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Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1(11.1.1) for Microsoft Windows x64
B55938-01
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5 Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control

この章では、Oracle製品に関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

5.1 一般的な問題および回避方法

この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

5.1.1 セッション・タイムアウト後の製品の動作

セキュリティ上の理由から、Fusion Middleware Controlでのセッションは、事前定義された非アクティブ期間の経過後にタイムアウトされ、ユーザーはコンソールに再度ログインするよう求められます。ほとんどの場合、セッションのタイムアウト前に表示されていたページに戻ります。

ただし、Fusion Middleware Controlのデプロイメント・ウィザードを使用しているなどの一定の状況下では、ログイン後に製品の同じ場所に戻りません。この場合、ユーザーは、セッションがタイムアウトする前に使用していた特定のFusion Middleware Controlページに移動する必要があります。

5.1.2 Fusion Middleware Controlで「TopLinkセッション」コマンドを選択したときに表示されるエラーの修正

Fusion Middleware Controlでは、「アプリケーションのデプロイ」メニューの「TopLinkセッション」を選択することで、Oracle TopLinkの管理ページを表示できます。

ただし、このコマンドの選択時にエラー・メッセージが表示された場合、次のMBeanシステム・プロパティの1つまたは両方を追加することで、この問題を修正できます。

rem set JAVA_OPTIONS=%JAVA_OPTIONS% -Declipselink.register.dev.mbean=true
rem set JAVA_OPTIONS=%JAVA_OPTIONS% -Declipselink.register.run.mbean=true

詳細は、次のURLにあるEclipse WIKI Webサイトを参照してください。

http://wiki.eclipse.org/Integrating_EclipseLink_with_an_Application_Server_(ELUG)#How_to_Integrate_JMX

5.1.3 グラフィックの表示問題を修正するためのDISPLAY変数の確認

Fusion Middleware Controlのグラフィック・サブシステムでは、必要に応じてそのグラフィックの一部が生成されます。DISPLAY環境変数が設定されている場合、Fusion Middleware Controlでは、指定されたDISPLAY環境をオープンしようとします。

グラフィック・エラーのためにFusion Middleware Controlの起動に失敗した場合、DISPLAY環境変数が適切なDISPLAY環境に設定されているかどうかを確認してください。

DISPLAY環境変数が間違って設定されている場合は、そのDISPLAY環境変数の設定を解除してください。その後、Fusion Middleware Controlを再起動します。

5.1.4 Fusion Middleware Controlに関する追加のリリース・ノート

Fusion Middleware Controlの追加のリリース・ノートは、第4章「Oracle Fusion Middlewareの管理」を参照してください。

Fusion Middleware Controlの追加のリリース・ノートは、各リリース・ノートのそれぞれのコンポーネントの章にも含まれます。