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Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアップグレード・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B56245-01
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1 Oracle Identity Managementのアップグレード・プロセスの概要

この章では、Oracle SOA Suite、WebCenter、およびADFアップグレード・プロセスの高度な概要について説明します。詳細は、次の項を参照してください。

1.1 Oracle Identity Managementのアップグレード・プロセスのフロー・チャート

図1-1に、Oracle Identity Managementのアップグレード・プロセスのフロー・チャートを示します。このチャートを確認し、Oracle Identity Managementの既存のバージョンに基づいて実行する必要がある手順をよく理解してください。

図1-1 Oracle Identity Managementのアップグレード・プロセスのフロー・チャート

図1-1の説明が続きます
「図1-1 Oracle Identity Managementのアップグレード・プロセスのフロー・チャート」の説明

1.2 Oracle Application Serverのアップグレード・プロセスの手順表

表1-1に、図1-1に示すアップグレード・プロセスのフロー・チャートの各手順を示します。また、この表には、このプロセスの各手順に関する詳細情報を入手できる場所も示します。

表1-1 Oracle Application Serverのアップグレード・プロセスの手順表

手順 説明 詳細

『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』のアップグレード概念の確認

『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』には、Oracle Application Server環境全体をOracle Fusion Middlewareにアップグレードする方法に関する高度な概要が記載されています。

これには、互換性に関する情報や、ミドルウェア・コンポーネントをサポートするデータベースのアップグレード手順が含まれます。

『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』


サポートされている開始ポイントと11gトポロジの確認

アップグレードを開始する前に、Oracle Fusion Middleware 11gの新機能、サポートされている開始ポイントおよび推奨のトポロジについて、よく理解する必要があります。

後で、この知識に基づいて、11gトポロジに関する決定ができます。

第2章「サポートされているOracle Identity Managementのアップグレードの開始ポイント」

第3章「Oracle Identity Management環境のタイプ」


11g Identity Managementトポロジの決定

Oracle Fusion Middleware 11gでは、Oracle WebLogic Serverに基づく新たなアーキテクチャを採用しています。

そのため、アップグレード・プロセスを開始する前に、現在のOracle Application Serverトポロジを確認し、対応するOracle Fusion Middlewareトポロジを決定する必要があります。

第3章「Oracle Identity Management環境のタイプ」


IMデータベースのサポート対象データベース・バージョンへのアップグレード(必要な場合)

Oracle Fusion Middleware 11gにアップグレードする場合、OracleAS Identity Managementスキーマが11gにアップグレードされます。

このため、アップグレードする前に、スキーマをホスティングするデータベースがサポート対象のバージョンであることを確認する必要があります。

『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』


OIDまたはDIPをアップグレードする場合

Oracle Internet DirectoryまたはOracle Directory Integration Platformをアップグレードする場合は、このガイドに記載された適切な手順に従ってください。

第4章「Oracle Internet Directory環境のアップグレード」


OIDおよびDIP 11gのインストールおよび構成

Oracle Internet Directory 11gおよびOracle Directory Integration Platform 11gをOracle Application Server 10gインストールと同じホストにインストールおよび構成します。

Oracle Universal Installerでは、アップグレードの準備中にデータベースで10gバージョンのOracleAS Identity Managementスキーマが検出されると、特定のインストール画面が表示されることに注意してください。

4.3項「タスク3: Oracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platform 11gコンポーネントのインストールおよび構成」


アップグレード・アシスタントを使用したOIDおよびDIPのアップグレード

アップグレード・アシスタントを新規11g Oracleホームから実行し、Oracle Internet Directoryスキーマおよび中間層をアップグレードします。

4.4項「タスク4: アップグレード・アシスタントを使用したOracle Internet Directoryのアップグレード」


アップグレード後に必要なOIDタスクまたはDIPタスクの実行

アップグレード手順の多くはアップグレード・アシスタントによって自動化されていますが、場合によっては、手動のタスクを追加で実行する必要があります。

4.5項「タスク5: Oracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformのアップグレード後に必要なタスクの実行」


Oracle Virtual Directoryをアップグレードする場合

Oracle Internet DirectoryまたはOracle Directory Integration Platformをアップグレードする場合は、このガイドに記載された適切な手順に従ってください。

第5章「Oracle Virtual Directory環境のアップグレード」


OVD 11gのインストールおよび構成

Oracle Virtual Directory 11gのインスタンスをOracle Application Server 10gインストールと同じホストにインストールおよび構成します。

Oracle Universal Installerでは、アップグレードの準備中にデータベースで10gバージョンのOracleAS Identity Managementスキーマが検出されると、特定のインストール画面が表示されることに注意してください。

5.2項「タスク2: Oracle Virtual Directory 11gのインストールおよび構成」


アップグレード・アシスタントを使用したOVDのアップグレード

アップグレード・アシスタントを新規11g Oracleホームから実行し、Oracle Virtual Directoryスキーマおよび中間層をアップグレードします。

5.3項「タスク3: アップグレード・アシスタントを使用したOracle Virtual Directoryのアップグレード」


アップグレード後に必要なOVDタスクの実行

アップグレード手順の多くはアップグレード・アシスタントによって自動化されていますが、場合によっては、手動のタスクを追加で実行する必要があります。

5.4項「タスク4: アップグレード後に必要なOracle Virtual Directoryタスクの実行」


Oracle Identity Federationをアップグレードする場合

Oracle Identity Federationをアップグレードする場合は、このガイドに記載された適切な手順に従ってください。

第6章「Oracle Identity Federation環境のアップグレード」


OIF 11gのインストールおよび構成

Oracle Identity Federation 11gのインスタンスをOracle Application Server 10gインストールと同じホストにインストールおよび構成します。

Oracle Universal Installerでは、アップグレードの準備中にデータベースで10gバージョンのOracleAS Identity Managementスキーマが検出されると、特定のインストール画面が表示されることに注意してください。

6.3項「タスク3: Oracle Identity Federation 11gのインストールおよび構成」


アップグレード・アシスタントを使用したOIFのアップグレード

アップグレード・アシスタントを新規11g Oracleホームから実行し、Oracle Identity Federationスキーマおよび中間層をアップグレードします。

6.4項「タスク4: アップグレード・アシスタントを使用したOracle Identity Federationのアップグレード」


アップグレード後に必要なOIFタスクの実行

アップグレード手順の多くはアップグレード・アシスタントによって自動化されていますが、場合によっては、手動のタスクを追加で実行する必要があります。

6.5項「タスク5: アップグレード後に必要なOracle Identity Federationタスクの実行」


アップグレード・アシスタントの実行によるアップグレード環境の検証

アップグレード・アシスタントおよびその他の技術を使用して、アップグレードを検証し、アップグレード後の環境が正常に稼働していることを確認できます。

4.6項「タスク6: Oracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformのアップグレード完了の確認」

5.5項「タスク5: Oracle Virtual Directoryアップグレード完了の確認」

6.6項「タスク6: Oracle Identity Federationアップグレード完了の確認」