この章では、ヒューマン・ワークフローに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。
この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。
アクセスなし表示ルールは、履歴およびフレックスフィールド・タスク・コンテンツで機能しません。たとえば、次の手順を実行します。
プッシュバック・アクションは他のすべてのアクションをオーバーライドします。たとえば、タスクがプッシュバックされて再度割り当てられた場合、再割当て先の承認後、タスクはプッシュバックを行ったユーザーに移動します。これは所定の動作です。
以前のタスク承認者ではなかったタスクの所有者または作成者が、タスクのプッシュバック先の承認者のリストに表示されます。たとえば、次のタスクを実行します。
ヒューマン・タスク・エディタの「所有者」フィールドをXPath式を使用して設定し、休暇リクエストSOAコンポジット・アプリケーションを作成します。
タスクの所有者としてペイロードから作成者を設定します。
jcooper
が作成者であるインスタンスをデプロイおよび作成します。
jstein
としてOracle BPM Worklistにログインします。
「アクション」→「情報のリクエスト」と選択します。
Oracle BPM Worklistの「詳細情報のリクエスト」ダイアログで、タスクの所有者jcooper
が「過去の承認者」ドロップダウン・リストに過去の承認者として表示されます。jcooper
は承認者の元来のリストにはいないため、このユーザーを選択すると、次のような検証エラーが表示されます。
Invalid action on workflow task or user does not have privilege to perform this action. Action PUSH_BACK on task 89f227cd-7ea2-4fcf-83ff-845082e01416 cannot be performed by jstein. Make sure that the action is valid with respect to the current state of the task or ensure that the user has privilege to perform this action on the workflow task.
Microsoft Excelワークブックは、HTTPS WebコンテキストURLを使用したSSL環境で機能しません。ログイン後、保護されたダミーのログイン・ダイアログが表示されたままになります。
回避方法として(SSLが有効の場合でも)非SSLモードを使用します。
シリアル参加者タイプの「詳細」セクションで「この参加者による他の参加者の招待を許可」チェック・ボックスを選択して特定のレベルで非定型ルーティングを設定した場合、この選択は実行時機能しません。
回避方法として、「割当ての構成」ダイアログで「全参加者による他の参加者の招待を許可」を選択します。これによって、非定型ルーティングがグローバル・レベルで実行時に機能します。
パラレル参加者タイプの「詳細」セクションで「この参加者による他の参加者の招待を許可」チェック・ボックスを選択しないでください。非定型ルーティングは、参加者レベルのパラレル割当て先に対してサポートされていません。選択した場合、実行時、Oracle BPM Worklistの「アクション」ドロップダウン・リストに非定型ルーティングは表示されません。
回避方法として、「割当ての構成」ダイアログで「全参加者による他の参加者の招待を許可」を選択します。これによって、非定型ルーティングがグローバル・レベルで実行時に機能します。
パラレル割当て先を使用してタスクを作成し、コラボレーションを可能にする「添付ファイルとコメントの共有」を選択するとします。実行時、Oracle BPM Worklistでファイルの添付を追加し、「アクション」ドロップダウン・リストから「保存」を選択してこれをすぐに保存すると、ファイルの添付が失われます。
回避方法として、添付をすぐに保存しないでください。保存コマンドはファイルの添付には必要ありません。URLの添付にのみ必要です。かわりに、ファイルの添付が保存されるよう、ファイルの添付の追加後すぐにタスク・タイトルをクリックしてタスク詳細をリフレッシュします。その後、保存などのアクションを実行できます。これによって、ファイルが添付され、他のパラレル割当て先と共有できるようになります。
次の参加者レベル・ルールのコンテキスト内で使用した場合、アプリケーション・ロールが機能しません。
「参加者のリストの作成で使用」リストから「ルールベース」を選択
「参加者のリストの作成で使用」リストから「名前および式」を選択するか、「管理チェーン」を選択して「ルールベース」を選択
たとえば、ヒューマン・タスクに次の手順を実行するとします。
ヒューマン・タスク・エディタの「パラメータ」セクションでパラメータ(double
型payload1
など)を追加します。
単一参加者タイプを作成します。
「参加者のリストの作成で使用」リストから「名前および式」を選択します。
「ルールベース」ラジオ・ボタンを選択します。
「ルールセットのリスト」フィールドに名前(Ruleset1
など)を入力し、「OK」をクリックします。
Oracle Business Rules Designerが表示されます。
アプリケーション・ロールを使用してルールを作成します。次に例を示します。
ルール1
IF Task.payload.payload1 (double type) < 500 THEN call CreateResourceList (users:null, groups:null, approles:"QATeam", reponseType: reponseType.REQUIRED, ruleName:"rule_1", lists:Lists)
ルール2
IF Task.payload.payload1 (double type) >= 500
THEN
call CreateResourceList (users:jstein, groups:null, approles:null,
reponseType: reponseType.REQUIRED, ruleName:"rule_2", lists:Lists)
SOAコンポジット・アプリケーションを保存してデプロイします。
次の値を使用してOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールからインスタンスを起動します。
ペイロードとして700
と入力し、アプリケーションが正常に動作することを確認します。ユーザーjstein
がタスクに割り当てられます。
ペイロードとして200
と入力します。例外エラーがサーバー・ログに表示されることに注意してください。
回避方法として、ユーザー・アプリケーション・ロールと参加者レベルを別々に使用します。
アプリケーション・ナビゲータから「タスク」オブジェクトをドラッグし、メニューから「ヒューマン・タスク」→「電子メールのタスク詳細」と選択してヒューマン・ワークフロー・タスクにタスク・フローを作成した場合、タスク・フローのデプロイ後、Oracle BPM Worklistでタスク詳細の前に次のコード行が表示されます。
font { color:#000000; margin-left: 5px} td {font-size: 11px;color:#000000} label {font-size:11px;color:#704A00;margin-right:10px}
これは、機能には影響しません。Oracle BPM Worklistおよび電子メール通知で、タスク詳細は正常に表示されます。
ユーザーがOracle BPM WorklistにログインしているときにOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールでユーザーの権限を変更した場合、変更が有効になるのはユーザーの次のログイン後のみです。ユーザーが権限の変更前にすでにログインしていたセッションと、同じユーザーが権限の変更後ログインしたセッションの2つのアクティブ・ワークリスト・セッションがある状況でもこれは当てはまります。最初のケースでは、ユーザーの権限の変更はユーザーがログインしている間は有効になりません。2番目のケースでは、ユーザーがワークリスト・アプリケーションの2つ目のインスタンスにログインしたときにユーザーの権限の変更が有効になります。
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールの「通知管理」ページの「検索」セクションで「開始日」および「終了日」の両方のフィールドに値を指定する必要があります。これらのフィールドは単独では機能しません。これらのフィールドの1つのみに値を指定すると、正しい検索結果が表示されません。これらのフィールドにアクセスするには、次のようにします。
ナビゲーション・ツリーで「soa-infra」を右クリックし、「サービス・エンジン」→「ヒューマン・ワークフロー」→「通知管理」と選択します。
「送信通知」セクションまたは「受信通知」セクションで「検索」アイコンを開き、「開始日」または「終了日」フィールドを表示します。
ワークリスト・エンジンでは、ユーザー/ロール接続プールが使用されます。JNDI接続プールはサポートされません。
Oracle BPM Worklistでは、9つの管理言語がサポートされます。ただし、スタンドアロン・アプリケーションとしてのユーザーの通知プリファレンス・インタフェースでは21のランタイム言語がサポートされます。ユーザーの優先使用言語が、ワークリストでサポートされていないがユーザーの通知プリファレンス・インタフェースでサポートされている言語に設定されている場合、埋め込まれたユーザーの通知プリファレンス・インタフェースは、ユーザーの優先使用言語で表示され、ワークリストにはサーバーによって設定された言語(またはサーバー言語がワークリストでサポートされていない場合は英語)が表示されます。この場合、ワークリストの「通知」タブの「プリファレンス」設定に移動すると、2つの言語が表示されます。
たとえば、SOAサーバーの言語がフランス語で、言語がアラビア語に設定されているブラウザでワークリストへのアクセスを試みるとします。「プリファレンス→「通知」タブに移動すると、埋め込まれたユーザーの通知プリファレンス・インタフェースはアラビア語で表示され、ワークリスト・インタフェースにはサーバー言語であるフランス語が表示されます。
Oracle BPM Worklistで取り消されたビジネス・タスク(つまり、非To Doタスク)を削除できます。
失効タスクは通常パージされるため、失効タスクのタスク詳細の多くは表示されません。このため、ページのコンテンツが正常に整列されず、失効タスクをクリックするとエラー・メッセージが表示されます。
タスク・フローWebアプリケーションがデプロイされると、タスク・フローURLがデータベースに登録されます。タスクをクリックしてタスク詳細を表示する場合、このURLがOracle BPM Worklistで表示されます。タスク・フローWebアプリケーションを後でアンデプロイまたは停止した場合、データベース内のタスク・フローURLは、アンデプロイの一環としては削除されません。その結果、タスク詳細を表示するためにワークリストでタスクをクリックすると、メッセージ「タスクの詳細を使用できません」ではなく「404 Not Found」エラーが表示されます。「404 Not Found」エラーを回避するには、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールを使用してアプリケーション・ホームページからタスク・フロー・アプリケーションをアンデプロイします。
SOAサーバーでSSLが有効または無効の場合、すでにデプロイされているワークフロー・タスク詳細アプリケーションについてSSLを手動で有効または無効にする必要があります。Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールを使用して、正しいプロトコルおよびポート番号を使用するようワークフロー・タスク表示URLを変更します。SSL(HTTPS)URLの使用を有効にするには、HTTPポート設定を必ず空白のままにします。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite管理者ガイド』を参照してください。
Oracle Fusion Middlewareでは、カスタム・アイデンティティ・ストアと対話するユーザーおよびロールAPIを有効にするプロバイダがサポートされます。詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/technology/products/id_mgmt/opss/index.html
ワークリスト・ポートレットでビジネス・タスク用のTo DoタスクまたはTo Doサブタスクを更新して保存すると、「割当て先」、「ステータス」および「検索」オプション・フィールドが表示されるはずですが、表示されません。
Oracle BPM Worklistは、ブラウザまたはアイデンティティ・ストアから言語を設定するよう構成できます。この設定には、アプリケーション・レベルとユーザー・レベルの2つのレベルがあります。ユーザー・プリファレンスが設定されている場合、ワークリスト表示言語の決定時これが優先されます。ただし、埋め込まれたユーザーの通知プリファレンス・インタフェースでは常に、アプリケーション・プリファレンスが優先されます。このため、ユーザーのプリファレンスではブラウザからの言語を使用するよう指示され、アプリケーション・プリファレンスはアイデンティティ・ストアからの言語を使用するよう設定されている場合、あるいはその逆の場合、ワークリストとユーザーの通知プリファレンス・インタフェースで異なる言語が表示されます。
この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。内容は次のとおりです。
この項に、LDAPツールを使用したユーザー、グループおよびアプリケーション・ロールのシードに必要な手順の概要を示します。
パスワード資格証明には、ドメインの「セキュリティ」→「組込みLDAP」と選択して、Oracle WebLogic Server管理コンソールからアクセスします。
デフォルトのパスワード資格証明の変更手順については、『Oracle Fusion Middleware Securing Oracle WebLogic Server』の第9章「Managing the Embedded LDAP Server」を参照してください。
LDAPブラウザ(openLdapブラウザ、ldapbrowser、jXplorerなど)を起動します。手順については、ブラウザのドキュメントを参照してください。
サーバーが稼働しているホスト名、ポート番号およびログイン先の管理ユーザー資格証明を指定してLDAPサーバーに接続します。
組込みLDAPの場合:
デフォルトの管理対象サーバー・ポートは7001
です。
管理資格証明ユーザー名はcn=admin
です。
管理資格証明パスワードは、14.2.1.1項「組込みLDAPサーバーでのデフォルト・パスワードの変更」で設定したものです。
OIDmの場合:
デフォルト・ポート番号は3060
です。
管理ユーザー名はcn=orcladmin
です。
管理パスワードはLDAPサーバーのパスワードです。
次の手順を実行して、ユーザーまたはグループをシードします。
ユーザーまたはグループを追加する親を選択します。
「Edit」メニューを選択し、適切なオプションを選択して新しいエントリを追加します。
エントリに必要なすべての属性値を入力します。
次の手順を実行し、LDIFファイルを介してユーザーまたはグループをシードします。
ユーザーまたはグループをシードするドメインを選択します。
「LDIF」メニューを選択し、LDIFファイルをインポートするよう選択します。
「Import LDIF File」ダイアログで、LDIFファイルを検索して選択し、「Import」をクリックします。
同様に、LDAPサーバーにシードされているユーザーまたはグループは、「LDIF」メニューから「Export」オプションを選択してLDIFファイルにエクスポートできます。
次の手順を実行してユーザーまたはグループに属性を追加します。
新規属性を追加するエントリを選択します。
右クリックしてオプションを選択し、新規属性を追加します。
「Add Attribute」ダイアログで、属性の名前および値を指定します。
LDAPサーバー・スキーマで定義されている属性のみ追加できます。
次の手順を実行してユーザーまたはグループの属性を削除します。
新規属性を削除するエントリを選択します。
属性のリストから属性を選択し、削除します。
WebLogic Scripting Tool(WLST)を使用してアプリケーション・ロールをシードする手順については、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Tool Command Reference』の第4章「インフラストラクチャ・セキュリティのカスタムWLSTコマンド」を参照してください。
ナビゲータの「WebLogicドメイン」→「Farm_Domain_name」で適切なOracle WebLogic Serverを選択します。
右側のペインで、「WebLogicドメイン」→「セキュリティ」→「アプリケーション・ロール」と選択します。
次の手順を実行してアプリケーション・ロールを作成します。
「アプリケーション・ロール」ページで「作成」オプションを選択します。
「アプリケーション・ロールの作成」ページが表示されます。
「アプリケーション」リストで、新規ロールを作成するアプリケーション名(server_name/soa_infra)を選択します。
アプリケーション・ロールのロール名、表示名および説明を入力します。
「ロール」セクションで「ロールの追加」を選択し、「ユーザー」セクションで「ユーザーの追加」を選択してメンバーを追加します。
「OK」をクリックしてアプリケーション・ロールを作成します。
次の手順を実行してアプリケーション・ロールを編集します。
「アプリケーション・ロール」ページの「検索」セクションの「アプリケーション」リストで、適切なアプリケーションを選択します。
このアクションで、そのアプリケーションに作成されているすべてのアプリケーション・ロールがリストされます。
「ロール名」リストで「検索」アイコンをクリックします。
編集するアプリケーション・ロールを選択します。
「編集」を選択します。
「アプリケーション・ロールの編集」ページの「ロール」セクションおよび「ユーザー」セクションでロールを追加または削除します。
「OK」をクリックします。
次の手順を実行してアプリケーション・ロールを削除します。
「アプリケーション・ロール」ページの「検索」セクションの「アプリケーション」リストで、適切なアプリケーションを選択します。
このアクションで、そのアプリケーションに作成されているすべてのアプリケーション・ロールがリストされます。
削除するアプリケーション・ロールを選択します。
「削除」ボタンをクリックしてアプリケーション・ロールを削除します。
「確認」ダイアログで「はい」をクリックします。
複数のヒューマン・タスクで1つのタスク・フロー・アプリケーションを再利用できます。この機能を使用するには、すべてのヒューマン・タスクに同じペイロード要素が含まれる必要があります。
TASKFLOW_PROJ_DIR
\adfmsrc\hwtaskflow.xml
ファイルを開きます。
追加ヒューマン・タスクごとに、ファイル内に次の要素を追加します(</hwTaskFlows>
の直前の末尾)。
<hwTaskFlow> <WorkflowName>$TASK_NAME</WorkflowName> <TaskDefinitionNamespace>$TASK_NAMESPACE</TaskDefinitionNamespace> <TaskFlowId>$TASK_FLOW_NAME</TaskFlowId> <TaskFlowFileName>$TASK_FLOW_FILENAME</TaskFlowFileName> </hwTaskFlow
ここでは次のようになります。
$TASK_NAME
は、.task
ファイル内のヒューマン・タスクの名前(<name>
要素の値)に置き換えます。
$TASK_NAMESPACE
は、.task
ファイル内のヒューマン・タスクのネームスペース(要素<taskDefinition>
の属性targetNameSpace
の値)に置き換えます。
$TASK_FLOW_NAME
は、既存の<hwTaskFlow>/<TaskFlowId>
要素からコピーされます。
$TASK_FLOW_FILENAME
は、既存の<hwTaskFlow>/<TaskFlowFileName>
要素からコピーされます。
タスク表示フォームが正しく機能するには、常にタスク・フローがデプロイされているホストのフルネームを使用してURLを指定します。サーバー情報が(『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』の例26-1に示すように)hwtaskflow.xml
ファイルに含まれている場合、次のように指定します。
<TaskFlowServer>
<hostName>dev123.us.oracle.com</hostName>
<httpPort>8888</httpPort>
<httpsPort/>
</TaskFlowServer>
『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite管理者ガイド』のヒューマン・タスク・サービス・コンポーネント・タスク詳細アプリケーションのURIの管理に関する項に示すように、タスク表示フォームURLがOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールで明示的に登録されている場合も同様です。
タスク結果に署名する場合、または署名されている場合は証明書を検証する場合、次のタスクを必ず実行します。
認証局(CA)から有効な証明書を取得した後、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlコンソールのシステムMBeanブラウザを使用して、トラスト・チェーンの各証明書のCAの名前とURLを入力します。手順については、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』の第29章「ヒューマン・ワークフロー・サービスの概要」を参照してください。
証明書を使用してタスク結果に署名する場合、証明書の発行者によって発行された1つの証明のみでなく証明書チェーン全体を、Oracle BPM Worklistを使用して.P7B
(PKCS7形式)としてアップロードする必要があります。Internet Explorerを使用してチェーン全体をエクスポートできます。Mozilla Firefoxでは、チェーンを.P7B
ファイルとしてエクスポートできません。したがって、次の手順を実行します。
Mozilla Firefoxから.P12
ファイル(秘密鍵も含むPKCS12形式)としてチェーンをエクスポートします。
Internet Explorerで.P12
ファイルをインポートします。
Internet Explorerから.P7B
ファイルとしてエクスポートします。
Oracle BPM Worklistを使用してアップロードします。
この項では、ドキュメントの訂正箇所を示します。内容は次のとおりです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』の第25章「ヒューマン・タスクの設計」、多言語設定の指定に関する項に、Oracle BPM Worklistで異なる言語でタスク詳細を表示するためのリソース・バンドルの指定方法について記載されています。タスクでサポートされているリソース・バンドルの箇条書きがあります。そのリストの次の箇条書き項目は11gリリース1ではサポートされていません。
Oracle BPM Worklistのペイロード表示でのXML要素と属性名の表示。リソース・バンドルのキー名は、Oracle BPM WorklistでのXML要素名の国際化用のXML要素と属性の名前と同じである必要があります。
『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』の第29章、タスク詳細ADFタスク・フロー・リソース・バンドルに関する項に、oracle.bpel.services.workflow.worklist.resource.worklist
リソース・バンドルを使用してリソース文字列を格納する方法が記載されています。このリソース・バンドルを介してタスク・フロー・フォームに表示されるXML要素名をローカライズできます。キーを追加し、タスク・フロー・フォーム・コンテンツ・セクションで使用できます。入力テキスト・ラベルは、#{resources.mykeyword}
のようになります。
『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite管理者ガイド』の第6章、SSL通信用のOracle HTTP Serverの構成に関する項に、mod_ssl.conf
ファイルでOracle SOA SuiteとOracle HTTP Serverとの間のSSL通信を構成する方法について記載されています。/integration/worklistapp/*
URLの保護に加え、/sdpmessaging/userprefs-ui/*
URLも保護します。通知プリファレンスにアクセスするには、これが必要です。
<Location /sdpmessaging/userprefs-ui/> WebLogicPort 8002 SetHandler weblogic-handler ErrorPage http://host.domain.com:port/error.html </Location>
『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』の第16章「通知サービスの使用」、通知チャネルの設定の概要に関する項の表16-1に、通知チャネルの設定の概要が記載されています。この表の4行目に、ユーザー・プリファレンスを指定してメッセージへのアクセスに使用するデバイスを登録する方法が記載されています。表のこの行の「ユーザー・インタフェース」列のメッセージング・プリファレンスに移動する方法は、Oracle BPM Worklistで「プリファレンス」→「通知」と選択することです。
次の情報は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』のローカル言語でのOracle BPM Worklistへのアクセスに関する項のワークリスト言語とタイムゾーンについての説明です。
ワークリスト言語はアイデンティティ・ストアまたはブラウザから構成されます。ワークリスト・インタフェースで「ブラウザ」または「アイデンティティ・プロバイダ」を選択する方法については、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』の次の項を参照してください。
「アプリケーション・プリファレンス」ページから「ブラウザ」または「アイデンティティ・プロバイダ」を選択する方法については、ワークリスト表示(アプリケーション・プリファレンス)の設定方法に関する項
タスク・リスト・ページのカスタマイズに関する項およびワークリスト・ビューでのフィールドのカスタマイズに関する図
ただし、タイムゾーンはアイデンティティ・ストアから構成されます。
プリファレンス情報が使用できない場合、ユーザーの優先使用言語とタイムゾーンはシステム・デフォルトによって決まります。システム・デフォルトは、言語とタイムゾーンのサーバー設定に基づいています。
OIDなどのLDAPベースのプロバイダ使用する場合、言語設定はOIDコミュニティで変更されます。14.2.1.2項「LDAPブラウザを介したユーザーまたはグループのシード」のステップ1から2に、OIDコミュニティでの言語設定を変更できる組込みLDAPサーバーへの接続方法が記載されています。ユーザーの優先使用言語を変更するには、ユーザー・エントリに移動し、preferredLanguage属性を追加または設定します。サポートされている言語のリストについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』のOracle BPM Worklistでサポートされている言語に関する表を参照してください。タイムゾーン設定を変更するには、orclTimeZone属性を追加または設定します。タイムゾーン文字列の書式はContinent/Regionです。タイムゾーン値は$JAVA_HOME/jre/lib/zi
ディレクトリにあります。ディレクトリでアフリカ、アジア、アメリカなどの大陸名が指定され、ディレクトリ内のファイルで地域が指定されます。America/Indiana/Indianapolisのように小区域を含む地域があることに注意してください。
ユーザーがログインすると、ワークリスト・ページがユーザーの優先使用言語とタイムゾーンでレンダリングされます。
『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』の第27章「Oracle BPM Worklistの使用」で、次の不適切な図が更新されます。
「タスクの詳細」ページ(ガイドの図27-18)
タスクの再割当て(ガイドの図27-23)
ユーザーまたはグループからの情報のリクエスト(ガイドの図27-26)
タスクのルーティング(ガイドの図27-29)
ワークリスト添付の追加(ガイドの図27-32)
証明書のアップロード(ガイドの図27-35)
ヘルプおよびガイドの次の不適切な図は、次のリリースで更新される予定です。
エビデンス・ストア
エビデンス・ストアは「管理」リンクの「エビデンス検索」タブからアクセスできます。管理者権限が必要です。
ヘルプおよびガイドのアプリケーション・プリファレンスの指定に関する項の図に、本来、「承認グループ」および「タスク構成」タブは含まれません。
ヘルプおよびガイドの表27-2の説明および表27-3の説明には、本来、承認グループへの言及は含まれません。承認グループはこのリリースの機能ではありません。