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Oracle® CEP CQL 言語リファレンス
11g リリース 1 (11.1.1)
B55504-01
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8 関数 : Colt 集約

Oracle CQL には、Colt オープン ソース ライブラリに基づいた、高性能な科学技術計算のための一連の組み込みの集約関数が用意されています。

詳細については、節 1.1.9「関数」を参照してください。

8.1 Oracle CQL の組み込みの集約 Colt 関数の概要

表 8-1 は、Oracle CQL に用意されている組み込みの集約 Colt 関数を示しています。


注意 :

ストリーム入力の例で、h で始まる行 (h 3800 など) はハートビート入力タプルです。これは、ハートビート値よりも小さいタイムスタンプを持つこれ以上の入力がないことを Oracle CEP に通知します。

リレーションの出力例では、最初のタプルの出力は次のようになります。

-9223372036854775808:+

この値は -Long.MIN_VALUE() であり、使用できる最大の負のタイムスタンプを表します。


詳細については、以下を参照してください。

8.1.1 Oracle CQL の Colt 集約関数のシグネチャとタプル引数

Oracle CQL の Colt 集約関数のシグネチャは、対応する Colt 集約関数のシグネチャとは一致しません。

次の Colt 集約関数について考えてみます。

double autoCorrelation(DoubleArrayList data, int lag, double mean, double variance)

このシグネチャでは、data は集合の計算の対象となる Collection であり、meanvarianceautoCorrelation の計算に必要な他の 2 つのパラメータの集合です (meanvariance の集合は data で計算されます)。

Oracle CEP では、dataCollection の形式になることはありません。Oracle CQL の関数は、タプルのストリームで入力データを受け取ります。

ここでは、ストリームが S:(double val, integer lag) と定義されているとします。各入力タプルでは、Oracle CQL の AUTOCORRELATION 関数が 2 つの中間的な集合 (meanvariance) を計算し、最終的な 1 つの集合 autocorrelation を生成します。

この関数では、doubledata 値と integerlag 値のみを持つタプルのストリームが必要であるため、Oracle CQL の AUTOCORRELATION 関数のシグネチャは次のようになります。

double AUTOCORRELATION (double data, int lag)

AUTOCORRELATION

構文

autocorrelation.gif を説明する関連テキスト

目的

AUTOCORRELATIONcern.jet.stat.Descriptive.autoCorrelation(DoubleArrayList data, int lag, double mean, double variance) に基づいています。この関数は、入力引数のデータ列の自己相関を double として返します。


注意 :

この関数のセマンティクスは 「LAG1」 とは異なります。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-1 では qColtAggr1 クエリを示しています。例 8-2 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-3 に示すリレーションを返します。

例 8-1 AUTOCORRELATION 関数のクエリ

<query id="qColtAggr1"><![CDATA[ 
     select autoCorrelation(c3, c1) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-2 AUTOCORRELATION 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-3 AUTOCORRELATION 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+

CORRELATION

構文

correlation.gif を説明する関連テキスト

目的

CORRELATIONcern.jet.stat.Descriptive.correlation(DoubleArrayList data1, double standardDev1, DoubleArrayList data2, double standardDev2) に基づいています。この関数は、入力引数の 2 つのデータ列の相関を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-4 では qColtAggr2 クエリを示しています。例 8-5 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-6 に示すリレーションを返します。

例 8-4 CORRELATION 関数のクエリ

<query id="qColtAggr2"><![CDATA[ 
     select correlation(c3, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-5 CORRELATION 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-6 CORRELATION 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           2.0
1200:       -           2.0
1200:       +           1.5
2000:       -           1.5
2000:       +           1.333333333333333

COVARIANCE

構文

covariance.gif を説明する関連テキスト

目的

COVARIANCEcern.jet.stat.Descriptive.covariance(DoubleArrayList data1, DoubleArrayList data2) に基づいています。この関数は、入力引数の 2 つのデータ列の相関 (図 8-1 を参照) を double として返します。

図 8-1 cern.jet.stat.Descriptive.covariance

図 8-1 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-7 では qColtAggr3 クエリを示しています。例 8-8 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-9 に示すリレーションを返します。

例 8-7 COVARIANCE 関数のクエリ

<query id="qColtAggr3"><![CDATA[ 
     select covariance(c3, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-8 COVARIANCE 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-9 COVARIANCE 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           50.0
1200:       -           50.0
1200:       +           100.0
2000:       -           100.0
2000:       +           166.66666666666666

DURBINWATSON

構文

durbinwatson.gif を説明する関連テキスト

目的

DURBINWATSONcern.jet.stat.Descriptive.durbinWatson(DoubleArrayList data) に基づいています。この関数は、入力引数のダービン ワトソン検定を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-10 では qColtAggr4 クエリを示しています。例 8-11 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-12 に示すリレーションを返します。

例 8-10 DURBINWATSON 関数のクエリ

<query id="qColtAggr4"><![CDATA[ 
     select durbinWatson(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-11 DURBINWATSON 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-12 DURBINWATSON 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+

GEOMETRICMEAN

構文

geometricmean.gif を説明する関連テキスト

目的

GEOMETRICMEANcern.jet.stat.Descriptive.geometricMean(DoubleArrayList data) に基づいています。この関数は、入力引数のデータ列の幾何平均 (図 8-2 を参照) を double として返します。

図 8-2 cern.jet.stat.Descriptive.geometricMean(DoubleArrayList data)

図 8-2 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

幾何平均が意味を成すには、最小のデータ値が 0 以下にならないようにしてください。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-13 では qColtAggr6 クエリを示しています。例 8-14 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-15 に示すリレーションを返します。

例 8-13 GEOMETRICMEAN 関数のクエリ

<query id="qColtAggr6"><![CDATA[ 
    select geometricMean(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-14 GEOMETRICMEAN 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-15 GEOMETRICMEAN 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           34.64101615137755
1200:       -           34.64101615137755
1200:       +           28.844991406148168
2000:       -           28.844991406148168
2000:       +           22.133638394006436

GEOMETRICMEAN1

構文

geometricmean1.gif を説明する関連テキスト

目的

GEOMETRICMEAN1cern.jet.stat.Descriptive.geometricMean(int size, double sumOfLogarithms) に基づいています。この関数は、入力引数のデータ列の幾何平均 (図 8-3 を参照) を double として返します。

図 8-3 cern.jet.stat.Descriptive.geometricMean(int size, double sumOfLogarithms)

図 8-3 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-16 では qColtAggr7 クエリを示しています。例 8-17 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-18 に示すリレーションを返します。

例 8-16 GEOMETRICMEAN1 関数のクエリ

<query id="qColtAggr7"><![CDATA[ 
    select geometricMean1(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-17 GEOMETRICMEAN1 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-18 GEOMETRICMEAN1 関数を使用したリレーションの出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           Infinity
1000:       -           Infinity
1000:       +           Infinity
1200:       -           Infinity
1200:       +           Infinity
2000:       -           Infinity
2000:       +           Infinity

HARMONICMEAN

構文

harmonicmean.gif を説明する関連テキスト

目的

HARMONICMEANcern.jet.stat.Descriptive.harmonicMean(int size, double sumOfInversions) に基づいています。この関数は、データ列の調和平均を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-19 では qColtAggr8 クエリを示しています。例 8-20 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-21 に示すリレーションを返します。

例 8-19 HARMONICMEAN 関数のクエリ

<query id="qColtAggr8"><![CDATA[ 
    select harmonicMean(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-20 HARMONICMEAN 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-21 HARMONICMEAN 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           0.0
1200:       -           0.0
1200:       +           0.0
2000:       -           0.0
2000:       +           0.0

KURTOSIS

構文

kurtosis.gif を説明する関連テキスト

目的

KURTOSIScern.jet.stat.Descriptive.kurtosis(DoubleArrayList data, double mean, double standardDeviation) に基づいています。この関数は、データ列の尖度 (超過係数) (図 8-4 を参照) を double として返します。

図 8-4 cern.jet.stat.Descriptive.kurtosis(DoubleArrayList data, double mean, double standardDeviation)

図 8-4 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-22 では qColtAggr12 クエリを示しています。例 8-23 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-24 に示すリレーションを返します。

例 8-22 KURTOSIS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr12"><![CDATA[ 
    select harmonicMean(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-23 KURTOSIS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-24 KURTOSIS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           -2.0
1200:       -           -2.0
1200:       +           -1.5000000000000002
2000:       -           -1.5000000000000002
2000:       +           -1.3600000000000003

LAG1

構文

lag.gif を説明する関連テキスト

目的

LAG1cern.jet.stat.Descriptive.lag1(DoubleArrayList data, double mean) に基づいています。この関数は、データ セットの自己相関 lag - 1double として返します。


注意 :

この関数のセマンティクスは AUTOCORRELATION とは異なります。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-25 では qColtAggr14 クエリを示しています。例 8-26 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-27 に示すリレーションを返します。

例 8-25 LAG1 関数のクエリ

<query id="qColtAggr14"><![CDATA[ 
    select lag1(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-26 LAG1 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-27 LAG1 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           -0.5
1200:       -           -0.5
1200:       +           0.0
2000:       -           0.0
2000:       +           0.25

MEAN

構文

mean.gif を説明する関連テキスト

目的

MEANcern.jet.stat.Descriptive.mean(DoubleArrayList data) に基づいています。この関数は、データ列の算術平均 (図 8-5 を参照) を double として返します。

図 8-5 cern.jet.stat.Descriptive.mean(DoubleArrayList data)

図 8-5 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-28 では qColtAggr16 クエリを示しています。例 8-29 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-30 に示すリレーションを返します。

例 8-28 MEAN 関数のクエリ

<query id="qColtAggr16"><![CDATA[ 
    select mean(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-29 MEAN 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-30 MEAN 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           35.0
1200:       -           35.0
1200:       +           30.0
2000:       -           30.0
2000:       +           25.0

MEANDEVIATION

構文

meandeviation.gif を説明する関連テキスト

目的

MEANDEVIATIONcern.jet.stat.Descriptive.meanDeviation(DoubleArrayList data, double mean) に基づいています。この関数は、データ セットの平均偏差 (図 8-6 を参照) を double として返します。

図 8-6 cern.jet.stat.Descriptive.meanDeviation(DoubleArrayList data, double mean)

図 8-6 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-31 では qColtAggr17 クエリを示しています。例 8-32 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-33 に示すリレーションを返します。

例 8-31 MEANDEVIATION 関数のクエリ

<query id="qColtAggr17"><![CDATA[ 
    select meanDeviation(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-32 MEANDEVIATION 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-33 MEANDEVIATION 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           5.0
1200:       -           5.0
1200:       +           6.666666666666667
2000:       -           6.666666666666667
2000:       +           10.0

MEDIAN

構文

median.gif を説明する関連テキスト

目的

MEDIANcern.jet.stat.Descriptive.median(DoubleArrayList sortedData) に基づいています。この関数は、ソートされたデータ列の中央値を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-34 では qColtAggr18 クエリを示しています。例 8-35 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-36 に示すリレーションを返します。

例 8-34 MEDIAN 関数のクエリ

<query id="qColtAggr18"><![CDATA[ 
    select median(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-35 MEDIAN 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-36 MEDIAN 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           35.0
1200:       -           35.0
1200:       +           30.0
2000:       -           30.0
2000:       +           25.0

MOMENT

構文

moment.gif を説明する関連テキスト

目的

MOMENTcern.jet.stat.Descriptive.moment(DoubleArrayList data, int k, double c) に基づいています。この関数は、データ列の定数 c を持つ k 番目の積率 (図 8-7 を参照) を double として返します。

図 8-7 cern.jet.stat.Descriptive.moment(DoubleArrayList data, int k, double c)

図 8-7 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-37 では qColtAggr21 クエリを示しています。例 8-38 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-39 に示すリレーションを返します。

例 8-37 MOMENT 関数のクエリ

<query id="qColtAggr21"><![CDATA[ 
    select moment(c3, c1, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-38 MOMENT 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-39 MOMENT 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           5000.0
1200:       -           5000.0
1200:       +           3000.0
2000:       -           3000.0
2000:       +           1.7045E11

POOLEDMEAN

構文

pooledmean.gif を説明する関連テキスト

目的

POOLEDMEANcern.jet.stat.Descriptive.pooledMean(int size1, double mean1, int size2, double mean2) に基づいています。この関数は、2 つのデータ列の統合平均 (図 8-8 を参照) を double として返します。

図 8-8 cern.jet.stat.Descriptive.pooledMean(int size1, double mean1, int size2, double mean2)

図 8-8 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-40 では qColtAggr22 クエリを示しています。例 8-41 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-42 に示すリレーションを返します。

例 8-40 POOLEDMEAN 関数のクエリ

<query id="qColtAggr22"><![CDATA[ 
    select pooledMean(c3, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-41 POOLEDMEAN 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-42 POOLEDMEAN 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           35.0
1200:       -           35.0
1200:       +           30.0
2000:       -           30.0
2000:       +           25.0

POOLEDVARIANCE

構文

pooledvariance.gif を説明する関連テキスト

目的

POOLEDVARIANCEcern.jet.stat.Descriptive.pooledVariance(int size1, double variance1, int size2, double variance2) に基づいています。この関数は、2 つのデータ列の統合分散 (図 8-9 を参照) を double として返します。

図 8-9 cern.jet.stat.Descriptive.pooledVariance(int size1, double variance1, int size2, double variance2)

図 8-9 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-43 では qColtAggr23 クエリを示しています。例 8-44 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-45 に示すリレーションを返します。

例 8-43 POOLEDVARIANCE 関数のクエリ

<query id="qColtAggr23"><![CDATA[ 
    select pooledVariance(c3, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-44 POOLEDVARIANCE 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-45 POOLEDVARIANCE 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           25.0
1200:       -           25.0
1200:       +           66.66666666666667
2000:       -           66.66666666666667
2000:       +           125.0

PRODUCT

構文

product.gif を説明する関連テキスト

目的

PRODUCTcern.jet.stat.Descriptive.product(DoubleArrayList data) に基づいています。この関数は、データ列の積 (図 8-10 を参照) を double として返します。

図 8-10 cern.jet.stat.Descriptive.product(DoubleArrayList data)

図 8-10 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-46 では qColtAggr24 クエリを示しています。例 8-47 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-48 に示すリレーションを返します。

例 8-46 PRODUCT 関数のクエリ

<query id="qColtAggr24"><![CDATA[ 
    select product(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-47 PRODUCT 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-48 PRODUCT 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           1200.0
1200:       -           1200.0
1200:       +           24000.0
2000:       -           24000.0
2000:       +           240000.0

QUANTILE

構文

quantile.gif を説明する関連テキスト

目的

QUANTILEcern.jet.stat.Descriptive.quantile(DoubleArrayList sortedData, double phi) に基づいています。この関数は、ファイの変位値、つまり、データ要素のファイ パーセントが elem 未満である場合の elem 要素を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-49 では qColtAggr26 クエリを示しています。例 8-50 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-51 に示すリレーションを返します。

例 8-49 QUANTILE 関数のクエリ

<query id="qColtAggr26"><![CDATA[ 
    select quantile(c3, c2) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-50 QUANTILE 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-51 QUANTILE 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:         -
  10:         +         40.0
1000:         -         40.0
1000:         +         36.99999988079071
1200:         -         36.99999988079071
1200:         +         37.799999713897705
2000:         -         37.799999713897705
2000:         +         22.000000178813934

QUANTILEINVERSE

構文

quantileinverse.gif を説明する関連テキスト

目的

QUANTILEINVERSEcern.jet.stat.Descriptive.quantileInverse(DoubleArrayList sortedList, double element) に基づいています。この関数は、<= element (0.0 <= phi <= 1.0) である要素の割合ファイを double として返します。element が包含されておらず、包含される 2 つの要素間に存在する場合、この関数は線形補間を実行します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-52 では qColtAggr27 クエリを示しています。例 8-53 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-54 に示すリレーションを返します。

例 8-52 QUANTILEINVERSE 関数のクエリ

<query id="qColtAggr27"><![CDATA[ 
    select quantileInverse(c3, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-53 QUANTILEINVERSE 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-54 QUANTILEINVERSE 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           1.0
1000:       -           1.0
1000:       +           0.5
1200:       -           0.5
1200:       +           0.3333333333333333
2000:       -           0.3333333333333333
2000:       +           0.25

RANKINTERPOLATED

構文

rankinterpolated.gif を説明する関連テキスト

目的

RANKINTERPOLATEDcern.jet.stat.Descriptive.rankInterpolated(DoubleArrayList sortedList, double element) に基づいています。この関数は、指定された element 以下である、リスト内の線形補間された要素数を double として返します。

階数は <= element である要素数です。階数の形式は {0, 1, 2,..., sortedList.size()} です。<= element である要素が存在しない場合、階数は 0 です。包含される 2 つの要素間に要素が存在する場合は、線形補間が使用され、整数以外の値が返されます。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-55 では qColtAggr29 クエリを示しています。例 8-56 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-57 に示すリレーションを返します。

例 8-55 RANKINTERPOLATED 関数のクエリ

<query id="qColtAggr29"><![CDATA[ 
    select rankInterpolated(c3, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-56 RANKINTERPOLATED 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-57 RANKINTERPOLATED 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       -
  10:       +           1.0
1000:       -           1.0
1000:       +           1.0
1200:       -           1.0
1200:       +           1.0
2000:       -           1.0
2000:       +           1.0

RMS

構文

rms.gif を説明する関連テキスト

目的

RMScern.jet.stat.Descriptive.rms(int size, double sumOfSquares) に基づいています。この関数は、データ列の二乗平均平方根 (RMS) (図 8-11 を参照) を double として返します。

図 8-11 cern.jet.stat.Descriptive.rms(int size, double sumOfSquares)

図 8-11 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-58 では qColtAggr30 クエリを示しています。例 8-59 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-60 に示すリレーションを返します。

例 8-58 RMS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr30"><![CDATA[ 
    select rms(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-59 RMS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-60 RMS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           35.35533905932738
1200:       -           35.35533905932738
1200:       +           31.09126351029605
2000:       -           31.09126351029605
2000:       +           27.386127875258307

SAMPLEKURTOSIS

構文

samplekurtosis.gif を説明する関連テキスト

目的

SAMPLEKURTOSIScern.jet.stat.Descriptive.sampleKurtosis(DoubleArrayList data, double mean, double sampleVariance) に基づいています。この関数は、データ列の標本尖度 (超過係数) を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-61 では qColtAggr31 クエリを示しています。例 8-62 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-63 に示すリレーションを返します。

例 8-61 SAMPLEKURTOSIS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr31"><![CDATA[ 
     select sampleKurtosis(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-62 SAMPLEKURTOSIS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-63 SAMPLEKURTOSIS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           NaN
1200:       -           NaN
1200:       +           NaN
2000:       -           NaN
2000:       +           -1.1999999999999993

SAMPLEKURTOSISSTANDARDERROR

構文

samplekurtosisstandarderror.gif を説明する関連テキスト

目的

SAMPLEKURTOSISSTANDARDERRORcern.jet.stat.Descriptive.sampleKurtosisStandardError(int size) に基づいています。この関数は、標本尖度の標準誤差を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-64 では qColtAggr33 クエリを示しています。例 8-65 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-66 に示すリレーションを返します。

例 8-64 SAMPLEKURTOSISSTANDARDERROR 関数のクエリ

<query id="qColtAggr33"><![CDATA[ 
     select sampleKurtosisStandardError(c1) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-65 SAMPLEKURTOSISSTANDARDERROR 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-66 SAMPLEKURTOSISSTANDARDERROR 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           Infinity
1200:       -           Infinity
1200:       +           Infinity
2000:       -           Infinity
2000:       +           2.6186146828319083

SAMPLESKEW

構文

sampleskew.gif を説明する関連テキスト

目的

SAMPLESKEWcern.jet.stat.Descriptive.sampleSkew(DoubleArrayList data, double mean, double sampleVariance) に基づいています。この関数は、データ列の標本歪度を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-67 では qColtAggr34 クエリを示しています。例 8-68 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-69 に示すリレーションを返します。

例 8-67 SAMPLESKEW 関数のクエリ

<query id="qColtAggr34"><![CDATA[ 
    select sampleSkew(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-68 SAMPLESKEW 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-69 SAMPLESKEW 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           NaN
1200:       -           NaN
1200:       +           0.0
2000:       -           0.0
2000:       +           0.0

SAMPLESKEWSTANDARDERROR

構文

sampleskewstandarderror.gif を説明する関連テキスト

目的

SAMPLESKEWSTANDARDERRORcern.jet.stat.Descriptive.sampleSkewStandardError(int size) に基づいています。この関数は、標本歪度の標準誤差を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-70 では qColtAggr36 クエリを示しています。例 8-71 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-72 に示すリレーションを返します。

例 8-70 SAMPLESKEWSTANDARDERROR 関数のクエリ

<query id="qColtAggr36"><![CDATA[ 
    select sampleSkewStandardError(c1) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-71 SAMPLESKEWSTANDARDERROR 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-72 SAMPLESKEWSTANDARDERROR 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           -0.0
1000:       -           -0.0
1000:       +           Infinity
1200:       -           Infinity
1200:       +           1.224744871391589
2000:       -           1.224744871391589
2000:       +           1.01418510567422

SAMPLESTANDARDDEVIATION

構文

samplestandarddeviation.gif を説明する関連テキスト

目的

SAMPLESTANDARDDEVIATIONcern.jet.stat.Descriptive.sampleStandardDeviation(int size, double sampleVariance) に基づいています。この関数は、標本標準偏差を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-73 では qColtAggr37 クエリを示しています。例 8-74 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-75 に示すリレーションを返します。

例 8-73 SAMPLESTANDARDDEVIATION 関数のクエリ

<query id="qColtAggr37"><![CDATA[ 
     select sampleStandardDeviation(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-74 SAMPLESTANDARDDEVIATION 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-75 SAMPLESTANDARDDEVIATION 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+

SAMPLEVARIANCE

構文

samplevariance.gif を説明する関連テキスト

目的

SAMPLEVARIANCEcern.jet.stat.Descriptive.sampleVariance(DoubleArrayList data, double mean) に基づいています。この関数は、データ列の標本分散 (図 8-12 を参照) を double として返します。

図 8-12 cern.jet.stat.Descriptive.sampleVariance(DoubleArrayList data, double mean)

図 8-12 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-76 では qColtAggr38 クエリを示しています。例 8-77 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-78 に示すリレーションを返します。

例 8-76 SAMPLEVARIANCE 関数のクエリ

<query id="qColtAggr38"><![CDATA[ 
    select sampleVariance(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-77 SAMPLEVARIANCE 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-78 SAMPLEVARIANCE 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           50.0
1200:       -           50.0
1200:       +           100.0
2000:       -           100.0
2000:       +           166.66666666666666

SKEW

構文

skew.gif を説明する関連テキスト

目的

SKEWcern.jet.stat.Descriptive.skew(DoubleArrayList data, double mean, double standardDeviation) に基づいています。この関数は、データ列の歪度 (図 8-13 を参照) を double として返します。

図 8-13 cern.jet.stat.Descriptive.skew(DoubleArrayList data, double mean, double standardDeviation)

図 8-13 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-79 では qColtAggr41 クエリを示しています。例 8-80 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-81 に示すリレーションを返します。

例 8-79 SKEW 関数のクエリ

<query id="qColtAggr41"><![CDATA[ 
    select skew(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-80 SKEW 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-81 SKEW 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           NaN
1000:       -           NaN
1000:       +           0.0
1200:       -           0.0
1200:       +           0.0
2000:       -           0.0
2000:       +           0.0

STANDARDDEVIATION

構文

standarddeviation.gif を説明する関連テキスト

目的

STANDARDDEVIATIONcern.jet.stat.Descriptive.standardDeviation(double variance) に基づいています。この関数は、分散からの標準偏差を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-82 では qColtAggr44 クエリを示しています。例 8-83 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-84 に示すリレーションを返します。

例 8-82 STANDARDDEVIATION 関数のクエリ

<query id="qColtAggr44"><![CDATA[ 
    select standardDeviation(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-83 STANDARDDEVIATION 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-84 STANDARDDEVIATION 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           5.0
1200:       -           5.0
1200:       +           8.16496580927726
2000:       -           8.16496580927726
2000:       +           11.180339887498949

STANDARDERROR

構文

standarderror.gif を説明する関連テキスト

目的

STANDARDERRORcern.jet.stat.Descriptive.standardError(int size, double variance) に基づいています。この関数は、データ列の標準誤差 (図 8-14 を参照) を double として返します。

図 8-14 cern.jet.stat.Descriptive.cern.jet.stat.Descriptive.standardError(int size, double variance)

図 8-14 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-85 では qColtAggr45 クエリを示しています。例 8-86 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-87 に示すリレーションを返します。

例 8-85 STANDARDERROR 関数のクエリ

<query id="qColtAggr45"><![CDATA[ 
     select standardError(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-86 STANDARDERROR 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-87 STANDARDERROR 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           3.5355339059327378
1200:       -           3.5355339059327378
1200:       +           4.714045207910317
2000:       -           4.714045207910317
2000:       +           5.5901699437494745

SUMOFINVERSIONS

構文

sumofinversions.gif を説明する関連テキスト

目的

SUMOFINVERSIONScern.jet.stat.Descriptive.sumOfInversions(DoubleArrayList data, int from, int to) に基づいています。この関数は、データ列の反転の合計 (図 8-15 を参照) を double として返します。

図 8-15 cern.jet.stat.Descriptive.sumOfInversions(DoubleArrayList data, int from, int to)

図 8-15 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-88 では qColtAggr48 クエリを示しています。例 8-89 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-90 に示すリレーションを返します。

例 8-88 SUMOFINVERSIONS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr48"><![CDATA[ 
     select sumOfInversions(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-89 SUMOFINVERSIONS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-90 SUMOFINVERSIONS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           Infinity
1000:       -           Infinity
1000:       +           Infinity
1200:       -           Infinity
1200:       +           Infinity
2000:       -           Infinity
2000:       +           Infinity

SUMOFLOGARITHMS

構文

sumoflogarithms.gif を説明する関連テキスト

目的

SUMOFLOGARITHMScern.jet.stat.Descriptive.sumOfLogarithms(DoubleArrayList data, int from, int to) に基づいています。この関数は、データ列の対数の合計 (図 8-16 を参照) を double として返します。

図 8-16 cern.jet.stat.Descriptive.sumOfLogarithms(DoubleArrayList data, int from, int to)

図 8-16 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-91 では qColtAggr49 クエリを示しています。例 8-92 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-93 に示すリレーションを返します。

例 8-91 SUMOFLOGARITHMS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr49"><![CDATA[ 
    select sumOfLogarithms(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-92 SUMOFLOGARITHMS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-93 SUMOFLOGARITHMS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           -Infinity
1000:       -           -Infinity
1000:       +           -Infinity
1200:       -           -Infinity
1200:       +           -Infinity
2000:       -           -Infinity
2000:       +           -Infinity

SUMOFPOWERDEVIATIONS

構文

sumofpowerdeviations.gif を説明する関連テキスト

目的

SUMOFPOWERDEVIATIONScern.jet.stat.Descriptive.sumOfPowerDeviations(DoubleArrayList data, int k, double c) に基づいています。この関数は、データ列の累乗の偏差の合計 (図 8-17 を参照) を double として返します。

図 8-17 cern.jet.stat.Descriptive.sumOfPowerDeviations(DoubleArrayList data, int k, double c)

図 8-17 を説明する関連テキスト

この関数は、c == 0.0 または k == -2 .. 4、あるいはその両方などの一般的なパラメータ用に最適化されます。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-94 では qColtAggr50 クエリを示しています。例 8-95 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-96 に示すリレーションを返します。

例 8-94 SUMOFPOWERDEVIATIONS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr50"><![CDATA[ 
    select sumOfPowerDeviations(c3, c1, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-95 SUMOFPOWERDEVIATIONS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-96 SUMOFPOWERDEVIATIONS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           10000.0
1200:       -           10000.0
1200:       +           9000.0
2000:       -           9000.0
2000:       +           6.818E11

SUMOFPOWERS

構文

sumofpowers.gif を説明する関連テキスト

目的

SUMOFPOWERScern.jet.stat.Descriptive.sumOfPowers(DoubleArrayList data, int k) に基づいています。この関数は、データ列の累乗の合計 (図 8-18 を参照) を double として返します。

図 8-18 cern.jet.stat.Descriptive.sumOfPowers(DoubleArrayList data, int k)

図 8-18 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-97 では qColtAggr52 クエリを示しています。例 8-98 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-99 に示すリレーションを返します。

例 8-97 SUMOFPOWERS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr52"><![CDATA[ 
    select sumOfPowers(c3, c1) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-98 SUMOFPOWERS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-99 SUMOFPOWERS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           3370000.0
1200:       -           3370000.0
1200:       +           99000.0
2000:       -           99000.0
2000:       +           7.2354E12

SUMOFSQUAREDDEVIATIONS

構文

sumofsquareddeviations.gif を説明する関連テキスト

目的

SUMOFSQUAREDDEVIATIONScern.jet.stat.Descriptive.sumOfSquaredDeviations(int size, double variance) に基づいています。この関数は、データ列の二乗平均偏差の合計 (図 8-19 を参照) を double として返します。

図 8-19 cern.jet.stat.Descriptive.sumOfSquaredDeviations(int size, double variance)

図 8-19 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-100 では qColtAggr53 クエリを示しています。例 8-101 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-102 に示すリレーションを返します。

例 8-100 SUMOFSQUAREDDEVIATIONS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr53"><![CDATA[ 
    select sumOfSquaredDeviations(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-101 SUMOFSQUAREDDEVIATIONS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-102 SUMOFSQUAREDDEVIATIONS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           25.0
1200:       -           25.0
1200:       +           133.33333333333334
2000:       -           133.33333333333334
2000:       +           375.0

SUMOFSQUARES

構文

sumofsquares.gif を説明する関連テキスト

目的

SUMOFSQUAREScern.jet.stat.Descriptive.sumOfSquares(DoubleArrayList data) に基づいています。この関数は、データ列の平方の合計 (図 8-20 を参照) を double として返します。

図 8-20 cern.jet.stat.Descriptive.sumOfSquares(DoubleArrayList data)

図 8-20 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-103 では qColtAggr54 クエリを示しています。例 8-104 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-105 に示すリレーションを返します。

例 8-103 SUMOFSQUARES 関数のクエリ

<query id="qColtAggr54"><![CDATA[ 
    select sumOfSquares(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-104 SUMOFSQUARES 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-105 SUMOFSQUARES 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           1600.0
1000:       -           1600.0
1000:       +           2500.0
1200:       -           2500.0
1200:       +           2900.0
2000:       -           2900.0
2000:       +           3000.0

TRIMMEDMEAN

構文

trimmedmean.gif を説明する関連テキスト

目的

TRIMMEDMEANcern.jet.stat.Descriptive.trimmedMean(DoubleArrayList sortedData, double mean, int left, int right) に基づいています。この関数は、昇順にソートされたデータ列のトリム平均を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-106 では qColtAggr55 クエリを示しています。例 8-107 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-108 に示すリレーションを返します。

例 8-106 TRIMMEDMEAN 関数のクエリ

<query id="qColtAggr55"><![CDATA[ 
    select trimmedMean(c3, c1, c1) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-107 TRIMMEDMEAN 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-108 TRIMMEDMEAN 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+

VARIANCE

構文

variance.gif を説明する関連テキスト

目的

VARIANCEcern.jet.stat.Descriptive.variance(int size, double sum, double sumOfSquares) に基づいています。この関数は、データ列の分散 (図 8-21 を参照) を double として返します。

図 8-21 cern.jet.stat.Descriptive.variance(int size, double sum, double sumOfSquares)

図 8-21 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-109 では qColtAggr57 クエリを示しています。例 8-110 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-111 に示すリレーションを返します。

例 8-109 VARIANCE 関数のクエリ

<query id="qColtAggr57"><![CDATA[ 
    select variance(c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-110 VARIANCE 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-111 VARIANCE 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           0.0
1000:       -           0.0
1000:       +           25.0
1200:       -           25.0
1200:       +           66.66666666666667
2000:       -           66.66666666666667
2000:       +           125.0

WEIGHTEDMEAN

構文

weightedmean.gif を説明する関連テキスト

目的

WEIGHTEDMEANcern.jet.stat.Descriptive.weightedMean(DoubleArrayList data, DoubleArrayList weights) に基づいています。この関数は、データ列の加重平均 (図 8-22 を参照) を double として返します。

図 8-22 cern.jet.stat.Descriptive.weightedMean(DoubleArrayList data, DoubleArrayList weights)

図 8-22 を説明する関連テキスト

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-112 では qColtAggr58 クエリを示しています。例 8-113 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-114 に示すリレーションを返します。

例 8-112 WEIGHTEDMEAN 関数のクエリ

<query id="qColtAggr58"><![CDATA[ 
    select weightedMean(c3, c3) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-113 WEIGHTEDMEAN 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-114 WEIGHTEDMEAN 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+
  10:       - 
  10:       +           40.0
1000:       -           40.0
1000:       +           35.714285714285715
1200:       -           35.714285714285715
1200:       +           32.22222222222222
2000:       -           32.22222222222222
2000:       +           30.0

WINSORIZEDMEAN

構文

winsorizedmean.gif を説明する関連テキスト

目的

WINSORIZEDMEANcern.jet.stat.Descriptive.winsorizedMean(DoubleArrayList sortedData, double mean, int left, int right) に基づいています。この関数は、ソートされたデータ列のウィンザライズド平均を double として返します。

この関数は次のタプル引数を使用します。

詳細については、以下を参照してください。

例 8-115 では qColtAggr60 クエリを示しています。例 8-116 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint) を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc を示しています。このクエリは、例 8-117 に示すリレーションを返します。

例 8-115 RMS 関数のクエリ

<query id="qColtAggr60"><![CDATA[ 
    select winsorizedMean(c3, c1, c1) from SColtAggrFunc
]]></query>

例 8-116 RMS 関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1, 0.5, 40.0, 8
1000        4, 0.7, 30.0, 6
1200        3, 0.89, 20.0, 12
2000        8, 0.4, 10.0, 4
h 8000
h 200000000

例 8-117 RMS 関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
-9223372036854775808:+