAILED: レプリケーションはアクティブな状態ではなく、ログの更新は保持されません。また、保持する必要のあるログの更新がユーザー定義のしきい値(TTREP.REPSTORES.FAIL_THRESHOLD)を超えています。この状態がSUBSCRIBER_IDに伝達されると、状態はSTOPに変更されます。

TIMESEND TT_INTEGER 最後にTT_STORE_IDからSUBSCRIBER_IDへの送信に成功した時刻のタイムスタンプ(秒)
TIMERECV TT_INTEGER TT_STORE_IDSUBSCRIBER_IDからの送信を最後に受信した時刻のタイムスタンプ(秒)
PROTOCOL TT_INTEGER レプリケーションがTT_STORE_IDSUBSCRIBER_IDの間の通信に使用するプロトコル・レベルを示す0から5の範囲の数字

数値が大きいほど、プロトコルは新しくなります。

LATENCY BINARY_DOUBLE トランザクションがTT_STORE_IDでコミットされてから、SUBSCRIBER_IDによって識別されるサブスクライバに適用されたことを示す応答を受け取るまでの時間間隔の推定値(秒)
TPS TT_INTEGER TT_STORE_IDでコミットされ、SUBSCRIBER_IDで識別されるサブスクライバが受信に成功した、1秒当たりのトランザクション数の推定値
RECSPERSEC TT_INTEGER SUBSCRIBER_IDで識別されるサブスクライバがデータベースTT_STORE_IDから検索する、1秒当たりのレコード数の推定値
TRACK_ID TT_TINYINT ユーザー指定のパラレル・レプリケーションで使用されるレプリケーション・トラックのID
CTNLISTINDEX TT_INTEGER レプリケーション・エージェントで内部的に使用

TTREP.REPSTORES

REPSTORES表には、ローカル・データベースに関連するすべてのTimesTenレプリケーション・スキームに関するデータベースのレプリケーション属性がリストされます。各データベースは、TimesTenレプリケーションによって割り当てられた一意のTT_STORE_IDによって識別されます。TT_STORE_IDは、指定されたレプリケーション・スキームに対し最大1回出現しますが、REPSTORES表では複数回出現する場合があります。様々なレプリケーション・スキームで、同一のデータベースに対して異なるレプリケーション属性が定義される可能性があります。

列名 タイプ 説明
REPLICATION_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの名前
REPLICATION_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの所有者
TT_STORE_ID TT_BIGINT NOT NULL システムによって生成された、HOST_NAME/TT_STORE_NAMEペアの一意の識別子
PEER_TIMEOUT TT_INTEGER NOT NULL 再接続を試行するまで、このデータベースがサブスクライバからの応答を待機する秒数
FAIL_THRESHOLD TT_INTEGER NOT NULL このレプリケーション・スキームにおいて、このデータベースがサブスクライバを"failed"とマークする判断の基準となるログ・ファイルの(蓄積)数

(TTREP.REPPEERSSTATEフィールドを参照してください。)


HEARTBEAT_FACTOR BINARY_DOUBLE 現在のハートビート頻度の乗数

TTREP.REPSUBSCRIPTIONS

REPSBUBSCRIPTIONS表では、レプリケーション要素のセカンダリ・コピーを保持する、各サブスクライバのデータベースが登録されます。

列名 タイプ 説明
REPLICATION_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの名前
REPLICATION_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの所有者
ELEMENT_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL この要素のレプリケーション名で、基礎となるデータベース・オブジェクトの名前とは論理的に異なります
SUBSCRIBER_ID TT_BIGINT NOT NULL この要素へのサブスクライバのTT_STORE_ID

レプリケーション・スキームのレプリケーション要素に対して、サブスクライバが複数回サブスクライブすることはありません。

RETURN_SERVICE TT_CHAR(1) NOT NULL このレプリケーション要素に関するこのサブスクライバのRETURNサービス

'C' - RETURN COMMIT

'R' - RETURN RECEIPT

'\0' - RETURNサービスなし

'2' - RETURN TWOSAFE

RETURN_BY_REQUEST BINARY (1) NOT NULL この要素のRETURNサービスのタイプ

0 - RETURNサービスは無条件で提供されます。

1 - RETURNサービスはリクエストによってのみ提供されます。

このフィールドは、RETURN_SERVICES = '\0'の場合は無視されます。

PRIVILEGES TT_CHAR(1) NOT NULL このレプリケーション要素に関するこのサブスクライバの権限

'\0' - 特別なサブスクライバ権限なし


TTREP.REPTABLES

REPTABLES表には、サブスクライバに送信される各表の各列に関するサブスクライバ関連の情報が含まれています。この情報は、サブスクライバ・データベースのREPTABLESではなく、所有者(送信側)データベースのREPTABLESに表示されます。

列名 タイプ 説明
REPLICATION_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの名前
REPLICATION_OWNER TT_CHAR (31) NOT NULL レプリケーション・スキームの所有者
ELEMENT_NAME TT_CHAR (31) NOT NULL この要素のレプリケーション名で、基礎となるデータベース・オブジェクトのREF_NAMEとは論理的に異なる

たとえばレプリケーション表のELEMENT_NAMEは、表名と異なる可能性があります。この名前は、レプリケーション・スキームにおいて一意である必要があります。

SUBSCRIBER_ID TT_BIGINT NOT NULL この要素へのサブスクライバのTT_STORE_ID

レプリケーション・スキームのレプリケーション要素に対して、サブスクライバが複数回サブスクライブすることはありません。

COLNUM TT_SMALLINT NOT NULL 表における列の序数(1から開始)
COLOPTIONS BINARY (1) NOT NULL 列の仕様フラグ

0x01 - 主キー内の列です。

0x02 - 列の値は可変長データ型です(VARCHAR[2]NVARCHAR[2]VARBINARY)。

0x04 - 列値にはNULLが許可されています。

0x08 - 列値は一意です。

COLTYPE TT_INTEGER NOT NULL 列のデータ型
1 TT_CHAR
2 TT_DECIMAL
3 TT_DECIMAL
4 TT_INTEGER
5 TT_SMALLINT
6 BINARY_FLOAT
7 BINARY_FLOAT
8 BINARY_DOUBLE
9 TT_DATE
10 TIME
11 TT_TIMESTAMP
12 TT_VARCHAR
13 DATE
14 TIMESTAMP
15 NUMBER
16 CHAR
17 VARCHAR2
18 NCHAR
19 NVARCHAR2
- 1 LONGVARCHAR
- 2 BINARY
- 3 VARBINARY
- 4 LONGVARBINARY
- 5 TT_BIGINT
- 6 TT_TINYINT
- 7 BIT
- 8 WCHAR
- 9 WVARCHAR
- 10 WLONGVARCHAR
COLLEN 32ビット・システムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

列の長さ(可変長列の場合は最大長)
COLPRECISION TT_INTEGER NOT NULL 列データの精度

これは固定小数点数の桁数または浮動小数点数の小数部の桁数です。

COLSCALE TT_INTEGER NOT NULL 列データのスケール(負でない数)

0のスケールは、小数点の右に桁がない整数値を示します。Sのスケールでは、正確な数値は、次の値を掛けた有効桁の整数値です。

10 (exp -S)

PTNNUM TT_SMALLINT NOT NULL 列を格納する表パーティション
PTNCOLOFF 32ビット・システムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

パーティション内の列のオフセット
PTNNULLOFF 32ビット・システムの場合はTT_INTEGER NOT NULL

64ビット・システムの場合はTT_BIGINT NOT NULL

パーティション内のNULLバイトのオフセット
REPKEYPOSITION TT_SMALLINT NOT NULL REPKEYCOLSで記述されるレプリケーション・キー内のこの列の順序位置
TS_EXCEPTION_ACTION TT_CHAR(1) NOT NULL タイムスタンプベースの競合検出で競合を検出した場合に実行されるアクション

アクションは、CREATE REPLICATION文のCHECK CONFLICTSON EXCEPTION句によって指定されます。この列に表示される値は、次のとおりです。

\0' - 未定義のアクション

'N' - NO ACTION

'R' - ROLLBACK (デフォルト)

PNBOFF TT_INTEGER 内部使用のみ
NULLMASK TT_TINYINT 内部使用のみ
COLNAME TT_CHAR(31) 列名

TTREP.TTSTORES

TTSTORES表は、一意のTT_STORE_IDにホスト名とデータベース名をマップします。TT_STORE_IDは、レプリケーション・スキームのデータベースを参照する、その他のすべてのレプリケーション・スキーム表の外部キーです。

列名 タイプ 説明
TT_STORE_ID TT_BIGINT NOT NULL システムによって生成された、HOST_NAME/TT_STORE_NAMEペアの一意の識別子
HOST_NAME TT_VARCHAR(200) NOT NULL NOT INLINE 関連するホスト・ノードの名前
TT_STORE_NAME TT_VARCHAR(200) NOT NULL NOT INLINE このデータベースの名称
IS_LOCAL_STORE BINARY (1) NOT NULL これのTT_STORE_IDがローカル・データベースを表す場合、1

それ以外の場合は0

MAJOR_RELEASE TT_INTEGER NOT NULL このデータベースのTimesTenリリース番号のマイナー・リリース部分

0は現在のリリースを示します。

MINOR_RELEASE TT_INTEGER NOT NULL このストアのTimesTenリリース番号のマイナー・リリース部分
REP_SCHEMA_VERSION TT_INTEGER NOT NULL このデータベースにおけるレプリケーション・スキーマのバージョン
REP_PORT_NUMBER TT_INTEGER NOT NULL レプリケーションがこのデータベースと通信するために使用するポート番号

自動的に割り当てられる場合は0。

RRPOLICY TT_CHAR(1) RETURNサービス障害ポリシーの影響を受けるサブスクライバ

有効な値:

'S' - 単一のサブスクライバ

'A' - すべてのサブスクライバ

'N' - ポリシーなし

RRTRIGGER TT_INTEGER RETURNサービス障害ポリシーを起動するまでのタイムアウトの数。
RRRESUME_LATENCY TT_INTEGER 再開待機時間(ミリ秒)
RRDURABLE BINARY(1) RETURN RECEIPT障害時の永続コミット

有効な値:

1 - true

0 - false

RET_LOCAL_ACTION TT_CHAR(1) RETURN TWOSAFEトランザクションのデフォルトのコミット動作

'C' - COMMIT

'N' - NO ACTION

RET_WAIT_TIME TT_INTEGER RETURN TWOSAFEトランザクションのデフォルトのタイムアウト値
RET_WHEN_STOPPED BINARY(1) Returnサービスのステータス

データベースのレプリケーション・エージェントが停止されている場合、またはデータベースがマスターとして使用され、データベース0のレプリケーション・エージェントがSTOPに設定されている場合、この列の値を0(ゼロ)以外の値にすると、データベースのRETURNサービスは一時停止します。

COMPRESSION TT_CHAR(1) データベースからのすべてのデータが圧縮される場合はY
MASTER TT_CHAR(1) アクティブまたはスタンバイ・データベース、またはサブスクライバ・データベース

値は次のとおりです。

'Y' - アクティブまたはスタンバイ・データベース

'N' - サブスクライバ・データベース

NULL - その他すべての場合

ROLE TT_CHAR(1) ロール

'A' - アクティブ

'S' - スタンバイ

NULL - その他すべての場合

TS TT_BIGINT 指定したロールが変更された時点のタイムスタンプ
CONFLICT_REPORT_STOP TT_INTEGER 競合のレポートが停止されるしきい値
CONFLICT_REPORT_RESTART TT_INTEGER 競合のレポートが再開される割合
CONFLICT_REPORT_FLUSH_METHOD TT_INTEGER 将来の使用のために予約済
TABLECHECK TT_CHAR(1) ExactまたはRelaxedのどちらのレプリケーションかを示す

E(exact) - レプリケーションを実行するには、マスターとサブスクライバのデータベースで表構造が同一である必要があります。

R(relaxed) - 緩和された表チェックにパスした場合に、マスターとサブスクライバの間でレプリケーションを実行できます。つまり、マスターとサブスクライバのデータベースの表で、列の数と列のデータ型が一致している必要があります。

NULL (デフォルト) - その他すべての場合の値です。