Oracle CQL には、Colt オープン ソース ライブラリに基づいた、高性能な科学技術計算のための一連の組み込みの集約関数が用意されています。
詳細については、節 1.1.9「関数」を参照してください。
表 8-1 は、Oracle CQL に用意されている組み込みの集約 Colt 関数を示しています。
注意 : ストリーム入力の例で、h で始まる行 (h 3800 など) はハートビート入力タプルです。これは、ハートビート値よりも小さいタイムスタンプを持つこれ以上の入力がないことを Oracle CEP に通知します。
リレーションの出力例では、最初のタプルの出力は次のようになります。 -9223372036854775808:+ この値は |
詳細については、以下を参照してください。
Oracle CQL の Colt 集約関数のシグネチャは、対応する Colt 集約関数のシグネチャとは一致しません。
次の Colt 集約関数について考えてみます。
double autoCorrelation(DoubleArrayList data, int lag, double mean, double variance)
このシグネチャでは、data
は集合の計算の対象となる Collection
であり、mean
と variance
は autoCorrelation
の計算に必要な他の 2 つのパラメータの集合です (mean
と variance
の集合は data
で計算されます)。
Oracle CEP では、data
が Collection
の形式になることはありません。Oracle CQL の関数は、タプルのストリームで入力データを受け取ります。
ここでは、ストリームが S:(double val, integer lag)
と定義されているとします。各入力タプルでは、Oracle CQL の AUTOCORRELATION
関数が 2 つの中間的な集合 (mean
と variance
) を計算し、最終的な 1 つの集合 autocorrelation
を生成します。
この関数では、double
の data
値と integer
の lag
値のみを持つタプルのストリームが必要であるため、Oracle CQL の AUTOCORRELATION
関数のシグネチャは次のようになります。
double AUTOCORRELATION (double data, int lag)
構文
目的
AUTOCORRELATION
は cern.jet.stat.Descriptive.autoCorrelation(DoubleArrayList data, int lag, double mean, double variance)
に基づいています。この関数は、入力引数のデータ列の自己相関を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
int1
: 時間間隔。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-1 では qColtAggr1
クエリを示しています。例 8-2 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-3 に示すリレーションを返します。
例 8-1 AUTOCORRELATION 関数のクエリ
<query id="qColtAggr1"><![CDATA[ select autoCorrelation(c3, c1) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
CORRELATION
は cern.jet.stat.Descriptive.correlation(DoubleArrayList data1, double standardDev1, DoubleArrayList data2, double standardDev2)
に基づいています。この関数は、入力引数の 2 つのデータ列の相関を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値 1。
double2
: データ値 2。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-4 では qColtAggr2
クエリを示しています。例 8-5 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-6 に示すリレーションを返します。
例 8-4 CORRELATION 関数のクエリ
<query id="qColtAggr2"><![CDATA[ select correlation(c3, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
COVARIANCE
は cern.jet.stat.Descriptive.covariance(DoubleArrayList data1, DoubleArrayList data2)
に基づいています。この関数は、入力引数の 2 つのデータ列の相関 (図 8-1 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値 1。
double2
: データ値 2。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-7 では qColtAggr3
クエリを示しています。例 8-8 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-9 に示すリレーションを返します。
例 8-7 COVARIANCE 関数のクエリ
<query id="qColtAggr3"><![CDATA[ select covariance(c3, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
DURBINWATSON
は cern.jet.stat.Descriptive.durbinWatson(DoubleArrayList data)
に基づいています。この関数は、入力引数のダービン ワトソン検定を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-10 では qColtAggr4
クエリを示しています。例 8-11 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-12 に示すリレーションを返します。
例 8-10 DURBINWATSON 関数のクエリ
<query id="qColtAggr4"><![CDATA[ select durbinWatson(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
GEOMETRICMEAN
は cern.jet.stat.Descriptive.geometricMean(DoubleArrayList data)
に基づいています。この関数は、入力引数のデータ列の幾何平均 (図 8-2 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
幾何平均が意味を成すには、最小のデータ値が 0 以下にならないようにしてください。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-13 では qColtAggr6
クエリを示しています。例 8-14 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-15 に示すリレーションを返します。
例 8-13 GEOMETRICMEAN 関数のクエリ
<query id="qColtAggr6"><![CDATA[ select geometricMean(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
GEOMETRICMEAN1
は cern.jet.stat.Descriptive.geometricMean(int size, double sumOfLogarithms)
に基づいています。この関数は、入力引数のデータ列の幾何平均 (図 8-3 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-16 では qColtAggr7
クエリを示しています。例 8-17 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-18 に示すリレーションを返します。
例 8-16 GEOMETRICMEAN1 関数のクエリ
<query id="qColtAggr7"><![CDATA[ select geometricMean1(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
HARMONICMEAN
は cern.jet.stat.Descriptive.harmonicMean(int size, double sumOfInversions)
に基づいています。この関数は、データ列の調和平均を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-19 では qColtAggr8
クエリを示しています。例 8-20 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-21 に示すリレーションを返します。
例 8-19 HARMONICMEAN 関数のクエリ
<query id="qColtAggr8"><![CDATA[ select harmonicMean(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
KURTOSIS
は cern.jet.stat.Descriptive.kurtosis(DoubleArrayList data, double mean, double standardDeviation)
に基づいています。この関数は、データ列の尖度 (超過係数) (図 8-4 を参照) を double
として返します。
図 8-4 cern.jet.stat.Descriptive.kurtosis(DoubleArrayList data, double mean, double standardDeviation)
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-22 では qColtAggr12
クエリを示しています。例 8-23 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-24 に示すリレーションを返します。
例 8-22 KURTOSIS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr12"><![CDATA[ select harmonicMean(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
LAG1
は cern.jet.stat.Descriptive.lag1(DoubleArrayList data, double mean)
に基づいています。この関数は、データ セットの自己相関 lag - 1
を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-25 では qColtAggr14
クエリを示しています。例 8-26 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-27 に示すリレーションを返します。
構文
目的
MEAN
は cern.jet.stat.Descriptive.mean(DoubleArrayList data)
に基づいています。この関数は、データ列の算術平均 (図 8-5 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-28 では qColtAggr16
クエリを示しています。例 8-29 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-30 に示すリレーションを返します。
構文
目的
MEANDEVIATION
は cern.jet.stat.Descriptive.meanDeviation(DoubleArrayList data, double mean)
に基づいています。この関数は、データ セットの平均偏差 (図 8-6 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-31 では qColtAggr17
クエリを示しています。例 8-32 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-33 に示すリレーションを返します。
例 8-31 MEANDEVIATION 関数のクエリ
<query id="qColtAggr17"><![CDATA[ select meanDeviation(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
MEDIAN
は cern.jet.stat.Descriptive.median(DoubleArrayList sortedData)
に基づいています。この関数は、ソートされたデータ列の中央値を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-34 では qColtAggr18
クエリを示しています。例 8-35 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-36 に示すリレーションを返します。
例 8-34 MEDIAN 関数のクエリ
<query id="qColtAggr18"><![CDATA[ select median(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
MOMENT
は cern.jet.stat.Descriptive.moment(DoubleArrayList data, int k, double c)
に基づいています。この関数は、データ列の定数 c
を持つ k
番目の積率 (図 8-7 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
int1
: k
。
double2
: c
。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-37 では qColtAggr21
クエリを示しています。例 8-38 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-39 に示すリレーションを返します。
例 8-37 MOMENT 関数のクエリ
<query id="qColtAggr21"><![CDATA[ select moment(c3, c1, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
POOLEDMEAN
は cern.jet.stat.Descriptive.pooledMean(int size1, double mean1, int size2, double mean2)
に基づいています。この関数は、2 つのデータ列の統合平均 (図 8-8 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: 平均 1。
double2
: 平均 2。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-40 では qColtAggr22
クエリを示しています。例 8-41 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-42 に示すリレーションを返します。
例 8-40 POOLEDMEAN 関数のクエリ
<query id="qColtAggr22"><![CDATA[ select pooledMean(c3, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
POOLEDVARIANCE
は cern.jet.stat.Descriptive.pooledVariance(int size1, double variance1, int size2, double variance2)
に基づいています。この関数は、2 つのデータ列の統合分散 (図 8-9 を参照) を double
として返します。
図 8-9 cern.jet.stat.Descriptive.pooledVariance(int size1, double variance1, int size2, double variance2)
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: 分散 1。
double2
: 分散 2。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-43 では qColtAggr23
クエリを示しています。例 8-44 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-45 に示すリレーションを返します。
例 8-43 POOLEDVARIANCE 関数のクエリ
<query id="qColtAggr23"><![CDATA[ select pooledVariance(c3, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
PRODUCT
は cern.jet.stat.Descriptive.product(DoubleArrayList data)
に基づいています。この関数は、データ列の積 (図 8-10 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-46 では qColtAggr24
クエリを示しています。例 8-47 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-48 に示すリレーションを返します。
例 8-46 PRODUCT 関数のクエリ
<query id="qColtAggr24"><![CDATA[ select product(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
QUANTILE
は cern.jet.stat.Descriptive.quantile(DoubleArrayList sortedData, double phi)
に基づいています。この関数は、ファイの変位値、つまり、データ要素のファイ パーセントが elem
未満である場合の elem
要素を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
double2
: ファイ。割合を示します。0 <= phi <= 1
を満たす必要があります。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-49 では qColtAggr26
クエリを示しています。例 8-50 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-51 に示すリレーションを返します。
例 8-49 QUANTILE 関数のクエリ
<query id="qColtAggr26"><![CDATA[ select quantile(c3, c2) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
QUANTILEINVERSE
は cern.jet.stat.Descriptive.quantileInverse(DoubleArrayList sortedList, double element)
に基づいています。この関数は、<= element
(0.0 <= phi <= 1.0
) である要素の割合ファイを double
として返します。element
が包含されておらず、包含される 2 つの要素間に存在する場合、この関数は線形補間を実行します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ。
double2
: element
。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-52 では qColtAggr27
クエリを示しています。例 8-53 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-54 に示すリレーションを返します。
例 8-52 QUANTILEINVERSE 関数のクエリ
<query id="qColtAggr27"><![CDATA[ select quantileInverse(c3, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
RANKINTERPOLATED
は cern.jet.stat.Descriptive.rankInterpolated(DoubleArrayList sortedList, double element)
に基づいています。この関数は、指定された element
以下である、リスト内の線形補間された要素数を double として返します。
階数は <= element
である要素数です。階数の形式は {0, 1, 2,..., sortedList.size()}
です。<= element
である要素が存在しない場合、階数は 0 です。包含される 2 つの要素間に要素が存在する場合は、線形補間が使用され、整数以外の値が返されます。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
double2
: element
。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-55 では qColtAggr29
クエリを示しています。例 8-56 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-57 に示すリレーションを返します。
例 8-55 RANKINTERPOLATED 関数のクエリ
<query id="qColtAggr29"><![CDATA[ select rankInterpolated(c3, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
RMS
は cern.jet.stat.Descriptive.rms(int size, double sumOfSquares)
に基づいています。この関数は、データ列の二乗平均平方根 (RMS) (図 8-11 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-58 では qColtAggr30
クエリを示しています。例 8-59 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-60 に示すリレーションを返します。
構文
目的
SAMPLEKURTOSIS
は cern.jet.stat.Descriptive.sampleKurtosis(DoubleArrayList data, double mean, double sampleVariance)
に基づいています。この関数は、データ列の標本尖度 (超過係数) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-61 では qColtAggr31
クエリを示しています。例 8-62 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-63 に示すリレーションを返します。
例 8-61 SAMPLEKURTOSIS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr31"><![CDATA[ select sampleKurtosis(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SAMPLEKURTOSISSTANDARDERROR
は cern.jet.stat.Descriptive.sampleKurtosisStandardError(int size)
に基づいています。この関数は、標本尖度の標準誤差を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
int1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
http://acs.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Descriptive.html#sampleKurtosisStandardError(int)
例
例 8-64 では qColtAggr33
クエリを示しています。例 8-65 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-66 に示すリレーションを返します。
例 8-64 SAMPLEKURTOSISSTANDARDERROR 関数のクエリ
<query id="qColtAggr33"><![CDATA[ select sampleKurtosisStandardError(c1) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SAMPLESKEW
は cern.jet.stat.Descriptive.sampleSkew(DoubleArrayList data, double mean, double sampleVariance)
に基づいています。この関数は、データ列の標本歪度を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-67 では qColtAggr34
クエリを示しています。例 8-68 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-69 に示すリレーションを返します。
例 8-67 SAMPLESKEW 関数のクエリ
<query id="qColtAggr34"><![CDATA[ select sampleSkew(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SAMPLESKEWSTANDARDERROR
は cern.jet.stat.Descriptive.sampleSkewStandardError(int size)
に基づいています。この関数は、標本歪度の標準誤差を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-70 では qColtAggr36
クエリを示しています。例 8-71 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-72 に示すリレーションを返します。
例 8-70 SAMPLESKEWSTANDARDERROR 関数のクエリ
<query id="qColtAggr36"><![CDATA[ select sampleSkewStandardError(c1) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SAMPLESTANDARDDEVIATION
は cern.jet.stat.Descriptive.sampleStandardDeviation(int size, double sampleVariance)
に基づいています。この関数は、標本標準偏差を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-73 では qColtAggr37
クエリを示しています。例 8-74 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-75 に示すリレーションを返します。
例 8-73 SAMPLESTANDARDDEVIATION 関数のクエリ
<query id="qColtAggr37"><![CDATA[ select sampleStandardDeviation(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SAMPLEVARIANCE
は cern.jet.stat.Descriptive.sampleVariance(DoubleArrayList data, double mean)
に基づいています。この関数は、データ列の標本分散 (図 8-12 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-76 では qColtAggr38
クエリを示しています。例 8-77 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-78 に示すリレーションを返します。
例 8-76 SAMPLEVARIANCE 関数のクエリ
<query id="qColtAggr38"><![CDATA[ select sampleVariance(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SKEW
は cern.jet.stat.Descriptive.skew(DoubleArrayList data, double mean, double standardDeviation)
に基づいています。この関数は、データ列の歪度 (図 8-13 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-79 では qColtAggr41
クエリを示しています。例 8-80 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-81 に示すリレーションを返します。
構文
目的
STANDARDDEVIATION
は cern.jet.stat.Descriptive.standardDeviation(double variance)
に基づいています。この関数は、分散からの標準偏差を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-82 では qColtAggr44
クエリを示しています。例 8-83 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-84 に示すリレーションを返します。
例 8-82 STANDARDDEVIATION 関数のクエリ
<query id="qColtAggr44"><![CDATA[ select standardDeviation(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
STANDARDERROR
は cern.jet.stat.Descriptive.standardError(int size, double variance)
に基づいています。この関数は、データ列の標準誤差 (図 8-14 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-85 では qColtAggr45
クエリを示しています。例 8-86 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-87 に示すリレーションを返します。
例 8-85 STANDARDERROR 関数のクエリ
<query id="qColtAggr45"><![CDATA[ select standardError(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SUMOFINVERSIONS
は cern.jet.stat.Descriptive.sumOfInversions(DoubleArrayList data, int from, int to)
に基づいています。この関数は、データ列の反転の合計 (図 8-15 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-88 では qColtAggr48
クエリを示しています。例 8-89 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-90 に示すリレーションを返します。
例 8-88 SUMOFINVERSIONS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr48"><![CDATA[ select sumOfInversions(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SUMOFLOGARITHMS
は cern.jet.stat.Descriptive.sumOfLogarithms(DoubleArrayList data, int from, int to)
に基づいています。この関数は、データ列の対数の合計 (図 8-16 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-91 では qColtAggr49
クエリを示しています。例 8-92 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-93 に示すリレーションを返します。
例 8-91 SUMOFLOGARITHMS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr49"><![CDATA[ select sumOfLogarithms(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SUMOFPOWERDEVIATIONS
は cern.jet.stat.Descriptive.sumOfPowerDeviations(DoubleArrayList data, int k, double c)
に基づいています。この関数は、データ列の累乗の偏差の合計 (図 8-17 を参照) を double
として返します。
この関数は、c == 0.0
または k == -2 .. 4
、あるいはその両方などの一般的なパラメータ用に最適化されます。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
int1
: k
。
double2
: c
。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-94 では qColtAggr50
クエリを示しています。例 8-95 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-96 に示すリレーションを返します。
例 8-94 SUMOFPOWERDEVIATIONS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr50"><![CDATA[ select sumOfPowerDeviations(c3, c1, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SUMOFPOWERS
は cern.jet.stat.Descriptive.sumOfPowers(DoubleArrayList data, int k)
に基づいています。この関数は、データ列の累乗の合計 (図 8-18 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
int1
: k
。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-97 では qColtAggr52
クエリを示しています。例 8-98 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-99 に示すリレーションを返します。
例 8-97 SUMOFPOWERS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr52"><![CDATA[ select sumOfPowers(c3, c1) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SUMOFSQUAREDDEVIATIONS
は cern.jet.stat.Descriptive.sumOfSquaredDeviations(int size, double variance)
に基づいています。この関数は、データ列の二乗平均偏差の合計 (図 8-19 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-100 では qColtAggr53
クエリを示しています。例 8-101 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-102 に示すリレーションを返します。
例 8-100 SUMOFSQUAREDDEVIATIONS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr53"><![CDATA[ select sumOfSquaredDeviations(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
SUMOFSQUARES
は cern.jet.stat.Descriptive.sumOfSquares(DoubleArrayList data)
に基づいています。この関数は、データ列の平方の合計 (図 8-20 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-103 では qColtAggr54
クエリを示しています。例 8-104 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-105 に示すリレーションを返します。
例 8-103 SUMOFSQUARES 関数のクエリ
<query id="qColtAggr54"><![CDATA[ select sumOfSquares(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
TRIMMEDMEAN
は cern.jet.stat.Descriptive.trimmedMean(DoubleArrayList sortedData, double mean, int left, int right)
に基づいています。この関数は、昇順にソートされたデータ列のトリム平均を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
int1
: left
。
int2
: right
。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-106 では qColtAggr55
クエリを示しています。例 8-107 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-108 に示すリレーションを返します。
例 8-106 TRIMMEDMEAN 関数のクエリ
<query id="qColtAggr55"><![CDATA[ select trimmedMean(c3, c1, c1) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
VARIANCE
は cern.jet.stat.Descriptive.variance(int size, double sum, double sumOfSquares)
に基づいています。この関数は、データ列の分散 (図 8-21 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-109 では qColtAggr57
クエリを示しています。例 8-110 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-111 に示すリレーションを返します。
例 8-109 VARIANCE 関数のクエリ
<query id="qColtAggr57"><![CDATA[ select variance(c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
WEIGHTEDMEAN
は cern.jet.stat.Descriptive.weightedMean(DoubleArrayList data, DoubleArrayList weights)
に基づいています。この関数は、データ列の加重平均 (図 8-22 を参照) を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
double2
: 加重値。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-112 では qColtAggr58
クエリを示しています。例 8-113 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-114 に示すリレーションを返します。
例 8-112 WEIGHTEDMEAN 関数のクエリ
<query id="qColtAggr58"><![CDATA[ select weightedMean(c3, c3) from SColtAggrFunc ]]></query>
構文
目的
WINSORIZEDMEAN
は cern.jet.stat.Descriptive.winsorizedMean(DoubleArrayList sortedData, double mean, int left, int right)
に基づいています。この関数は、ソートされたデータ列のウィンザライズド平均を double
として返します。
この関数は次のタプル引数を使用します。
double1
: データ値。
int1
: left
。
int2
: right
。
詳細については、以下を参照してください。
例
例 8-115 では qColtAggr60
クエリを示しています。例 8-116 では、スキーマ (c1 integer, c2 float, c3 double, c4 bigint)
を持つデータ ストリーム SColtAggrFunc
を示しています。このクエリは、例 8-117 に示すリレーションを返します。
例 8-115 RMS 関数のクエリ
<query id="qColtAggr60"><![CDATA[ select winsorizedMean(c3, c1, c1) from SColtAggrFunc ]]></query>