TimesTenは、ご使用のデータベースにおけるシステム表にメタデータ(ご使用のデータベースの内容に関する情報)を格納します。
システム表に固有の情報:
ユーザーがシステム表をロックすると、他のユーザーがデータを定義したり、SQLPrepare
ODBC関数またはConnection.prepareStatement
JDBCメソッドを実行できなくなります。
名前列内の最後の文字は常に空白です。このため、名前列の列長は31ですが、オブジェクト名の最大長は30になります。
システム表から行を読み取るには、適切な権限が必要になります。システム表を変更することはできません。権限の詳細は、「システム表およびシステム・ビューにアクセスするために必要な権限」を参照してください。
64ビット・システムでは、TimesTenシステム表は特定のフィールドをデータ型TT_BIGINT
として宣言します。これらの列をODBCプログラムで検索する場合、アプリケーションはSQL_C_BINARY
を使用して列をバインドする必要があります。SQL_C_BINARY
については、ODBCドキュメントを参照してください。
注意: 一部の表には、SYS number という名前の列が含まれます。これらの列にはTimesTenで内部的に使用される列が含まれるため、この章では説明しません。 |
Timestenのいくつかのシステム表およびシステム・ビューは、内部的な使用または将来の使用のために予約されています。これらの表の詳細は、この章では扱いません。
PL/SQLシステム表は内部的な使用のために予約済です。かわりに、PL/SQLシステム・ビューを使用します。TimesTenのPL/SQLシステム表は、次のとおりです。
PL/SQLがデータベースで有効な場合は、パッケージUTL_RECOMP
の操作用に作成された次のような表やビューがあります。
次のPL/SQLシステム・ビューは内部的な使用のために予約済です。
これらの表は、PL/SQLパッケージTT_STATS
に使用されます。これらの表は内部的な使用のために予約済です。
デフォルトでは、PUBLIC
は各種のシステム表やシステム・ビューに対してSELECT
権限を持ち、各種のPL/SQLオブジェクトに対してEXECUTE
権限を持ちます。次の問合せを使用すると、オブジェクトのリストを表示できます。
SELECT * FROM sys.dba_tab_privs WHERE grantee='PUBLIC';
他のシステム表およびビューにアクセスするには、ADMIN
またはSELECT ANY TABLE
権限が必要です。
ALL_ARGUMENTS
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるプロシージャおよびファンクションの引数が表示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_ARGUMENTS
では、データベースで利用可能なプロシージャおよびファンクションの引数が表示されます。このビューには、ALL_ARGUMENTS
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_ARGUMENTS
では、現在のユーザーが所有するプロシージャおよびファンクションの引数が表示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
OBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
PACKAGE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
パッケージ名 |
OBJECT_ID |
TT_BIGINT NOT NULL |
オブジェクト番号 |
OVERLOAD |
VARCHAR2(12) INLINE |
オーバーロード
ソースでの出現順で |
SUBPROGRAM_ID |
TT_INTEGER |
一意のサブプログラム識別子 |
ARGUMENT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
引数名
引数がスカラー型の場合、引数名はその引数の名前です。ARGUMENT_NAMEがNULLの場合は、ファンクションの戻り値を示しています。ファンクションの戻り値または引数がコンポジット型の場合、このビューには、コンポジット型の各属性につき1つの行が表示されます。コンポジット型の属性は、再帰的に展開されます。
|
POSITION |
TT_INTEGER NOT NULL |
項目の位置
|
SEQUENCE |
TT_INTEGER NOT NULL |
引数の順序
引数およびその属性の順序を定義します。引数の順序は1から始まります。最初に、戻り型とその再帰的に展開された(先行順巡回)属性、次に各引数とその再帰的に展開された(先行順巡回)属性が続きます。 |
DATA_LEVEL |
TT_INTEGER NOT NULL |
コンポジット型の引数のネスト深度 |
DATA_TYPE |
VARCHAR2(30) INLINE |
引数のデータ型 |
DEFAULTED |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
デフォルトのステータス
引数にデフォルトが設定されるかどうかを指定します。 |
DEFAULT_VALUE |
VARCHAR2(4194304) NOT INLINE |
将来使用 |
DEFAULT_LENGTH |
TT_INTEGER |
将来使用 |
IN_OUT |
VARCHAR2(9) INLINE NOT NULL |
引数の方向(IN 、OUT 、IN OUT ) |
DATA_LENGTH |
TT_INTEGER |
引数の長さ |
DATA_PRECISION |
TT_INTEGER |
10進数(NUMBER )または2進数(FLOAT )の長さ |
DATA_SCALE |
TT_INTEGER |
数値の小数点以下の桁数 |
RADIX |
TT_INTEGER |
数値の引数の基数 |
CHARACTER_SET_NAME |
VARCHAR2(16) INLINE |
引数のキャラクタ・セット名 |
TYPE_OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
引数の型の所有者 |
TYPE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
引数の型の名前
(パッケージの指定で宣言された)パッケージ・ローカル型の場合、列にはパッケージの名前が表示されます。 |
TYPE_SUBNAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
宣言された型
これはパッケージ・ローカル型に関連します。 |
TYPE_LINK |
VARCHAR2(128) INLINE |
データベース・リンク
これは TimesTenではリモート・パッケージがサポートされないため、この値は無視されます。 |
PLS_TYPE |
VARCHAR2(30) INLINE |
数値の引数の場合、引数のPL/SQL型の名前
それ以外の場合は |
CHAR_LENGTH |
NUMBER |
文字列データ型の文字数制限 |
CHAR_USED |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
バイト制限の場合はB 、文字制限の場合はC |
このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.ALL_COL_PRIVS
ビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
ALL_DEPENDENCIES
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるプロシージャ、パッケージ、ファンクション、パッケージ本体およびトリガーの間の依存性が示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_DEPENDENCIES
では、データベース内のオブジェクト間のすべての依存性が示されます。
SYS.USER_DEPENDENCIES
では、現在のユーザーが所有するオブジェクト間の依存性が示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
TYPE |
VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL |
オブジェクト型 |
REFERENCED_OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
参照オブジェクトの所有者 |
REFERENCED_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
参照オブジェクト名 |
REFERENCED_TYPE |
VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL |
参照オブジェクト型 |
REFERENCED_LINK_NAME |
VARCHAR2(128) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
DEPENDENCY_TYPE |
VARCHAR2(4) INLINE NOT NULL |
REF 依存関係の場合はREF
それ以外の場合は |
ALL_ERRORS
では、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクトに対する現在のエラーが示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_ERRORS
では、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトに対する現在のエラーが示されます。これには、ALL_ERRORS
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_ERRORS
では、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトに関する現在のエラーが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
TYPE |
VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL |
オブジェクト型(PROCEDURE 、FUNCTION 、PACKAGE など) |
SEQUENCE |
TT_INTEGER NOT NULL |
順序番号(順序指定用) |
LINE |
TT_INTEGER NOT NULL |
エラーが発生した行番号 |
POSITION |
TT_INTEGER NOT NULL |
エラーが発生した行内の位置 |
TEXT |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE NOT NULL |
エラーのテキスト |
ATTRIBUTE |
VARCHAR2(9) INLINE NOT NULL |
エラーの分類(ERROR またはWARNING ) |
MESSAGE_NUMBER |
TT_INTEGER |
数字のエラー番号(接頭辞なし) |
ALL_IDENTIFIERS
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクト内の識別子に関する情報が表示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_IDENTIFIERS
では、データベース内のすべてのストアド・オブジェクト内の識別子に関する情報が表示されます。これには、ALL_IDENTIFIERS
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_IDENTIFIERS
では、現在のユーザーが所有するすべてのストアド・オブジェクトの識別子が示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
識別子の所有者 |
NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
識別子名 |
SIGNATURE |
CHAR(32) |
識別子の署名 |
TYPE |
VARCHAR2(18) INLINE NOT NULL |
識別子タイプ |
OBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
識別子アクションが発生したオブジェクトの名前 |
OBJECT_TYPE |
VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL |
識別子アクションが発生したオブジェクトの型 |
USAGE |
VARCHAR2(11) INLINE NOT NULL |
識別子の用途のタイプ(宣言、定義、コール、参照、割当て) |
USAGE_ID |
TT_INTEGER |
識別子の用途をオブジェクト内で一意に識別するキー |
LINE |
TT_INTEGER |
識別子アクションの行番号 |
COL |
TT_INTEGER |
識別子アクションの列番号 |
USAGE_CONTEXT_ID |
TT_INTEGER |
識別子の使用のコンテキストUSAGE_ID |
ALL_OBJECTS
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるデータベース内のすべてのオブジェクトが示されます。
注意: このビューには、11.2.1.4.0よりも前のTimesTenリリースで作成されたデータベースにおけるシノニムは含まれません。 |
関連ビュー
SYS.DBA_OBJECTS
では、データベース内のすべてのオブジェクトが示されます。これには、ALL_OBJECTS
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_OBJECTS
では、現在のユーザーが所有するすべてのオブジェクトが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
OBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
SUBOBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
OBJECT_ID |
TT_BIGINT NOT NULL |
オブジェクトのディクショナリ・オブジェクト番号 |
DATA_OBJECT_ID |
TT_BIGINT |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
OBJECT_TYPE |
VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL |
オブジェクト型(PROCEDURE 、FUNCTION など) |
CREATED |
DATE NOT NULL |
オブジェクト作成時のタイムスタンプ |
LAST_DDL_TIME |
DATE NOT NULL |
DDL文によってオブジェクトが最後に変更されたときのタイムスタンプ |
TIMESTAMP |
VARCHAR2(78) INLINE NOT NULL |
オブジェクト指定時のタイムスタンプ(文字データ) |
STATUS |
VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL |
オブジェクトのステータス(VALID 、INVALID またはN/A ) |
TEMPORARY |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
一時オブジェクトの場合はY 、それ以外の場合はN
現在のセッションで表示できるのは、このオブジェクト自体に配置したデータのみです。 値は常に' |
GENERATED |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
システムにより生成されたオブジェクトの場合はY 、それ以外の場合はN
値は常に' |
SECONDARY |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
Oracle Data CartridgeのODCIIndexCreate メソッドによって作成された2次オブジェクトがある場合はY 、それ以外の場合はN
値は常に' |
NAMESPACE |
TT_INTEGER NOT NULL |
オブジェクトのネームスペース |
EDITION_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報が表示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
では、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報が表示されます。これには、ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
では、現在のユーザーが所有するすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報が表示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
TYPE |
VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL |
オブジェクト型(PROCEDURE 、FUNCTION など) |
PLSQL_OPTIMIZE_LEVEL |
NUMBER |
オブジェクトのコンパイルに使用された最適化レベル |
PLSQL_CODE_TYPE |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
オブジェクトのコンパイル・モード |
PLSQL_DEBUG |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
オブジェクトがデバッグ情報とともにコンパイルされているかどうかを示す |
PLSQL_WARNINGS |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
オブジェクトのコンパイルに使用されたコンパイラの警告設定 |
NLS_LENGTH_SEMANTICS |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
オブジェクトのコンパイルに使用されたNLSの長さセマンティクス |
PLSQL_CCFLAGS |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
オブジェクトのコンパイルに使用された、条件付きのコンパイル・フラグ設定 |
PLSCOPE_SETTINGS |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
PL/SQLコンパイラで相互参照情報を生成するかどうかを指定 |
ALL_PROCEDURES
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるすべてのPL/SQLファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_PROCEDURES
では、すべてのPL/SQLファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。これには、ALL_PROCEDURES
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_PROCEDURES
では、現在のユーザーが所有するすべてのファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
プロシージャまたはファンクションの所有者 |
OBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの名前: トップレベルのファンクション、プロシージャまたはパッケージ名 |
PROCEDURE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
プロシージャまたはファンクションの名前 |
OBJECT_ID |
TT_BIGINT NOT NULL |
オブジェクト番号 |
SUBPROGRAM_ID |
NUMBER |
一意のサブプログラム識別子 |
OVERLOAD |
VARCHAR2(12) INLINE |
オーバーロードの一意な識別子 |
OBJECT_TYPE |
VARCHAR2(17) INLINE |
オブジェクト型 |
AGGREGATE |
VARCHAR2(3) INLINE |
オブジェクトが集計関数の場合はYES 、それ以外の場合はNO
TimesTenでは集計関数はサポートされないため、値は |
PIPELINED |
VARCHAR2(3)INLINE |
オブジェクトがパイプライン・テーブルの場合はYES 、それ以外の場合はNO
TimesTenでは |
IMPLTYPEOWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
実装タイプがある場合、その所有者の名前 |
IMPLTYPENAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
実装タイプがある場合、その名前 |
PARALLEL |
VARCHAR2(3) INLINE |
プロシージャまたはファンクションがパラレル対応の場合はYES 、それ以外の場合はNO
TimesTenでは
|
INTERFACE |
VARCHAR2(3) INLINE |
プロシージャまたはファンクションがOracle Data Cartridge Interface(ODCI)を使用して実装されているテーブル・ファンクションの場合はYES
そうでない場合は TimesTenではODCIはサポートされないため、値は |
DETERMINISTIC |
VARCHAR2(3) INLINE |
プロシージャまたはファンクションがDETERMINISTICとして宣言されている場合はYES
そうでない場合は |
AUTHID |
VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL |
プロシージャまたはファンクションを定義者で実行するように宣言されている場合はDEFINER
プロシージャまたはファンクションを起動者で実行するように宣言されている場合は |
ALL_SOURCE
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_SOURCE
では、すべてのストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。これには、ALL_SOURCE
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_SOURCE
では、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
ALL_STORED_SETTINGS
ビューでは、現在のユーザーが実行権限を持つストアドPL/SQLユニットについて、その永続的なパラメータ設定が示されます。
ALL_STORED_SETTINGS
は下位互換性用に保持されています。かわりにALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
ビューを使用してください。
関連ビュー
SYS.DBA_STORED_SETTINGS
では、現在のユーザーが実行権限を持つストアドPL/SQLユニットについて、その永続的なパラメータ設定が示されます。また、データベース内のすべてのオブジェクトのパラメータ情報も返します。
SYS.USER_STORED_SETTINGS
では、現在のユーザーが所有するストアドPL/SQLユニットについてのみ、その永続的なパラメータ設定が示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
ストアドPL/SQLユニットを所有するデータベース・ユーザーの名前 |
OBJECT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
PL/SQLユニットの名前 |
OBJECT_ID |
TT_BIGINT NOT NULL |
PL/SQLユニットのオブジェクト番号 |
OBJECT_TYPE |
VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL |
PL/SQLユニットのタイプ: PROCEDURE 、FUNCTION 、PACKAGE またはPACKAGE BODY |
PARAM_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL |
PL/SQLユニットとともに永続的に格納されているパラメータの名前 |
PARAM_VALUE |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
永続的に格納されたパラメータの値のTO_CHAR () 表記
この列の幅はオペレーティング・システムによって異なりますが、255以上となっています。 |
ALL_SYNONYMS
ビューは、現行のユーザーがアクセスできるシノニムを示します。次の基準によって、ALL_SYNONYMS
が示すシノニムのリストが決定されます。
ログイン・ユーザーが所有するすべてのプライベート・シノニム(ユーザーがベース・オブジェクトにアクセスできない場合も含む)。
すべてのパブリック・シノニム(ユーザーがベース・オブジェクトにアクセスできない場合も含む)。
異なるユーザーが所有するすべてのプライベート・シノニム(そのシノニムまたはネストしたシノニムによって示されるベース・オブジェクトが、ログイン・ユーザーへの付与によってアクセス可能であることがわかる場合)。
ベース・オブジェクトは、表、ビュー、シノニム、索引、順序、PL/SQLストアド・プロシージャ、PL/SQLファンクション、PL/SQLパッケージ、マテリアライズド・ビューまたはキャッシュ・グループのいずれかになります。
関連ビュー
SYS.DBA_SYNONYMS
では、データベース内のすべてのシノニムが表示されます。
SYS.USER_SYNONYMS
では、現行のユーザーが所有しているシノニムが表示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。
ALL_TABLES
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるすべての表が示されます。列名およびデータ型はOracle Databaseと同じです。TimesTenは、TimesTenでサポートされていない一部の列に関してNULLを返します。このような列は無視してください。Columns表で、説明の列を参照してください。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
表の所有者 |
TABLE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
表の名前 |
TABLESPACE_ NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
CLUSTER_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
IOT_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
STATUS |
VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL |
以前のDROP TABLE 操作が失敗した場合、表がUNUSABLE (使用不可能)か、VALID (使用可能)かを示す |
PCT_FREE |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
PCT_USED |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
INI_TRANS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
MAX_TRANS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
INITIAL_EXTENT |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
NEXT_EXTENT |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
MIN_EXTENTS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
MAX_EXTENTS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
PCT_INCREASE |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
FREELISTS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
FREELIST_GROUPS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
LOGGING |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
表への変更がロギングされない場合はYES
表への変更がロギングされない場合は |
BACKED_UP |
VARCHAR2(1) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
NUM_ROWS |
NUMBER |
行数 |
BLOCKS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
EMPTY_BLOCKS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
AVG_SPACE |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
CHAIN_CNT |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
AVG_ROW_LEN |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
AVG_SPACE_ FREELIST _BLOCKS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
NUM_FREELIST_BLOCKS |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
DEGREE |
VARCHAR2(10) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
INSTANCES |
VARCHAR2(10) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
CACHE |
VARCHAR2(5) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
TABLE_LOCK |
VARCHAR2(8) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
SAMPLE_SIZE |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
LAST_ANALYZED |
DATE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
PARTITIONED |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
NO の値
TimesTenは、パーティション化された表をサポートしません。 |
IOT_TYPE |
VARCHAR2(12) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
TEMPORARY |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
一時表の場合はY
それ以外の場合は |
SECONDARY |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
NESTED |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
BUFFER_POOL |
VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
FLASH_CACHE |
VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
CELL_FLASH_CACHE |
VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
ROW_MOVEMENT |
VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
GLOBAL_STATS |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
USER_STATS |
V ARCHAR2(3) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
DURATION |
VARCHAR2(15) INLINE |
一時表の継続時間
返される値が |
SKIP_CORRUPT |
VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
MONITORING |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
CLUSTER_OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
DEPENDENCIES |
VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
COMPRESSION |
VARCHAR2(8) INLINE NOT NULL |
表圧縮のステータス(ENABLED またはDISABLED ) |
COMPRESS_FOR |
VARCHAR2(12) INLINE |
圧縮が使用可能な場合、QUERY HIGH
そうでない場合は、 |
DROPPED |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
READ_ONLY |
VARCHAR2(3) INLINE |
未使用
返される値は |
SEGMENT_CREATED |
VARCHAR2(3)INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
RESULT_CACHE |
VARCHAR2(7) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
ALL_TAB_PRIVS
ビューでは、現在のユーザーに付与されているオブジェクト権限、現在のユーザーによって付与されたオブジェクト権限、現在のユーザーが所有するオブジェクトに付与されているオブジェクト権限のリスト、およびPUBLIC
に付与されているオブジェクト権限が表示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_TAB_PRIVS
では、データベース内のすべてのオブジェクト権限付与が示されます。
SYS.USER_TAB_PRIVS
では、現在のユーザーが所有者、権限付与者または権限受領者であるオブジェクトのオブジェクト権限付与が示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
GRANTOR |
VARCHAR2(30) INLINE |
権限を付与したユーザーの名前 |
GRANTEE |
VARCHAR2(30) INLINE |
権限を付与されたユーザーの名前 |
TABLE_SCHEMA |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
TABLE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
PRIVILEGE |
VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL |
権限名 |
GRANTABLE |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
値はNO |
HIERARCHY |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
値はNO |
ALL_TAB_SIZES
ビューには、現在のユーザーがアクセスできる表のサイズに関する情報が含まれます。このビューには、マテリアライズド・ビューおよびキャッシュ表のサイズに関する情報も含まれます。
関連ビュー
SYS.DBA_TAB_SIZES
では、データベースで利用可能な表およびマテリアライズド・ビューのサイズに関する情報が含まれます。SYS.ALL_TAB_SIZES
と同じ列が含まれます。
SYS.USER_TAB_SIZES
では、現在のユーザーによって所有される表およびマテリアライズド・ビューのサイズに関する情報が含まれます。このビューには、OWNER
列は含まれません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
表またはマテリアライズド・ビューの所有者 |
TABLE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
表またはマテリアライズド・ビューの名称 |
INLINE_ALLOC_BYTES |
TT_BIGINT NOT NULL |
この表の行ページに割り当てられているバイト数(インライン値) |
NUM_USED_ROWS |
TT_BIGINT NOT NULL |
アクティブまたはリンクされていない(削除または更新の保留)行数
この列には、 |
NUM_FREE_ROWS |
TT_BIGINT NOT NULL |
追加の割当てコストなしに表に挿入可能な行数
これには、挿入された表外の値のコストは含まれません。 |
AVG_ROW_LEN |
TT_BIGINT |
1行を格納するために使用される平均的なバイト数
この値は、行ページ、表外のバッファおよびシステム・メタデータの使用状況を考慮したものです。 |
OUT_OF_LINE_BYTES |
TT_BIGINT |
表の可変文字値を格納する、表外のバッファサイズの合計 |
METADATA_BYTES |
TT_BIGINT NOT NULL |
システム使用に関する内部データ構造のサイズ
圧縮された表に、圧縮された別の値を含むディクショナリが含まれています。これらの値は、メタデータの一部と考えられます。 |
TOTAL_BYTES |
TT_BIGINT |
INLINE_ALLOC_BYTES 、OUT_OF_LINE_BYTES およびMETADATA_BYTES の合計
|
LAST_UPDATED |
TT_TIMESTAMP NOT NULL |
前回の更新時刻 |
ALL_USERS
ビューでは、データベース・ユーザーのうち、現在のユーザーに表示可能なすべてのユーザーが表示されます。
関連ビュー
SYS.DBA_USERS
には、データベースのすべてのユーザーが示され、ALL_USERS
よりも多い列が含まれます。
SYS.USER_USERS
には、データベースの現在のユーザーが示され、ALL_USERS
よりも多い列が含まれます。
SYS.ALL_VIEWS
ビューでは、現在のユーザーがアクセスできるすべてのビューが示されます。列名およびデータ型はOracle Databaseと同じです。TimesTenは、TimesTenでサポートされていない一部の列に関してNULLを返します。このような列は無視してください。Columns表で、説明の列を参照してください。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
ビューの所有者 |
VIEW_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
ビューの名前 |
TEXT_LENGTH |
NUMBER |
ビュー・テキストの長さ |
TEXT |
VARCHAR2(409600) NOT INLINE |
ビュー・テキスト |
TYPE_TEXT_LENGTH |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
TYPE_TEXT |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
OID_TEXT_LENGTH |
NUMBER |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
OID_TEXT |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
VIEW_TYPE_OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
VIEW_TYPE |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
SUPERVIEW_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
EDITIONING_VIEW |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
READ_ONLY |
VARCHAR2(1) INLINE NOT NULL |
未使用
返される値は |
CACHE_GROUP
表は、TimesTenキャッシュの定義を記述しています。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
CGNAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
グループ名 |
CGOWNER |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
グループの所有者 |
CGID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
このキャッシュ・グループのID |
ROOT |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
キャッシュ・グループのルート表の一意な識別子 |
SOURCE |
TT_CHAR(8) NOT NULL |
キャッシュするデータソース
唯一の有効な値は |
CGDURATION |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部使用。 |
TBLCNT |
TT_SMALLINT NOT NULL |
キャッシュ・グループ内の表の数 |
REFRESH_MODE |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
現在の自動リフレッシュ・モード
|
REFRESH_STATE |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
現在の自動リフレッシュ・モード
' ' ' |
REFRESH_INTERVAL |
TT_BIGINT NOT NULL |
自動リフレッシュ間隔(ミリ秒) |
CGATTRIBUTES |
BINARY(4) NOT NULL |
ビット0から7は、キャッシュ・グループの種類
ビット8から15は、自動ロード・オプション ビット0: 1 - ビット1: 1 - ビット2: 1 - ビット3: 1 - ビット8: 1 - 作成時自動ロード( ビット9: 1 - 動的キャッシュグループ |
REFRESH_WITH_LIMIT |
TT_INTEGER NOT NULL |
Oracle Databaseのトリガー・ログ表に保存されている自動リフレッシュ変更ログ・レコードの最大数
値が大きいと、自動リフレッシュによってOracle Databaseでさらに多くの領域が使用されますが、TimesTenに自動リフレッシュされていないログが切り捨てられないため、完全リフレッシュのために発生する可能性があるフォールバックが軽減されます。 このフィールドは、増分自動リフレッシュによってのみ使用されます。 |
CVGRIDID |
TT_INTEGER NOT NULL |
グローバルAWTキャッシュ・グループがメンバーに含まれるグリッドにおける、一意のグリッドID |
GRIDINFO |
VARBINARY(409600) NOT INLINE |
内部使用 |
ORATOP |
TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE |
将来使用 |
ORAPROXY |
TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE |
将来使用 |
ORABASE |
TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE |
将来使用 |
TTALIAS |
TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE |
将来使用 |
COLUMNS
表は、データベース内のすべての表のすべての列について、列の名前、列タイプ、列でNULL値が許可されているかどうかを記述しています。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
ID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
列を所有する表のSYS.TABLES.TBLID と同じ |
COLNUM |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表の作成時または後で変更される際に指定された、列の序数 |
COLNAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
列名 |
COLOPTIONS |
BINARY (1) NOT NULL |
列の仕様フラグ
0x01 - 主キー内の列です。 0x02 - 列値は可変長です( 0x04 - 列値には 0x08 - 列値は一意です。 |
COLTYPE |
TT_TINYINT NOT NULL |
列のデータ型: 1 TT_SMALLINT 2 TT_INTEGER 3 BINARY_FLOAT 4 BINARY_DOUBLE 5 TT_CHAR 6 TT_VARCHAR 7 BINARY 8 VARBINARY 11 TT_DECIMAL 12 TT_NCHAR 13 TT_NVARCHAR 14 TT_DATE 15 TIME 16 TT_TIMESTAMP 20 TT_TINYINT 21 TT_BIGINT 22 TT_VARCHAR (インライン)23 VARBINARY (インライン)24 TT_NVARCHAR (インライン)25 NUMBER 26 CHAR 27 VARCHAR2 28 NCHAR 29 NVARCHAR2 30 DATE 31 TIMESTAMP 32 VARCHAR2 (インライン)33 NVARCHAR2 (インライン)34 ROWID 36 CLOB 37 NCLOB 38 BLOB |
TYPE_ATTR |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部使用 |
COLLEN |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
列の長さ(可変長列の場合は最大長) |
INLINELEN |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
特定の列によって行のインライン幅に追加されるバイト数 |
REPUSERID |
TT_INTEGER NOT NULL |
列のユーザー定義識別子(組込みプロシージャttSetUserColumnID で設定) |
DEFAULTVALSTR |
TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE |
デフォルトの列値 |
CHAR_USED |
TT_CHAR(1) |
列のセマンティクス
' '
|
COL_STATS
表には、データベース内の表の列に関する統計が保存されます。統計には、一意の値の数、NULL値の数、行数、および列値の配分に関するその他の情報が含まれます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のTimesTen識別子 |
COLNUM |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表における列の序数(1から開始) |
INFO |
VARBINARY(4194304) NOT INLINE NOT NULL |
列値の配分情報のバイナリ表現
この列に保存される配分情報の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttOptUpdateStatsに関する説明を参照してください。この情報のテキスト表現は、 |
DBA_ARGUMENTS
は、データベースで使用可能なプロシージャおよびファンクションの引数のリストを示します。SYS.ALL_ARGUMENTS
と同じ列が含まれます。
このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.DBA_COL_PRIVS
ビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
DBA_DEPENDENCIES
は、データベース内のオブジェクト間の依存性をすべて示します。列の説明については、「SYS.ALL_DEPENDENCIES」を参照してください。
DBA_DIRECTORIES
は、データベース内のディレクトリをすべて示します。SYS.ALL_DIRECTORIES
と同じ列が含まれます。
DBA_ERRORS
は、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトの現状のエラーを示します。SYS.ALL_ERRORS
と同じ列が含まれます。
DBA_IDENTIFIERS
は、データベースに格納されているすべてのオブジェクトの識別子に関する情報を示します。SYS.ALL_IDENTIFIERS
と同じ列が含まれます。
DBA_OBJECTS
は、データベース内のオブジェクトをすべて示します。SYS.ALL_OBJECTS
と同じ列が含まれます。
DBA_OBJECT_SIZE
ビューでは、PL/SQLオブジェクトのサイズ(バイト)が表示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
TYPE |
VARCHAR2(12) INLINE NOT NULL |
オブジェクト型(PROCEDURE 、FUNCTION 、PACKAGE など) |
SOURCE_SIZE |
NUMBER NOT NULL |
ソースのサイズ(バイト)
コンパイルまたは動的再コンパイルの実行中は、メモリー内にこのサイズが必要です。 |
PARSED_SIZE |
NUMBER NOT NULL |
解析済形式のオブジェクトのサイズ(バイト)
このオブジェクトを参照するオブジェクトのコンパイル時にメモリー内にとられるサイズ。 |
CODE_SIZE |
NUMBER NOT NULL |
コード・サイズ(バイト)
このオブジェクトの実行時にメモリー内にとられるサイズ。 |
ERROR_SIZE |
NUMBER NOT NULL |
エラー・メッセージのサイズ(バイト)
コンパイル・エラーがある場合、オブジェクトのコンパイル中はメモリー内にこのサイズが必要です。 |
DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
は、データベース内のすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定に関する情報を示します。SYS.ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
と同じ列が含まれます。
DBA_PROCEDURES
は、すべてのPL/SQLファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティに関するものです。SYS.ALL_PROCEDURES
と同じ列が含まれます。
DBA_SOURCE
では、すべてのストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。SYS.ALL_SOURCE
と同じ列が含まれます。
DBA_STORED_SETTINGS
では、現在のユーザーが実行権限を持つストアドPL/SQLユニットについて、その永続的なパラメータ設定が示されます。また、データベース内のすべてのオブジェクトのパラメータ情報も返します。SYS.ALL_STORED_SETTINGS
と同じ列が含まれます。
DBA_SYNONYMS
ビューは、データベース内のシノニムをすべて示します。SYS.ALL_SYNONYMS
と同じ列が含まれます。
SYS.DBA_TABLES
ビューは、データベース内の表をすべて示します。列の説明については、「SYS.ALL_TABLES」を参照してください。
DBA_TAB_PRIVS
ビューでは、すべてのユーザーおよびPUBLIC
に付与されているオブジェクト権限がリストされます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
GRANTEE |
VARCHAR2(30) INLINE |
権限を持つユーザーの名前 |
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
TABLE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
GRANTOR |
VARCHAR2(30) INLINE |
権限を付与したユーザーの名前 |
PRIVILEGE |
VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL |
権限名 |
GRANTABLE |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
値はNO |
HIERARCHY |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
値はNO |
DBA_TAB_SIZES
ビューには、データベースで利用可能な表のサイズに関する情報が含まれます。ADMIN
権限が必要です。SYS.ALL_TAB_SIZES
と同じ列が含まれます。
DBA_USERS
ビューでは、データベースのすべてのユーザーが示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
USERNAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
ユーザーの名前 |
USER_ID |
TT_INTEGER NOT NULL |
ユーザーのID番号 |
PASSWORD |
VARCHAR2(30) INLINE |
値はNULL |
ACCOUNT_STATUS |
VARCHAR2(32) INLINE NOT NULL |
値はOPEN |
LOCK_DATE |
TT_TIMESTAMP |
値はNULL |
EXPIRY_DATE |
TT_TIMESTAMP |
値はNULL |
DEFAULT_TABLESPACE |
VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL |
値はUSERS |
TEMPORARY_TABLESPACE |
VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL |
値はTEMP |
CREATED |
TT_TIMESTAMP NOT NULL |
ユーザーが作成された日付 |
INITIAL_RSRC_CONSUMER_GROUP |
VARCHAR2(30) INLINE |
値はNULL |
EXTERNAL_NAME |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
値はNULL |
PASSWORD_VERSIONS |
VARCHAR2(8) INLINE |
値はNULL |
EDITIONS_ENABLED |
VARCHAR2(1) INLINE |
値はNULL |
SYS.DBA_VIEWS
ビューは、データベース内のビューをすべて示します。列の説明については、「SYS.ALL_VIEWS」を参照してください。
別の表を参照しないSELECT
文では、DUAL
表を使用できますが、少なくとも1つの行を返す必要があります。DUAL
表から選択することは、定数式をSELECT
文で計算する場合に便利です。 DUAL
には行が1つしかないため、定数が返されるのは1回のみです。
INDEXES
表には、索引の名前、タイプ(範囲、ビットマップまたはハッシュ)、索引キー、索引が一意であるかどうかなど、データベース内の索引に関する情報が格納されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
IXNAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
索引名 |
IXOWNER |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
索引の所有者の名前 |
IXID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
索引のTimesTen識別子 |
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
索引付き表のTimesTen識別子 |
IXTYPE |
TT_INTEGER NOT NULL |
索引タイプ
0 - ハッシュ索引 1 - 範囲索引(レガシー/内部) 2 - ビットマップ索引 3 - 範囲索引(ユーザーが作成) |
ISUNIQUE |
BINARY (1) NOT NULL |
一意性
0 - 一意でない索引 1 - 一意索引 |
ISPRIMARY |
BINARY (1) NOT NULL |
主キー
0 - 表の主キーではない 1 - 表の主キーである |
USETMPHEAP |
TT_SMALLINT NOT NULL |
内部使用 |
KEYCNT |
TT_SMALLINT NOT NULL |
索引キーの列数 |
KEYCOLS |
BINARY(32) NOT NULL |
バイナリにマップされた、索引キーの2バイト整数列番号の配列 |
PAGESPARAM |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
ハッシュ索引に指定されているページの数 |
NLSSORTID |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部使用のみ |
NLSSORTPARM |
VARBINARY (1000) NOT INLINE |
内部使用のみ |
NLSSORTSTR |
TT_VARCHAR(200) NOT INLINE |
内部使用のみ |
NLSSORTBUFSIZE |
TT_SMALLINT |
内部使用のみ |
NLSSORTMAXSIZE |
TT_SMALLINT |
内部使用のみ |
HAKANFACTOR |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部使用のみ |
MONITOR
表には、システムのパフォーマンスに関する情報が格納されます。特定のイベントに関する統計を含む単一行が格納されます。多くの列では、データベースがメモリーにロードされた時点から統計が収集され、データベースがメモリーからアンロードされた時点で統計が消去されます。ramPolicy
がmanual
またはalways
の場合、データベースは、アプリケーション接続がなくなった後もメモリー内に存在します。
一部の列では、必要に応じて統計が収集されます。次の列の場合、TimesTenでは初期接続からの統計の収集は行いません。
PERM_ALLOCATED_SIZE
PERM_IN_USE_SIZE
TEMP_ALLOCATED_SIZE
LAST_LOG_FILE
REPHOLD_LOG_FILE
REPHOLD_LOG_OFF
FIRST_LOG_FILE
CHECKPOINT_BYTES_WRITTEN
多くの列では、データベースへの接続がないとMONITOR
表はリセットされます。TimesTenでは、データベースへの接続がない場合でも、次の列の値はリセットされません。
PERM_ALLOCATED_SIZE
PERM_IN_USE_SIZE
TEMP_ALLOCATED_SIZE
LAST_LOG_FILE
REPHOLD_LOG_FILE
REPHOLD_LOG_OFF
FIRST_LOG_FILE
MONITOR
表の情報は、TimesTenによって頻繁に更新されます。これらの更新によるシステムのパフォーマンスの低下を防ぐために、これらの更新はラッチによって保護されません。したがって、MONITOR
表の値は、正確でない場合があります。これらの値は、システムでのアクティビティの指針として使用できます。
注意: SYS.MONITOR 表に必要な統計がない場合は、SYS.SYSTEMSTATS 表を参照してください。SYS.MONITOR 表およびSYS.SYSTEMSTATS 表の両方に存在する統計があります。 |
列
PLAN
表には、TimesTen問合せオプティマイザによって生成される実行計画が含まれます。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のSQL問合せ計画の表示に関する説明を参照してください。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
STEP |
TT_INTEGER NOT NULL |
処理の序数(1から開始) |
LEVEL |
TT_INTEGER NOT NULL |
計画ツリーでのこの処理のレベル |
OPERATION |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
処理のタイプ
|
TBLNAME |
TT_CHAR(31) |
この手順でスキャンされる表の名前
表がスキャンされない場合、列は |
IXNAME |
TT_CHAR(31) |
この手順で使用される索引の名前
範囲索引の名前の後ろに 索引がスキャンされない場合、列は |
PRED |
TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE |
表または索引のスキャンまたは結合中に適用される条件
述語が適用されない場合、列は |
OTHERPRED |
TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE |
表または索引のスキャンまたは結合後に適用される条件
述語が適用されない場合、列は |
SEQUENCES
表には、順序に関するすべての情報が格納されます。システム表のデータは、CREATE SEQUENCE
文の実行時に、新しいデータベースにリストアされます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
NAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
順序名 |
OWNER |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
順序の所有者 |
MINVAL |
TT_BIGINT NOT NULL |
最小値 |
MAXVAL |
TT_BIGINT NOT NULL |
最大値 |
INCREMENT |
TT_BIGINT NOT NULL |
増分値 |
CACHESIZE |
TT_BIGINT NOT NULL |
キャッシュされる順序番号の数
TimesTenが内部的に使用します。 |
LASTNUMBER |
TT_BIGINT NOT NULL |
増分された最後の値 |
SEQID |
32ビット・システム: TT_INTEGER NOT NULL
64ビット・システム: |
順序行のID |
CYCLE |
BINARY (1) NOT NULL |
最大(最小)値に達した後、折り返すことを示すフラグ |
IS_REPLICATED |
BINARY (1) NOT NULL |
順序レプリケーションの状態
0 - 順序はレプリケートされません。 1 - 順序はレプリケートされます。 |
REPACCESS |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
サブスクライバのみのデータベースで順序が増分できないことを示すフラグ |
このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.SESSION_ROLES
ビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
SYSTEM_PRIVILEGE_MAP
表には、権限のタイプ・コードが示されています。この表は、権限のタイプ番号をタイプ名にマップする場合に使用できます。
SYSTEMSTATS
表には、システム全体の監視統計が格納されます。
行
この項には、SYSTEMSTATS
表でレポートされている統計の名称および定義の表が含まれます。統計は、ソフトウェアのリリース間における変更の影響を受けます。
表1-1 非同期ライトスルー(AWT)キャッシュ・グループの統計
名前 | 説明 |
---|---|
cg.awt.tt_txns |
Oracle Databaseに伝播されたTimesTenトランザクションの数 |
cg.awt.sql_mode.inserts.rows |
SQLモード( |
cg.awt.sql_mode.updates.rows |
SQLモード( |
cg.awt.sql_mode.deletes.rows |
SQLモード( |
cg.awt.sql_mode.inserts.batches |
SQLモード( |
cg.awt.sql_mode.updates.batches |
SQLモード( |
cg.awt.sql_mode.deletes.batches |
SQLモード( |
cg.awt.sql_mode.bytes |
SQLモード( |
cg.awt.sql_mode.batches |
SQLモード( |
cg.awt.plsql_mode.inserts.rows |
PL/SQLモード( |
cg.awt.plsql_mode.updates.rows |
PL/SQLモード( |
cg.awt.plsql_mode.deletes.rows |
PL/SQLモード( |
cg.awt.plsql_mode.bytes |
PL/SQLモード( |
cg.awt.plsql_mode.batches |
( |
cg.awt.calls_to_oracle |
Oracle Databaseに対して行われたコール数 |
cg.awt.commits_on_oracle |
Oracle DatabaseでコミットされたAWTトランザクションの数 |
cg.awt.rollbacks_on_oracle |
エラーが原因のOracle Databaseでのロールバック数 |
cg.awt.retries_on_oracle |
エラーが原因でOracle DatabaseでAWTトランザクションが再試行された回数 |
表1-2 自動リフレッシュ・キャッシュ・グループの統計
名前 | 説明 |
---|---|
cg.autorefresh.inserts.rows |
Oracle Databaseからの自動リフレッシュ中にTimesTenに挿入された行数 |
cg.autorefresh.updates.rows |
Oracle Databaseからの自動リフレッシュ中にTimesTenで更新された行数 |
cg.autorefresh.deletes.rows |
Oracle Databaseからの自動リフレッシュ中にTimesTenで削除された行数 |
cg.autorefresh.cycles.completed |
TimesTenで正常に完了した自動リフレッシュ・サイクル数 |
cg.autorefresh.cycles.failed |
エラーのために失敗した自動リフレッシュ・サイクル数 |
cg.autorefresh.full_refreshes |
自動リフレッシュ操作中にトリガーされた、完全リフレッシュ数 |
表1-3 キャッシュ・グループのフラッシュの統計
名前 | 説明 |
---|---|
cg.flush.execs |
キャッシュ・グループのフラッシュ実行数 |
cg.flush.rows |
Oracle Databaseにフラッシュされた行数 |
cg.flush.bytes |
Oracle Databaseにフラッシュされたバイト数 |
表1-4 同期ライトスルー(SWT)キャッシュ・グループの統計
名前 | 説明 |
---|---|
cg.swt.inserts.rows |
Oracle Databaseに挿入されたSWTキャッシュ・グループの行数 |
cg.swt.updates.rows |
Oracle Databaseで更新されたSWTキャッシュ・グループの行数 |
cg.swt.deletes.rows |
Oracle Databaseで削除されたSWTキャッシュ・グループの行数 |
cg.swt.bytes |
SWTキャッシュ・グループ操作中にOracle Databaseに送信されたバイト数 |
表1-5 ローカル・キャッシュ・グループの統計
名前 | 説明 |
---|---|
cg.dynamic.local.hits.count |
ローカルの動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ヒット: リクエストされたデータをTimesTenデータベースで検索する動的ロードの数 |
cg.dynamic.local.misses.count |
ローカルの動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ミス: リクエストされたデータがデータベースで検索されず、Oracle Databaseからデータをロードする必要がある動的ロードの数 |
cg.dynamic.local.misses.oracle.loads |
動的ローカル・キャッシュ・グループに対する動的ロードの失敗を処理する場合のOracle Databaseからのデータ・ロード試行回数 |
cg.dynamic.local.misses.oracle.loads.successes |
動的ローカル・キャッシュ・グループに対する動的ロードの失敗を処理する場合のOracle Databaseからのデータ・ロード数 |
表1-7 動的グローバル・キャッシュ・グループの統計
名前 | 説明 |
---|---|
cg.dynamic.global.hits.count |
グローバルな動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ヒット: Oracle Databaseまたは他のグリッド・メンバーからのデータのロードを必要とせずにローカル・グリッド・メンバーのデータを検索する動的ロード |
cg.dynamic.global.misses.count |
グローバルな動的キャッシュ・グループのキャッシュ・ミス: ローカル・グリッド・メンバーのデータが最初に検索されない動的ロード(Oracle Databaseまたは他のグリッド・メンバーのいずれかを検出する必要がある) |
cg.dynamic.global.misses.remote.loads.successes |
ローカル・グリッド・メンバーにおいてデータを検索せず、別のグリッド・メンバーから必要なデータを正常にロードする、動的ロード |
cg.dynamic.global.misses.oracle |
動的ロードの失敗によって、Oracle Databaseからリクエストされたデータをロードする必要があった回数 |
cg.dynamic.global.misses.oracle.loads.successes |
動的グローバル・キャッシュ・グループに対する動的ロードの失敗を処理する場合のOracle Databaseからのデータ・ロード数 |
cg.dynamic.global.requests.received |
(リモート・グリッド・メンバーにおける動的ロードの結果として)このグリッド・メンバーによって受信される、他のグリッド・メンバーからのデータのリクエスト数 |
cg.dynamic.global.requests.received.data_not_present |
リクエストされたデータがこのグリッド・メンバーに存在しないことがわかった際に、このグリッド・メンバーによって受信されるデータのリクエスト数 |
cg.dynamic.global.requests.received.data_locked |
リクエストされたデータがこのグリッド・メンバーでトランザクションによってロックされた際に、このグリッド・メンバーによって受信されるデータのリクエスト数 |
cg.dynamic.global.requests.received.data_dirty |
リクエストされたデータが使用済で、Oracle Databaseに最初に伝播される必要がある際に、このグリッド・メンバーによって受信されるデータのリクエスト数 |
表1-8 永続性の統計(ロギングおよびチェックポイント)
名前 | 説明 |
---|---|
log.buffer.insertions |
ログ・バッファに挿入されるログ・レコード数 |
log.buffer.bytes_inserted |
ログ・バッファに挿入されるバイト数 |
log.buffer.waits |
すべての挿入プロセスによって発生した、待機の合計数 |
log.file.reads |
ファイル・システム読取り数 |
log.file.writes |
ファイル・システム書込み数 |
log.forces |
ログがディスクに同期される回数 |
log.files.generated |
今までに生成されたログ・ファイル数 |
log.file.earliest |
データベースに現在存在する、最も古いログ・ファイル |
log.file.latest |
存在する最新のログ・ファイル
|
log.commit.bytes.read |
コミット処理に関するログから読み取られたバイト数 |
log.commit.file.reads |
コミット処理に関するログからのファイル・システム読取り数 |
log.recovery.bytes.read |
データベースのリカバリ中に読み取られたバイト数 |
ckpt.bytes_written |
チェックポイント時のディスクへの書込みバイト数 |
ckpt.writes |
チェックポイントの書込み数 |
ckpt.completed |
完了したチェックポイント数 |
ckpt.completed.fuzzy |
完了したファジー・チェックポイント数 |
ckpt.bytes_written.during_recovery |
データベースのリカバリ中の、チェックポイントにおけるディスクへの書込みバイト数 |
表1-9 ユーザーおよびシステム・アクティビティの統計
名前 | 説明 |
---|---|
stmt.prepares.count |
準備された文の数 |
stmt.prepares.command_cache_miss |
文の準備中のコマンド・キャッシュ・ミスの数 |
stmt.reprepares.count |
強制または自動の両方を含む、再準備された文の数 |
stmt.reprepares.automatic |
自動的に再準備された文の数 |
stmt.executes.count |
実行されたSQL文の数 |
stmt.executes.updates |
実行された |
stmt.executes.deletes |
実行された |
stmt.executes.merges |
実行された |
stmt.executes.inserts |
実行された |
stmt.executes.selects |
実行された |
stmt.executes.alters |
実行された |
stmt.executes.creates |
実行された |
stmt.executes.drops |
実行された |
txn.commits.count |
コミットしたトランザクションの数 |
txn.commits.durable |
コミットされた永続トランザクション数 |
txn.commits.nondurable |
コミットされた非永続トランザクション数 |
txn.commits.replicated.durable |
レプリケートされた永続的なトランザクションのコミット数 |
txn.commits.replicated.nondurable |
レプリケートされた非永続的なトランザクションのコミット数 |
txn.commits.internal.replication |
レプリケーションによって開始されたトランザクションのコミット数 |
txn.commits.internal.xla |
XLAによって開始されたトランザクションのコミット数 |
txn.rollbacks |
ロールバックされたトランザクション数 |
connections.established.count |
確立されたデータベース接続数 |
connections.established.first.count |
初めてデータベース接続が確立された数 |
connections.established.direct |
直接リンクされたデータベース接続が確立された数 |
connections.established.client_server |
確立されたクライアント/サーバー接続数 |
connections.established.threshold_exceeded |
データベース接続のしきい値を超えたイベント数 |
connections.disconnected |
データベース切断の回数 |
表1-10 データベース・アクティビティの統計
名前 | 説明 |
---|---|
db.table.rows_read |
表の行の読取り数 |
db.table.rows_inserted |
表の行の挿入数 |
db.table.rows_updated |
表の行の更新数 |
db.table.rows_deleted |
表の行の削除数 |
db.table.full_scans |
全表スキャンの数 |
db.index.rebuilds |
再構築された索引数 |
db.index.hash.inserts |
ハッシュ索引に挿入された行数 |
db.index.hash.inserts.recovery_rebuild |
データベース・リカバリの索引再構築フェーズにおいて、ハッシュ索引に挿入された行数 |
db.index.hash.deletes |
ハッシュ索引から削除された行数 |
db.index.hash.scans.count |
スキャン済のハッシュ索引数 |
db.index.hash.scans.repl |
レプリケーション操作(表における挿入、更新および削除操作など)の間にスキャンされたハッシュ索引数 |
db.index.hash.rows_fetched.count |
ハッシュ索引からフェッチされた行数 |
db.index.hash.rows_fetched.repl |
レプリケーション操作中にハッシュ索引からフェッチされた行数 |
db.index.range.inserts.count |
範囲索引に挿入された行数 |
db.index.range.inserts.recovery_rebuild |
データベース・リカバリの索引再構築フェーズにおいて、範囲索引に挿入された行数 |
db.index.range.deletes |
範囲索引から削除された行数 |
db.index.range.updates |
範囲索引で更新された行数 |
db.index.range.scans.count |
スキャン済の範囲索引数 |
db.index.range.scans.repl |
レプリケーション操作(表における挿入、更新および削除操作など)の間にスキャンされた範囲索引数 |
db.index.range.rows_fetched.count |
範囲索引からフェッチされた行数 |
db.index.range.rows_fetched.repl |
レプリケーション操作中に範囲索引からフェッチされた行数 |
db.index.temporary.created |
作成された一時索引の数 |
db.index.temporary.scans.count |
スキャン済の一時索引数 |
db.index.temporary.scans.repl |
レプリケーション操作中にスキャンされた一時索引の数 |
db.index.temporary.rows_fetched.count |
一時索引からフェッチされた行数 |
db.index.temporary.rows_fetched.repl |
レプリケーション操作中に一時索引からフェッチされた行数 |
db.sorts |
行われたソート数 |
db.joins.nested_loop |
行われたネステッド・ループ結合数 |
db.joins.merge |
行われたマージ結合数 |
表1-11 ロックの統計
名前 | 説明 |
---|---|
lock.locks_granted.immediate |
即座に許可されたロックの数 |
lock.locks_granted.wait |
許可されたが待機が必要なロックの数 |
lock.timeouts |
ロック・タイムアウト数 |
lock.deadlocks |
デッドロックの回数 |
lock.locks_acquired.table_scans |
表スキャンのために獲得したロック数 |
lock.locks_acquired.dml |
DMLアクティビティのために獲得したロック数 |
表1-12 エージングの統計
名前 | 説明 |
---|---|
aging.timebased.cycles |
データベースがメモリーにロードされてから完了した、時間ベースのエージング・サイクル数 |
aging.timebased.commits |
データベースがメモリーにロードされてから完了した、時間ベースのエージング・コミット数 |
aging.timebased.rows.deleted |
データベースがメモリーにロードされてから、時間ベースのエージング中に削除された行数 |
aging.timebased.rows.skipped |
データベースがメモリーにロードされてから、ロックの競合が原因で時間ベースのエージングを使用して削除されなかった行数 |
aging.lru.cycles |
データベースがメモリーにロードされてから完了した、LRUエージング・サイクル数 |
aging.lru.commits |
データベースがメモリーにロードされてから完了した、LRUエージング・コミット数 |
aging.lru.rows.deleted |
データベースがメモリーにロードされてから、LRUエージング中に削除された行数 |
aging.lru.rows.skipped |
データベースがメモリーにロードされてから、ロックの競合が原因でLRUエージングを使用して削除されなかった行数 |
aging.lru.high_threshold_reached |
データベースがメモリーにロードされてから、LRUエージングの高しきい値に達した回数 |
aging.lru.low_threshold_reached |
データベースがメモリーにロードされてから、LRUエージングの低しきい値に達した回数 |
表1-13 クライアント/サーバーの統計
名前 | 説明 |
---|---|
cs.server.executes.updates |
サーバーによって実行された |
cs.server.executes.deletes |
サーバーによって実行された |
cs.server.executes.merges |
サーバーによって実行された |
cs.server.executes.inserts |
サーバーによって実行された |
cs.server.executes.selects |
サーバーによって実行された |
cs.server.executes.alters |
サーバーによって実行された |
cs.server.executes.creates |
サーバーによって実行された |
cs.server.executes.drops |
サーバーによって実行された |
cs.server.commits.count |
サーバーによってコミットされたトランザクション数 |
cs.server.rollbacks |
サーバーによるトランザクション・ロールバック数 |
cs.server.rows_inserted |
サーバーによって挿入された表の行数 |
cs.server.rows_updated |
サーバーによって更新された表の行数 |
cs.server.rows_deleted |
サーバーによって削除された表の行数 |
cs.server.roundtrips |
クライアント/サーバーのラウンドトリップ数 |
cs.server.bytes.transmitted |
サーバーによって送信された、クライアント/サーバーのバイト数 |
cs.server.bytes.received |
サーバーによって受信された、クライアント/サーバーのバイト数 |
cs.server.disconnected |
確立されたクライアント/サーバーの切断数 |
TABLE_PRIVILEGE_MAP
システム表は、権限のタイプ・コードを記述しています。この表は、権限のタイプ番号をタイプ名にマップする場合に使用できます。
TABLES
表には、データベースの表に関する情報(名称、所有者、列数、行のサイズおよび主キー(ある場合)を含む)が格納されます。TABLES
表には、システム表に関する情報も格納されます。
特定の列に関する情報は、COLUMNS
表に格納されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
TBLNAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
表名 |
TBLOWNER |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
表を所有するユーザーの名前 |
OWNER |
TT_INTEGER NOT NULL |
所有者のID |
NUMVARY |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表の可変長列の数 |
NUMNULL |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表のNULL値可能列の数 |
NUMCOLS |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表の列数 |
LENGTH |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
各行のインライン部分の長さ |
NUMLOB |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表内のLOB列数 |
NUMCOMPRESS |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表における圧縮された列数 |
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のTimesTen識別子
|
NUMTUPS |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のカーディナリティ
|
MAXTUPS |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表の最大カーディナリティ |
PRIMCNT |
TT_SMALLINT NOT NULL |
主キーの列数(存在しない場合は0) |
PRIMCOLS |
BINARY(32) NOT NULL |
バイナリにマップされた、主キーの2バイト整数列番号の配列 |
CACHEFLAG |
BINARY (1) NOT NULL |
内部使用 |
XLAFLAG |
BINARY (1) NOT NULL |
XLAステータス
設定されている場合、この表への更新はトランザクション・ログAPIに転送されます。 |
PXLAFLAG |
BINARY (1) NOT NULL |
永続的XLAステータス
設定されている場合、このユーザー表に対して永続XLAが有効であることを示します。 |
CACHEGROUP |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
この表が属するキャッシュ・グループのID
表がキャッシュ・グループに属していない場合、このフラグは0(ゼロ)以外です。 |
OCACHEGROUP |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
内部使用 |
MVID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
TBLNAME がVIEWの場合は、SYS.VIEWS システム表の関連する行のID
それ以外の場合、値は |
MVIDS |
TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE |
TBLNAME がディテール表の場合は、(SYS.VIEWS)ディテール表を参照するマテリアライズド・ビューと対応するSYS.VIEWS の行IDを含む配列ID |
CGFKIDS |
TT_VARCHAR(8192) NOT INLINE |
将来使用 |
PERMLTBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
関連する永続表のID |
CVVERSIONNUM |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部使用 |
REPNUMKEYCOLS |
TT_SMALLINT NOT NULL |
REPKEYCOLS によって記述されたレプリケーション・キーの列数 |
REPTSCOLNUM |
TT_SMALLINT NOT NULL |
レプリケーションのタイムスタンプベースの競合検出に使用される列の列番号 |
REPRETURNSERVICE |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
このレプリケーション要素に関するこのサブスクライバのRETURNサービス
' ' ' ' |
REPRETURNBYREQUEST |
BINARY (1) NOT NULL |
RETURNサービスのステータス
0 - RETURNサービスは無条件で提供されます。 1 - RETURNサービスはリクエストによってのみ提供されます。このフィールドは、 |
REPUSERID |
TT_BIGINT NOT NULL |
表のユーザー定義識別子(組込み関数ttSetUserTableID で設定) |
REPKEYCOLS |
BINARY(32) NOT NULL |
行の一意識別子としてレプリケーションによって使用される列番号
バイナリにマップされた2バイト整数の配列。 |
REPACCESS |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
レプリケーションによって設定されたアクセス制限
' ' ' '
|
REPTSUPDATERULE |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
タイムスタンプベースの競合検出のためのTS_COLUMN の管理ルール
' ' ' |
CACHEDTBLPOS |
TT_INTEGER NOT NULL |
将来使用 |
VALTBLIDS |
32ビット・システムの場合はVARBINARY(4000) NOT INLINE
64ビット・システムの場合は |
表に圧縮された列が含まれる場合は、対応するディクショナリ表のIDを含む、その配列ID |
TBL_STATS
表には、データベースの表に関する統計、すなわち表の行数が格納されます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。
列固有の統計は、SYS.COL_STATS
表に格納されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のTimesTen識別子 |
NUMTUPS |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表の行数 |
LASTSTATSUPDATE |
TT_CHAR(25) |
この表が最後に更新された日時
日時の書式は次のとおりです。 Day Mon DD HH:MI:SS YYYY 例: Sun Jan 03 18:24:12 2010 文字列はNULLで終わります。 表の統計の更新が実行されていない場合、この列は |
TCOL_STATS
表には、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表データベース内の表の列に関する統計が格納されます。統計には、一意の値の数、NULL値の数、行数、および列値の配分に関するその他の情報が含まれます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のTimesTen識別子 |
COLNUM |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表における列の序数(1から開始) |
INFO |
VARBINARY(4194304) NOT NULL NOT INLINE |
列値の配分情報のバイナリ表現
この列に保存される配分情報の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttOptUpdateStatsに関する説明を参照してください。この情報のテキスト表現は、 |
TINDEXES
表には、索引の名前、タイプ(範囲またはハッシュ)、索引キー、索引が一意であるかどうかなど、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表のデータベース内の索引に関する情報が格納されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
IXNAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
索引名 |
IXOWNER |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
索引の所有者の名前 |
IXID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
索引のTimesTen識別子 |
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
索引の表のTimesTen識別子 |
IXTYPE |
TT_INTEGER NOT NULL |
索引タイプ
0 - ハッシュ索引 1 - 範囲索引 |
ISUNIQUE |
BINARY (1) NOT NULL |
一意性
0 - 一意でない索引 1 - 一意索引 |
ISPRIMARY |
BINARY (1) NOT NULL |
主キー
0 - 表の主キーではない 1 - 表の主キーである |
USETMPHEAP |
TT_SMALLINT NOT NULL |
内部使用のみ |
KEYCNT |
TT_SMALLINT NOT NULL |
索引キーの列数 |
KEYCOLS |
BINARY(32) NOT NULL |
バイナリにマップされた、索引キーの2バイト整数列番号の配列 |
PAGESPARAM |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
ハッシュ索引に指定されているページの数 |
NLSSORTID |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部使用のみ |
NLSSORTPARM |
VARBINARY (1000) NOT INLINE |
内部使用のみ |
NLSSORTSTR |
TT_VARCHAR(200) NOT INLINE |
内部使用のみ |
NLSSORTBUFSIZE |
TT_SMALLINT |
内部使用のみ |
NLSSORTMAXSIZE |
TT_SMALLINT |
内部使用のみ |
HAKANFACTOR |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部使用のみ |
TRANSACTION_LOG_API
表は、永続トランザクション・ログAPIが使用するブックマークを追跡します。このシステム表の各行は、1つの永続ブックマークに対応します。各永続ブックマークには、関連付けられたテキスト識別子があり、これはブックマークの追跡に使用されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
ID |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
ブックマーク追跡のためのテキスト・タグ識別子 |
READLSNHIGH |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64ビット・システムの場合は |
このブックマークが指す読取りログ・レコードの最大値 |
READLSNLOW |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64ビット・システムの場合は |
このブックマークが指す読取りログ・レコードの最小値 |
PURGELSNHIGH |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64ビット・システムの場合は |
このブックマークが必要とする最小LSNの最大値 |
PURGELSNLOW |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64ビット・システムの場合は |
このブックマークが必要とする最小LSNの最小値 |
PID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64ビット・システムの場合は |
最後にXLAブックマークを開いたプロセスのプロセスID |
INUSE |
BINARY (1) NOT NULL |
永続トランザクション・ログAPI接続によって使用されているブックマーク |
REPLICATED |
BINARY(1) |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
COUNTER |
TT_BIGINT |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
COUNTER_A |
TT_BIGINT |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
COUNTER_B |
TT_BIGINT |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
CTN_HIGH_A |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER
64-bitシステムの場合は |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
CTN_LOW_A |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER
64-bitシステムの場合は |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
CTN_HIGH_B |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER
64-bitシステムの場合は |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
CTN_LOW_B |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER
64-bitシステムの場合は |
レプリケートされたブックマークに使用
内部使用のみ |
TTABLES
表には、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表データベースに関する情報(名前、所有者、列数、行のサイズ、主キー(存在する場合)など)が格納されます。
特定の列に関する情報は、COLUMNS
表に格納されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
TBLNAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
表名 |
TBLOWNER |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
表を所有するユーザーの名前 |
OWNER |
TT_INTEGER NOT NULL |
表の所有者
0 - TimesTenシステム表 1 - ユーザー表 |
NUMVARY |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表の可変長列の数 |
NUMNULL |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表のNULL値可能列の数 |
NUMCOLS |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表の列数 |
LENGTH |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
各行のインライン部分の長さ |
NUMLOB |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表内のLOB列数 |
NUMCOMPRESS |
TT_SMALLINT NOT NULL |
表における圧縮された列数 |
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のTimesTen識別子 |
NUMTUPS |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のカーディナリティ
|
MAXTUPS |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表の最大カーディナリティ |
PRIMCNT |
TT_SMALLINT NOT NULL |
主キーの列数(存在しない場合は0) |
PRIMCOLS |
BINARY (32) NOT NULL |
バイナリにマップされた、主キーの2バイト整数列番号の配列 |
CACHEFLAG |
BINARY (1) NOT NULL |
キャッシュ・グループのフラグ
0 - 表はキャッシュ・グループ内にありません。 1 - 表はキャッシュ・グループ内にあります。 |
XLAFLAG |
BINARY (1) NOT NULL |
XLAフラグ
設定されている場合、この表への更新はトランザクション・ログAPIに転送されます。 |
PXLAFLAG |
BINARY (1) NOT NULL |
XLA永続性フラグ
設定されている場合、このユーザー表に対して永続XLAが有効であることを示します。 |
CACHEGROUP |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
この表が属するキャッシュ・グループのID |
OCACHEGROUP |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
内部的な使用のために予約済 |
MVID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表がビューの場合は、SYS.VIEWS システム表の関連する行のID |
MVIDS |
TT_VARCHAR(1024) NOT INLINE |
表がビュー・ディテール表の場合は、このディテール表を参照するマテリアライズド・ビューのSYS.VIEWS システム表内にある、配列IDまたは行ID |
CGFKIDS |
TT_VARCHAR (8192) NOT INLINE |
将来の使用のために予約済 |
PERMLTBLID |
TT_INTEGER NOT NULL |
関連する永続表のID |
CVVERSIONNUM |
TT_INTEGER NOT NULL |
内部的な使用のために予約済 |
REPNUMKEYCOLS |
TT_SMALLINT NOT NULL |
REPKEYCOLS によって記述されたレプリケーション・キーの列数 |
REPTSCOLNUM |
TT_SMALLINT NOT NULL |
レプリケーションのタイムスタンプベースの競合検出に使用される列の列番号 |
REPRETURNSERVICE |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
このレプリケーション要素に関するこのサブスクライバのRETURNサービス
' ' ' ' |
REPRETURNBYREQUEST |
BINARY (1) NOT NULL |
RETURNサービスのステータス
0 - RETURNサービスは無条件で提供されます。 1 - RETURNサービスはリクエストによってのみ提供されます。このフィールドは、 |
REPUSERID |
TT_BIGINT NOT NULL |
表のユーザー定義識別子(組込みプロシージャttSetUserTableID で設定) |
REPKEYCOLS |
BINARY(32) NOT NULL |
行の一意識別子としてレプリケーションによって使用される列番号
これはバイナリにマップされた2バイト整数の配列です。 |
REPACCESS |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
レプリケーションによって設定されたアクセス制限
' ' ' '
|
REPTSUPDATERULE |
TT_CHAR(1) NOT NULL |
タイムスタンプベースの競合検出のためのTS_COLUMN の管理ルール
' ' ' |
CACHEDTBLPOS |
TT_INTEGER NOT NULL |
将来の使用のために予約済 |
VALTBLIDS |
32ビット・システムの場合はVARBINARY(4000) NOT INLINE
64ビット・システムの場合は |
表に圧縮された列が含まれる場合は、対応するディクショナリ表のIDを含む、その配列ID |
TTBL_STATS
表には、アクティブ・セッションに関連付けられた一時表データベースに関する統計、すなわち表の行数が格納されます。統計が計算されていない場合、値は存在しません。
列固有の統計は、SYS.COL_STATS
表に格納されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表のTimesTen識別子 |
NUMTUPS |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
表の行数 |
LASTSTATSUPDATE |
TT_CHAR(25) |
この表が最後に更新された日時
日時の書式は次のとおりです。 Day Mon DD HH:MI:SS YYYY 例: Sun Jan 03 18:24:12 2010 文字列はNULLで終わります。 表の統計の更新が実行されていない場合、この列は |
USER_ARGUMENTS
では、現在のユーザーが所有するプロシージャおよびファンクションの引数が示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_ARGUMENTS」を参照してください。
このビューは、行を返しません。列定義は、Oracle DatabaseのSYS.USER_COL_PRIVS
ビューに関する列定義と同じです。『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
USER_DEPENDENCIES
では、現在のユーザーが所有するオブジェクト間の依存性が示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
TYPE |
VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL |
オブジェクト型 |
REFERENCED_OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
参照オブジェクトの所有者 |
REFERENCED_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
参照オブジェクト名 |
REFERENCED_TYPE |
VARCHAR2(17) INLINE NOT NULL |
参照オブジェクト型 |
REFERENCED_LINK_NAME |
VARCHAR2(128) INLINE |
未使用
(TimesTenに使用されない列。値は無視します。) |
SCHEMAID |
NUMBER |
現在のスキーマのID |
DEPENDENCY_TYPE |
VARCHAR2(4) INLINE NOT NULL |
REF 依存関係の場合はREF
それ以外の場合は |
USER_ERRORS
では、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトに対する現在のエラーが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_ERRORS」を参照してください。
USER_IDENTIFIERS
では、現在のユーザーが所有するすべての可能済オブジェクト内の識別子が示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_IDENTIFIERS」を参照してください。
USER_OBJECTS
は、現行のユーザーが所有するオブジェクトをすべて示します。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_OBJECTS」を参照してください。
USER_OBJECT_SIZE
では、現在のユーザーが所有するPL/SQLオブジェクトのサイズ(バイト)が示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.DBA_OBJECT_SIZE」を参照してください。
USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
では、現在のユーザーが所有するすべてのストアド・オブジェクトのコンパイラ設定が示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」を参照してください。
USER_PROCEDURES
では、現在のユーザーが所有するすべてのファンクションとプロシージャ、および関連付けられたプロパティが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_PROCEDURES」を参照してください。
USER_SOURCE
では、現在のユーザーが所有するストアド・オブジェクトのテキスト・ソースが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_SOURCE」を参照してください。
USER_STORED_SETTINGS
では、現在のユーザーが所有するストアドPL/SQLユニットの情報についてのみ、その永続的なパラメータ設定が示されます。列の説明については、「SYS.ALL_STORED_SETTINGS」を参照してください。
USER_SYNONYMS
ビューは、現行のユーザーが所有するシノニムを示します。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_SYNONYMS」を参照してください。
SYS.USER_TABLES
ビューでは、現在のユーザーが所有するすべてのテーブルが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_TABLES」を参照してください。
USER_TAB_PRIVS
ビューでは、現在のユーザーに付与されているオブジェクト権限、現在のユーザーによって付与されたオブジェクト権限、および現在のユーザーが所有するオブジェクトに付与されているオブジェクト権限のリストが表示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
GRANTEE |
VARCHAR2(30) INLINE |
権限を持つユーザーの名前 |
OWNER |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクトの所有者 |
TABLE_NAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
オブジェクト名 |
GRANTOR |
VARCHAR2(30) INLINE |
権限を付与したユーザーの名前 |
PRIVILEGE |
VARCHAR2(40) INLINE NOT NULL |
権限名 |
GRANTABLE |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
値はNO |
HIERARCHY |
VARCHAR2(3) INLINE NOT NULL |
値はNO |
USER_TAB_SIZES
ビューには、現在のユーザーが所有する表のサイズに関する情報が含まれます。このビューにはSYS.ALL_TAB_SIZES
と同じ列が含まれますが、OWNER
列は含まれません。
USER_USERS
ビューでは、現在のユーザーが表示されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
USERNAME |
VARCHAR2(30) INLINE |
ユーザーの名前 |
USER_ID |
TT_INTEGER NOT NULL |
ユーザーのID番号 |
ACCOUNT_STATUS |
VARCHAR2(32) INLINE NOT NULL |
値はOPEN |
LOCK_DATE |
TT_TIMESTAMP |
値はNULL |
EXPIRY_DATE |
TT_TIMESTAMP |
値はNULL |
DEFAULT_TABLESPACE |
VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL |
値はUSERS |
TEMPORARY_TABLESPACE |
VARCHAR2(30) INLINE NOT NULL |
値はTEMP |
CREATED |
TT_TIMESTAMP NOT NULL |
ユーザーが作成された日付 |
INITIAL_RSRC_CONSUMER_GROUP |
VARCHAR2(30) INLINE |
値はNULL |
EXTERNAL_NAME |
VARCHAR2(4000) NOT INLINE |
値はNULL |
SYS.USER_VIEWS
ビューでは、現在のユーザーが所有するすべてのテーブルが示されます。このビューは、OWNER
列を表示しません。列の説明については、「SYS.ALL_VIEWS」を参照してください。
VIEWS
表には、データベース内のビューに関する統計が格納されます。
列
列名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
NAME |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
ビュー名 |
OWNER |
TT_CHAR (31) NOT NULL |
ビューの所有者 |
ID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
ビューの行のID |
TBLID |
32-bitシステムの場合はTT_INTEGER NOT NULL
64-bitシステムの場合は |
ビューのID |
SQL |
TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE NOT NULL |
SELECT 文のビュー |
REFRESH_INTERVAL |
TT_BIGINT |
リフレッシュ間隔(秒) |
REFRESH_START |
TT_TIMESTAMP |
最新のリフレッシュの開始時間 |
REFRESH_END |
TT_TIMESTAMP |
最新のリフレッシュの終了時間 |
REFRESH_ROWCNT |
TT_INTEGER |
最新のリフレッシュでリフレッシュされた行数 |