OracleIntervalDS構造は、データベースに格納されるか、またはデータベースから取得されるOracle INTERVAL DAY TO SECONDデータ型を表します。それぞれのOracleIntervalDSには、日付、時間、分、秒および小数秒で表した期間が格納されます。
クラスの継承
System.Object
System.ValueType
Oracle.DataAccess.Types.OracleIntervalDS
宣言
// ADO.NET 2.0: C# public struct OracleIntervalDS : IComparable, INullable, IXmlSerializable
スレッド安全性
パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。
例
// C#
using System;
using Oracle.DataAccess.Types;
class OracleIntervalDSSample
{
static void Main()
{
OracleIntervalDS iDSMax = OracleIntervalDS.MaxValue;
double totalDays = iDSMax.TotalDays;
totalDays -= 1;
OracleIntervalDS iDSMax_1 = new OracleIntervalDS(totalDays);
// Calculate the difference
OracleIntervalDS iDSDiff = iDSMax - iDSMax_1;
// Prints "iDSDiff.ToString() = +000000000 23:59:59.999999999"
Console.WriteLine("iDSDiff.ToString() = " + iDSDiff.ToString());
}
}
要件
ネームスペース: Oracle.DataAccess.Types
アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll
ODP.NETのバージョン: ODP.NET for .NET Framework 2.0またはODP.NET for .NET Framework 4
OracleIntervalDSメンバーは、次の各表にリストしています。
OracleIntervalDSコンストラクタ
OracleIntervalDSコンストラクタを、表14-48にリストします。
OracleIntervalDS静的フィールド
OracleIntervalDS静的フィールドを、表14-49にリストします。
表14-49 OracleIntervalDS静的フィールド
| フィールド | 説明 |
|---|---|
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OracleIntervalDS静的メソッド
OracleIntervalDS静的メソッドを、表14-50にリストします。
表14-50 OracleIntervalDS静的メソッド
| メソッド | 説明 |
|---|---|
|
2つの |
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|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
2つの |
|
|
|
|
|
指定された日付精度および小数秒精度が含まれた |
OracleIntervalDS静的演算子
OracleIntervalDS静的演算子を、表14-51にリストします。
表14-51 OracleIntervalDS静的演算子
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
|
2つの |
|
|
2つの |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
2つの |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
|
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|
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|
|
OracleIntervalDS型変換
OracleIntervalDS型変換を、表14-52にリストします。
表14-52 OracleIntervalDS型変換
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
|
|
|
|
文字列を |
|
|
|
OracleIntervalDSプロパティ
OracleIntervalDSプロパティを、表14-53にリストします。
表14-53 OracleIntervalDSプロパティ
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
|
Oracle |
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現行インスタンスにNULL値があるかどうかを示します |
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OracleIntervalDSメソッド
OracleIntervalDSメソッドを、表14-54にリストします。
OracleIntervalDSコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスが作成されます。
オーバーロード・リスト:
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、TimeSpan構造を使用してその値を設定します。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、時間間隔を表す文字列を使用してその値を設定します。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、日数の合計を使用してその値を設定します。
OracleIntervalDS(int, int, int, int, double)
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスが作成され、指定された日付、時間、分、秒およびミリ秒を使用して値が設定されます。
OracleIntervalDS(int, int, int, int, int)
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、指定した日、時、分、秒およびナノ秒を使用してその値を設定します。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスが作成され、値は指定されたバイト配列に設定されます。この値は、内部Oracle INTERVAL DAY TO SECOND書式で表されます。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、TimeSpan構造を使用してその値を設定します。
宣言
// C#
public OracleIntervalDS(TimeSpan ts);
パラメータ
ts
TimeSpan構造
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、時間間隔を表す文字列を使用してその値を設定します。
宣言
// C#
public OracleIntervalDS(string intervalStr);
パラメータ
intervalStr
Oracle INTERVAL DAY TO SECONDを表す文字列
例外
ArgumentException - intervalStrパラメータは有効な書式ではないか、無効な値があります。
ArgumentNullException - intervalStrパラメータがNULLです。
備考
指定したintervalStrで指定された値はDay HH:MI:SSxFF書式である必要があります。
例
「1 2:3:4.99」は、1日、2時間、3分、4秒および990ミリ秒、または1日、2時間、3分、4秒および990000000ナノ秒のことです。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、日数の合計を使用してその値を設定します。
宣言
// C#
public OracleIntervalDS(double totalDays);
パラメータ
totalDays
時間間隔の指定した合計日数です。日数の範囲は1000,000,000 < totalDays < 1000,000,000です。
例外
ArgumentOutOfRangeException - 1つ以上のパラメータの引数が、指定範囲を超えています。
ArgumentException - パラメータの引数値は有効なOracleIntervalDSを構築するのに使用できません。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、指定した日、時、分、秒およびミリ秒を使用してその値を設定します。
宣言
// C# public OracleIntervalDS (int days, int hours, int minutes, int seconds, double milliSeconds);
パラメータ
days
指定された日。日の範囲は(-999,999,999から999,999,999)です。
hours
指定された時間。時間の範囲は(-23から23)です。
minutes
指定された分。分の範囲は(-59から59)です。
seconds
指定された秒。秒の範囲は(-59から59)です。
milliSeconds
指定されたミリ秒。ミリ秒の範囲は(-999.999999から999.999999)です。
例外
ArgumentOutOfRangeException - 1つ以上のパラメータの引数が、指定範囲を超えています。
ArgumentException - パラメータの引数値は有効なOracleIntervalDSを構築するのに使用できません。
備考
すべての引数の記号が同じである必要があります。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスを作成し、指定した日、時、分、秒およびナノ秒を使用してその値を設定します。
宣言
// C# public OracleIntervalDS (int days, int hours, int minutes, int seconds, int nanoseconds);
パラメータ
days
指定された日。日の範囲は(-999,999,999から999,999,999)です。
hours
指定された時間。時間の範囲は(-23から23)です。
minutes
指定された分。分の範囲は(-59から59)です。
seconds
指定された秒。秒の範囲は(-59から59)です。
nanoseconds
指定されたナノ秒。ナノ秒の範囲は(-999,999,999から999,999,999)です。
例外
ArgumentOutOfRangeException - 1つ以上のパラメータの引数が、指定範囲を超えています。
ArgumentException - パラメータの引数値は有効なOracleIntervalDSを構築するのに使用できません。
備考
すべての引数の記号が同じである必要があります。
このコンストラクタでは、OracleIntervalDS構造の新規インスタンスが作成され、値は指定されたバイト配列に設定されます。この値は、内部Oracle INTERVAL DAY TO SECOND書式で表されます。
宣言
// C#
public OracleIntervalDS (byte[ ] bytes);
パラメータ
bytes
内部Oracle INTERVAL DAY TO SECOND書式で表したバイト配列です。
例外
ArgumentException - bytesが内部Oracle INTERVAL DAY TO SECOND書式で表されていないか、またはbytesが有効なOracle INTERVAL DAY TO SECONDではありません。
ArgumentNullException - bytesがNULLです。
OracleIntervalDS静的フィールドを、表14-55にリストします。
表14-55 OracleIntervalDS静的フィールド
| フィールド | 説明 |
|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
この静的フィールドは、OracleIntervalDS構造の最大値を表します。
宣言
// C# public static readonly OracleIntervalDS MaxValue;
備考
最大値:
日付: 999999999
時間: 23
分: 59
秒: 59
ナノ秒: 999999999
この静的フィールドは、OracleIntervalDS構造の最小値を表します。
宣言
// C# public static readonly OracleIntervalDS MinValue;
備考
最小値:
日付: -999999999
時間: -23
分: -59
秒: -59
ナノ秒: -999999999
この静的フィールドは、OracleIntervalDSインスタンスに割り当てることができるNULL値を表します。
宣言
// C# public static readonly OracleIntervalDS Null;
OracleIntervalDS静的メソッドを、表14-56にリストします。
表14-56 OracleIntervalDS静的メソッド
| メソッド | 説明 |
|---|---|
|
2つの |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
2つの |
|
|
|
|
|
指定された日付精度および小数秒精度が含まれた |
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalDS値が等しいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool Equals(OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS構造が同じ間隔を表す場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値より大きいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool GreaterThan(OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値より大きい場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以上かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool GreaterThanOrEqual(OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以上である場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値未満かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool LessThan(OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値未満である場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以下かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool LessThanOrEqual(OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以下である場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的メソッドでは、2つのOracleIntervalDS値が等しくないかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool NotEquals(OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値が等しくない場合はtrueを戻し、等しい場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的メソッドでは、OracleIntervalDSインスタンスが戻され、文字列を使用して間隔の値が設定されます。
宣言
// C#
public static OracleIntervalDS Parse(string intervalStr);
パラメータ
intervalStr
Oracle INTERVAL DAY TO SECONDを表す文字列
戻り値
指定された文字列に含まれる間隔を表したOracleIntervalDSインスタンスが戻されます。
例外
ArgumentException - intervalStrパラメータの書式が有効でないか、またはintervalStrに無効な値が含まれます。
ArgumentNullException - intervalStrパラメータがNULLです。
備考
intervalStrに指定された値は、Day HH:MI:SSxFFの書式で表されている必要があります。
例
「1 2:3:4.99」は、1日、2時間、3分、4秒および990ミリ秒、または1日、2時間、3分、4秒および990000000ナノ秒のことです。
この静的メソッドでは、指定された日付精度および小数秒精度が含まれた、OracleIntervalDSの新規インスタンスが戻されます。
宣言
// C# public static OracleIntervalDS SetPrecision(OracleIntervalDS value1, int dayPrecision, int fracSecPrecision);
パラメータ
value1
OracleIntervalDS構造
dayPrecision
指定された日付精度。日付精度の範囲は(0から9)です。
fracSecPrecision
指定された小数秒精度。小数秒精度の範囲は(0から9)です。
戻り値
OracleIntervalDSインスタンス
例外
ArgumentOutOfRangeException - 引数値が指定範囲を超えています。
備考
指定されたdayPrecisionの値に応じて、ToString()により戻された文字列に、0個以上の先行0(ゼロ)が表示されます。
指定されたfracSecPrecisionの値は、指定されたOracleIntervalDSの値に端数切捨て処理を実行する際に使用されます。この値に応じて、ToString()によって戻される文字列に、後続のゼロが0個以上表示されます。
例
SetPrecision()がコールされ、日付精度が3、小数秒精度が5に設定します。されている場合、"1 2:3:4.99"の値が指定されたOracleIntervalDSは、文字列"001 2:3:4.99000"となります。
OracleIntervalDS静的演算子を、表14-57にリストします。
表14-57 OracleIntervalDS静的演算子
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
|
2つの |
|
|
2つの |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
2つの |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
一方の |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
この静的演算子では、2つのOracleIntervalDS値が加算されます。
宣言
// C# public static OracleIntervalDS operator + (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
OracleIntervalDS
備考
引数のいずれかにNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalDS構造にはNULL値があります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalDS値が等しいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator == (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値が同じである場合はtrueを戻し、同じでない場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値より大きいかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator > (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
一方のOracleIntervalDS値がもう一方の値より大きい場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以上かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator >= (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以上である場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalDS値が等しくないかどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator != (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値が等しくない場合はtrueを戻し、等しい場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値未満かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator < (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値未満である場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的演算子では、2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以下かどうかが判断されます。
宣言
// C# public static bool operator <= (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
2つのOracleIntervalDS値の最初の値が2番目の値以下である場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
この静的演算子では、一方のOracleIntervalDS構造がもう一方の構造から差し引かれます。
宣言
// C# public static OracleIntervalDS operator - (OracleIntervalDS val1, OracleIntervalDS val2);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
val2
2番目のOracleIntervalDS
戻り値
OracleIntervalDS構造
備考
引数のいずれかにNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalDS構造にはNULL値があります。
この静的演算子では、指定されたOracleIntervalDS構造が否定されます。
宣言
// C#
public static OracleIntervalDS operator - (OracleIntervalDS val);
パラメータ
val
OracleIntervalDS
戻り値
OracleIntervalDS構造
備考
指定したOracleIntervalDS構造にNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalDS構造にはNULL値があります。
この静的演算子では、OracleIntervalDS値に数値が掛け合せられます。
宣言
// C#
public static OracleIntervalDS operator * (OracleIntervalDS val1,
int multiplier);
パラメータ
val1
最初のOracleIntervalDS
multiplier
乗数
戻り値
新規のOracleIntervalDSインスタンス
備考
OracleIntervalDS構造にNULL値がある場合、戻されたOracleIntervalDS構造にはNULL値があります。
OracleIntervalDS型変換を、表14-58にリストします。
表14-58 OracleIntervalDS型変換
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
|
|
|
|
文字列を |
|
|
|
この型変換演算子では、OracleIntervalDS構造がTimeSpan構造に変換されます。
宣言
// C#
public static explicit operator TimeSpan(OracleIntervalDS val);
パラメータ
val
OracleIntervalDSインスタンス
戻り値
TimeSpan構造
例外
OracleNullValueException - OracleIntervalDS構造にNULL値があります。
備考
この型変換演算子では、文字列がOracleIntervalDS構造に変換されます。
宣言
// C#
public static explicit operator OracleIntervalDS (string intervalStr);
パラメータ
intervalStr
Oracle INTERVAL DAY TO SECONDの文字列表現
戻り値
OracleIntervalDS構造
例外
ArgumentException - 指定されたintervalStrパラメータの書式が正しくないか、または無効な値が含まれます。
ArgumentNullException - intervalStrパラメータがNULLです。
備考
戻されたOracleIntervalDS構造には、指定されたintervalStrで表されているのと同じ間隔が含まれます。指定したintervalStrで指定された値はDay HH:MI:SSxFF書式である必要があります。
例
"1 2:3:4.99"とは、1日、2時間、3分4秒および990ミリ秒、または1日、2時間、3分4秒および990000000ナノ秒を意味します。
OracleIntervalDSプロパティを、表14-59にリストします。
表14-59 OracleIntervalDSプロパティ
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
|
Oracle |
|
|
|
|
|
|
|
|
現行インスタンスにNULL値があるかどうかを示します |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
このプロパティにより、Oracleの内部書式でOracle INTERVAL DAY TO SECONDを表すバイトの配列を戻します。
宣言
// C#
public byte[] BinData {get;}
プロパティ値
Oracleの内部書式でOracle INTERVAL DAY TO SECONDを表すバイト配列です。
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
備考
このプロパティでは、OracleIntervalDSの日付コンポーネントが取得されます。
宣言
// C#
public int Days {get;}
プロパティ値
日付コンポーネントを表すint。
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、OracleIntervalDSの時間コンポーネントが取得されます。
宣言
// C#
public int Hours {get;}
プロパティ値
時間コンポーネントを表すint。
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティは現行インスタンスにNULL値があるかどうかを示します。
宣言
// C#
public bool IsNull {get;}
プロパティ値
現行インスタンスにNULL値がある場合はtrue、それ以外の場合はfalseを戻します。
このプロパティでは、OracleIntervalDSのミリ秒コンポーネントが取得されます。
宣言
// C#
public double Milliseconds {get;}
プロパティ値
ミリ秒コンポーネントを表すdouble
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、OracleIntervalDSの分コンポーネントが取得されます。
宣言
// C#
public int Minutes {get;}
プロパティ値
分コンポーネントを表すint
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、OracleIntervalDSのナノ秒コンポーネントが取得されます。
宣言
// C#
public int Nanoseconds {get;}
プロパティ値
ナノ秒コンポーネントを表すint
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、OracleIntervalDSの秒コンポーネントが取得されます。
宣言
// C#
public int Seconds {get;}
プロパティ値
秒コンポーネントを表すint
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
このプロパティでは、OracleIntervalDS構造の期間を表す合計日数が戻されます。
宣言
// C#
public double TotalDays {get;}
プロパティ値
合計日数を表すdouble
例外
OracleNullValueException - 現行インスタンスにはNULL値があります。
OracleIntervalDSメソッドを、表14-60にリストします。
表14-60 OracleIntervalDSメソッド
| メソッド | 説明 |
|---|---|
|
現行の |
|
|
指定された |
|
|
|
|
|
GetType |
|
|
現行の |
このメソッドでは、現行のOracleIntervalDSインスタンスをオブジェクトと比較し、相対値を表す整数を戻します。
宣言
// C#
public int CompareTo(object obj);
パラメータ
obj
比較されるオブジェクト
戻り値
メソッドにより、次を戻します。
ゼロ未満: 現行のOracleIntervalDSがobjより短い間隔を表す場合
ゼロ: 現行のOracleIntervalDSおよびobjが同じ間隔を表す場合
ゼロ超過: 現行のOracleIntervalDSがobjより長い間隔を表す場合
実装
IComparable
例外
ArgumentException - objパラメータはタイプOracleIntervalDSではありません。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
比較はOracleIntervalDS間で行う必要があります。たとえば、OracleIntervalDSインスタンスとOracleBinaryインスタンスを比較することはできません。OracleIntervalDSを異なるタイプと比較すると、ArgumentExceptionが表示されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
このメソッドでは、指定されたobjectの間隔が現行インスタンスと同じかどうかが判断されます。
宣言
// C#
public override bool Equals(object obj);
パラメータ
obj
指定されたオブジェクト
戻り値
objの型がOracleIntervalDSであり、現行インスタンスと同じ間隔である場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。
備考
次のルールが、このメソッドの動作に適用されます。
値を持つすべてのOracleIntervalDSは、NULL値を持つOracleIntervalDSより大きい値とみなされます。
NULL値を含む2つのOracleIntervalDSは等しくなります。
Objectをオーバーライドします。
このメソッドでは、OracleIntervalDSインスタンスのハッシュ・コードが戻されます。
宣言
// C# public override int GetHashCode();