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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server サーバの起動と停止の管理
11g リリース 1 (10.3.1)
B55517-01
 

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A サーバの起動と停止 : クイック リファレンス

以下の節では、WebLogic Server のインスタンスを起動および停止するために頻繁に使われる単純な方法を説明します。

WebLogic Server インスタンスの起動と停止の総合的な情報については、「サーバの起動と停止」を参照してください。

WebLogic Server のインスタンスの起動

次の表では、WL_HOME は WebLogic Server の最上位のインストール ディレクトリを表します。たとえば、c:\Oracle\Middleware\wlserver_10.3\ などです。

表 A-1 サーバ インスタンスの起動

起動対象 手順

MedRec サーバ

呼び出し :

WL_HOME\samples\domains\medrec\bin\startWebLogic.cmd (Windows)

WL_HOME/samples/domains/medrec/bin/startWebLogic.sh (UNIX)

サーバは、medrec ドメインで管理サーバとして起動する。

Windows では、[スタート] メニューから Medical Records Server を起動できる ([WebLogic ServerExamplesStart Medical Records Server])。デフォルトでは、medrec ドメインのユーザ名は weblogic、パスワードは welcome1 に設定される。

examplesServer

呼び出し :

WL_HOME\samples\domains\wl_server\bin\startWebLogic.cmd (Windows)

WL_HOME/samples/domains/wl_server/bin/startWebLogic.sh (UNIX)

サーバは、wl_server ドメインで管理サーバとして起動する。

Windows では、[スタート] メニューから Examples サーバを起動できる ([WebLogic ServerExamplesStart Examples Server])。デフォルトでは、wl_server ドメインのユーザ名は weblogic、パスワードは welcome1 に設定される。

作成した管理サーバ

呼び出し :

DOMAIN_NAME\bin\startWebLogic.cmd (Windows)

DOMAIN_NAME/bin/startWebLogic.sh (UNIX)

DOMAIN_NAME は、ドメインを配置したディレクトリの名前。通常は、MW_HOME\user_projects\domains\DOMAIN_NAME

サーバがユーザ名とパスワードの入力を要求する場合は、サーバを起動するパーミッションを持つ WebLogic Server ユーザの名前を入力する。詳細については、「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。

注意 : 通常、開発環境では、管理サーバを起動し、アプリケーションを直にその管理サーバにデプロイすれば十分。プロダクション環境では、通常はアプリケーションを実行する管理対象サーバを作成する。

Windows では、コンフィグレーション ウィザードによって、作成した管理サーバを起動するためのショートカットが [スタート] メニューに作成される ([User ProjectsDOMAIN_NAMEStart Admin Server for WebLogic Server Domain])。

管理対象サーバ

  1. ドメインの管理サーバを起動する。

  2. 起動する管理対象サーバをホストするコンピュータでノード マネージャを起動する。

  • WebLogic Server のカスタム インストール プロセスでは、必要に応じてノード マネージャを Windows システム上の Windows サービスとしてインストールおよび起動できる。

  • まだノード マネージャが実行されていない場合は、コマンド プロンプトまたはスクリプトを使用して手動で起動できる。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ノード マネージャ管理者ガイド』の「ノード マネージャの起動」を参照。

  • Windows では、[スタート] メニューのショートカットからノード マネージャを起動できる ([WebLogic ServerToolsNode Manager])。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の紹介』の「Administration Console の起動」を参照。

  • ドメインの Administration Console を起動する。

  1. ノード マネージャが実行されているマシンに管理対象サーバを割り当てることで、管理対象サーバをノード マネージャに関連付ける。

  1. Administration Console の左ペインで、[環境] を展開して [サーバ] を選択する。

  2. 右ペインで、[制御] タブを選択する。

  3. [サーバ状態] テーブルで、起動するサーバの名前の横にあるチェック ボックスを選択して、[起動] をクリックする。

  4. [はい] をクリックして確認する。

管理対象サーバを起動する他の方法については、「サーバの起動と停止」を参照。

クラスタ化された管理対象サーバ

クラスタ化された管理対象サーバをノード マネージャを使って起動する方法については、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「クラスタ内の管理対象サーバの起動」を参照。


WebLogic Server のインスタンスの停止

Administration Console を使用して WebLogic Server インスタンスを停止することをお勧めします。

または、Weblogic Server の停止スクリプトを呼び出してサーバを停止することもできます。「停止スクリプトによるサーバの停止」を参照してください。

Windows では、[スタート] メニューから Medical Records Server、examplesServer、およびコンフィグレーション ウィザードを使用して作成した管理サーバを停止できます。