この付録では、拡張メソッドについて説明します。この付録の内容は次のとおりです。
第B.4項「OracleDateメソッド(oracle.rules.sdk2.extensions.OracleDate)」
第B.5項「OracleDurationメソッド(oracle.rules.sdk2.extensions.OracleDuration)」
表B-1に、Durationメソッドを示します。
Durationメソッドを使用すると、2つの日付の間の間隔を計算できます。すべてのDurationメソッドでは、2つの日付引数を使用します。 Durationメソッドは、第1引数がjava.util.Calendarまたはjavax.xml.datatype.XMLGregorianCalendarのいずれかで、第2引数がjava.util.Calendarまたはjavax.xml.datatype.XMLGregorianCalendarのいずれかになるようにオーバーロードされます。
Rules Designerは、メソッドごとに引数と有効なデータ型をリストに示します。
表B-1 Oracle Business RulesのDurationメソッド
| メソッド | 戻り型 | 説明 |
|---|---|---|
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2つの日付を比較して、等しい場合は |
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2つの日付の間の差異が日数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が時間数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異がミリ秒数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が分数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が月数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が秒数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が週数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が年数で戻されます。 |
表B-2に、JavaDateの加算メソッドと減算メソッドを示します。 表B-3に、JavaDateの文字列への変換メソッドと文字列からの変換メソッドを示します。詳細は、次のWebサイトでISO 8601の日付と時刻の数値表現に関する項を参照してください。
JavaDateの加算メソッドと減算メソッドを使用すると、更新されたCalendarが戻されます。 表B-2の各メソッドは、java.util.Calendarを戻します。 各メソッドは第1引数としてjava.util.Calendarを使用し、メソッドに応じてint型またはlong型の第2引数を使用します。
表B-2 JavaDateの加算カレンダ・メソッドと減算カレンダ・メソッド
| メソッド | 引数 | 説明 |
|---|---|---|
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指定した日付に指定した日数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付に指定した時間数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付に指定したミリ秒数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付に指定した分数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付に指定した月数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付に指定した秒数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付に指定した週数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付に指定した年数を加算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定した日数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定した時間数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定したミリ数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定した分数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定した月数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定した秒数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定した週数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
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指定した日付から指定した年数を減算した結果として、新しいCalendarが戻されます。 |
表B-3 JavaDateの日付文字列メソッドと時刻文字列メソッド
| メソッド | 戻り型 | 説明 |
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指定したISO 8601の日付のCalendarインスタンスが作成されます。引数はString型です。 |
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指定したISO 8601の日付と時刻のCalendarインスタンスが作成されます。引数はString型です。 |
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指定したISO 8601の時刻のCalendarインスタンスが作成されます。引数はString型です。 |
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指定した日付のISO 8601表現が戻されます。引数は |
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指定した日付と時刻のISO 8601表現が戻されます。引数は |
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指定した時刻のISO 8601表現が戻されます。引数は |
表B-4に、XMLDateの加算メソッドと減算メソッドを示します。 表B-5に、XMLDateの文字列への変換メソッドと文字列からの変換メソッドを示します。詳細は、次のWebサイトでISO 8601の日付と時刻の数値表現に関する項を参照してください。
XMLDateの加算メソッドと減算メソッドを使用すると、更新されたXMLGregorianCalendarが戻されます。 表B-4の各メソッドは、javax.xml.datatype.XMLGregorianCalendarを戻します。 各メソッドは第1引数としてjavax.xml.datatype.XMLGregorianCalendarを使用し、メソッドに応じてint型またはlong型の第2引数を使用します。
表B-4 XMLDateの加算メソッドと減算メソッド
| メソッド | 引数 | 説明 |
|---|---|---|
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指定したXMLGregorianCalendarに指定した日数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarに指定した時間数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarに指定したミリ秒数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarに指定した分数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarに指定した月数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarに指定した秒数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarに指定した週数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarに指定した年数を加算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定した日数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定した時間数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定したミリ秒数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定した分数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定した月数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定した秒数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定した週数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
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指定したXMLGregorianCalendarから指定した年数を減算した結果として、新しいXMLGregorianCalendarが戻されます。 |
表B-6に、OracleDateの加算メソッドと減算メソッドを示します。 表B-7に、OracleDateの文字列への変換メソッドと文字列からの変換メソッドを示します。 詳細は、Webサイト(http://www.iso.org/iso/support/faqs/faqs_widely_used_standards/widely_used_standards_other/date_and_time_format.htm)でISO 8601の日付と時刻の数値表現に関する項を参照してください。
OracleDateの加算メソッドと減算メソッドを使用すると、更新されたTimestampが戻されます。 表B-6の各メソッドは、oracle.jbo.domain.Timestampを戻します。 各メソッドは第1引数としてoracle.jbo.domain.Timestampを使用し、メソッドに応じてint型またはlong型の第2引数を使用します。
表B-6 OracleDateの加算メソッドと減算メソッド
| メソッド/引数 | 説明 |
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指定したTimestampインスタンスに指定した日数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスに指定した時間数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスに指定したミリ秒数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスに指定した分数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスに指定した月数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスに指定した秒数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスに指定した週数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスに指定した年数を加算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスから指定した日数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスから指定した時間数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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Timestampインスタンスから指定したミリ秒数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスから指定した分数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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日付から指定した月数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスから指定した秒数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスから指定した週数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
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指定したTimestampインスタンスから指定した年数を減算した結果として、新しいTimestampインスタンスが戻されます。 |
表B-7 OracleDateの文字列への変換メソッドと文字列からの変換メソッド
| メソッド | 戻り型 | 説明 |
|---|---|---|
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指定したISO 8601の日付と時刻の文字列のTimestampインスタンスが作成されます。単一の |
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指定したTimestampを表すGregorianCalendarが戻されます。単一のoracle.jbo.domain.Timestamp引数が使用されます。 |
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指定したTimestampインスタンスのISO 8601表現が戻されます。単一のoracle.jbo.domain.Timestamp引数が使用されます。 |
Durationメソッドを使用すると、2つの日付の間の間隔を計算できます。すべてのDurationメソッドでは、2つの日付引数を使用します。 Durationメソッドは、第1引数がjava.util.Calendar、oracle.jbo.domain.Timestamp、javax.xml.datatype.XMLGregorianCalendarのいずれかで、第2引数がjava.util.Calendar、oracle.jbo.domain.Timestamp、javax.xml.datatype.XMLGregorianCalendarのいずれかになるようにオーバーロードされます。 メソッドの1つの引数をTimestamp(oracle.jbo.domain.Timestamp)にする必要があることに注意してください。
Rules Designerは、メソッドごとに引数と有効なデータ型をリストに示します。
表B-8に、OracleDurationメソッドを示します。
表B-8 OracleDurationメソッド
| メソッド | 戻り型 | 説明 |
|---|---|---|
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2つの日付を比較して、等しい場合は |
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2つの日付の間の差異が日数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が時間数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異がミリ秒数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が分数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が月数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が秒数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が週数で戻されます。 |
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2つの日付の間の差異が年数で戻されます。 |