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Oracle® Objects for OLE開発者ガイド
11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows
B58887-04
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OraTimeStampTZオブジェクト

説明

OraTimeStampTZオブジェクトは、Oracle TIMESTAMP WITH TIME ZONEデータ型を表し、このOracleデータ型に関する操作を実行するメソッドを提供します。OraTimeStampTZは、年、日、時、分、秒およびナノ秒およびタイムゾーンの情報を格納する特定のタイムゾーンの日時値を表します。

備考

OraTimeStampTZオブジェクトは、OraSession.OraCreateTimeStampTZメソッドを使用するか、または既存のOraTimeStampTZオブジェクトに対してCloneメソッドをコールすると作成されます。

OraTimeStampTZオブジェクトは、ServerTypeORATYPE_TIMESTAMPTZを使用してバインドできます。これによって、SQL文またはPL/SQL文のOracle TIMESTAMP WITH TIME ZONEデータ型に関連付けられているパラメータに値をバインドできます。

TIMESTAMP WITH TIME ZONEデータ型に関連付けられている文字列をバインドするときは、ServerTypeを文字列型(例: ORATYPE_VARCHAR2ORATYPE_STRING)に指定し、文字列をNLS_TIMESTAMP_TZ_FORMATの書式で指定する必要があります。