ヘッダーをスキップ
Oracle® Objects for OLE開発者ガイド
11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows
B58887-04
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

Oracle Objects for OLEの新機能

この項では、Oracle Database 11g リリース2(11.2)の新機能について説明し、追加情報の参照先を示します。このリリースに移行したユーザー向けに、以前のリリースでの新機能情報も掲載しています。

次の各項では、Oracle Oracle Objects for OLEの新機能について説明します。

Oracle Database 11g リリース1(11.1)およびリリース2(11.2)の新機能

これらのリリースには、新機能はありません。

Oracle Database 10g リリース2(10.2)の新機能

このリリースには、新機能はありません。

Oracle Objects for OLEのドキュメントは改善されて再編成されていますが、追加された内容はありません。ドキュメントは、印刷可能なPDF形式に書式設定されています。ドキュメント・ライブラリにはPDF形式とHTML形式のドキュメントが用意されています。WinHelp形式のオンライン・ヘルプは提供されていません。

Oracle Database 10g リリース1(10.1)の新機能

  • Oracleグリッド・コンピューティングのサポート

    Oracle Objects for OLEはグリッド対応であるため、開発者はアプリケーション・コードを変更せずに、Oracleデータベースのグリッド・サポートを利用できます。

  • 新しいデータ型のサポート

    Oracle Objects for OLEでは、Oracle Database 10gで導入されたBINARY_DOUBLEおよびBINARY_FLOATデータ型がサポートされるようになりました。これらの型のインスタンスは、データベースからフェッチするか、またはストアド・プロシージャとファンクションを含めて、SQL文とPL/SQLブロックへの入力または出力変数として渡すことができます。

    BINARY_DOUBLEおよびBINARY_FLOATデータ型をバインドするために、次の定数がoraconst.txtに追加されました。

    • ORATYPE_BDOUBLE、Oracleデータ型BINARY_DOUBLE、値101

    • ORATYPE_BFLOAT、Oracleデータ型BINARY_FLOAT、値100

  • 複数のOracleホームのサポート

    リリース1(10.1)から、Oracle Objects for OLEを複数のOracleホームにインストールできるようになりました。ただし、Component Object Model(COM)コンポーネントであるため、コンピュータ上でアクティブにできるのは1つのインスタンスのみです。つまり、前のインストールは、現在(最新)のインストールによって非アクティブにされます。

    複数のホームを使用できるようにするには、KEY_HOMENAMEの使用が必須になりました。また、一部のOracle Objects for OLEファイルにはバージョン番号が含まれます。


    関連項目: