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キーボード リファレンス

WLDF コンソール拡張のマニュアルでは、多くの場合マウスを使ってタスクを実行する方法が説明されていますが、こうしたタスクのほとんどはキーボードだけで実行することもできます。以下の節ではその方法について説明します。

 


用語と規則

表 A-1 では、以下の用語および規則を使用します。

 


移動と選択

キーボードを使用して WLDF コンソール拡張内を移動できます。たとえば、〔Tab〕を押すと、1 つのコントロールから別のコントロールへ移動できます。ただし、あるコントロールへ移動してもそのコントロールのアクションが開始されるわけではなく、コントロールは単に次のキーボード入力を受け付けられる状態になります。たとえば、あるボタンに〔Tab〕を押して移動しても、そのボタンが押された状態にするには〔Enter〕を押す必要があります。これはほとんどの場合にはすぐに分かることなので、この違いには注意しておかなくてもかまいません。項目が選択された状態になっていることはグラフィカル表示で示されます。たとえば、チャートが枠で囲まれたり、散布図のグラフでデータ ポイント (や凡例エントリのアイコン) が星型で表示されたりします (グラフィカル表示はプラットフォームによって変わる場合があります)。

WLDF コンソール拡張には、[Tabs] パネルと [View] パネルという 2 つのメイン パネルがあり、常にどちらかがアクティブな状態になっています。キーボード入力は、アクティブなパネルで選択されているコントロールであればどのコントロールに対しても有効です。たとえばアクティブなパネルで編集フィールドが選択されている場合、キーボードで文字を入力するとその編集フィールドに追加されます。

一部のアクションは、アクティブでないパネルにあって選択された状態の項目にも影響します。たとえば、[View] パネルのチャートに移動してそのチャートを選択するとします。続いて [Tabs] パネルの [Selected Item Properties] タブに移動して、プロパティに変更を加えます (つまり、プロパティの値を設定するコントロールを選択して、値を変更し、[Apply Changes] ボタンに移動してから、〔Enter〕を押してそのボタンが押された状態にします)。変更を適用すると、そのプロパティは (アクティブでない) [Views] タブ内で選択されているチャートでも変更されます。

ツールバーの([Focus Context]) ボタンに、どちらのパネルがアクティブになっているかが表示されます。ボタンの矢印が左を指している場合、[Tabs] パネル (左パネル) がアクティブになっています。右を指している場合は、[View] パネル (右パネル) がアクティブです。

 


キーボード リファレンス

表 A-1 に、キーボードを使用して WLDF コンソール拡張のタスクを実行する方法を説明します。

表 A-1 WLDF コンソール拡張のキーボード アクセス
キー
選択されている項目

動作
Enter
任意のボタン
ボタンが押される。
Tab
[Tabs] パネル
(ページ左側のパネル)
次のアクティブなコントロールが選択される。〔Tab〕を繰り返し押すと、ツールバーのすべてのアクティブなコントロールと現在のタブが巡回される (つまりコントロールが次々に選択され、次へ移ると前のコントロールの選択は解除される。最後のコントロールが選択された後でもう一度〔Tab〕を押すと、同じプロセスが再び開始される)。
Shift〕+〔Tab
[Tabs] パネル
上記の〔Tab〕と同様だが、次のアクティブなコントロールではなく前のアクティブなコントロールが選択される。
Tab
[View] パネル
(ページ右側のパネル)
ビューの次のチャートが選択される。〔Tab〕を繰り返し押すとすべてのチャートが巡回される。
Shift〕+〔Tab
[View] パネル
上記の〔Tab〕と同様だが、次のチャートではなく前のチャートが選択される。
(右向きの矢印)
ツールバー
ツールバーの次のアクティブなボタンが選択される。矢印を繰り返し押すと、ツールバーのアクティブなボタンが巡回される。
(左向きの矢印)
ツールバー
上記のと同様だが、次のボタンではなく前のボタンが選択される。
(右向きの矢印)
[Tabs] パネルのタブ コントロール群 (ラベル群)
次のタブが選択される。この矢印を繰り返し押すと、すべてのタブが巡回される。
(左向きの矢印)
[Tabs] パネルのタブ コントロール群 (ラベル群)
上記のと同様だが、次のタブではなく前のタブが選択される。
(下向きの矢印)
[Views] タブのビュー名のツリー
次のビューまたはフォルダが選択される。
(上向きの矢印)
[Views] タブのビュー名のツリー
前のビューまたはフォルダが選択される。
Shift〕+
(右向きの矢印)
[View] パネル
現在のビューの次のチャートが選択される。〔Shift〕+を繰り返し押すと、ビューのすべてのチャートが巡回される。

注意 : Shift〕+をクリックしたときに [Tabs] パネルがアクティブな場合、[View] パネルがアクティブになり、次のチャートが選択される。

Shift〕+
(左向きの矢印)
[View] パネル
上記の〔Shift〕+と同様だが、次のチャートではなく前のチャートが選択される。
Shift〕+
(下向きの矢印)
[View] パネル
現在のチャートの次のグラフが選択されるか、チャートに次のグラフがない場合は次のチャートの最初のグラフが選択される。〔Shift〕+を繰り返し押すと、ビューのすべてのチャートの全グラフが巡回される。

注意 : Shift〕+をクリックしたときに [Tabs] パネルがアクティブな場合、[View] パネルがアクティブになり、次のグラフが選択される。

Shift〕+
(上向きの矢印)
[View] パネル
上記の〔Shift〕+と同様だが、次のグラフではなく前のグラフが選択される。
(下向きの矢印)
[View] パネル
パネルのコンテンツがスクロール アップされる (表示されているよりも下の領域がある場合)。
(上向きの矢印)
[View] パネル
パネルのコンテンツがスクロール ダウンされる (表示されているよりも上の領域がある場合)。
(右向きの矢印)
スライダ コントロール
スライダ コントロールが右へ移動する。
(左向きの矢印)
スライダ コントロール
スライダ コントロールが左へ移動する。
スベース バー
チェック ボックス
チェック ボックスが選択されるか、選択が解除される。
r
[View] パネルのチャート
選択されているチャートの現在のデータが表示される。履歴データを参照した後で現在のデータ表示に戻るために使用する。
〔Ctrl〕+〔X〕
[View] パネルのチャートまたはグラフ
選択されたチャートまたはグラフを切り取り、新しい場所に貼り付けられるようにクリップボードに保存する。
〔Ctrl〕+〔C〕
[View] パネルのチャートまたはグラフ
選択されたチャートまたはグラフをコピーし、新しい場所に貼り付けられるようにクリップボードに保存する。
〔Ctrl〕+〔V〕
[View] パネルのチャート
最後に切り取りまたはコピーされたグラフまたはチャートを、選択されているチャートに貼り付ける。「グラフ」が切り取りまたはコピーされていた場合、そのグラフはチャートに追加される。「チャート」が切り取りまたはコピーされていた場合、そのチャートは選択されているチャートにマージされる。

注意 : グラフまたはチャートは、元のグラフまたはチャートを含むビュー以外にもさまざまなビューに貼り付けられる。

〔Ctrl〕+〔Shift〕+〔V〕
[View] パネルのビュー
最後に切り取りまたはコピーされたグラフまたはチャートに基づいて、新しいチャートを作成する。「グラフ」が切り取りまたはコピーされていた場合、そのグラフを含む新しいチャートが作成される。「チャート」が切り取りまたはコピーされていた場合、元のチャートの複製が作成される。

注意 : グラフまたはチャートは、元のグラフまたはチャートを含むビュー以外にもさまざまなビューに貼り付けられる。

Esc
任意の項目
現在、選択されている項目 (群) の選択が解除される。
インプレース編集用のフィールドが選択されている場合 (たとえば [View] パネルのビュー名やチャート名を右クリックして編集する場合)、〔Esc〕を押すとはじめにその編集フィールドの選択が解除される。〔Esc〕をもう一度押すと、チャートの選択が解除される。
Del
任意の項目
現在選択されている項目が削除される。


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