Oracle WebLogic Server には、管理およびプログラミング タスクを行うための Java ユーティリティと Ant タスクが用意されています。
これらのユーティリティとタスクを使用するには、CLASSPATH
を正しく設定する必要があります。詳細については、「クラスパスの変更」を参照してください。
Oracle WebLogic Server には、インストールおよびコンフィグレーション タスクを簡素化したり、サービスを提供したり、便利なショートカットを提供したりする Java プログラムが用意されています。以下では、Oracle WebLogic Server に付属のすべての Java ユーティリティについて説明します。ここでは、すべてのユーティリティのコマンドライン構文を示し、一部のユーティリティについては使用例を紹介します。
また、Oracle WebLogic Server には、一般的なサーバ プログラミング タスクを自動化する Ant タスクも用意されています。Apache Web サイトでは、その他の便利な Ant タスク (EAR、WAR、および JAR ファイルのパッケージ化など) が提供されています。詳細については、(http://jakarta.apache.org/ant/manual/
) を参照してください。
appc コンパイラは、EJB および JSP を Oracle WebLogic Server にデプロイするのに必要なクラスを生成し、コンパイルします。また、個別のモジュール レベルとアプリケーション レベルの両方で、現在の仕様に準拠しているかどうかデプロイメント記述子を検証します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Enterprise JavaBeans プログラマーズ ガイド』の「appc リファレンス」を参照してください。
AppletArchiver
ユーティリティは、別のフレームにあるアプレットを実行し、ダウンロードされたクラスと、そのアプレットによって使用されたリソースの記録をすべて保持し、.jar
ファイルまたは .cab
ファイルにパッケージ化します (cabarc
ユーティリティは Microsoft から入手できます)。
$ java utils.applet.archiver.AppletArchiver URL filename
表 2-1 に、AppletArchiver
ユーティリティに渡される引数を示します。
autotype
Ant タスクは、Web サービス用の非組み込みデータ型コンポーネント (シリアライゼーション クラスなど) を生成するために使用します。autotype
Ant タスクの完全修飾名は、weblogic.ant.taskdefs.webservices.javaschema.JavaSchema
です。
Web サービスは Java EE 標準になったため、8.1 と比べて 9.0 の WebLogic Web サービスには多くの変更点があります。8.1 と 9.0 間の Web サービスの変更点や、非推奨の詳細については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』の「WebLogic 8.1 と 9.X の Web サービスの相違点」を参照してください。
Web サービス Ant タスクの詳細なリストについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス リファレンス』の「Ant タスク リファレンス」を参照してください。
BuildXMLGen は、分割ディレクトリ構造のエンタープライズ アプリケーション用の build.xml
ファイルを生成するために使用します。このユーティリティに関する詳細なドキュメントについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「分割開発ディレクトリでのアプリケーションのビルド」を参照してください。
CertGen
ユーティリティは、プロダクション環境用ではなくデモまたはテスト目的専用の証明書を生成します。
$ java utils.CertGen -certfile <cert_file> -keyfile <private_key_file> -keyfilepass <private_key_password> [-cacert <ca_cert_file>][-cakey <ca_key_file>] [-cakeypass <ca_key_password>] [-selfsigned][-strength <key_strength>] [-e <email_address>][-cn <common_name>] [-ou <org_unit>][-o <organization>] [-l <locality>][-s <state>][-c <country_code>] [-keyusage [digitalSignature,nonRepudiation,keyEncipherment, dataEncipherment,keyAgreement,keyCertSign, cRLSign,encipherOnly,decipherOnly]] [-keyusagecritical true|false] [-subjectkeyid <subject_key_identifier>] [-subjectkeyidformat UTF-8|BASE64] [-help]
表 2-2 に、CertGen
ユーティリティに渡される引数を示します。
表 2-2 CertGen の引数
引数 | 定義 |
---|---|
-certfile cert_file -keyfile private_key_file |
生成されるパブリック証明書用とプライベート キー用の、拡張子を付けない出力ファイル名。 |
-keyfilepass private_key_password
|
生成されるプライベート キーのパスワード。 |
-cacert ca_cert_file -cakey ca_key_file -cakeypass ca_key_password |
生成される証明書の発行者として使用される CA のパブリック証明書、プライベート キーファイル、プライベート キー パスワード。これらのオプションのうち 1 つまたは複数が指定されていない場合、関連するデモ CA ファイル |
-selfsigned |
信頼性のある CA 証明書として使用できる自己署名証明書を生成する。この引数を指定する場合は、 |
-strength key_strength
|
生成するキーの長さ (ビット単位)。キーが長くなるほど、暗号の解読が難しくなる。 |
-e email_address
|
生成される証明書に関連付ける電子メール アドレス。 |
-cn common_name
|
生成される証明書に関連付ける名前。 |
-ou org_unit
|
生成される証明書に関連付ける組織単位名。 |
-o organization
|
生成される証明書に関連付ける組織名。 |
-l locality
|
市町村の名前。 |
-s state
|
組織が米国またはカナダにある場合は、その組織が活動している州の名前。省略不可。 |
-c country_code
|
ISO の 2 文字の国コード。米国のコードは US。 |
-keyusage [digitalSignature, nonRepudiation,keyEncipherment, dataEncipherment,keyAgreement, keyCertSign,cRLSign, encipherOnly,decipherOnly] |
キー用途の拡張機能、およびビット名のカンマ区切りのリストに応じたビット セットを付加して証明書を生成する。 複数の処理に使用される可能性のあるキーに対して、処理を制限する場合は、キー用途を指定する。 |
-keyusagecritical true|false |
デフォルトでは、キー用途拡張機能は「critical」とマークされる。拡張機能を「critical」とマークせずに証明書を生成するには、 |
-subjectkeyid subject_key_identifier
|
指定されたサブジェクト キー識別子を持つ証明書を生成する。 |
-subjectkeyidformat UTF-8|BASE64 |
|
デフォルトでは、CertGen ユーティリティは現在のディレクトリまたは WL_HOME
ディレクトリから CertGenCA.der
および CertGenCAKey.der
ファイルを検索します。これは、weblogic.home
システム プロパティまたは CLASSPATH
で指定します。代わりに、コマンドラインで CA ファイルを指定することもできます。
次のコマンドを入力すると、testcert
という名前の証明書ファイルと testkey
という名前のプライベート キー ファイルが生成されます。
$ java utils.CertGen -keyfilepass mykeypass -certfile testcert -keyfile testkey Generating a certificate with common name return and key strength 1024 issued by CA with certificate from CertGenCA.der file and key from CertGenCAKey.der file
Java EE EAR ファイルからクライアントサイド JAR ファイルを展開して、デプロイ可能な JAR ファイルを作成するには、weblogic.ClientDeployer
を使用します。weblogic.ClientDeployer
クラスは、Java コマンドラインで次の構文を使用して実行します。
java weblogic.ClientDeployer ear-file client
ear-file
引数は、1 つまたは複数のクライアント アプリケーション JAR ファイルが格納されている展開されたディレクトリ か、または拡張子 .ear
を持つ Java アーカイブ ファイルです。
たとえば、
java weblogic.ClientDeployer app.ear myclient
上記の例で、app.ear
は、myclient.jar
にパッケージ化された Java EE クライアントを格納する EAR ファイルです。
EAR ファイルからクライアントサイドの JAR ファイルが展開されたら、weblogic.j2eeclient.Main
ユーティリティを使用してクライアントサイド アプリケーションをブートストラップし、次のように WebLogic Server インスタンスを示すようにします。
java weblogic.j2eeclient.Main clientjar URL [application args]
次に例を示します。
java weblogic.j2eeclient.Main helloWorld.jar t3://localhost:7001 Greetings
clientgen
を使用して、Web サービスを呼び出すために必要なクライアントサイドのアーティファクト (JAX-RPC スタブなど) を生成します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス リファレンス』の「Ant タスク リファレンス」を参照してください。
WebLogic Server 9.0 は、6.0 より前のバージョンの Oracle WebLogic Server からの変換またはアップグレードをサポートしていません。バージョン 6.1 以降からのアップグレードについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アップグレード ガイド』を参照してください。
dbping
コマンドライン ユーティリティを使用すると、JDBC ドライバを使用した DBMS とクライアント マシンの間の接続をテストできます。このユーティリティを使用する前に、ドライバをインストールしておく必要があります。ドライバのインストール方法の詳細については、ドライバ ベンダのドキュメントを参照してください。また、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBC プログラマーズ ガイド』の「WebLogic Server でのサードパーティ ドライバの使い方」も参照してください。
DB2 用の WebLogic Type 4 JDBC ドライバを使用する場合は、dbping
ユーティリティを使用して、DB2 サーバ上にパッケージを作成することもできます。dbping ユーティリティを使用してデータベースに対して ping を実行すると、データベース サーバ上にデフォルトのパッケージがドライバによって自動的に作成されます (まだ存在していない場合)。データベース サーバ上にデフォルトのパッケージがすでに存在している場合、dbping
ユーティリティでは既存のパッケージが使用されます。
デフォルトの DB2 パッケージには 200 の動的セクションが含まれます。-d
オプションを使用して、異なる動的セクション数を指定して DB2 パッケージに作成できます。また、-d
オプションは、接続テストで使用される接続に対し、CreateDefaultPackage=true
および ReplacePackage=true
も設定します。これにより、DB2 ドライバによって DB2 サーバ上の DB2 パッケージが強制的に置き換えられます(詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Type 4 JDBC ドライバ ガイド』の「DB2 接続プロパティ」を参照。)動的セクション数が 200
に設定された -d
オプションを使用することで、DB2 サーバ上でデフォルトのパッケージを強制的に再作成できます。
注意 : -d オプションを指定すると、dbping ユーティリティによってデフォルトのパッケージが再作成され、動的セクション数として指定する値が使用されます。既存のパッケージが変更されるわけではありません。
DB2 パッケージを作成するには、指定するユーザがデータベースに対する CREATE PACKAGE 特権を持っていなければなりません。 |
$ java utils.dbping DBMS [-d dynamicSections] user password DB
表 2-3 に、dbping
コマンドライン ユーティリティに渡される引数を示します。
表 2-3 dbping の引数
引数 | 定義 |
---|---|
DBMS
|
DBMS および JDBC ドライバによって異なる。
|
[-d dynamicSections]
|
DB2 パッケージに作成する動的セクション数を指定する。このオプションは、DB2 用の WebLogic Type 4 JDBC ドライバを使用する場合のみ使用する。
|
user
|
ログインに使用する有効なデータベース ユーザ名。
|
password
|
ユーザの有効なデータベース パスワード。 |
DB
|
データベースの名前と場所。使用する JDBC ドライバに応じて次の形式で指定する。
各要素の説明は次のとおり。
|
C:\>java utils.dbping ORACLE_THIN scott tiger dbserver1:1561:demo **** Success!!! **** You can connect to the database in your app using: java.util.Properties props = new java.util.Properties(); props.put("user", "scott"); props.put("password", "tiger"); props.put("dll", "ocijdbc9"); props.put("protocol", "thin"); java.sql.Driver d = Class.forName("oracle.jdbc.driver.OracleDriver").newInstance(); java.sql.Connection conn = Driver.connect("jdbc:oracle:thin:@dbserver1:1561:demo", props);
この Ant タスクは、EARInit を呼び出します。EARInit は、EAR
用の application.xml
および weblogic-application.xml
ファイルを生成します。詳細については、「EarInit (非推奨)」を参照してください。
DDInit
は、Oracle WebLogic Server にデプロイされるアプリケーションのデプロイメント記述子を生成するためのユーティリティです。モジュールのアーカイブまたはフォルダを対象とし、DDInit
はモジュールのクラス ファイルにある情報を使用して、適切なデプロイメント記述子ファイルを作成します。
そのコマンドライン版である DDInit
は、新しいファイルを記述して既存の記述子ファイルを上書きします。META-INF
または WEB-INF
が存在しない場合は、DDInit
によって作成されます。
以下のように、そのタイプに固有の DDInit
コマンドを使用することで、デプロイメント記述子を生成する Java EE デプロイ可能ユニットのタイプ (Web アプリケーションまたはエンタープライズ アプリケーション) を指定します。
WAR
ファイル、または WAR
ファイルとしてアーカイブするファイルが格納されたフォルダを対象とし、WebInit
はモジュールの web.xml
および weblogic.xml
ファイルを作成します。
prompt> java weblogic.marathon.ddinit.WebInit <module>
EarInit
ツールは、このリリースの Oracle WebLogic Server で非推奨になりました。したがって、以下の操作は行わないようにしてください。
DDInit
ユーティリティを使用してエンタープライズ アプリケーションのデプロイメント記述子を生成する。
ddcreate
Ant タスクを使用する。このタスクは EarInit
を呼び出します。
このコマンドを使用して、EAR
の application.xml
および weblogic-application.xml
ファイルを生成します。既存の EAR
、または EAR
ファイルにアーカイブする JAR
または WAR
ファイルが格納されたフォルダを対象とします。
prompt> java weblogic.marathon.ddinit.EarInit <module>
weblogic.Deployer ツールを使用すると、コマンドラインまたはスクリプト環境で、Java EE アプリケーションおよびコンポーネントを WebLogic Server にデプロイできます。このツールの使い方の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』の「weblogic.Deployer コマンドライン リファレンス」を参照してください。
weblogic.Deployer
ユーティリティは、非推奨となった weblogic.deploy
ユーティリティに代わるものです。
der2pem
ユーティリティを使用すると、X509 証明書を DER 形式から PEM 形式に変換できます。.pem
ファイルは、変換元の .der
ファイルと同じディレクトリに書き込まれ、同じファイル名になります。
$ java utils.der2pem derFile [headerFile] [footerFile]
表 2-4 に、der2pem
ユーティリティに渡される引数を示します。
表 2-4 der2pem の引数
引数 | 説明 |
---|---|
derFile
|
変換するファイルの名前。ファイル名は |
headerFile
|
PEM ファイルに配置されるヘッダ。デフォルトのヘッダは、"-----BEGIN CERTIFICATE-----"。 変換中の DER ファイルがプライベート キー ファイルの場合は、ヘッダ ファイルを使用する。以下のいずれかを含むヘッダ ファイルを作成する。
注意 : ファイル内のヘッダ行の最後には、改行が必要になる。 |
footerFile
|
PEM ファイルに配置されるヘッダ。デフォルトのヘッダは、"-----END CERTIFICATE-----"。 変換中の DER ファイルがプライベート キー ファイルの場合は、フッタ ファイルを使用する。ヘッダに以下のいずれかを含むフッタ ファイルを作成する。
注意 : ファイル内のヘッダ行の最後には、改行が必要になる。 |
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Enterprise JavaBeans プログラマーズ ガイド』の「appc リファレンス」を参照してください。
EJBGen は、エンタープライズ JavaBeans 2.0 のコード ジェネレータです。Bean クラス ファイルに javadoc タグでコメントを記述して、EJBGen でリモート クラスとホーム クラス、および EJB アプリケーションのデプロイメント記述子ファイルを生成することができます。これにより、編集および管理する必要のある EJB ファイルを 1 つに減らすことができます。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server エンタープライズ JavaBeans プログラマーズ ガイド』の「EJBGen リファレンス」を参照してください。
weblogic.security.Encrypt
ユーティリティは、クリアテキストの文字列を Oracle WebLogic Server 用に暗号化します。このユーティリティは、現在のディレクトリの暗号化サービス、または指定された Oracle WebLogic Server ドメインのルート ディレクトリの暗号化サービスを使用します。
注意 : 文字列は、暗号化した文字列が使用される Oracle WebLogic Server ドメインの暗号化サービスを使って暗号化しなければなりません。そうしないと、サーバはその文字列を復号化できません。 |
Oracle WebLogic Server ドメインに少なくとも 1 つのサーバ インスタンスがあるマシン上でのみ、weblogic.security.Encrypt
ユーティリティを実行できます。クライアントからは実行できません。
注意 : このユーティリティは、管理サーバのドメイン ディレクトリから実行するか、または管理サーバをホストするマシン上で実行し、ドメイン ルート ディレクトリを指定することをお勧めします。 |
java [-Dweblogic.RootDirectory=dirname] [-Dweblogic.management.allowPasswordEcho=true] weblogic.security.Encrypt [password]
表 2-5 に、weblogic.security.Encrypt
ユーティリティに渡される引数を示します。
表 2-5 Encrypt の引数
引数 | 定義 |
---|---|
dirname
|
省略可能。暗号化した文字列が使用される Oracle WebLogic Server ドメイン ディレクトリ。指定しない場合、デフォルトのドメイン ルート ディレクトリは現在のディレクトリ (ユーティリティを実行するディレクトリ) になる。 |
weblogic.management.allowPasswordEcho |
省略可能。コマンドラインで入力した文字が表示されるようにする。 |
password
|
省略可能。暗号化するクリアテキストの文字列。コマンドラインで省略した場合は、パスワードの入力を求められる。 |
ユーティリティは、現在のディレクトリにある暗号化サービスを使用して暗号化した文字列を返します。
java weblogic.security.Encrypt xxxxxx {3DES}Rd39isn4LLuF884Ns
ユーティリティは、指定されたドメインの場所にある暗号化サービスを使用して暗号化した文字列を返します。
java -Dweblogic.RootDirectory=./mydomain weblogic.security.Encrypt xxxxxx {3DES}hsikci118SKFnnw
ユーティリティは、現在のディレクトリで暗号化した文字列を返します。このときにパスワードは表示されません。
java weblogic.security.Encrypt Password: {3DES}12hsIIn56KKKs3
getProperty
ユーティリティを使用すると、Java の設定およびシステムに関する詳細情報を表示できます。引数はありません。
$ java utils.getProperty -- listing properties -- user.language=en java.home=c:\java11\bin\.. awt.toolkit=sun.awt.windows.WToolkit file.encoding.pkg=sun.io java.version=1.1_Final file.separator=\ line.separator= user.region=US file.encoding=8859_1 java.vendor=Sun Microsystems Inc. user.timezone=PST user.name=mary os.arch=x86 os.name=Windows NT java.vendor.url=http://www.sun.com/ user.dir=C:\weblogic java.class.path=c:\weblogic\classes;c:\java\lib\cla... java.class.version=45.3 os.version=4.0 path.separator=; user.home=C:\
ImportPrivateKey
ユーティリティを使用すると、プライベート キーストア ファイルにプライベート キーをロードできます。
$ java utils.ImportPrivateKey -certfile <cert_file> -keyfile <private_key_file> [-keyfilepass <private_key_password>] -keystore <keystore> -storepass <storepass> [-storetype <storetype>] -alias <alias> [-keypass <keypass>] [-help]
表 2-6 に、ImportPrivateKey
ユーティリティに渡される引数を示します。
表 2-6 ImportPrivateKey の引数
引数 | 定義 |
---|---|
cert_file
|
プライベート キーに関連付けられている証明書の名前。 |
private_key_file
|
生成されるプライベート キー ファイルの名前。 |
private_key_password
|
プライベート キーのパスワード。 |
keystore
|
キーストア ファイルの名前。キーストアが存在しない場合は、新しいキーストアが作成される。 |
storepass
|
キーストアのパスワード。 |
storetype
|
キーストアのタイプ (フォーマット)。
keystore.type=jks コンフィグレーション済みのセキュリティ プロバイダでサポートされている場合は、別の |
alias
|
キーストアにインポートされている証明書およびプライベート キーのルックアップに使用する名前。 |
keypass
|
キーストアにインポートされているプライベート キー エントリのパスワード。 |
注意 : CertGen を使用して、パスワードで保護されたプライベート キー ファイルを作成した場合 (-keyfilepass private_key_password )、そのパスワードは、ImportPrivateKey がキー ファイルからキーを抽出し、新規作成されたキーストアにキーを挿入するために必要になる (キーストアには、cert_file の証明書と private_key_file のプライベート キーの両方が格納される)。 |
次の操作を行うには、以下の手順に従います。
CertGen
ユーティリティで証明書およびプライベート キーを生成する
ImportPrivateKey
ユーティリティでキーストアを作成してプライベート キーを格納する
注意 : デフォルトでは、CertGen ユーティリティは現在のディレクトリまたはWL_HOME /server/lib ディレクトリから CertGenCA.der および CertGenCAKey.der ファイルを検索します。これは、weblogic.home システム プロパティまたは CLASSPATH で指定します。
代わりに、コマンドラインで CA ファイルを指定することもできます。デフォルトの設定を使用する場合、コマンドラインで CA ファイルを指定する必要はありません。 |
証明書を生成するには、次の手順に従います。
次のコマンドを入力すると、testcert
という名前の証明書ファイルと testkey
という名前のプライベート キー ファイルが生成されます。
$ java utils.CertGen -keyfilepass mykeyfilepass -certfile testcert -keyfile testkey Generating a certificate with common name return and key strength 1024 issued by CA with certificate from CertGenCA.der file and key from CertGenCAKey.der file
証明書を DER 形式から PEM 形式に変換します。
$ java utils.der2pem CertGenCA.der
証明書と認証局 (CA) を連結します。
$ cat testcert.pem CertGenCA.pem >> newcerts.pem
mykeystore
という名前のキーストアを新たに作成し、testkey.pem
ファイルにあるプライベート キーをロードします。
$ java utils.ImportPrivateKey -keystore mykeystore -storepass mypasswd -keyfile mykey -keyfilepass mykeyfilepass -certfile newcerts.pem -keyfile testkey.pem -alias passalias No password was specified for the key entry Key file password will be used Imported private key testkey.pem and certificate newcerts.pem into a new keystore mykeystore of type jks under alias passalias
JHTML ファイルを JSP ファイルに変換します。結果を慎重に調べてください。JHTML コードには予測できない部分があるため、jhtml2jsp
は必ずしも完璧な変換結果を生成しません。
出力は、元のファイルに基づいた名前の新しい JSP ファイルです。
JSP ページから自動生成される HTTP サーブレットは、JHTML から生成される通常の HTTP サーブレットとは異なります。JSP サーブレットは weblogic.servlet.jsp.JspBase
を拡張したものであり、通常の HTTP サーブレットで使用できるメソッドにアクセスできません。
JHTML ページでこれらのメソッドを参照してサーブレットの context
または config
オブジェクトにアクセスする場合は、これらの暗黙的オブジェクトを表す JSP の予約語でメソッドを置き換える必要があります。
JHTML で JSP の予約語と同じ名前の変数を使用している場合、ツールは警告を出力します。生成された JSP ページの Java コードを編集して、変数名を予約語とは違う名前に変更する必要があります。
JSP 固有のコンパイラ タスク。「appc」を使用してください。
logToZip
ユーティリティは、HTTP サーバ ログ ファイルの内容を検索し、その中でサーバによってロードされる Java クラスを検出してから、それらの Java クラスを含む非圧縮の .zip
ファイルを作成します。このユーティリティは、HTTP サーバのドキュメント ルート ディレクトリから実行します。
このユーティリティを使用するには、HTTP サーバによって作成されたログ ファイルへのアクセスが必要です。
$ java utils.logToZip logfile codebase zipfile
表 2-8 に、logToZip
ユーティリティに渡される引数を示します。
表 2-8 logToZip の引数
引数 | 定義 |
---|---|
logfile
|
必須。ログ ファイルの完全修飾パス名。 |
codebase
|
必須。アプレットの CODEBASE、または CODEBASE がない場合は |
zipfile
|
必須。作成する |
MBean コマンド (CREATE
、DELETE
、GET
、INVOKE
、および SET
) は、MBean を管理するために使用します。『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Tool コマンド リファレンス』の「編集コマンド」を参照してください。
MulticastTest
ユーティリティは、WebLogic クラスタのコンフィグレーション時にマルチキャストに関する問題をデバッグする場合に便利です。このユーティリティは、マルチキャスト パケットを送信し、ネットワーク上で、マルチキャストがどのくらい効果的に機能しているかについての情報を返します。特に、MulticastTest
は標準出力を通して以下のタイプの情報を表示します。
現在のサーバが送信する各メッセージの確認およびシーケンス ID
現在のサーバを含む、任意のクラスタ化されたサーバから受信した各メッセージのシーケンスと送信者 ID
メッセージを受信したがシーケンスがない場合は、シーケンス紛失警告
予期されていたメッセージが受信されなかった場合は、メッセージ紛失警告
MulticastTest
を使用するには、まず、マルチキャスト トラフィックのテストを行う各ノードにこのユーティリティをコピーします。
ヒント : 現在実行している WebLogic クラスタのアドレスと同じマルチキャスト アドレス (-a パラメータ) を指定して MulticastTest ユーティリティを実行しないでください。このユーティリティは、クラスタ化された WebLogic Server を起動する前に、マルチキャストが正しく機能するかどうかの確認を目的としています。 |
マルチキャストの設定に関する情報については、WebLogic Server ホスト マシンの特定のオペレーティング システムおよびハードウェアのコンフィグレーションに関するドキュメントを参照してください。クラスタのコンフィグレーションの詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server クラスタの使い方』を参照してください。
$ java utils.MulticastTest -n name -a address [-p portnumber] [-t timeout] [-s send]
表 2-9 に、MulticastTest
ユーティリティに渡される引数を示します。
表 2-9 MulticastTest の引数
引数 | 定義 |
---|---|
-n name
|
必須。シーケンスされたメッセージの送信者を示す名前。開始するテスト プロセスごとに、異なる名前を使用すること。 |
-a address
|
シーケンスされたメッセージがブロードキャストされるマルチキャスト アドレス。または、クラスタ内のサーバが互いに通信するマルチキャスト アドレス。(デフォルトは 237.0.0.1)。 |
-p portnumber
|
省略可能。クラスタ内のすべてのサーバが通信するマルチキャスト ポート (マルチキャスト ポートは、WebLogic Server に設定されたリスン ポートと同じである。設定されていない場合のデフォルトは、7001)。 |
-t timeout
|
省略可能。マルチキャスト メッセージが受け取れない場合のアイドル タイム アウト (秒単位)。この引数を設定しない場合、デフォルトは 600 秒 (10 分)。タイムアウトを経過すると、タイムアウトの確認情報が |
-s send
|
省略可能。送信間の時間間隔 (秒単位)。この引数を設定しない場合、デフォルトは 2 秒。送信された各メッセージの確認情報が、 |
$ java utils.MulticastTest -N server100 -A 237.155.155.1 Set up to send and receive on Multicast on Address 237.155.155.1 on port 7001 Will send a sequenced message under the name server100 every 2 seconds. Received message 506 from server100 Received message 533 from server200 I (server100) sent message num 507 Received message 507 from server100 Received message 534 from server200 I (server100) sent message num 508 Received message 508 from server100 Received message 535 from server200 I (server100) sent message num 509 Received message 509 from server100 Received message 536 from server200 I (server100) sent message num 510 Received message 510 from server100 Received message 537 from server200 I (server100) sent message num 511 Received message 511 from server100 Received message 538 from server200 I (server100) sent message num 512 Received message 512 from server100 Received message 539 from server200 I (server100) sent message num 513 Received message 513 from server100
pem2der
ユーティリティを使用すると、X509 証明書を PEM 形式から DER 形式に変換できます。.der
ファイルは、変換元の .pem
ファイルと同じディレクトリに書き込まれます。
$ java utils.pem2der
graceland_org.pem
Decoding
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
................................................................
PointBase は、サンプル データベースとして WebLogic Server にバンドルされています。ドキュメントは WL_HOME
\common\eval\pointbase\docs
にあります。WL_HOME
は WebLogic Server のインストール ディレクトリ (通常は C:\bea\wlserver_10.3
) です。
WebLogic RMI コンパイラは、リモート オブジェクトを生成してコンパイルするためのコマンドライン ユーティリティです。weblogic.rmic
は、クライアントサイドでアプリケーションのカスタム リモート オブジェクト インタフェースに対して動的プロキシを生成し、サーバサイド オブジェクトにホット コード生成を提供します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server RMI プログラマーズ ガイド』の「WebLogic RMI コンパイラの使い方」を参照してください。
Schema
ユーティリティを使用すると、WebLogic JDBC ドライバを使用してデータベースに SQL 文をアップロードできます。データベース接続の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBC プログラマーズ ガイド』を参照してください。
$ java utils.Schema driverURL driverClass [-u username] [-p password] [-verbose] SQLfile
表 2-11 に、Schema
ユーティリティに渡される引数を示します。
次のコードでは、examples.utils
パッケージの Schema
コマンドラインを示します。
$ java utils.Schema "jdbc:pointbase:server://localhost/demo" "com.pointbase.jdbc.jdbcUniversalDriver" -u "examples" -p "examples" examples/utils/ddl/demo.ddl utils.Schema will use these parameters: url: jdbc:pointbase:server://localhost/demo driver: com.pointbase.jdbc.jdbcUniversalDriver dbserver: null user: examples password: examples SQL file: examples/utils/ddl/demo.ddl
servicegen
Ant タスクは、EJB JAR ファイルまたは Java クラス リストを入力として取り、必要なすべての Web サービス コンポーネントを作成してそれらをデプロイ可能な EAR ファイルにパッケージ化します。
Web サービスは Java EE 標準になったため、8.1 と比べて 9.0 の WebLogic Web サービスには多くの変更点があります。8.1 と 9.0 間の Web サービスの変更点や、非推奨の詳細については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』の「WebLogic 8.1 と 9.X Web サービスの相違点」を参照してください。
Web サービス Ant タスクの詳細なリストについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス リファレンス』の「Ant タスク リファレンス」を参照してください。
この Ant タスクは、FileSet
に含まれている build.xml
ファイルを実行します。このタスクは、FileSet
に定義されているすべてのファイルが有効なビルド ファイルであると見なし、それぞれのファイルに対して Ant
タスクを実行します。
FileSet
のフィルタ処理が正確であることを確認してください。SearchAndBuildTask
の呼び出し元となる build.xml
ファイルが含まれている場合、このタスクは最上位のビルド ファイル (それ自身) を永久に実行することになるため、無限ループとなります。FileSet (http://ant.apache.org/manual/CoreTypes/fileset.html
) を参照してください。
<project name="all_modules" default="all" basedir="."> <taskdef name="buildAll" classname="weblogic.ant.taskdefs.build.SearchAndBuildTask"/> <target name="all"> <buildAll> <fileset dir="${basedir}"> <include name="**\build.xml"/> <exclude name="build.xml"/> </fileset> </buildAll> </target> </project>
Java クラスを使用して実装される WebLogic Web サービスの Java ソース ファイルから web-services.xml
デプロイメント記述子ファイルを生成します。
Web サービスは Java EE 標準になったため、8.1 と比べて 9.0 の WebLogic Web サービスには多くの変更点があります。8.1 と 9.0 間の Web サービスの変更点や、非推奨の詳細については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』の「WebLogic 8.1 と 9.X Web サービスの相違点」を参照してください。
Web サービス Ant タスクの詳細なリストについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス リファレンス』の「Ant タスク リファレンス」を参照してください。
system
ユーティリティを使用すると、コンピュータの操作環境に関する基本的な情報を表示できます。この情報には、JDK の製造メーカーとバージョン、CLASSPATH
、オペレーティング システムに関する情報などがあります。
$ java utils.system * * * * * * * java.version * * * * * * * 1.5.0_03 * * * * * * * java.vendor * * * * * * * * * * * * * * java.class.path * * * * * * * C:\src_15003jr\bea\wlserver_10.3\server\classes; C:\dev\src\build\JROCKI~2.0_0\lib\tools.jar; ... * * * * * * * os.name * * * * * * * Windows 2000 * * * * * * * os.arch * * * * * * * x86 * * * * * * * os.version * * * * * * * 5.0
WebLogic Server には、既存の証明書チェーンが WebLogic Server によって拒否されるかどうかをチェックするための ValidateCertChain
ユーティリティが用意されています。このユーティリティは、PEM ファイル、PKCS-12 ファイル、PKCS-12 キーストア、および JKS キーストアの証明書チェーンを使用します。このユーティリティでは、証明書チェーン全体が使用される必要があります。以下は、ValidateCertChain
ユーティリティの構文です。
java utils.ValidateCertChain -file pemcertificatefilenamejava utils.ValidateCertChain -pem pemcertificatefilenamejava utils.ValidateCertChain -pkcs12store pkcs12storefilenamejava utils.ValidateCertChain -pkcs12file pkcs12filename passwordjava utils.ValidateCertChain -jks alias storefilename [storePass]
有効な証明書チェーンの例 :
java utils.ValidateCertChain -pem zippychain.pemCert[0]: CN=zippy, OU=FORTESTINGONLY,O=MyOrganization,L=MyTown,ST=MyState,C=USCert[1]: CN=CertGenCAB,OU=FOR TESTINGONLY,O=MyOrganization,L=MyTown,ST=MyState,C=US Certificate chain appears valid
無効な証明書チェーンの例 :
java utils.ValidateCertChain -jks mykey mykeystoreCert[0]: CN=corba1, OU=FOR TESTING ONLY, O=MyOrganization,L=MyTown,ST=MyState,C=US CA cert not marked with critical BasicConstraint indicating it is a CACert[1]: CN=CACERT,OU=FOR TESTING ONLY, O=MyOrganization,L=MyTown,ST=MyState,C=USCertificate chain is invalid
verboseToZip
ユーティリティは、HTTP サーバのドキュメント ルート ディレクトリから実行されると、verbose モードで実行されている Java アプリケーションから標準出力を取得し、参照されている Java クラスを検出してから、それらの Java クラスを含む非圧縮の .zip
ファイルを作成します。
このユーティリティは、デプロイメント用の Java EE EAR ファイル、EJB JAR ファイル、または WAR ファイルをコンパイルおよび検証します。
詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「wlappc を使用したモジュールおよびアプリケーションのビルド」を参照してください。
wlcompile
Ant タスクは、javac
コンパイラを呼び出して、アプリケーションの Java ファイルを分割開発ディレクトリ構造にコンパイルするために使用します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「分割開発ディレクトリでのアプリケーションのビルド」を参照してください。
wlconfig Ant タスクを使用すると、動作中の管理サーバ インスタンス上で MBean の作成、クエリ、変更を行うことで、WebLogic Server ドメインをコンフィグレーションできます。この Ant タスクの詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「Ant タスクを使用した WebLogic Server ドメインのコンフィグレーション」を参照してください。
wldeploy
Ant タスクでは、Ant タスクに指定する属性を使用して Deployer の機能を実行できます (Deployer を参照)。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「分割開発ディレクトリからのデプロイメントとパッケージ化」を参照してください。
wlpackage
Ant タスクは、分割開発ディレクトリ アプリケーションを、WebLogic Server にデプロイ可能な従来の EAR ファイルとしてパッケージ化するのに使用します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「分割開発ディレクトリからのデプロイメントとパッケージ化」を参照してください。
wlserver
Ant タスクを使用すると、WebLogic Server インスタンスを起動、再起動、および停止したり、WebLogic Server インスタンスへ接続したりできます。サーバ インスタンスは、コンフィグレーション済みの WebLogic Server ドメインにすでに存在している場合もあります。または、generateconfig=true
属性を使用して、開発用の新しい単一サーバ ドメインを作成することができます。この Ant タスクの詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』の「wlserver Ant タスクを使用したサーバの起動とドメインの作成」を参照してください。
wsdl2Service
Ant タスクは、既存の WSDL ファイルを入力として取り、目的の Web サービスの実装を表現する Java インタフェースと Web サービスを記述する web-services.xml
ファイルを生成する Web サービス ツールです。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS を使用した WebLogic Web サービスの開始』の「WSDL ファイルから開始する WebLogic Web サービスの開発 : 主な手順」を参照してください。
wsdlgen
Ant タスクは、Web サービスを実装する EAR および WAR ファイルから WSDL ファイルを生成する Web サービス ツールです。
Web サービスは Java EE 標準になったため、8.1 と比べて 9.0 の WebLogic Web サービスには多くの変更点があります。8.1 と 9.0 間の Web サービスの変更点や、非推奨の詳細については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』の「WebLogic 8.1 と 9.X Web サービスの相違点」を参照してください。
Web サービス Ant タスクの詳細なリストについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス リファレンス』の「Ant タスク リファレンス」を参照してください。
Web Services wspackage
Ant タスクは、WebLogic Web サービスの各種コンポーネントをデプロイ可能な新規 EAR ファイルにパッケージ化し、既存の EAR ファイルにコンポーネントを追加するために使用します。
Web サービスは Java EE 標準になったため、8.1 と比べて 9.0 の WebLogic Web サービスには多くの変更点があります。8.1 と 9.0 間の Web サービスの変更点や、非推奨の詳細については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』の「WebLogic 8.1 と 9.X の Web サービスの相違点」を参照してください。
Web サービス Ant タスクの詳細なリストについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス リファレンス』の「Ant タスク リファレンス」を参照してください。