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Oracle® Objects for OLE開発者ガイド
11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows
B58887-04
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Nameプロパティ

説明

指定したオブジェクトの識別に使用される名前を戻します。設計時には使用できません。実行時は読取り専用です。

使用方法

client_name = oraclient.Name
field_name = orafield.Name
parameter_name = oraparameter.Name 
paramarray_name = oraparamarray.Name
session_name = orasession.Name 
server_name = oraserver.Name
subscription_name = orasubscription.Name

データ型

String

備考

  • oraclient.Name

    指定したOraClientオブジェクトの名前を戻します。この値は常にlocalです。

  • orafield.Name

    指定したOraFieldオブジェクトの名前を戻します。これが本当の(別名でない)データベース・フィールドの場合は、データベースで使用されるとおりのフィールド名が戻ります。たとえば、計算済の選択リスト項目や列の別名を指定したSQL文が実行された場合、戻される名前は、SQLのSELECT文に指定した実際のテキストです。

  • oraparameter.Name

    指定したOraParameterオブジェクトの名前を戻します。パラメータ名は、パラメータ・コレクション内でパラメータを識別するのみではなく、パラメータをバインドする目的でSQL文およびPL/SQL文のプレースホルダを一致させるためにも使用されます。

  • oraparamarray.Name

    指定したOraParamArrayオブジェクトの名前を戻します。パラメータ名は、パラメータ・コレクション内でパラメータを識別するのみではなく、パラメータをバインドする目的でSQL文およびPL/SQL文のプレースホルダを一致させるためにも使用されます。

  • orasession.Name

    指定したOraSessionオブジェクトの名前を戻します。自動的に作成されたセッションの場合は、システムによって割り当てられた名前(通常は16進数)が戻ります。ユーザーが作成したセッションの場合は、CreateSessionメソッドに当初指定された名前が戻ります。作成後にセッション名を変更することはできません。

  • oraserver.Name

    指定したOraServerオブジェクトの物理的な接続名を戻します。

  • orasubscription.Name

    サブスクリプションを表すために使用する名前を戻します。Nameは、シングル・コンシューマ・キューに対する登録の場合は文字列'SCHEMA.QUEUE'の形式、複数コンシューマ・キューに対する登録の場合は文字列'SCHEMA.QUEUE:CONSUMER_NAME'の形式のサブスクリプション名です。


関連項目:

  • CreateSessionメソッド

  • Oracle Databaseのイベントの詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。