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Oracle® Objects for OLE開発者ガイド
11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows
B58887-04
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AllowMoveLastプロパティ

適用対象

Oracle Data Control

説明

ユーザーが、Data ControlのMoveLastボタンを使用して最後のレコードに移動可能かどうかを決定します。設計時および実行時に読取り/書込みができます。

使用方法

oradata1.AllowMoveLast = [True | False]

備考

デフォルトでは、AllowMoveLastTrueです。この場合、最後のレコードへの移動に非常に時間がかかる可能性がある場合でも、レコードの移動に関するユーザーの制限はありません。

AllowMoveLastFalseの場合、Data ControlのMoveLastボタンは、グレー表示になっており無効です。ただし、最後のレコードに到達した(ユーザーがセットの終わりまで移動したか、コード上で最後のレコードを指すレコード・ポインタに位置付けられたため)後は、ボタンは有効です。これによりユーザーは、問合せ全体がフェッチされているかどうかについて視覚的なフィードバックを得られます。このプロパティをFalseに設定した場合でも、MoveLastメソッドは使用できます。

このプロパティへの変更は、Refreshメソッドがデータ・コントロールに送信された後に有効になります。

データ型

Integer(ブール)