以下の節では、WebLogic Server のインスタンスを起動および停止するために頻繁に使われる単純な方法を説明します。
WebLogic Server インスタンスの起動と停止の総合的な情報については、「サーバの起動と停止」を参照してください。
次の表では、WL_HOME
は WebLogic Server の最上位のインストール ディレクトリを表します。たとえば、c:\Oracle\Middleware\wlserver_10.3\
などです。
表 A-1 サーバ インスタンスの起動
起動対象 | 手順 |
---|---|
MedRec サーバ |
呼び出し :
サーバは、medrec ドメインで管理サーバとして起動する。 Windows では、[スタート] メニューから Medical Records Server を起動できる ([WebLogic Server|Examples|Start Medical Records Server])。デフォルトでは、medrec ドメインのユーザ名は |
examplesServer |
呼び出し :
サーバは、wl_server ドメインで管理サーバとして起動する。 Windows では、[スタート] メニューから Examples サーバを起動できる ([WebLogic Server|Examples|Start Examples Server])。デフォルトでは、wl_server ドメインのユーザ名は |
作成した管理サーバ |
呼び出し :
サーバがユーザ名とパスワードの入力を要求する場合は、サーバを起動するパーミッションを持つ WebLogic Server ユーザの名前を入力する。詳細については、「サーバの起動と停止を行うユーザ資格の指定」を参照。 注意 : 通常、開発環境では、管理サーバを起動し、アプリケーションを直にその管理サーバにデプロイすれば十分。プロダクション環境では、通常はアプリケーションを実行する管理対象サーバを作成する。 Windows では、コンフィグレーション ウィザードによって、作成した管理サーバを起動するためのショートカットが [スタート] メニューに作成される ([User Projects| |
管理対象サーバ |
管理対象サーバを起動する他の方法については、「サーバの起動と停止」を参照。 |
クラスタ化された管理対象サーバ |
クラスタ化された管理対象サーバをノード マネージャを使って起動する方法については、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「クラスタ内の管理対象サーバの起動」を参照。 |
Administration Console を使用して WebLogic Server インスタンスを停止することをお勧めします。
Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「サーバ インスタンスの停止」および「正常な停止の制御」を参照してください。
クラスタ内の管理対象サーバを正常に停止する方法については、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「クラスタのサーバの停止」を参照してください。
または、Weblogic Server の停止スクリプトを呼び出してサーバを停止することもできます。「停止スクリプトによるサーバの停止」を参照してください。
Windows では、[スタート] メニューから Medical Records Server、examplesServer、およびコンフィグレーション ウィザードを使用して作成した管理サーバを停止できます。