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Oracle® Fusion Middleware WebLogic Scripting Tool コマンド リファレンス
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5 Oracle WebCenter カスタム WLST コマンド

この章では、Oracle WebCenter の WebLogic Scripting Tool (WLST) コマンドについて説明します。これらのコマンドを使用すると、コマンドラインから WebCenter アプリケーションを設定できます。WebCenter アプリケーションの設定の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。


注意 :

これらのコマンドを使用するには、コンポーネントがインストールされている Oracle ホームから WLST を呼び出す必要があります。『Oracle Fusion Middleware 管理者ガイド』の「カスタム WLST コマンドの使用」を参照してください。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った多くの変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを起動した後のみ有効になります。例外は、外部アプリケーションプロデューサおよびインポートとエクスポート WLST コマンドです。


次の節では、WebCenter WLST コマンドについて説明します。

Oracle WebCenter WLST コマンド カテゴリ

Oracle WebCenter WLST コマンドは、次のカテゴリにグループ化されています。(表 5-1 を参照)。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った多くの変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの起動後のみ有効になります。例外は、外部アプリケーションプロデューサおよびインポートとエクスポート WLST コマンドです。

表 5-1 WLST コマンド カテゴリ

コマンド カテゴリ 説明

一般


WebCenter の接続を管理します。

コンテンツ リポジトリ


コンテンツ リポジトリの接続を管理し、ドキュメントのサービスを設定します。

ディスカッションおよび告知


ディスカッション サーバの接続を管理します。

外部アプリケーション


外部アプリケーションの接続を管理します。

インスタント メッセージおよびプレゼンス


インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバの接続を管理します。

メール


メール サーバの接続を管理します。

プロデューサ


ポートレット プロデューサを管理します。

RSS


WebCenter スペース内の RSS サービスのプロキシ設定を管理します。

検索


Oracle Secure Enterprise Search (SES) の接続を管理します。

ワークリスト


BPEL サーバの接続を管理します。

WebCenter Spaces ワークフロー


WebCenter Spaces ワークフローの BPEL 接続を管理します。

インポートとエクスポート


WebCenter Spaces アプリケーション、グループ スペース、グループ スペース テンプレートおよびプロデューサ メタデータのエクスポートおよびインポートを行います。


一般

表 5-2 に指定されているコマンドを使用して、WebCenter の接続を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-2 一般 WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

deleteConnection

WebCenter の任意の接続を削除します。

オンライン


deleteConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter 接続を削除します。

deleteConnection を使用して WSRP または PDK-Java プロデューサ接続 (deregisterWSRPProducer または deregisterPDKJavaProducer ではなく) を削除すると、削除する必要がある場合がある、未使用のセカンダリ接続がそのまま残ります。たとえば、WSRP プロデューサの接続を削除すると、それに関連付けられる Web サービス接続がそのまま残り、PDK-Java プロデューサの接続を削除すると、それに関連付けられる URL 接続がそのまま残ります。

構文

deleteConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合には、必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter の接続を削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deleteConnection(appName='webcenter', name='MyConnection')

コンテンツ リポジトリ

表 5-3 に指定されているコマンドを使用して、コンテンツ リポジトリの接続を管理し、WebCenter アプリケーションのドキュメント サービスを設定します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-3 コンテンツ リポジトリ WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

createJCRContentServerConnection


Oracle コンテンツ サーバ リポジトリの接続を作成します。

オンライン

setJCRContentServerConnection


既存の Oracle コンテンツ サーバの接続を編集します。

オンライン

listJCRContentServerConnections


WebCenter アプリケーションに対して設定した個々またはすべての Oracle コンテンツ サーバの接続を示します。

オンライン

createJCRPortalConnection


Oracle ポータル リポジトリの接続を作成します。

オンライン

setJCRPortalConnection


既存の Oracle ポータル リポジトリの接続を編集します。

オンライン

listJCRPortalConnections


WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての Oracle ポータルの接続を示します。

オンライン

createJCRFileSystemConnection


ファイル システムへの接続を作成します。

オンライン

setJCRFileSystemConnection


既存のファイル システム リポジトリの接続を編集します。

オンライン

listJCRFileSystemConnections


WebCenter アプリケーションに対して設定した個々またはすべてのファイル システムの接続を示します。

オンライン

listDocumentsSpacesProperties


WebCenter Spaces で使用中のバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリのプロパティを示します。

オンライン

setDocumentsSpacesProperties


WebCenter Spaces で使用したバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリのプロパティを変更します。

オンライン

deleteDocumentsSpacesProperties


WebCenter Spaces で使用したバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリのプロパティを削除します。

オンライン


createJCRContentServerConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションの Oracle コンテンツ サーバ リポジトリの接続を作成します。

構文

createJCRContentServerConnection(appName, name, socketType, [url, serverHost, 
serverPort, keystoreLocation, keystorePassword, privateKeyAlias, 
privateKeyPassword, extAppId, isPrimary, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
socketType
Oracle コンテンツ サーバは、コンテンツ サーバ リスナ ポートかまたは Web サーバ フィルタに接続するかどうかおよびリスナ ポートで SSL が有効になっているかどうかを指定します。有効な値は、socketweb および socketssl。このオプションは、デフォルト値はありません。

次の値から選択します。

  • socket - intradoc ソケットの接続を使用して Oracle コンテンツ サーバに接続します。Oracle コンテンツ サーバ内の認可されたアドレスのリストにクライアント IP アドレスを追加する必要があります。この場合は、Oracle WebCenter を実行しているマシンがクライアントになります。

  • socketssl - intradoc ソケットの接続を使用して、SSL プロトコルを使用して保護された Oracle コンテンツ サーバに接続します。接続できるようにするために、サーバのトラスト ストアにクライアント証明書をインポートする必要があります。これは、最も保護されたオプションであり、ID を伝播する必要がある場合にお勧めします。(たとえば、WebCenter Spaces 内)

  • web - HTTP(S) 接続を使用して Oracle コンテンツ サーバに接続します。WebCenter Spaces では、グループ スペースおよびパーソナル スペース ドキュメントを格納するために使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリに対してはこのオプションを使用できません。これは、ID を伝播することはできないからです。

url
省略可能。Oracle コンテンツ サーバの URLsocketTypeweb に設定されている場合にのみ必要です。URL は、http://<hostname>:<port>/<web root>/<plugin root> のフォーマットである必要があります。

例 : http://mycontentserver/cms/idcplg

serverHost
省略可能。Oracle コンテンツ サーバを実行しているマシンのホスト名を示します。socketTypesocket または socketssl に設定されている場合に必要になります。
serverPort
省略可能。Oracle コンテンツ サーバのリスン先ポートを示します。socketTypesocket または socketssl に設定されている場合に必要になります。
  • Socket - サーバ内の incoming プロバイダに対して指定したポートを示します。

  • Socket SSL - サーバ内のsslincoming プロバイダに対して指定したポートを示します。

例 : 4444

keystoreLocation
省略可能。セキュリティ アサーションに署名するために使用したプライベート キーを含むキー ストアの場所を示します。socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。

キー ストアの場所は、絶対パスである必要があります。

keystorePassword
省略可能。キー ストアにアクセスするために必要なパスワードを示します。socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。
privateKeyAlias
省略可能。クライアントのキー ストア内のプライベート キー エリアスを示します。このキーを使用すると、サーバのメッセージに署名することができます。このプライベート キーに対応するパブリック キーをサーバのキー ストアにインポートする必要があります。

socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。この引数の値は、文字列であり、特殊文字もスペースも含まない必要があります。

privateKeyPassword
省略可能。キー ストア内のプライベート キー エリアスに使用するパスワードを示します。socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。
extAppId
省略可能。Oracle コンテンツ サーバに対して WebCenter ユーザを認証するために使用される外部アプリケーションを示します。この値は、既存の外部アプリケーション接続の名前と一致する必要があります。「listExtAppConnections」も参照してください。extAppId が設定されていない場合、認証メソッドまたは外部アプリケーション ID を変更しません。

extAppId に空の文字列を設定すると、認証メソッドとして、IDENTITY_PROPAGATION を使用します。このメソッドを使用すると、WebCenter アプリケーションおよび Oracle コンテンツ サーバでは、同じ ID ストアを使用してユーザが認証されます。socketTypeweb に設定されている場合は、extAppID が必須になることに注意してください。

isPrimary
省略可能。有効な文字列値は、true および false (true および false を単一引用符で囲まれる必要があります。) true は、この接続がドキュメント サービスによって使用されるプライマリ接続であることを示します。この引数のデフォルトは false

WebCenter Spaces では、プライマリ接続を使用して、グループ スペース フォルダおよびパーソナル スペース フォルダを格納します。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ポート 4444myhost.com に実行中である Oracle コンテンツ サーバへのソケット ベース接続を作成します。認証のために、myExtApp という名前の既存の外部アプリケーションを使用します。「createExtAppConnection」も参照してください。

wls:/weblogic/serverConfig> createJCRContentServerConnection(appName='webcenter', 
name='myContentServerConnection', socketType='socket', 
serverHost='myhost.com', serverPort='4444', extAppId='myExtApp', 
isPrimary='true')

以下の例は、Oracle コンテンツ サーバ リポジトリへの SSL ソケット ベース接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> createJCRContentServerConnection(appName='webcenter', 
name='myContentServerConnection', socketType='socketssl', 
serverHost='myhost.com', serverPort='4444', 
keystoreLocation='d:/scratch/keystore.xyz', keystorePassword='AlphaSquad7', 
privateKeyAlias='enigma', privateKeyPassword='S0larPl3x1s', 
extAppId='myExtApp')

setJCRContentServerConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の Oracle コンテンツ サーバの接続を編集します。このコマンドを使用すると、appNamename の値および 1 つの追加引数を指定する必要があります。

構文

setJCRContentServerConnection(appName, name, [socketType, url, serverHost, 
serverPort, keystoreLocation, keystorePassword, privateKeyAlias, 
privateKeyPassword, extAppId, isPrimary, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の Oracle コンテンツ サーバの接続の名前を示します。
socketType
省略可能。Oracle コンテンツ サーバは、コンテンツ サーバ リスナ ポートかまたは Web サーバ フィルタに接続するかどうかおよびリスナ ポートで SSL が有効になっているかどうかを指定します。有効な値は、socketweb および socketssl。このオプションは、デフォルト値はありません。

次の値から選択します。

  • socket - intradoc ソケットの接続を使用して Oracle コンテンツ サーバに接続します。Oracle コンテンツ サーバ内の認可されたアドレスのリストにクライアント IP アドレスを追加する必要があります。この場合は、Oracle WebCenter を実行しているマシンがクライアントになります。

  • socketssl - intradoc ソケットの接続を使用して、SSL プロトコルを使用して保護された Oracle コンテンツ サーバに接続します。接続できるようにするために、サーバのトラスト ストアにクライアント証明書をインポートする必要があります。これは、最も保護されたオプションであり、ID を伝播する必要がある場合にお勧めします。(たとえば、WebCenter Spaces 内)

  • web - HTTP(S) 接続を使用して Oracle コンテンツ サーバに接続します。WebCenter Spaces では、グループ スペースおよびパーソナル スペース ドキュメントを格納するために使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリに対してはこのオプションを使用できません。これは、ID を伝播することはできないからです。

url
省略可能。Oracle コンテンツ サーバの URLsocketTypeweb に設定されている場合にのみ必要になります。URL は、http://<hostname>:<port>/<web root>/<plugin root> のフォーマットである必要があります。

例 : http://mycontentserver/cms/idcplg

serverHost
省略可能。Oracle コンテンツ サーバを実行しているマシンのホスト名を示します。socketTypesocket または socketssl に設定されている場合に必要になります。
serverPort
省略可能。Oracle コンテンツ サーバのリスン先ポートを示します。socketTypesocket または socketssl に設定されている場合に必要になります。
  • Socket - サーバ内の incoming プロバイダに対して指定したポートを示します。

  • Socket SSL - サーバ内のsslincoming プロバイダに対して指定したポートを示します。

例 : 4444

keystoreLocation
省略可能。セキュリティ アサーションに署名するために使用したプライベート キーを含むキー ストアの場所を示します。socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。

キー ストアの場所は、絶対パスである必要があります。

keystorePassword
省略可能。キー ストアにアクセスするために必要なパスワードを示します。socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。
privateKeyAlias
省略可能。クライアントのキー ストア内のプライベート キー エリアスを示します。socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。この引数の値は、文字列であり、特殊文字もスペースも含まない必要があります。
privateKeyPassword
省略可能。キー ストア内のプライベート キー エリアスに使用するパスワードを示します。socketTypesocketssl に設定されている場合にのみ必要です。
extAppId
省略可能。Oracle コンテンツ サーバに対して WebCenter ユーザを認証するために使用される外部アプリケーションを示します。この値は、既存の外部アプリケーション接続の名前と一致する必要があります。「listExtAppConnections」も参照してください。extAppId を指定しない場合、認証メソッドまたは外部アプリケーション ID を変更しません。

extAppId に空の文字列を設定すると、認証メソッドとして、IDENTITY_PROPAGATION を使用します。このメソッドを使用すると、WebCenter アプリケーションおよび Oracle コンテンツ サーバでは、同じ ID ストアを使用してユーザが認証されます。

isPrimary
省略可能。有効な文字列値は、true および false (true および false を単一引用符で囲まれる必要があります。) true は、この接続がドキュメント サービスによって使用されるプライマリ接続であることを示します。この引数のデフォルトは false

WebCenter Spaces では、プライマリ接続を使用して、グループ スペース フォルダおよびパーソナル スペース フォルダを格納します。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、Oracle コンテンツ サーバの接続に関する詳細情報を編集します。

wls:/weblogic/serverConfig>setJCRContentServerConnection(appName='webcenter', 
name='myContentServerConnection', socketType='socket', 
serverHost='myhost.com', serverPort='4444', 
extAppId='myExtApp', isPrimary='true')

以下の例は、Oracle コンテンツ サーバの接続に関する詳細情報を編集します。

wls:/weblogic/serverConfig>setJCRContentServerConnection(appName='webcenter', 
name='myContentServerConnection', socketType='socketssl', 
serverHost='myhost.com', serverPort='8443', 
keystoreLocation='d:/keys/here', keystorePassword='T0PS3CR3T', 
privateKeyAlias='TekJansen', privateKeyPassword='LadyNocturne', 
extAppId='myExtApp', isPrimary='true')

listJCRContentServerConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

引数を指定せずに、このコマンドを使用すると、名前付きの WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての Oracel コンテンツ サーバの接続が表示されます。

構文

listJCRContentServerConnections(appName, [verbose], 
[name, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。コンテンツ リポジトリ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listJCRContentServerConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての Oracle コンテンツ サーバの接続およびその詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続名のみが表示されます。この引数のデフォルトは false
name
省略可能。既存の Oracle コンテンツ サーバの接続の名前を示します。指定した場合、特定の Oracle コンテンツ サーバの接続に関する詳細情報を表示できます。name の値を指定すると、verbose の値を指定する必要があります。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定した Oracle コンテンツ サーバの接続を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listJCRContentServerConnections(appName='webcenter')

以下の例は、myContentServerConnection1 という名前の Oracle コンテンツ サーバの接続のすべてのプロパティを指定します。myContentServerConnection1 という名前の接続が存在し、Oracle コンテンツ サーバの接続である必要があります。たとえば、Oracle ポータルの接続を指定すると、プロパティは表示されず、エラーが表示されます。

wls:/weblogic/serverConfig>listJCRContentServerConnections(appName='webcenter', 
verbose=true, name='myContentServerConnection1')

createJCRPortalConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle ポータル リポジトリ接続を作成します。

構文

createJCRPortalConnection(appName, name, dataSource, [extAppId, isPrimary, 
server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
dataSource
ポータルに接続するために使用される JNDI DataSource の場所を示します。例 : jdbc/MyPortalDS

データソースは、WebCenter アプリケーションがデプロイされているサーバに存在する必要があります。

extAppId
省略可能。Oracle ポータルに対して WebCenter ユーザを認証するために使用される外部アプリケーションを示します。この値は、既存の外部アプリケーション接続の名前と一致する必要があります。「listExtAppConnections」も参照してください。extAppId を指定しない場合、認証メソッドまたは外部アプリケーション ID を変更しません。

extAppId に空の文字列を設定すると、認証メソッドとして、IDENTITY_PROPAGATION を使用します。このメソッドを使用すると、WebCenter アプリケーションおよび Oracle Portal では、同じ ID ストアを使用してユーザが認証されます。

isPrimary
省略可能。有効な文字列値は、true および falsetrue は、この接続がドキュメント サービスによって使用されるプライマリ接続であることを示します。この引数のデフォルトは false

WebCenter Spaces では、プライマリ接続は、Oracle コンテンツ サーバの接続である必要があります。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、データソース jdbc/portalDS を使用して myPortalConnection という名前の Oracle ポータルの接続を作成し、認証のために myExtApp という名前の外部アプリケーションを使用することを指定します。

wls:/weblogic/serverConfig> createJCRPortalConnection(appName='myApp', 
name='myPortalConnection', dataSource='jdbc/portalDS', extAppId='myExtApp', 
isPrimary='true')

setJCRPortalConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の Oracle ポータルの接続を編集します。このコマンドを使用すると、dataSource または isPrimary 引数の値を指定する必要があります。

構文

setJCRPortalConnection(appName, name, [dataSource, extAppId, isPrimary, server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の Oracle ポータルの接続の名前を示します。
dataSource
省略可能。ポータルに接続するために使用される JNDI DataSource の場所を示します。例 : jdbc/MyPortalDS

データソースは、WebCenter アプリケーションがデプロイされているサーバに存在する必要があります。

extAppId
省略可能。Oracle ポータルに対して WebCenter ユーザを認証するために使用される外部アプリケーションを示します。この値は、既存の外部アプリケーション接続の名前と一致する必要があります。「listExtAppConnections」も参照してください。extAppId を指定しない場合、認証メソッドまたは外部アプリケーション ID を変更しません。

extAppId に空の文字列を設定すると、認証メソッドとして、IDENTITY_PROPAGATION を使用します。このメソッドを使用すると、WebCenter アプリケーションおよび Oracle Portal では、同じ ID ストアを使用してユーザが認証されます。

isPrimary
省略可能。有効な文字列値は、true および falsetrue は、この接続がドキュメント サービスによって使用されるプライマリ接続であることを示します。false に設定した場合および指定した接続は、ドキュメント サービスで使用したプライマリ接続の場合、プライマリ接続が再設定されます。このパラメータを設定しない場合、ドキュメント サービスで使用したプライマリ接続は変更しません。この引数は、デフォルト値はありません。

WebCenter Spaces では、プライマリ接続は、Oracle コンテンツ サーバの接続である必要があります。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、Oracle ポータル リポジトリ接続の詳細情報を編集します。

wls:/weblogic/serverConfig> setJCRPortalConnection(appName='webcenter', 
name='myPortalConnection', dataSource='/newPortalDS', extAppId='myExtApp', 
isPrimary='false')

listJCRPortalConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

このコマンドは、引数を指定せずに使用すると、名前付きの WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての Oracel ポータル接続が指定されます。

構文

listJCRPortalConnections(appName、[verbose、name、server、applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。コンテンツ リポジトリ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listJCRPortalConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての Oracle ポータル接続およびその詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続名のみが表示されます。この引数のデフォルトは false
name
省略可能。既存の Oracle ポータルの接続の名前を示します。指定した場合、特定の Oracle ポータールの接続に関する詳細情報を表示できます。name の値を指定すると、verbose の値を指定する必要があります。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての Oracle ポータル接続を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listJCRPortalConnections(appName='webcenter', 
verbose=true, name='myPortalConnection')

createJCRFileSystemConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ファイル システム リポジトリへの接続を作成します。


注意 :

プロダクションまたはエンタプライズ アプリケーションのデプロイメントにファイル システム接続を使用してはいけません。この機能は、開発のためにのみ提供されています。

構文

createJCRFileSystemConnection(appName, name, path, [isPrimary, server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
path
このファイル システムに接続して内容をエクスポーズする必要があるフォルダへの絶対パスを示します。たとえば、C:\ProjectDocuments という名前のフォルダがあり、そのフォルダをドキュメント サービスに使用する必要がある場合、このフォルダをこのコマンドへのパス引数として指定する必要があります。
isPrimary
省略可能。有効な値は、true および falsetrue は、この接続がドキュメント サービスによって使用されるプライマリ接続であることを示します。false に設定した場合および指定した接続は、ドキュメント サービスで使用したプライマリ接続の場合、プライマリ接続が再設定されます。このパラメータを設定しない場合、ドキュメント サービスで使用したプライマリ接続は変更しません。この引数は、デフォルト値はありません。

WebCenter Spaces では、プライマリ接続は、Oracle コンテンツ サーバの接続である必要があります。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ファイル システム リポジトリへの接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> createJCRFileSystemConnection(appName='webcenter', 
name='FSAConnection', path='C:\ProjectDocuments')

setJCRFileSystemConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存のファイル システム リポジトリの接続を編集します。このコマンドを使用する場合、path または isPrimary 引数の値を指定する必要があります。


注意 :

プロダクションまたはエンタプライズ アプリケーションのデプロイメントにファイル システム接続を使用してはいけません。この機能は、開発のためにのみ提供されています。

構文

setJCRFileSystemConnection(appName, name, [path, [isPrimary, server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
ドキュメント サービス プロパティを設定する必要があるアプリケーションの名前を示します。
name
ドキュメント サービスで使用する接続の名前を示します。
path
省略可能。このファイル システムに接続して内容をエクスポーズする必要があるフォルダへの絶対パスを示します。たとえば、C:\ProjectDocuments という名前のフォルダがあり、そのフォルダをドキュメント サービスに使用する必要がある場合、このフォルダをこのコマンドへのパス引数として指定する必要があります。
isPrimary
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、この接続がドキュメント サービスによって使用されるプライマリ接続であることを示します。false に設定した場合および指定した接続は、ドキュメント サービスで使用したプライマリ接続の場合、プライマリ接続が再設定されます。このパラメータを設定しない場合、ドキュメント サービスで使用したプライマリ接続は変更しません。この引数は、デフォルト値はありません。

WebCenter Spaces では、プライマリ接続は、Oracle コンテンツ サーバ接続が必要ということに注意します。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

この例は、ファイル システム リポジトリの接続に関する詳細情報を編集します。

wls:/weblogic/serverConfig> setJCRFileSystemConnection(appName='webcenter', 
name='FSAConnection', path='C:\ProjectDocuments')

listJCRFileSystemConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

このコマンドは、引数を指定せずに使用すると、名前付きの WebCenter アプリケーションに対して設定したすべてのファイル システム接続が指定されます。


注意 :

プロダクションまたはエンタプライズ アプリケーションのデプロイメントにファイル システム接続を使用してはいけません。この機能は、開発のためにのみ提供されています。

構文

listJCRFileSystemConnections(appName, [verbose], [name, server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。コンテンツ リポジトリ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listJCRFileSystemConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべてのファイル システム接続およびその詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続名のみが表示されます。この引数のデフォルトは false
name
省略可能。既存のファイル システム接続の名前を示します。指定した場合、特定のファイル システム接続に関する詳細情報を表示できます。name の値を指定すると、verbose の値を指定する必要があります。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定したすべてのファイル システム接続を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listJCRFileSystemConnections(appName='webcenter')

以下の例は、冗長モードで設定したすべてのファイル システム接続を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listJCRFileSystemConnections(appName='webcenter', 
verbose=true)

listDocumentsSpacesProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

グループ スペースおよびパーソナル スペース ドキュメントを格納するために WebCenter Spaces によって使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリのプロパティを表示します。このコマンドは、WebCenter Spaces アプリケーションにのみ有効です。

構文

listDocumentsSpacesProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。名前は、常に webcenter です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、グループ スペースおよびパーソナル スペース ドキュメントを格納するために WebCenter Spaces アプリケーション (webcenter という名前) によって使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリのプロパティを表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listDocumentsSpacesProperties(appName='webcenter')

setDocumentsSpacesProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

グループ スペース データを格納するために WebCenter Spaces によって使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリのプロパティを変更します。このコマンドは、WebCenter Spaces アプリケーションにのみ有効です。

構文

setDocumentsSpacesProperties(appName, [spacesRoot, adminUserName, 
applicationName, server, applicationVersion])
引数 定義
appName このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。名前は、常に webcenter です。
spacesRoot
省略可能。グループ スペース コンテンツが格納されているルート フォルダを示します。この引数の値は、/foldername のフォーマットを使用して指定する必要があります。たとえば、/WebCenter または /WebCenterSpaces。spacesRoot は、/ ではなく、ルート自体であり、アプリケーションの間にユニークである必要があります。指定したフォルダは存在しない場合、そのフォルダが作成されます。

この引数の値を指定した場合、adminUserName および applicationName 引数の値を指定する必要があります。

adminUserName
省略可能。コンテンツ リポジトリ管理者のユーザ名を示します。例 : sysadmin。この引数の値を指定した場合、spacesRoot および applicationName 引数の値を指定する必要があります。

この接続に関する管理的特権を提供すると、WebCenter ユーザの代理としてオペレーションを行うことができます。

applicationName
省略可能。ユニークな WebCenter Spaces アプリケーションの識別子を示します。この名前を使用して、複数の WebCenter Spaces アプリケーションの間に共有で使用しているコンテンツ リポジトリのデータを分離されます。この名前は、アプリケーションの間にユニークである必要があります。この引数の値は、文字で始まる必要があります。文字の後に英数字またはアンダースコアを続けます。文字列には、30 以下の文字を入力ことができます。この引数の値を指定した場合、spacesRoot および adminUserName 引数の値を指定する必要があります。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、グループ スペースおよびパーソナル スペース ドキュメントを格納するために WebCenter Spaces によって使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリの接続プロパティを変更します。

wls:/weblogic/serverConfig> setDocumentsSpacesProperties(appName='webcenter', 
spacesRoot='/AccountingSpaces', adminUserName='admin', 
applicationName='WCAccounting')

以下の例は、グループ スペースおよびパーソナル スペース ドキュメントを格納するために WebCenter Spaces によって使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリの管理者のユーザ名を変更します。

wls:/weblogic/serverConfig> setDocumentsSpacesProperties(appName='webcenter', 
adminUserName='sysadmin')

deleteDocumentsSpacesProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter Spaces によって使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバ リポジトリの adminUserNameapplicationName および spacesRoot のプロパティを削除します。このコマンドは、WebCenter Spaces アプリケーションにのみ有効です。

構文

deleteDocumentsSpacesProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。名前は、常に、webcenter です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter Spaces によって使用されているバック エンド Oracle コンテンツ サーバリポジトリの (adminUserNameapplicationNamespacesRoot) の接続プロパティを削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deleteDocumentsSpacesProperties(appName='webcenter')

ディスカッションおよび告知

表 5-4 に指定されているコマンドを使用して、WebCenter アプリケーションのディスカッション サーバ接続を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-4 ディスカッションおよび告知 WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

createDiscussionForumConnection


WebCenter アプリケーションの新しいディスカッション サーバ接続を作成します。

オンライン

setDiscussionForumConnection


既存のディスカッション サーバ接続を編集します。

オンライン

setDiscussionForumConnectionProperty


追加のディスカッション サーバ接続プロパティを設定します。

オンライン

deleteDiscussionForumConnectionProperty


ディスカッション サーバ接続プロパティを削除します。

オンライン

listDiscussionForumConnections


アプリケーションに対して設定したすべてのディスカッション サーバ接続プロパティを表示します。

オンライン

listDefaultDiscussionForumConnection


アプリケーションのデフォルト ディスカッション サーバ接続を表示します。

オンライン

setDefaultDiscussionForumConnection


ディスカッション サービスおよび告知サービスのデフォルト接続を指定します。

オンライン

setDiscussionForumServiceProperty


ディスカッション サービスのデフォルトを指定します。

オンライン

removeDiscussionForumServiceProperty


ディスカッション サービスのデフォルトを削除します。

オンライン

listDiscussionForumServiceProperties


ディスカッション サービス プロパティを表示します。

オンライン

setAnnouncementServiceProperty


告知サービスのデフォルトを指定します。

オンライン

removeAnnouncementServiceProperty


告知サービスのデフォルトを削除します。

オンライン

listAnnouncementServiceProperties


告知サービス プロパティを表示します。

オンライン


createDiscussionForumConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションの新しいディスカッション サーバ接続を作成します。

ディスカッション サービスおよび告知サービスの両方のサービスの場合は、ディスカッション サーバの接続が必要です。両方のサービスでは、同じディスカッション サーバ接続が使用されます。

1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のディスカッション サーバ接続を登録することができますが、ディスカッション サービスおよび告知サービスに対してデフォルト接続またはアクティブ接続のみ使用できます。

構文

createDiscussionForumConnection(appName, name, url, adminUser, [timeout, 
default, server, applicationVersion])

引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
url
ディスカッション フォーラムおよび告知をホストしているディスカッション サーバの URL を示します。例 : http://myhost:8888/owc_discussions
adminUser
ディスカッション サーバ管理者の名前を示します。ディスカッション サービスおよび告知サービスでは、このアカウントを使用して、WebCenter ユーザの代理として管理作業が行われます。

ほとんどの場合、このアカウントを使用して、WebCenter Spaces にグループ スペース ディスカッションおよび告知が管理されます。このユーザは、super admin である必要はありません。ただし、ユーザが WebCenter Spaces の現在のアプリケーション ルート カテゴリ (つまり、すべてのグループ スペース ディスカッションおよび告知が格納されているディスカッション サーバ上のカテゴリ) に関する管理特権を持つ必要があります。

timeout
省略可能。接続タイムアウト メッセージを出す前にディスカッション サーバからの応答を受信する間のディスカッション サービスの待機時間 (秒の単位) の長さを示します。この引数のデフォルトは、-1-1 に設定すると、サービスのデフォルト値 (10 秒) が適用されます。
default
省略可能。この接続は、ディスカッション サービスおよび告知サービスのデフォルト接続であることを示します。

有効な値は、true および falsetrue に設定した場合、ディスカッション サービスも告知サービスもこの接続を使用します。false に設定した場合、接続は使用しません。デフォルトは false です。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter アプリケーションのディスカッション サーバ接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> createDiscussionForumConnection(appName='webcenter', 
name='MyDiscussionServer', url='http://myhost.com:8888/owc_discussions', 
adminUser='admin', default='false')

setDiscussionForumConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存のディスカッション サーバ接続を編集します。このコマンドを使用して、接続の属性を更新します。

createDiscussionForumConnection コマンドを使用して、接続が作成されます。

構文

setDiscussionForumConnection(appName, name, [url, adminUser, timeout, default, 
server, applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のディスカッション サーバ接続の名前を示します。
url
省略可能。ディスカッション サーバへの URL を示します。
adminUser
省略可能。ディスカッション サーバ管理者の名前を示します。ディスカッション サービスでは、このアカウントを使用して、WebCenter ユーザの代理として管理作業が行われます。

ほとんどの場合、このアカウントを使用して、WebCenter Spaces にグループ スペース ディスカッションおよび告知が管理されます。このユーザは、super admin である必要はありません。ただし、ユーザが WebCenter Spaces の現在のルート カテゴリ (つまり、WebCenter Spaces のすべての告知が格納されているディスカッション サーバ上のカテゴリ) に関する管理特権を持つ必要があります。

timeout
省略可能。接続タイムアウト メッセージを出す前に ディスカッション サーバからの応答を受信する間のディスカッション サービスおよび告知サービスの待機時間 (秒の単位) の長さを示します。この引数のデフォルトは、-1-1 に設定すると、サービスのデフォルト値 (10 秒) が適用されます。
default
省略可能。この接続は、ディスカッション サービスおよび告知サービスのデフォルト接続であることを示します。1 つまたは複数の接続が定義されている場合のみ必要です。

有効な値は、true および falsetrue に設定した場合、ディスカッション サービスおよび告知サービスにこの接続が使用されます。false に設定すると、接続を使用しません。デフォルトは false です。

ディスカッション サービスおよび告知サービスでこの接続を使用していることを指定するには、値を false から true に変更します。

この接続を無効に設定するには、removeDiscussionForumServiceProperty コマンドを使用します。

removeDiscussionForumServiceProperty('appName='webcenter', 'property='selected.connection')

注意 : 1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のディスカッション サーバ接続を登録できますが、ディスカッション サービスおよび告知サービスに対してデフォルト接続またはアクティブ接続のみ使用できます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

この例は、MyDiscussionsServer という名前のディスカッション サーバ接続の属性を更新します。

wls:/weblogic/serverConfig> setDiscussionForumConnection(appName='webcenter', 
name='MyDiscussionServer', url='http://myhost.com:7786/owc_discussions', 
adminUser='admin', default=true)

setDiscussionForumConnectionProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ディスカッション サーバ接続プロパティを設定します。使用しているディスカッション サーバに接続するために追加のパラメータを使用する必要がある場合、このコマンドを使用します。これは、キーおよび値を使用して任意の接続プロパティを追加する拡張可能な方法です。(createDiscussionForumConnection および setDiscussionForumConnection に指定した接続プロパティを必ず使用しなければならないというわけではありません。)


注意 :

createDiscussionForumConnection または setDiscussionForumConnection を使用して、利用可能な接続プロパティを設定するために setDiscussionForumConnectionProperty を使用しないでください。効果がありません。

既知および追加のすべての接続プロパティが表 5-5 「ディスカッションに接続する追加のプロパティ」に指定されています。

表 5-5 ディスカッションに接続する追加のプロパティ

追加の接続プロパティ 説明

forum.connection.secure

WebCenter アプリケーションおよびディスカッション サーバの間に保護した通信を使用する必要があるかどうかを示します。有効な値は、true および falsetrue (保護したモード) に設定すると、WebCenter アプリケーションからのすべての WebService 呼び出しがユーザ名トークンおよびクライアント証明者を付けて送信されます。

keystore.location

ローカル ディレクトリ内の証明者ファイル パスを示します。

keystore.password

キーストアのパスワードを示します。

keystore.type

証明者に関連付けられるキーストアのタイプを示します。有効な値は、jks (Java キー ストア) および pks

encryption.key.alias

暗号化のために使用されるキー エリアスを示します。

encryption.key.password

暗号化キーにアクセスするパスワードを示します。

group.mapping

(WebCenter Spaces のみ) ディスカッション サーバ上に新しいグループ スペースのためにサブカテゴリまたは 1 つのフォーラムが作成されるかどうかを決定します。forum (デフォルト) に設定した場合、アプリケーションのルート カテゴリの下にグループ スペースに当たり 1 つのフォーラムが作成されます。category に設定した場合、アプリケーションのルート カテゴリの下にグループ スペースに当たり 1 つのサブカテゴリが作成されます。複数のフォーラムにサポートするサブカテゴリは最も適切な場合、setDiscussionForumConnectionProperty を使用して、group.mapping プロパティを category に設定します。

フォーラム ベース分類を使用してグループ スペース テンプレートを設定すると、テンプレートがこのマッピングよりも優先されます。グループ スペース テンプレートにマッピング (たとえば、空のテンプレート) が定義されていない場合、group.mapping プロパティが使用されます。

テンプレートまたは接続に値を指定しない場合、デフォルト設定 (forum) が使用されます。


構文

setDiscussionForumConnectionProperty(appName, name, key, value, [secure, server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のディスカッション サーバ接続の名前を示します。
key
接続プロパティの名前を示します。
value
プロパティの値を示します。キーおよび値を持つ接続上の任意のプロパティを変更できます。
secure
省略可能。暗号化を使用してプロパティの値を安全に格納するかどうかを示します。有効な値は、true および falsetrue の場合、値が暗号化されます。デフォルト オプションは false です。

true に設定すると、ディスカッション サーバの接続を WS-Security を使用して保護する必要があります。保護すると、一部の必須のプロパティを設定する必要があります。設定しない場合、接続の設定が破損されます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myProperty1 というカスタム ディスカッション サーバ接続プロパティを propertyValue1 の値を付けて追加します。

wls:/weblogic/serverConfig> setDiscussionForumConnectionProperty
(appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', key='myProperty1', 
value='propertyValue1')

deleteDiscussionForumConnectionProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ディスカッション サーバ接続プロパティを削除します。接続プロパティを削除した結果、設定が無効になる場合、希望したとおりに接続されない可能性があるので、接続プロパティを削除するときに注意してください。

このコマンドを使用すると、setDiscussionForumConnectionProperty コマンドを使用して追加した additional 接続プロパティのみ削除できます。

構文

deleteDiscussionForumConnectionProperty(appName, name, key, [server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のディスカッション サーバ接続の名前を示します。
key
削除する接続プロパティの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myProperty1 という名前のディスカッション サーバ接続プロパティを削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deleteDiscussionForumConnectionProperty
(appName='webcenter', name='MyDiscussionServer', key='myProperty1')

listDiscussionForumConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションに対して設定したディスカッション サーバのすべての接続を表示します。

構文

listDiscussionForumConnections(appName, [name, verbose, server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
省略可能。既存のディスカッション サーバ接続の名前を示します。この引数を使用して、特定のディスカッション サーバの接続に関する詳細情報を表示します。
verbose
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listDiscussionForumConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したディスカッション サーバのすべての接続およびその詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続名のみが表示されます。この引数のデフォルトは false

verbosetrue に設定したとき、name 引数を使用すると、verbose 引数が無視されます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、現在、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定したディスカッション サーバのすべての接続の名前を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig>listDiscussionForumConnections(appName='webcenter')

以下の例は、現在、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定したディスカッション サーバのすべての接続の名前とその詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig>listDiscussionForumConnections(appName='webcenter', 
verbose=true)

この例は、myDiscussionsServer という名前のディスカッション サーバの接続に関する詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listDiscussionForumConnections(appName='webcenter', 
name='myDiscussionsServer')

listDefaultDiscussionForumConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ディスカッション サービスおよび告知サービスが使用しているディスカッション サーバの接続の名前を名前付きの WebCenter アプリケーションに表示します。1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のディスカッション サーバ接続を登録できますが、ディスカッション サービス/告知サービスでは、デフォルト (またはアクティブ) という接続のみ使用されます。

構文

listDefaultDiscussionForumConnection(appName, [verbose, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、ディスカッション サーバ接続の名前および詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは false
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ディスカッション サービス/告知サービスが使用しているディスカッション サーバ接続の名前を webcenter というアプリケーションに表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listDefaultDiscussionForumConnection(appName='webcenter')

以下の例は、ディスカッション サービス/告知サービスが使用しているディスカッション サーバ接続の名前とその詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listDefaultDiscussionForumConnection(appName='webcenter', verbose=true)

setDefaultDiscussionForumConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ディスカッション サービスおよび告知サービスの デフォルト ディスカッション サーバ接続を名前付きの WebCenter アプリケーションに指定します。

1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のディスカッション サーバ接続を登録できますが、ディスカッション サービス/告知サービスでは、デフォルト (またはアクティブ) という接続のみ使用されます。

構文

setDefaultDiscussionForumConnection(appName, name, [server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のディスカッション サーバ接続の名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ディスカッション サービスおよび告知サービスの myDiscussionServer という名前のデフォルト (またはアクティブ) 接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> setDefaultDiscussionForumConnection
(appName='webcenter', name='myDiscussionServer')

setDiscussionForumServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ディスカッション サービスのデフォルト値を指定します。

ディスカッション サービスの設定可能なプロパティは、表 5-6 「ディスカッション サービスの設定プロパティ」に表示されています。

表 5-6 ディスカッション サービスの設定プロパティ

設定プロパティ 説明

topics.fetch.size

ディスカッション サービスによって検索してトピック ビューに表示されるトピックの最大数を示します。

forums.fetch.size

ディスカッション サービスによって検索してフォーラム ビューに表示されるフォーラムの最大数を示します。

recentTopics.fetch.size

ディスカッション サービスによって検索して最新トピック ビューに表示されりトピックの最大数を示します。

watchedTopics.fetch.size

ディスカッション サービスによって検索して表示済みトピック ビューに表示されるトピックの最大数を示します。

watchedForums.fetch.size

ディスカッション サービスによって検索して表示済みフォーラム ビューに表示されるフォーラムの最大数を示します。

application.root.category.id

すべてのディスカッション フォーラムが格納されている ディスカッション サーバ上のアプリケーション ルート カテゴリ ID を示します。たとえば、3 に設定すると、すべてのフォーラムがカテゴリ 3 内に格納されます。


構文

setDiscussionForumServiceProperty(appName, property, value, [server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
value
プロパティの値を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、トピック ビューに表示されるトピックのデフォルト数を変更します。

wls:/weblogic/serverConfig>setDiscussionForumServiceProperty
(appName='webcenter', property='topics.fetch.size', value='30')

removeDiscussionForumServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ディスカッション サービスのデフォルト値を削除します。デフォルト プロパティを削除すると、予期しない動作が発生する可能性があることに注意してください。


注意 :

このコマンド構文を使用して、現在、ディスカッション サービスおよび告知サービスのために使用している接続を無効に設定します。

removeDiscussionForumServiceProperty('appName='webcenter', 'property='selected.connection')

このコマンドを使用すると、default 接続引数が false に設定されます。「setDiscussionForumConnection」も参照してください。


構文

removeDiscussionForumServiceProperty(appName, property, [server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ディスカッション サービスの現在の topics.fetch.size プロパティを webcenter という名前のアプリケーションからクリアします。

wls:/weblogic/serverConfig> removeDiscussionForumServiceProperty
(appName='webcenter', property='topics.fetch.size')

listDiscussionForumServiceProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ディスカッション サービスのすべての設定可能なプロパティを表示します。

構文

listDiscussionForumServiceProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ディスカッション サービスの設定プロパティを webcenter という名前のアプリケーションに表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listDiscussionForumServiceProperties(appName='webcenter')

setAnnouncementServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

告知サービスのデフォルト値を指定します。

告知サービスの設定可能なプロパティは、表 5-7 「告知サービスの設定プロパティ」に表示されています。

表 5-7 告知サービスの設定プロパティ

設定プロパティ 説明

miniview.page_size

告知の小型ビューに表示される告知の最小数を示します。

mainview.page_size

告知のメイン ビューに表示される告知の最大数を示します。

linksview.page_size

告知のリンク ビューに表示される告知の最大数を示します。

announcements.expiration.days

告知の有効期限を示します。


構文

setAnnouncementServiceProperty(appName, property, value, [server, applicationVersion})
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
value
プロパティ値を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションで告知を表示されるデフォルト日数を変更します。

wls:/weblogic/serverConfig> setAnnouncementServiceProperty(appName='webcenter', 
property='announcements.expiration.days', value='21')

removeAnnouncementServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

告知サービスのデフォルト値を削除します。デフォルト プロパティを削除すると、予期しない動作が発生する可能性があることに注意してください。

構文

removeAnnouncementServiceProperty(appName, property, [server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、告知サービスの announcements.expiration.days プロパティを webcenter という名前のアプリケーションからクリアします。

wls:/weblogic/serverConfig> removeAnnouncementServiceProperty
(appName='webcenter', property='announcements.expiration.days')

listAnnouncementServiceProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

告知サービスのすべての設定可能なプロパティを表示します。

構文

listAnnouncementServiceProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、告知サービスの設定プロパティを webcenter という名前のアプリケーションに表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listAnnouncementServiceProperties(appName='webcenter')

外部アプリケーション

表 5-8 に指定されているコマンドを使用して、WebCenter アプリケーションの外部アプリケーション接続を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して、設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションですぐ利用可能です。

表 5-8 外部アプリケーション WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

createExtAppConnection


名前付きの WebCenter アプリケーションの外部アプリケーション接続を作成します。

オンライン

setExtAppConnection


既存の外部アプリケーション接続を編集します。

オンライン

listExtAppConnections


特定の WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての外部アプリケーションまたは個々アプリケーションを表示します。

オンライン

addExtAppField


特定の外部アプリケーション接続の別のログイン フィールドを追加します。

オンライン

setExtAppField


特定の外部アプリケーション ログイン フィールドの値および display-to-user 設定を編集します。

オンライン

removeExtAppField


外部アプリケーション ログイン フィールドを削除します。

オンライン

addExtAppCredential


外部アプリケーションの共有資格またはパブリック資格を指定します。

オンライン

setExtAppCredential


外部アプリケーションの共有資格またはパブリック資格を編集します。

オンライン

removeExtAppCredential


現在、外部アプリケーションに対して設定されている共有資格またはパブリック資格を削除します。

オンライン


createExtAppConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションの外部アプリケーション接続を作成します。

構文

createExtAppConnection(appName, name, [displayName, url, authMethod, 
userFieldName, pwdFieldName, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
displayName
省略可能。外部アプリケーション表示名を示します。アプリケーションの WebCenter ユーザが識別するユーザ フレンドリーな名前を示します。表示名は、WebCenter アプリケーション内のすべての外部アプリケーションの間にユニークである必要があります。
url
省略可能。外部アプリケーションのログイン URL を示します。

アプリケーションの URL を確定するには、アプリケーションのログイン ページに移動して、そのページの URL を記録します。例 : http://login.yahoo.com/config/login

authMethod
省略可能。外部アプリケーションで使用される認証メソッドを示します。有効なオプションは、GETPOST および BASIC。この引数のデフォルトは POST
userFieldName
省略可能。外部アプリケーション ログイン フォーム上の ユーザ名フィールドまたはユーザ ID フィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン ページの HTML ソースを参照します。この引数は、ユーザ資格を指定しません。

authMethod は、GET または POST の場合、この引数を指定する必要があります。ただし、BASIC 認証メソッドを選択した場合、空に設定できます。

pwdFieldName
省略可能。外部アプリケーション ログイン フォーム上のパスワード フィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン ページの HTML ソースを参照します。この引数は、ユーザ資格を指定しません。

authMethod は、GET または POST の場合、この引数を指定する必要があります。ただし、BASIC 認証メソッドを選択した場合、空に設定できます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter アプリケーションに My Yahoo! という名前の外部アプリケーションの接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> createExtAppConnection(appName='webcenter', 
name='yahoo', displayName='My Yahoo!', url='http://login.yahoo.com/config/login', 
authMethod='POST', userFieldName='login', pwdFieldName='passwd')

setExtAppConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の外部アプリケーション接続を編集します。

構文

setExtAppConnection(appName, name, [displayName], [url], [authMethod], 
[userFieldName], [pwdFieldName], [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。
displayName
省略可能。外部アプリケーション表示名を示します。アプリケーションの WebCenter ユーザが識別するユーザ フレンドリーな名前を示します。
url
省略可能。外部アプリケーションのログイン URL を示します。アプリケーションの URL を確定するには、アプリケーションのログイン ページに移動して、そのページの URL を記録します。
authMethod
省略可能。外部アプリケーションで使用される認証メソッドを示します。有効なオプションは、GETPOST および BASIC。この引数のデフォルトは POST
userFieldName
省略可能。外部アプリケーション ログイン フォーム上の ユーザ名フィールドまたはユーザ IDフィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン ページの HTML ソースを参照します。この引数は、ユーザ資格を指定しません。

authMethod は、GET または POST の場合、この引数を指定する必要があります。ただし、BASIC 認証メソッドを選択した場合、空に設定できます。

pwdFieldName
省略可能。外部アプリケーション ログイン フォーム上のパスワード フィールドを識別する名前を示します。この名前を探すには、ログイン ページの HTML ソースを参照します。この引数は、ユーザ資格を指定しません。

authMethod は、GET または POST の場合、この引数を指定する必要があります。ただし、BASIC 認証メソッドを選択した場合、空に設定できます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、yahoo という名前の外部アプリケーションの表示名属性を更新します。

wls:/weblogic/serverConfig> setExtAppConnection(appName='webcenter', 
name='yahoo', displayName='My Favorite Yahoo!')

listExtAppConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

appName 引数のみを指定して、このコマンドを使用すると、現在、特定の WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての外部アプリケーションの名前が表示されます。

構文

listExtAppConnections(appName, [verbose, name, server, applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。外部アプリケーションの詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listExtAppConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての外部アプリケーションおよびその詳細情報が表示されます。false に設定し、listExtAppConnections コマンドを使用すると、外部アプリケーションの名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは false

この引数を false に設定した場合、name 引数を指定しない。

name
省略可能。既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。この引数を使用して、特定の接続の詳細情報を表示できます。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、現在、webcenter という名前の WebCenter アプリケーションで使用されるすべての外部アプリケーションの名前を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listExtAppConnections(appName='webcenter') 
app1
app2
app3

以下の例は、外部アプリケーションの app1app2 および app3 の詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listExtAppConnections(appName='webcenter', verbose=true)
----
app1
----
Name: app1
Display Name: Application1
Login URL: http://app1
Authentication Method: POST
User Field Name: login
Password Field Name: passwd
Shared Credential: Disabled
Public Credential: Disabled
----
app2
----
Name: app2
Display Name: Application2
Login URL: http://app2
Authentication Method: POST
User Field Name: login
Password Field Name: passwd
Additional Fields: {Account1:true, Accout2:DefVal:false}
Shared Credential: Disabled
Public Credential: Enabled
----
app3
----
Name: app3
Display Name: Application3
Authentication Method: POST
Shared Credential: Enabled
Public Credential: Enabled

以下の例は、外部アプリケーション app1 のみの詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listExtAppConnections(appName='webcenter', verbose=true, name='app1')
----
app1
----
Name: app1
Display Name: Application1
Login URL: http://app1
Authentication Method: POST
User Field Name: login
Password Field Name: passwd
Shared Credential: Disabled
Public Credential: Disabled
 
 

addExtAppField

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

特定の外部アプリケーション接続の別のログイン フィールドを追加します。たとえば、外部アプリケーションでは、ユーザ名およびパスワードの他に、Host および MailAddress などその他のログイン条件も入力する必要がある場合があります。

オプションで、ユーザが追加ログイン フィールを指定できるように外部アプリケーションのログインに表示されます。

別のログイン フィールドを追加した場合および外部アプリケーションで共有資格またはパブリック資格を使用した場合、WLST コマンドおよび setExtAppCredential を使用して、共有資格/パブリック資格を更新できます。「addExtAppCredential」および「setExtAppCredential」を参照してください。

構文

addExtAppField(appName, name, fieldName, [fieldValue], [displayToUser], [server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。
fieldName
ログイン フィールド名を示します。HTML ログイン フォーム上のフィールドを識別する名前を示します。アプリケーションでは、認証メソッドとして BASIC を使用している場合、このフィールドを該当しません。
fieldValue
省略可能。ログイン フィールド値を示します。ログイン フィールドにデフォルト値を入力するか、または、ユーザが値を入力できるようにフィールドを空に設定します。デフォルトで、この引数は空です。
displayToUser
省略可能。外部アプリケーションのログイン画面にログイン フィールドが表示されるかどうかを指定します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは false

この引数を false に設定した場合、fieldValue を指定する必要があります。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

この例は、ABC という外部アプリケーションに username.default.example のデフォルト値で Account という名前の追加フィールドを作成します。このフィールドは、ABC のログイン ページに表示されます。

wls:/weblogic/serverConfig> addExtAppField(appName='webcenter', name='ABC', 
fieldName='Account', fieldValue='username.default.example', 
displayToUser=true)

setExtAppField

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

現在、外部アプリケーションに対して設定されている 1 つまたは複数のログイン フィールドのフィールド値および display-to-user 設定を変更します。外部アプリケーションの名前およびログイン フィールド名とともに fieldValue または displayToUser を指定する必要があります。fieldValue および displayToUser 引数は、省略可能です。

このコマンドを使用すると、この外部アプリケーションに対して作成された共有資格またはパブリック資格を使用する必要があります。displayToUsertrue に変更すると、既存の共有ユーザ資格またはパブリックユーザ資格を更新する必要がある場合があります。「setExtAppCredential」も参照してください。

構文

setExtAppField(appName, name, fieldName, [fieldValue], [displayToUser], [server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。
fieldName
既存のログイン フィールドの名前を示します。
fieldValue
省略可能。新しいまたは変更したログイン フィールド値を示します。

ログイン フィールドにデフォルト値を入力するか、または、ユーザが値を入力できるようにフィールドを空に設定します。デフォルトで、この引数は空です。

displayToUser
省略可能。外部アプリケーションのログイン画面にログイン フィールドが表示されるかどうかを指定します。有効な値は、true および false

false に設定すると、fieldValue を指定する必要があります。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、Account というログイン フィールドのデフォルト値を指定し、外部アプリケーションの資格配信画面にそのフィールドを表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> setExtAppField(appName='webcenter', name='ABC', 
fieldName='Account', fieldValue='admin', displayToUser=true)

removeExtAppField

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

外部アプリケーション接続からログイン フィールドを削除します。

このコマンドを使用すると、この外部アプリケーションに対して作成された任意の共有資格またはパブリック資格の使用を考慮する必要があります。つまり、共有ユーザ資格またはパブリック ユーザ資格からログイン フィールドを削除する必要があります。

必要に応じて、setExtAppCredential コマンドを使用して、ログイン フィールドを削除できます。たとえば、外部アプリケーションの myApp には、Account という追加フィールドがあり、以下のコマンドを使用してパブリック資格が前に指定されています。

addExtAppCredential(appName='webcenter', name='myApp', type='PUBLIC', 
username='admin', password='mypublic.password', field='Account:admin@myhost.com')

Account フィールドを削除すると、以下のコマンドを実行して、資格を変更できます。

setExtAppCredential(appName='webcenter', name='myApp', type='PUBLIC', 
username='admin', password='mypublic.password')

setExtAppCredential の使用に関する詳細情報については、「setExtAppCredential」を参照してください。

構文

removeExtAppField(appName, name, fieldName, [server, applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。
fieldName
削除するログイン フィールドを示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ABC という外部アプリケーションから Account という名前の追加ログイン フィールドを削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> removeExtAppField(appName='webcenter, name='ABC', 
fieldName='Account')

addExtAppCredential

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

特定の外部アプリケーションの共有ユーザ資格またはパブリックユーザ資格を設定します。

共有資格を指定すると、ここで定義したユーザ名およびパスワードを使用して、WebCenter アプリケーションにアクセスするすべてのユーザが認証されます。WebCenter ユーザは、ログイン フォームを表示できません。

WebCenter を使用してこのアプリケーションにアクセスするパブリック ユーザは、ここで定義したユーザ名およびパスワードを使用してログインできます。

すでに資格が存在する場合は、setExtAppCredential コマンドを使用する必要があることを示す報告メッセージが表示されます。

構文

addExtAppCredential(appName, name, type, username, password, [field, server, 
applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。
type
資格のタイプを示します。有効な値は、SHARED および PUBLIC
username
共有ユーザまたはパブリック ユーザの名前を示します。
password
共有ユーザまたはパブリック ユーザのパスワードを示します。
field
省略可能。追加のログイン フィールドの値を示します。フォーマットとして、FieldName:FieldValue を使用します。ここで、FieldName は、displayToUser=true で設定した追加ログイン フィールドの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、外部アプリケーション ABC のパブリック資格を指定します。パブリック ユーザ名は、mypublic.username で、パスワードは、mypublic.password であり、Account という追加フィールド名が存在します。

wls:/weblogic/serverConfig> addExtAppCredential(appName='webcenter', name='ABC', 
type='PUBLIC', username='mypublic.username', password='mypublic.password', 
field='Account:username.example')

setExtAppCredential

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

現在、外部アプリケーションに対して設定した共有ユーザ資格またはパブリック ユーザ資格を変更します。すでに資格が指定されていない場合は、addExtAppCredential を使用する必要があることを示す報告メッセージが表示されます。「addExtAppCredential」を参照してください。

setExtAppCredential は、既存の資格のみ計算するので、username および password の引数を省略可能です。

数日当たりにパスワードを変更する必要があるシステムのパスワードを更新するには、setExtAppCredential コマンドを使用できます。

構文

setExtAppCredential(appName, name, type, [username], [password], [field], 
[server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。
type
資格のタイプを示します。有効な値は、SHARED および PUBLIC
username
省略可能。共有ユーザまたはパブリック ユーザのユーザ名を示します。
password
省略可能。共有ユーザまたはパブリック ユーザのパスワードを示します。
field
省略可能。追加のログイン フィールドの値を示します。フォーマットとして、FieldName:FieldValue を使用します。ここで、FieldName は、displayToUser=true で設定した追加ログイン フィールドの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、外部アプリケーション ABC のパブリック ユーザのログイン資格を変更します。

wls:/weblogic/serverConfig> setExtAppCredential(appName='webcenter',name='ABC', 
type='PUBLIC', username='username.example', password='password.example', 
field='Account:username.example')

removeExtAppCredential

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

現在、外部アプリケーションに対して設定した共有ユーザ資格またはパブリック ユーザ資格を削除します。

資格が存在しない場合、エラーが表示されます。

構文

removeExtAppCredential(appName, name, type, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の外部アプリケーション接続の名前を示します。
type
資格のタイプを示します。有効な値は、SHARED および PUBLIC
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、外部アプリケーション ABC に対して指定した共有資格を削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> removeExtAppCredential(appName='webcenter', 
name='ABC', type='SHARED')

インスタント メッセージおよびプレゼンス

表 5-9 に指定されているコマンドを使用して、インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-9 インスタント メッセージおよびプレゼンス WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

createIMPConnection

WebCenter アプリケーションの新しいインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を作成します。

オンライン

setIMPConnection


既存のインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を編集します。

オンライン

setIMPConnectionProperty


インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を変更します。

オンライン

deleteIMPConnectionProperty


インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続プロパティを削除します。

オンライン

listIMPAdapters


WebCenter アプリケーションでサポートされるプレゼンス サーバを表示します。

オンライン

listIMPConnections


アプリケーションに対して設定したすべてのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を表示します。

オンライン

listDefaultIMPConnection


アプリケーションに対して設定したデフォルト インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を表示します。

オンライン

setDefaultIMPConnection


指定した接続をデフォルト インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続として設定します。

オンライン

setIMPServiceProperty


インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルトを指定します。

オンライン

removeIMPServiceProperty


インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルトを削除します。

オンライン

listIMPServiceProperties


インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのプロパティを表示します。

オンライン


createIMPConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を作成します。

サポートされているインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバのタイプを探すには、listIMPAdapters コマンドを使用します。用意されている WebCenter アプリケーションは、Oracle WebLogic Communication Server (OWLCS) および Microsoft Live Communication Server (LCS) をサポートしています。

1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のプレゼンス サーバ接続を登録できますが、インスタント メッセージおよびプレゼンスサービスに対してデフォルト接続またはアクティブ接続のみ使用できます。

構文

createIMPConnection(appName, name, adapter, url, domain, [appId, poolName, 
policyURI, timeout, default, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
url
インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスをホストしているサーバの URL を示します。

例 : http://myowlcshost.com:8888

adapter
アダプタの名前を示します。インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバに一致するアダプタを指定します。有効な値は、LCS および OWLCS

Microsoft Live Communication Server の場合、LCS を選択します。Oracle WebLogic Communication Server の場合、OWLCS を選択します。

domain
この接続に関連付けられるユーザ ドメインを示します。

指定したドメインを使用して、全ユーザの SIP ID を作成します。たとえば、ドメインは、oracle.com であり、john という名前のユーザの存在を要求した場合、解決した SIP アドレスは、sip:john@oracle.com になります。

ユーザの SIP アドレスを OID/LDAP サーバから解決する必要がある場合、ここで、SIP アドレスを提供するユーザ プロファイル属性を profile:<attribute> として指定します。ここで、profile は、キーワードで、attribute は、SIP アドレスが格納されているユーザ プロファイル属性名です。例 : profile:primarySipAddress

SIP は、Session Initiation Protocol の省略名です。Session Initiation Protocol は、人々の間に実際の通信を行うインターネット プロトコルです。

appId
省略可能。プレゼンス サーバ接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。

指定した場合、LCS または OWLCS サーバに対してユーザの認証を行うために外部アプリケーション資格情報が使用されます。LCS サーバに接続する場合は、この引数を指定する必要があります。

IMP サービスに対して設定した外部アプリケーションでは、authMethod=POST を指定して、fieldName='Account' および displaytoUser=true で追加フィールドを指定する必要があります。「addExtAppField」および「setExtAppField」も参照してください。

poolName
省略可能。(LCS 接続のみ) LCS 接続を作成するために必要なプール名を示します。プール名の詳細については、「Microsoft Live Communication Server」のドキュメントを参照してください。LCS サーバに接続する場合は、この引数を指定する必要があります。
policyURI
省略可能。(OWLCS 接続のみ) Oracle WebLogic Communication Server (OWLCS) サーバ上の認証のために必要なセキュリティ ポリシーへのURI を示します。
timeout
省略可能。接続タイムアウト メッセージを出す前にプレゼンス サーバからの応答を受信する間のインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの待機時間 (秒の単位) の長さを示します。この引数のデフォルトは、-1-1 に設定すると、サービスのデフォルト値 (10 秒) が適用されます。
default
省略可能。この接続は、インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルト接続であるかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myOWLCSPresenceServer という名前の Oracle WebLogic Communication Server へのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバの接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig>createIMPConnection(appName='webcenter', 
name='myOWLCSPresenceServer', adapter='OWLCS', 
url='http://myowlcshost.com:8888', domain='oracle.com')

以下の例も、myOWLCSPresenceServer という名前の Oracle WebLogic Communication Server へのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバの接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig>createIMPConnection(appName='webcenter', 
name='myOWLCSPresenceServer', adapter='OWCLS', url='http://myowlcshost.com:8888', 
domain='oracle.com', policyURI='oracle/wss11_saml_token_with_message_
protection_client_policy', timeout=60, default=false)

以下の例は、myLCSPresenceServer という名前の Microsoft Live Communication Server へのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバの接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> createIMPConnection(appName='webcenter', 
name='myLCSPresenceServer', adapter='LCS', url='http://mylcshost.com/owc/lcs', 
domain='oracle.com', appId='LCSExtApp', poolName='pool1.myhost.com', timeout=60, 
default=true)

setIMPConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存のインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバの接続を編集します。このコマンドを使用して、接続の属性を更新します。

createIMPConnection コマンドを使用して、接続が作成されます。

構文

setIMPConnection(appName, name, [adapter, url, domain, appId, poolName, 
policyURI, timeout, default, server, applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のプレゼンス サーバ接続の名前を示します。
adapter
省略可能。アダプタの名前を示します。インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバに一致するアダプタを指定します。有効な値は、LCS および OWLCS

Microsoft Live Communication Server の場合、LCS を選択します。Oracle WebLogic Communication Server の場合、OWLCS を選択します。

url
省略可能。インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスをホストしているサーバの URL を示します。
domain
省略可能。この接続に関連付けられるユーザ ドメインを示します。

指定したドメインを使用して、全ユーザの SIP ID を作成します。たとえば、ドメインは、oracle.com であり、john という名前のユーザの存在を要求した場合、解決した SIP アドレスは、sip:john@oracle.com になります。

ユーザの SIP アドレスを OID/LDAP サーバから解決する必要がある場合、ここで、SIP アドレスを提供するユーザ プロファイル属性を profile:<attribute> として指定します。ここで、profile は、キーワードで、attribute は、SIP アドレスが格納されているユーザ プロファイル属性名です。例 : profile:primarySipAddress

または、カスタム クラスを使用して自分でユーザ SIP アドレスを動的に解決します。oracle.webcenter.collab.rtc.IMPAddressResolver をインプリメントするカスタム クラスを提供して、ここで、カスタム クラスとして custom:com.company.custom.AddressResolver (使用しているクラスは、com.company.custom.AddressResolver である前提) を指定します。

SIP は、Session Initiation Protocol の省略名です。Session Initiation Protocol は、人々の間に実際の通信を行うインターネット プロトコルです。

appId
省略可能。プレゼンス サーバ接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。

指定した場合、LCS または OWLCS サーバに対してユーザの認証を行うために外部アプリケーション資格情報が使用されます。LCS サーバに接続する場合は、この引数を指定する必要があります。

IMP サービスに対して設定する外部アプリケーションでは、authMethod=POST を指定して、fieldName='Account' および displaytoUser=true で追加フィールドを指定する必要があります。「addExtAppField」および「setExtAppField」も参照してください。

poolName
省略可能。(LCS 接続のみ) LCS 接続を作成するために必要なプール名を示します。LCS 接続の場合は、必須です。プール名の詳細については、「Microsoft Live Communication Server」のドキュメントを参照してください。
policyURI
省略可能。(OWLCS 接続のみ) Oracle WebLogic Communication Server (OWLCS) サーバ上の認証のために必要なセキュリティ ポリシーへの URI を示します。
timeout
省略可能。接続タイムアウト メッセージを出す前にプレゼンス サーバからの応答を受信する間のインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの待機時間 (秒の単位) の長さを示します。この引数のデフォルトは、-1-1 に設定すると、サービスのデフォルト値 (10 秒) が適用されます。
default
省略可能。この接続は、インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルト接続であるかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。

インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスで、この接続を使用していることを指定するには、値を false から true に変更します。

この接続を無効に設定するには、removeIMPServiceProperty コマンドを使用します。

removeIMPServiceProperty('appName='webcenter', 'property='selected.connection')

1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のプレゼンス サーバ接続を登録できますが、インスタント メッセージおよびプレゼンスサービスに対してデフォルト接続またはアクティブ接続のみ使用できます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、既存のインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続の属性を更新します。

wls:/weblogic/serverConfig>setIMPConnection(appName='webcenter', 
name='myOWLCSPresenceServer', adapter='OWCLS', url='http://myowlcshost.com:8888', 
domain='oracle.com')

以下の例は、既存のインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続の属性を設定します。

wls:/weblogic/serverConfig>setIMPConnection(appName='webcenter', 
name='myOWLCSPresenceServer', adapter='OWCLS', url='http://myowlcshost.com:8888', 
domain='oracle.com', policyURI='oracle/wss11_saml_token_with_message_protection_
client_policy', timeout=60, default=false)

以下の例は、既存のインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続の属性を設定します。

wls:/weblogic/serverConfig>setIMPConnection(appName='webcenter', 
name='myLCSPresenceServer', adapter='LCS', url='http://mylcshost.com/owc/lcs', 
domain='oracle.com', appId='LCSExtApp', poolName='pool1.myhost.com', timeout=60, 
default=false)

setIMPConnectionProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続プロパティを設定します。使用しているプレゼンス サーバに接続するために追加のパラメータを使用する必要がある場合、このコマンドを使用します。これは、キーおよび値を使用して任意の接続プロパティを追加する拡張可能な方法です。(createIMPConnection および setIMPConnection に指定した接続プロパティを必ず使用しなければならないというわけではありません。)

既知および追加のすべての接続プロパティが 表 5-10 「IMP に接続する追加のプロパティ」に指定されています。

表 5-10 IMP に接続する追加のプロパティ

追加の接続プロパティ 説明

presence.url

(OWLCS のみ) OWLCS プレゼンス サービスへの URL を示します。

OWLCS プレゼンス サービスが個別のノードにデプロイされている場合に必要になります。値を指定していない場合、接続の url プロパティが使用されます。

contacts.url

(OWLCS のみ) OWLCS 連絡管理サービスへの URL を示します。

OWLCS 連絡管理サービスが個別のノードにデプロイされている場合に必要になります。値を指定しない場合、接続の url プロパティが使用されます。

call.url

(OWLCS のみ) OWLCS サードパティ呼び出しサービスへの URL を示します。

OWLCS サードパティ呼び出しサービスが個別のノードにデプロイされている場合に必要になります。値を指定しない場合、接続の url プロパティが使用されます。

call.method

(OWLCS のみ) サードパティ呼び出しメソッド

有効な値は、sip および pstnsip 設定すると、サードパティ呼び出しが Oracle Communicator に転送されます。pstn に設定すると、呼び出しが PSTN に転送されます。(contact.number.attribute は、電話番号を提供します)。

call.domain

(OWLCS のみ) PSTN ゲートウェイのドメイン名を示します。

call.methodpstn の場合に必要になります。ドメイン名を指定しない場合、接続の domain 値が使用されます。

contact.number.attribute

(OWLCS のみ) ユーザの電話番号を格納するために使用されるユーザ プロファイル属性を示します。デフォルト属性は、BUSINESS_PHONE です。

call.method が pstn の場合に必要になります。

primary.domain

(OWLCS および LCS) ユーザのドメインを示します。WebCenter ユーザ名では、ドメインの修飾名を追加している場合、そのドメインを指定します。たとえば、ユーザ名は、xyz@example.com の場合、primary.domain は、example.com です。


setIMPConnectionProperty を使用して、createIMPConnection または setIMPConnection の利用可能なプロパティを設定しないでください。効果はありません。

構文

setIMPConnectionProperty(appName, name, key, value, [secure, server, 
applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のプレゼンス サーバ接続の名前を示します。
key
接続プロパティの名前を示します。
value
プロパティの値を示します。キーおよび値を持つ接続上の任意のプロパティを変更できます。
secure
省略可能。暗号化を使用してプロパティの値を安全に格納するかどうかを示します。有効な値は、true および falsetrue の場合、値が暗号化されます。デフォルト オプションは false です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、デフォルト値の adminadmin.user というカスタム インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続プロパティを追加します。

wls:/weblogic/serverConfig> setIMPConnectionProperty(appName='webcenter', 
name='MyLCSPresenceServer', key='admin.user', value='admin')

deleteIMPConnectionProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

インスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続プロパティを削除します。接続プロパティを削除した結果、設定が無効になる場合、希望したとおりに接続されない可能性があるので、接続プロパティを削除するときに注意してください。

このコマンドを使用すると、setIMPConnectionProperty コマンドを使用して追加した additional 接続プロパティのみ削除できます。

構文

deleteIMPConnectionProperty(appName, name, key, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のプレゼンス サーバ接続の名前を示します。
key
削除する接続プロパティの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、admin.user という名前のインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続プロパティを削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deleteIMPConnectionProperty(appName='webcenter', 
name='MyLCSPresenceServer', key='admin.user')

listIMPAdapters

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle WebCenter でサポートされるインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバのタイプを指定します。初期状態の WebCenter アプリケーションは、Oracle WebLogic Communication Server (OWLCS) および Microsoft Live Communication Server (LCS) をサポートしています。

構文

listIMPAdapters() 

以下の例は、サポートされるプレゼンス サーバを指定します。

wls:/weblogic/serverConfig> listIMPAdapters()

listIMPConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションに対して設定したすべてのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を表示します。

構文

listIMPConnections(appName, [name], [verbose], [server, applicationVersion)
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
省略可能。既存のプレゼンス サーバ接続の名前を示します。この引数を使用して、特定のプレゼンス サーバの接続に関する詳細情報を表示します。verbosetrue に設定したとき、name 引数を使用すると、verbose 引数が無視されることに注意します。
verbose
省略可能。プレゼンス サーバ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue 設定し、listIMPConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべてのプレゼンス サーバ接続およびその詳細情報を指定します。false 設定すると、接続名のみ指定されます。この引数のデフォルトは false

verbosetrue に設定したとき、name 引数を使用すると、verbose 引数が無視されます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定したすべてのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listIMPConnections(appName='webcenter')

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定したすべてのインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバ接続を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listIMPConnections(appName='webcenter', verbose=true)

以下の例は、impConnection1 という名前のインスタント メッセージおよびプレゼンス サーバの接続に関する詳細情報を指定します。

wls:/weblogic/serverConfig> listIMPConnections(appName='webcenter', name='impConnection1')

listDefaultIMPConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションでインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスによって使用される接続が表示されます。1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のプレゼンス サーバ接続を登録できますが、インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスでは、デフォルト (またはアクティブ) という接続のみ使用されます。

利用可能なプレゼンス サーバ接続が、1 つのみ存在する場合は、その接続がデフォルト接続と想定されます。

構文

listDefaultIMPConnection(appName, verbose, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。利用可能であれば、デフォルト プレゼンス サーバ接続が冗長モードで表示されます。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、プレゼンス サーバ接続の名前および詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは false
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションでインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスによって使用される接続の名前および詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig>listDefaultIMPConnection(appName='webcenter', verbose=true)

setDefaultIMPConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーション内のインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルト接続を指定します。1 つの WebCenter アプリケーションに対して複数のプレゼンス サーバ接続を登録できますが、インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスでは、デフォルト (またはアクティブ) という接続のみ使用されます。

利用可能なプレゼンス サーバ接続が、1 つのみ存在する場合は、その接続がデフォルト接続と想定されます。

構文

setDefaultIMPConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のインスタント メッセージおよびプレゼンス接続の名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの myPresenceServer という名前のデフォルト (またはアクティブ) 接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig>setDefaultIMPConnection(appName='webcenter', name='myPresenceServer') 

setIMPServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルト値を指定します。

インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの設定可能なプロパティは、表 5-11 「インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの設定プロパティ」に表示されています。

表 5-11 インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの設定プロパティ

設定プロパティ 説明

selected.connection

インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスによって使用される接続を示します。

rtc.cache.time

インスタント メッセージおよびプレゼンス データのキャッシュ タイムアウトを示します。デフォルトでは 60 秒です。

resolve.display.name.from.user.profile

ユーザ表示名は、欠落している場合、表示する項目を確定します。false に設定しており、表示名に関する情報が利用不可能な場合、アプリケーション内にユーザ名のみ表示されます。true に設定しており、表示名に関する情報が利用不可能な場合、表示名がユーザ プロファイル データから読み込まれます。このオプションを true に設定すると、パフォーマンスに影響があります。デフォルト 設定は false。

表示名は、プレゼンス データでは、必須ではない。WebCenter アプリケーションでは、常に、表示名がデフォルトとして提供されない場合、およびこの情報を必要と考慮する場合、表示名が常に表示されるように、resolve.display.name.from.user.profiletrue に設定します。


構文

setIMPServiceProperty(appName, property, value, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
value
プロパティの値を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーション内のインスタント メッセージおよびプレゼンス データのデフォルト キャッシュ タイムアウトを変更します。

wls:/weblogic/serverConfig>setIMPServiceProperty(appName='webcenter', 
property='rtc.cache.time', value='30')

removeIMPServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルト値を削除します。デフォルト プロパティを削除すると、予期しない動作が発生する可能性があることに注意してください。


注意 :

このコマンドの構文を使用して、現在、インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスによって使用されている接続を無効に設定します。

removeIMPServiceProperty('appName='webcenter', 'property='selected.connection')

このコマンドを使用すると、default 接続引数が false に設定されます。「setIMPConnection」も参照してください。


構文

removeIMPServiceProperty(appName, property, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーション内のインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスのデフォルト キャッシュ有効期限をクリアします。

wls:/weblogic/serverConfig> removeIMPServiceProperty(appName='webcenter', 
property='rtc.cache.time')

listIMPServiceProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

インスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの設定可能なプロパティをすべて表示します。

構文

listIMPServiceProperties(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションでインスタント メッセージおよびプレゼンス サービスの設定プロパティを表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listIMPServiceProperties(appName='webcenter') 

メール

表 5-12 に指定されているコマンドを使用して、WebCenter アプリケーションのメール サーバ接続を管理します。

複数のメール サーバ接続を登録できます。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-12 メール WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

createMailConnection

WebCenter アプリケーションのメール サーバ接続を作成します。

オンライン

setMailConnection


既存のメール サーバ接続を編集します。

オンライン

setMailConnectionProperty


メール サーバ接続プロパティを設定します。

オンライン

deleteMailConnectionProperty


メール サーバ接続プロパティを削除します。

オンライン

listMailConnections


アプリケーションに対して設定したすべてのメール サーバ接続プロパティを表示します。

オンライン

listDefaultMailConnection


アプリケーションに対して設定したデフォルト メール サーバ接続を表示します。

オンライン

setDefaultMailConnection


指定した接続をデフォルト メール サーバ接続として設定します。

オンライン

setMailServiceProperty


メール サービスのデフォルトを指定します。

オンライン

removeMailServiceProperty


メール サービスのデフォルトを削除します。

オンライン

listMailServiceProperties


メール サービス プロパティを表示します。

オンライン


createMailConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter アプリケーションのメール サーバ接続を作成します。

WebCenter アプリケーションでは、Microsoft Exchange サーバまたは IMAP4 および SMTP をサポートする任意のメール サーバがサポートされています。メール サーバ接続の重要な属性として、imapHostimapPortimapSecuredsmtpHostsmtpPort および smtpSecured があります。

複数のメール サーバ接続を登録できます。

  • WebCenter Spaces では、複数のメール接続がサポートされています。default=true を使用して設定したメール接続は、WebCenter Spaces 内のメール サービスのデフォルト接続です。追加のすべての接続が代理接続として提供されます。WebCenter Spaces では、ユーザがユーザ プリファレンスを使用して、利用する接続を選択できます。

  • カスタム WebCenter アプリケーション では、default=true を使用して設定したメール接続のみ使用されます。追加の接続があれば、無視されます。

構文

createMailConnection(appName, name, imapHost, imapPort, smtpHost, smtpPort, 
imapSecured, smtpSecured, appId, [timeout, default, server, applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
imapHost
IMAP サービスが実行しているマシンのホスト名を示します。
imapPort
IMAP サービスのリスン先ポートを示します。
smtpHost
SMTP サービスが実行しているマシンのホスト名を示します。
smtpPort
SMTP サービスのリスン先ポートを示します。
imapSecured
省略可能。IMAP サーバに接続したメール サーバで SSL が有効になっているかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。
smtpSecured
省略可能。SMTP サーバが保護されているかどうかを指定します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。
appId
メール サーバ接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。

外部アプリケーション資格情報を使用して、IMAP および SMTP サーバに対応するユーザが認証されます。同じ資格を指定して、IMAP および SMTP サーバの両方のサーバ上のユーザが認証されます。「createExtAppConnection」も参照してください。

メール サービスに対して設定した外部アプリケーションでは、authMethod=POST を指定して、fieldName='Email Address' および displaytoUser=true の設定で追加フィールドを指定する必要があります。「addExtAppField」および「setExtAppField」も参照してください。

timeout
省略可能。終了する前にをするまでのサービスの待機時間 (秒の単位) の長さを示します。この引数のデフォルトは、-1-1 に設定すると、サービスのデフォルト値 (10 秒) が適用されます。
default
省略可能。この接続は、メール サービスのデフォルト接続であるかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは false
  • WebCenter Spaces では、複数のメール接続がサポートされています。default=true を使用して設定したメール接続は、WebCenter Spaces 内のメール サービスのデフォルト接続です。default=false で設定した追加の接続が代理接続として提供されます。WebCenter Spaces では、ユーザがユーザ プリファレンスを使用して利用する接続を選択できます。

  • カスタム WebCenter アプリケーション では、default=true を使用して設定したメール接続のみ使用されます。追加の接続があれば、無視されます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myMailConnection という名前のメール サーバ接続を作成し、WebCenter アプリケーションでメール サーバ接続を有効にします。

wls:/weblogic/serverConfig> createMailConnection(appName='webcenter' , 
name='myMailConnection' , imapHost='myimaphost.com', imapPort=143 , 
smtpHost='mysmtphost.com' , smtpPort=25 , imapSecured=false, smtpSecured=false, 
appId='extApp_Mail', timeout=60, default=true)

setMailConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存のメール接続を編集します。このコマンドを使用して、接続の属性を更新します。

createMailConnection コマンドを使用して、接続が作成されます。

(WebCenter Spaces アプリケーションのみ) このコマンドを使用すると、createMailConnection を使用して設定できない追加および任意の LDAP サーバの属性を設定できます。LDAP の詳細情報を定義すると、メール サービスでは、WebCenter Spaces のグループ スペース配信リストが作成、編集および削除されます。グループ スペース配信リストが、それらのグループ スペース (java 以外の識別子を除き) で指定され、ドメインが割り当てられます。(domain 属性を元に生成されます。たとえば、@mycompany.com)。LDAP の詳細情報を提供しない場合、グループ スペース配信リストが作成および保持されません。メール サーバとして Microsoft Exchange Server を指定する必要があります。

構文

setMailConnection(appName, name, [imapHost, imapPort, smtpHost, smtpPort, 
imapSecured, smtpSecured, appId, default, ldapHost, ldapPort, ldapBaseDN, 
ldapAdminUser, ldapAdminPassword, ldapSecured, domain, defaultUser, timeout, 
server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のメール サーバ接続の名前を示します。
imapHost
省略可能。IMAP サービスが実行しているマシンのホスト名を示します。
imapPort
省略可能。IMAP サービスのリスン先ポートを示します。
smtpHost
省略可能。SMTP サービスが実行しているマシンのホスト名を示します。
smtpPort
省略可能。SMTP サービスのリスン先ポートを示します。
imapSecured
省略可能。IMAP サーバへの接続は、SSL が有効になっているかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。
smtpSecured
省略可能。SMTP サーバへの接続は、SSL が有効になっているかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。
appId
省略可能。メール サーバ接続に関連付けられる外部アプリケーションを示します。

外部アプリケーション資格情報を使用して、IMAP および SMTP サーバに対応するユーザが認証されます。同じ資格を指定して、IMAP および SMTP サーバの両方のサーバ上のユーザが認証されます。「createExtAppConnection」も参照してください。

メール サービスに対して設定する外部アプリケーションでは、authMethod=POST を指定して、fieldName='Email Address' および displaytoUser=true で追加フィールドを指定する必要があります。「addExtAppField」および「setExtAppField」も参照してください。

ldapHost
省略可能。LDAP ディレクトリ サーバが実行中であるマシンのホスト名を示します。
ldapPort
省略可能。LDAP ディレクトリ サーバのリスン先ポートを示します。
ldapBaseDN
省略可能。LDAP スキーマのベースによって識別した名前を示します。例 : CN=Users,DC=oracle,DC=com
ldapAdminUser
省略可能。LDAP ディレクトリ サーバ管理者のユーザ名を示します。LDAP スキーマに値を入力する権限を持つ有効な管理者を示します。
ldapAdminPassword
省略可能。LDAP ディレクトリ サーバ管理者のパスワードを示します。このパスワードは、保護したストアに保存されます。
ldapSecured
省略可能。LDAP サーバへの接続は、SSL が有効になっているかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。この属性を true に設定すると、SSL を使用して LDAP への通信を行うできます。
domain
省略可能。グループ スペース配信リストに追加したドメイン名を示します。たとえば、ドメイン属性として mycompany.com を設定すると、Finance Project グループ スペースでは、FinanceProject@oracle.com という名前のの配信リストが保持されます。
defaultUser
省略可能。管理に関する機能を付与する必要があるユーザのカンマ区切りのリストを示します。これらのユーザは、作成されたすべてのグループ スペース配信リストのメンバーになります。指定したユーザは、ベース LDAP スキーマ (ldapBaseDN 引数に指定した) に存在する必要があります。
timeout
省略可能。終了する前にをするまでのサービスの待機時間 (秒の単位) の長さを示します。この引数のデフォルトは、-1-1 に設定すると、サービスのデフォルト値 (10 秒) が適用されます。
default
省略可能。この接続は、メール サービスのデフォルト (またはアクティブ) 接続であるかどうかを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは falsetrue を設定すると、この接続は、メール サービスのデフォルト接続であることを示します。
  • WebCenter Spaces では、複数のメール接続がサポートされています。default=true を使用して設定したメール接続は、WebCenter Spaces 内のメール サービスのデフォルト接続です。default=false で設定した追加の接続が代理接続として提供されます。WebCenter Spaces では、ユーザがユーザ プリファレンスを使用して、利用する接続を選択できます。

  • カスタム WebCenter アプリケーション では、default=true を使用して設定したメール接続のみ使用されます。追加の接続があれば、無視されます。

default 値を false から true に設定すると、メール サービスのデフォルト接続になりません。

デフォルト接続を使用しないようにするには、以下に示すように removeMailServiceProperty コマンドを使用します。

removeMailServiceProperty('appName='webcenter', 'property='selected.connection')

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、メール サーバに接続する個別の属性を設定します。

wls:/weblogic/serverConfig>setMailConnection(appName='webcenter', 
name='myMailConnection', imapHost='myimaphost.com', imapPort=143, 
smtpHost='mysmtphost.com' , smtpPort=25 , imapSecured=false, smtpSecured=false, 
appId='extApp_Mail', timeout=60, default=true)

以下の例は、メール サーバに接続する個別の属性を設定します。

wls:/weblogic/serverConfig>setMailConnection(appName='webcenter', 
name='myMailConnection', imapPort=993, imapSecured=true, smtpPort=465 , 
smtpSecured=true)

以下の例は、メール サーバに接続する LDAP の属性を設定します。

wls:/weblogic/serverConfig>setMailConnection(appName='webcenter', 
name='myMailConnection', domain='ORACLE.COM', defaultUser='admin', 
imapHost='myimaphost.com', imapPort=143, smtpHost='mysmtphost.com', 
imapSecured=false, smtpSecured=false, smtpPort=25, appId='extApp_Mail', 
default=true, ldapHost='myldaphost.com', ldapPort=389, 
ldapBaseDN='CN=Users,DC=exchange,DC=uk,DC=com', ldapAdminUser='administrator', 
ldapAdminPassword='adminpswd', ldapSecured=false, timeout=60)

setMailConnectionProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

メール サーバ接続プロパティを設定します。使用しているメール サーバに接続するために追加のパラメータを使用する必要がある場合、このコマンドを使用します。これは、キーおよび値を使用して任意の接続プロパティを追加する拡張可能な方法です。(createMailConnection および setMailConnection に指定した接続プロパティを必ず使用しなければならないというわけではありません。)

既知および追加のすべての接続プロパティが表 5-13 「メールに接続する追加のプロパティ」に指定されています。

表 5-13 メールに接続する追加のプロパティ

追加の接続プロパティ 説明

charset

接続のために使用される文字セットを示します。

デフォルト文字セットとしては、UTF-8 を使用します。ISO-8859-1 など、別の文字セットを使用するには、charset 接続プロパティを設定します。

さまざまな IMAP プロパティ

任意の有効な IMAP 接続プロパティ例 : mail.imap.connectionpoolsize

有効な IMAP プロパティについていは、「http://java.sun.com/products/javamail/javadocs/com/sun/mail/imap/package-summary.html」を参照してください。

さまざまな SMTP プロパティ

任意の有効な SMTP 接続プロパティ例 : mail.smtp.timeout

有効な SMTP プロパティについては、「http://java.sun.com/products/javamail/javadocs/com/sun/mail/smtp/package-summary.html」を参照してください。



注意 :

setMailConnectionProperty を使用して、createMailConnection または setMailConnection で利用可能な接続プロパティを設定しないでください。効果はありません。

構文

setMailConnectionProperty(appName, name, key, value, [secure], [server], 
[applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のメール サーバ接続の名前を示します。
key
接続プロパティの名前を示します。
value
プロパティの値を示します。キーおよび値を持つ接続上の任意のプロパティを変更できます。
secure
省略可能。暗号化を使用してプロパティの値を安全に格納するかどうかを示します。有効な値は、true および falsetrue の場合、値が暗号化されます。デフォルト オプションは false です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、デフォルト値 propertyValue1myProperty1 というカスタム メール サーバ接続プロパティを追加します。

wls:/weblogic/serverConfig> setMailConnectionProperty(appName='webcenter', 
name='myMailServer', key='myProperty1', value='propertyValue1')

deleteMailConnectionProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

メール サーバ接続プロパティを削除します。接続プロパティを削除した結果、設定が無効になる場合、希望したとおりに接続されない可能性があるので、接続プロパティを削除するときに注意してください。

このコマンドを使用すると、setMailConnectionProperty コマンドを使用して追加した additional 接続プロパティのみ削除できます。

構文

deleteMailConnectionProperty(appName, name, key, [server], 
[applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のメール サーバ接続の名前を示します。
key
削除する接続プロパティの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、mailProperty1 という名前のメール サーバ接続プロパティを削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deleteMailConnectionProperty(appName='webcenter', 
name='myMailServer', key='mailProperty1')

listMailConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションに対して設定したメール サーバのすべての接続を表示します。

構文

listMailConnection(appName, [name, verbose, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
省略可能。既存のメール サーバ接続の名前を示します。この引数を使用して、特定のメール サーバの接続に関する詳細情報を表示します。
verbose
省略可能。メール サーバ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listMailConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したメール サーバのすべての接続およびその詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続名のみが表示されます。この引数のデフォルトは false

verbosetrue に設定したとき、name 引数を使用すると、verbose 引数が無視されます。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、現在、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定したメール サーバのすべての接続の名前を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listMailConnections(appName='webcenter')

以下の例は、現在、webcenter という名前のアプリケーションに対して設定したメール サーバのすべての接続の名前とその詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listMailConnections(appName='webcenter', verbose=true)

この例は、mailConnection1 という名前のメール サーバ接続の詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listMailConnections(appName='webcenter', name='mailConnection1')

listDefaultMailConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションでメール サービスによって使用されているデフォルト メール サーバ接続を表示します。

複数メール サーバを登録できますが、デフォルト接続は、1 つのみ存在します。

  • WebCenter Spaces では、複数のメール接続がサポートされています。default=true を使用して設定したメール接続は、WebCenter Spaces 内のメール サービスのデフォルト接続です。追加のすべての接続が代理接続として提供されます。WebCenter Spaces では、ユーザがユーザ プリファレンスを使用して、利用する接続を選択できます。

  • カスタム WebCenter アプリケーション では、default=true を使用して設定したメール接続のみ使用されます。追加の接続があれば、無視されます。

構文

listDefaultMailConnection(appName,[verbose], [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。利用可能であれば、デフォルト メール サーバ接続が冗長モードで表示されます。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、メール サーバ接続の名前および詳細情報が表示されます。false に設定すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは false
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションでメール サービスによって使用される接続の名前およびその詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listDefaultMailConnection(appName='webcenter', verbose=true)

setDefaultMailConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションでメール サービスのデフォルトメール サーバ接続を指定します。

複数メール サーバを登録できますが、デフォルト接続は、1 つのみ存在します。

  • WebCenter Spaces では、複数のメール接続がサポートされています。default=true を使用して設定したメール接続は、WebCenter Spaces 内のメール サービスのデフォルト接続です。追加のすべての接続が代理接続として提供されます。WebCenter Spaces では、ユーザがユーザ プリファレンスを使用して、利用する接続を選択できます。

  • カスタム WebCenter アプリケーション では、default=true を使用して設定したメール接続のみ使用されます。追加の接続があれば、無視されます。

構文

setDefaultMailConnection(appName, name, [server], [applicationVersion])
引数 説明
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存のメール接続の名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myMailServer という名前の接続を使用するためのメール サービスを設定します。

wls:/weblogic/serverConfig>setDefaultMailConnection(appName='webcenter', name='myMailServer')

setMailServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

メール サービスのデフォルト値を指定します。

メール サービスの設定可能なプロパティは、表 5-14 「メール サービスの設定プロパティ」に表示されています。

表 5-14 メール サービスの設定プロパティ

設定プロパティ 説明

mail.messages.fetch.size

メールの受信トレーに表示されるメッセージの最大数を示します。


構文

setMailServiceProperty(appName, property, value, [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
value
プロパティの値を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションでメールの受信トレーに表示されるメッセージのデフォルト数を 100 個に増加します。

wls:/weblogic/serverConfig>setMailServiceProperty(appName='webcenter', 
property='mail.messages.fetch.size', value='100')

removeMailServiceProperty

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

メール サービスのデフォルト値を削除します。デフォルト プロパティを削除すると、予期しない動作が発生する可能性があることに注意してください。


注意 :

このコマンド構文を使用すると、メール サービスで現在のデフォルト接続を使用することができなくなります。

removeMailServiceProperty('appName='webcenter', 'property='selected.connection')

このコマンドを使用すると、default 接続引数が false に設定されます。「setMailConnection」も参照してください。


構文

removeMailServiceProperty(appName, property, [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
property
設定プロパティの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションでメール サービスの現在の mail.messages.fetch.size プロパティをクリアします。

wls:/weblogic/serverConfig>removeMailServiceProperty(appName='webcenter', property='mail.messages.fetch.size')

listMailServiceProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

メール サービスのすべての設定可能なプロパティを表示します。

構文

listMailServiceProperties(appName, [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションでメール サービスの設定プロパティを表示します。

wls:/weblogic/serverConfig>listMailServiceProperties(appName='webcenter')  

プロデューサ

表 5-15 に表示されているコマンドを使用して、WebCenter アプリケーションに使用されるポートレット プロデューサを管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して、設定に行った変更はすべて WebCenter アプリケーションですぐ利用可能です。

表 5-15 プロデューサ WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

registerWSRPProducer


WSRP プロデューサを作成し登録します。

オンライン

setWSRPProducer


WSRP プロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。

オンライン

listWSRPProducers


WSRP プロデューサの登録に関する詳細情報を表示します。

オンライン

deregisterWSRPProducer


WSRP プロデューサを登録解除し、関連付けられる WSRP および Web サービス接続を削除します。

オンライン

listWSRPProducerRegistrationProperties


WSRP プロデューサによってサポートされる登録プロパティを表示します。

オンライン

listWSRPProducerUserCategories


WSRP プロデューサでサポートされる可能性がある任意のユーザ カテゴリを表示します。

オンライン

mapWSRPProducerUserCategory


WSRP プロデューサによってサポートされるユーザ カテゴリに対して指定したアプリケーションに定義したロールをマップします。

オンライン

registerPDKJavaProducer


Oracle PDK-Java プロデューサを作成し登録します。

オンライン

setPDKJavaProducer


PDK-Java プロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。

オンライン

deregisterPDKJavaProducer


Oracle PDK-Java プロデューサを登録解除し、関連付けられる接続を削除します。

オンライン

listPDKJavaProducers


登録済みの Oracle -Java プロデューサを表示します。

オンライン

refreshProducer


現在、名前付きのプロデューサによって提供されたポートレットが反映されるようにそのプロデューサに対して格納したメタデータを最新の状態にします。

オンライン

registerOOTBProducers


Oracle WebCenter の初期状態のプロデューサを登録します。

オンライン

deregisterOOTBProducers


Oracle WebCenter の初期状態のプロデューサを登録解除します。

オンライン

registerSampleProducers


Oracle WebCenter のサンプル プロデューサを登録します。

オンライン

deregisterSampleProducers


サンプル プロデューサを登録解除します。

オンライン


registerWSRPProducer

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WSRP ポートレット プロデューサへの接続を作成し、WRSP プロデューサを名前付きの WebCenter アプリケーションに登録します。WSRP プロデューサ接続を作成すると、<name>-wsconn という名前の Web サービス接続も作成されます。ここで、<name> は、name 引数に対して指定した値を示します。

構文

registerWSRPProducer(appName, name, url, [proxyHost], [proxyPort], 
[timeout],[externalApp],[registrationProperties],[tokenType],[issuer],[defUser], 
[keyStorePath],[keyStorePswd],[sigKeyAlias],[sigKeyPswd],[encKeyAlias], 
[encKeyPswd],[recptAlias],[server],[applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。

ここで指定した名前は、Oracle Composer (Portlets フォルダの下) に表示されます。

url
プロデューサ WSDL URL を示します。構文は、WSRP の実装によって異なります。例は以下に示します。

http://host_name:port_number/context_root/portlets/wsrp2?WSDL

http://host_name:port_number/context_root/portlets/wsrp1?WSDL

http://host_name:port_number/context_root/portlets/?WSDL (下位互換性用 WSRP 1.0)

各値の説明は次のとおりです。

  • host_name は、プロデューサがデプロイされているサーバを示します。

  • port_number は、HTTP リスナ ポート番号を示します。

  • context_root は、Web アプリケーションのコンテキスト ルートを示します。

  • portlets[/wsrp(1|2)]?WSDL は、静的テキストを示します。ここで入力したテキストは、プロデューサのデプロイ方法によって異なります。

次に例を示します。

http://myhost.com:7778/MyPortletApp/portlets/wsrp2?WSDL

proxyHost
省略可能。プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスを示します。

プロキシは、WebCenter アプリケーションおよびリモート ポートレット プロデューサがファイアウォールで離れている場合には、必要です。HTTP プロキシは、プロデューサと通信するために必要です。

proxyPort
省略可能。プロキシ サーバのリスン先のポート番号を示します。
timeout
省略可能。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによって WebCenter ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。この引数のデフォルトは、30

個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。

registrationProperties
省略可能。登録プロパティとその値のリストを示します。有効な登録プロパティを指定する場合、コンマ区切りのフォーマットを使用する必要があります。各プロパティの後には、等号および値が続きます。例 : name=Producer,key=123。プロデューサの登録プロパティは、listWSRPProducerRegistrationProperties を使用して表示できます。「listWSRPProducerRegistrationProperties」を参照してください。
tokenType
省略可能。この WSRP プロデューサで認証するために使用するトークン プロファイルのタイプを示します。有効な値は以下のとおり。
  • USERNAME_WITHOUT_PASSWORD(oracle/wss10_username_id_propagation_with_msg_protection_client_policy)—WS-Security 1.0 に記載した方法を使用して、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護 (整合性および機密性) および ID の伝播を実行します。メッセージの保護については、「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を参照してください。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES-128 ビット暗号化の場合は、SHA-1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。ユーザ名トークン WS-セキュリティ SOAP ヘッダに提供した username を使用して ID を設定します。テーマは、現在、設定した ID ストアに対して確立されます。

  • USERNAME_WITH_PASSWORD(oracle/wss10_username_token_with_message_protection_client_policy)—WS-Security v1.0 の基準によって、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護 (メッセージの整合性および機密性) および認証を実行します。メッセージの保護については、「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を参照してください。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES-128 ビット暗号化の場合は、SHA-1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。ユーザ名トークン WS-セキュリティ SOAP ヘッダに提供した credentials を使用して、認証を実行します。テーマは、現在、設定した ID ストアに対して確立されます。

    WSRP プロデューサには、別の ID ストアがある場合、このトークン プロファイルを使用します。プロデューサに関連する外部アプリケーションを定義し、その外部アプリケーションをこのプロデューサと関連付ける必要があります。

  • SAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY(wss10_saml_token_with_message_integrity_client_policy)—WS-Security v1.0 の基準によって、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護および SAML ベース認証を実行します。メッセージの保護については、「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を参照してください。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES ビット暗号化の場合は、SHA--1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。このポリシーを選択すると、受信者のキー エリアス (recptAlias) を無効に設定する必要があります。

  • SAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTION(oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_client_policy)—WS-Security v 1.0 の基準によって、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護および SAML ベース認証を実行します。メッセージの保護については、「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を参照してください。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES-128 ビット暗号化の場合は、SHA--1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。

issuer
省略可能。トークンの発行者の名前を示します。発行者名は、テーマの検証を保証する要素です。

この引数は、トークンのタイプが SAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTION または SAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY の場合のみ適用できます。

defUser
省略可能。WebCenter アプリケーションでユーザが認証されていない場合、リモート プロデューサをアサートするユーザ名を示します。

この引数は、tokenTypeSAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTIONSAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY または USERNAME_WITH_PASSWORD の場合、適用できます。

extApp 省略可能。この引数は、tokenType が USERNAME_WITH_PASSWORD の場合、適用できます。このプロデューサは、外部アプリケーションによって認証用ユーザ資格を格納および提供する場合、この引数を使用して、関連付けられる外部アプリケーションの名前を指定します。
keyStorePath
省略可能。SOAP メッセージのセキュリティ トークンおよび SOAP メッセージの本体など一部にサインするために使用されるプライベート キーおよび証明書を含むキー ストアへの絶対パスを示します。選択したファイルは、Java キーツールを使用して作成したキー ストアである必要があります。
keyStorePswd
省略可能。キー ストアの作成時に設定されていたキー ストアのパスワードを示します。
sigKeyAlias
省略可能。サインするために使用したプライベート キーに関連付けられる証明書の識別子を示します。有効な値は、指定したキー ストアにあるキー エリアスの 1 つであります。
sigKeyPswd
省略可能。sigKeyAlias 引数を使用して指定したエリアスによって識別したキーにアクセスするパスワードを示します。
encKeyAlias
省略可能。暗号化のために使用されるキー エリアスを示します。有効な値は、指定したキー ストアにあるキー エリアスの 1 つです。
encKeyPswd
省略可能。暗号化キーにアクセスするパスワードを示します。
recptAlias
省略可能。プロデューサの証明者に関連付けられるキー ストア エリアスを示します。この証明者を使用して、プロデューサへのメッセージを暗号化します。

tokenType は、SAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY の場合、受信者キー エリアスを指定しません。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WSRPSamples という名前の WSRP プロデューサを登録し、webcenter という名前のアプリケーションに WSRP プロデューサを登録します。

wls:/weblogic/serverConfig> registerWSRPProducer(appName='webcenter', 
name='WSRPSamples', url='http://myhost.com:9999/
portletapp/portlets/wsrp2?WSDL')

以下の例は、保護された WSRP プロデューサを登録します。

wls:/weblogic/serverConfig> registerWSRPProducer(appName='webcenter', 
name='WSRPSamples2', url='http://myhost.com:8899/portletapp/portlets/wsrp2?WSDL', 
tokenType='USERNAME_WITHOUT_PASSWORD', issuer='SMITH', defUser='Smith', 
keyStorePath='/keys/mykeystore.jks', keyStorePswd='Test1', 
sigKeyAlias='mysigalias',sigKeyPswd='mysigpswd', encKeyAlias='myencalias', 
encKeyPswd='myencpswd', recptAlias='myrcptalias')

setWSRPProducer

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の WSRP プロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。

構文

setWSRPProducer(appName, name, url, [proxyHost, [proxyPort]], [timeout], 
[externalApp], [tokenType],[issuer], [defUser], [keyStorePath], [keyStorePswd] 
[sigKeyAlias], [sigKeyPswd], [encKeyAlias], [encKeyPswd], [recptAlias], [server], 
[applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name 
既存の WSRP プロデューサの名前を示します。
url
省略可能。WSRP プロデューサ URL を示します。構文は、WSRP の実装によって異なります。例は以下に示します。

http://host_name:port_number/context_root/portlets/wsrp2?WSDL

http://host_name:port_number/context_root/portlets/wsrp1?WSDL

http://host_name:port_number/context_root/portlets/?WSDL (下位互換性用 WSRP 1.0)

各値の説明は次のとおりです。

  • host_name は、プロデューサがデプロイされているサーバを示します。

  • port_number は、HTTP リスナ ポート番号を示します。

  • context_root は、Web アプリケーションのコンテキスト ルートを示します。

  • portlets[/wsrp(1|2)]?WSDL は、静的テキストを示します。ここで入力したテキストは、プロデューサのデプロイ方法によって異なります。

次に例を示します。

http://myhost:7778/MyPortletApp/portlets/wsrp2?WSDL

proxyHost
省略可能。プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスを示します。

プロキシは、WebCenter アプリケーションおよびリモート ポートレット プロデューサがファイアウォールで離れている場合には、必要です。HTTP プロキシは、プロデューサと通信するために必要です。

proxyPort
省略可能。プロキシ サーバのリスン先のポート番号を示します。
timeout
省略可能。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによって WebCenter ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。

この引数のデフォルトは、30

個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。

extApp 省略可能。この引数は、tokenTypeUSERNAME_WITH_PASSWORD の場合、適用できます。このプロデューサは、外部アプリケーションによって認証用ユーザ資格を格納および提供する場合、この引数を使用して、関連付けられる外部アプリケーションの名前を指定します。
tokenType
省略可能。この WSRP プロデューサで認証するために使用するトークン プロファイルのタイプを示します。有効な値は以下のとおり。
  • USERNAME_WITHOUT_PASSWORD(oracle/wss10_username_id_propagation_with_msg_protection_client_policy)—WS-Security 1.0 に記載した方法を使用して、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護 (整合性および機密性) および ID の伝播を実行します。メッセージが「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を使用して保護されます。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES-128 ビット暗号化の場合は、SHA-1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。ユーザ名トークン WS-セキュリティ SOAP ヘッダを使用して提供した username を使用して ID を設定します。テーマは、現在、設定した ID ストアに対して確立されます。

  • USERNAME_WITH_PASSWORD(oracle/wss10_username_token_with_message_protection_client_policy)—WS-Security v1.0 の基準によって、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護 (メッセージの整合性および機密性) および認証を実行します。メッセージが「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を使用して保護されます。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES-128 ビット暗号化の場合は、SHA-1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。ユーザ名トークン WS-セキュリティ SOAP ヘッダを使用して提供した credentials を使用して、認証を実行します。テーマは、現在、設定した ID ストアに対して確立されます。

    WSRP プロデューサには、別の ID ストアがある場合、このトークン プロファイルを使用します。プロデューサに関連する外部アプリケーションを定義し、その外部アプリケーションをこのプロデューサと関連付ける必要があります。

  • SAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY(wss10_saml_token_with_message_integrity_client_policy)—WS-Security v1.0 の基準によって、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護および SAML ベース認証を実行します。メッセージが「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を使用して保護されます。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES ビット暗号化の場合は、SHA--1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。このポリシーを選択すると、受信者のキー エリアス (recptAlias) を無効に設定する必要があります。

  • SAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTION(oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_client_policy)—WS-Security v 1.0 の基準によって、着信 SOAP 要求のメッセージ レベル保護および SAML ベース認証を実行します。メッセージが「WS-Security 1.0 の Basic128 スィートの非対称キー 技術」を使用して保護されます。特に、機密性の場合は、RSA キー メカニズムを使用し、整合性と AES-128 ビット暗号化の場合は、SHA--1 ハッシュ アルゴリズムを使用します。

issuer
省略可能。トークンの発行者の名前を示します。発行者名は、テーマの検証を保証する要素です。

この引数は、トークンのタイプが SAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTION または SAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY の場合のみ適用できます。

defUser
省略可能。WebCenter アプリケーションでユーザが認証されていない場合、リモート プロデューサをアサートするユーザ名を示します。

この引数は、tokenTypeSAML_TOKEN_WITH_MSG_PROTECTIONSAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY または USERNAME_WITH_PASSWORD の場合、適用できます。

keyStorePath
省略可能。SOAP メッセージのセキュリティ トークンおよび SOAP メッセージの本体など一部にサインするために使用されるプライベート キーおよび証明書を含むキー ストアへの絶対パスを示します。選択したファイルは、Java キーツールを使用して作成したキー ストアである必要があります。
keyStorePswd
省略可能。キー ストアの作成時に設定されていたキー ストアのパスワードを示します。
sigKeyAlias
省略可能。サインするために使用したプライベート キーに関連付けられる証明書の識別子を示します。有効な値は、指定したキー ストアにあるキー エリアスの 1 つであります。
sigKeyPswd
省略可能。sigKeyAlias 引数を使用して指定したエリアスによって識別したキーにアクセスするパスワードを示します。
encKeyAlias
省略可能。暗号化のために使用されるキー エリアスを示します。有効な値は、指定したキー ストアにあるキー エリアスの 1 つです。
encKeyPswd
省略可能。暗号化キーにアクセスするパスワードを示します。
recptAlias
省略可能。プロデューサの証明者に関連付けられるキー ストア エリアスを示します。この証明者を使用して、プロデューサへのメッセージを暗号化します。

tokenType は、SAML_TOKEN_WITH_MSG_INTEGRITY の場合、受信者キー エリアスを指定しません。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

この例は、WSRPSamples のプロデューサのタイムアウトを 60 秒に増加します。

wls:/weblogic/serverConfig>setWSRPProducer(appName='webcenter', name='WSRPSamples', timeout=60)

この例は、保護された WSRP プロデューサ上のセキュリティ プロパティを更新します。

wls:/weblogic/serverConfig>setWSRPProducer(appName='webcenter', 
name='WSRPSamples2', tokenType='USERNAME_WITHOUT_PASSWORD', issuer='SMITH', 
defUser='Smith', keyStorePath='/keys/mykeystore.jks', keyStorePswd='Test1', 
sigKeyAlias='mysigalias', sigKeyPswd='mysigpswd',encKeyAlias='myencalias', 
encKeyPswd='myencpswd', recptAlias='myrcptalias')

この例は、保護された WSRP プロデューサ上に設定したセキュリティ プロパティをすべて削除します。

wls:/weblogic/serverConfig>setWSRPProducer(appName='webcenter', 
name='WSRPSamples2', tokenType='')

listWSRPProducers

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WSRP プロデューサの登録に関する詳細情報を表示します。

構文

listWSRPProducers(appName,[name],[verbose], [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
1 つまたは複数の WSRP プロデューサが登録されているアプリケーションの名前を示します。
name
省略可能。既存の WSRP プロデューサの名前を示します。指定しない場合、この WebCenter アプリケーションに対して設定した WSRP プロデューサの接続に関する詳細情報が表示されます。
verbose
省略可能。WSRP プロデューサの接続に関する詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listWSRPProducers を使用すると、接続に関するすべてのプロパティが表示されます。false に設定し、listWSRPProducers を使用すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは true

この引数を false に設定した場合、names 引数を指定しない。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

wls:/weblogic/serverConfig> listWSRPProducers(appName='webcenter', 
name='WSRPSamples')

deregisterWSRPProducer

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WSRP プロデューサを登録解除し、関連付けられる WSRP および Web サービス接続を削除します。

構文

deregisterWSRPProducer(appName, name, [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
プロデューサが登録されている WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の WSRP プロデューサの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーション内の WSRPSamples プロデューサを登録解除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deregisterWSRPProducer(appName='webcenter', 
name='WSRPSamples')

listWSRPProducerRegistrationProperties

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WSRP ポートレット プロデューサによってサポートされる登録プロパティを表示します。

構文

listWSRPProducerRegistrationProperties(appName, url,[proxyHost, [proxyPort], 
[server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
url
WSRP プロデューサ URL を示します。構文は、WSRP の実装によって異なります。例は以下に示します。

http://host_name:port_number/context_root/portlets/wsrp2?WSDL

http://host_name:port_number/context_root/portlets/wsrp1?WSDL

http://host_name:port_number/context_root/portlets/?WSDL (下位互換性用 WSRP 1.0)

各値の説明は次のとおりです。

  • host_name は、プロデューサがデプロイされているサーバを示します。

  • port_number は、HTTP リスナ ポート番号を示します。

  • context_root は、Web アプリケーションのコンテキスト ルートを示します。

  • portlets[/wsrp(1|2)]?WSDL は、静的テキストを示します。ここで入力したテキストは、プロデューサのデプロイ方法によって異なります。

次に例を示します。

http://myhost:7778/MyPortletApp/portlets/wsrp2?WSDL

proxyHost
省略可能。プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスを示します。

プロキシは、WebCenter アプリケーションおよびリモート ポートレット プロデューサがファイアウォールで離れている場合には、必要です。HTTP プロキシは、プロデューサと通信するために必要です。

proxyPort
省略可能。プロキシ サーバのリスン先のポート番号を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WSRP プロデューサの有効な登録プロパティおよび指定した WSDL URL を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listWSRPProducerRegistrationProperties
(appName='webcenter', url='http://myhost:9999/portletapp/portlets/wsrp2?WSDL')
Registration Property hint : hint text
Registration Property label : label text
Registration Property language : en
Registration Property name : {urn:xyz:wlp:prop:reg:registration}consumerRole
Registration Property value : None

listWSRPProducerUserCategories

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WSRP プロデューサでサポートされる可能性がある任意のユーザ カテゴリを表示します。WebCenter ユーザは、WLST コマンドの mapWSRPProducerUserCategory を使用して、アプリケーションのロールをプロデューサのユーザ カテゴリにマップできます。

構文

listWSRPProducerUserCategories(appName, name, [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の WSRP プロデューサの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WSRPSamples という名前の WSRP プロデューサに関連付けられるカテゴリを表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listWSRPProducerUserCategories(appName='webcenter', 
name='WSRPSamples')
User Category Name : categoryTwo
User Category Description : Custom role two.
User Category Mapped Local Roles : None


User Category Name : categoryOne
User Category Description : Custom role one.
User Category Mapped Local Roles : None

mapWSRPProducerUserCategory

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter アプリケーションに定義したロールを WSRP プロデューサによってサポートされるユーザ カテゴリにマップします。listWSRPProducerUserCategories を使用して、ユーザ カテゴリを検索可能です。

構文

mapWSRPProducerUserCategory(appName, name, localRole, producerUserCategory, 
[server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の WSRP プロデューサの名前を示します。
localRole
WebCenter アプリケーションのマップするロールの名前を示します。
producerUserCategory
WebCenter ロールをマップする WSRP プロデューサのユーザ カテゴリを示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、アプリケーション ロール admin を WSRP ユーザ カテゴリ wrsp-admin にマップします。

wls:/weblogic/serverConfig> mapWSRPProducerUserCategory(appName='webcenter', 
name='WSRPProducer1', localRole='admin', producerUserCategory='wsrp-admin')

registerPDKJavaProducer

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle PDK-Java ポートレット プロデューサへの接続を作成し、Oracle PDK-Java プロデューサを名前付きの WebCenter アプリケーションに登録します。

構文

registerPDKJavaProducer(appName, name, url, [serviceId], [proxyHost, 
[proxyPort]], [subscriberId], [sharedKey], [timeout], 
[establishSession],[externalApp], [mapUser], [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
url
Oracle PDK-Java プロデューサの URL を示します。以下の構文を使用します。

http://host_name:port_number/context_root/providers

各値の説明は次のとおりです。

  • host_name は、プロデューサがデプロイされているサーバを示します。

  • port_number は、HTTP リスナ ポート番号を示します。

  • context_root は、Web アプリケーションのコンテキスト ルートを示します。

  • providers は、静的テキストを示します。ここで入力したテキストは、プロデューサのデプロイ方法によって異なります。

次に例を示します。

http://myHost:7778/myEnterprisePortlets/providers

serviceId
省略可能。プロデューサのサービス ID を示します。

PDK-Java を使用すると、1 つのアダプタ サーブレットの下に複数のプロデューサをデプロイできます。プロデューサは、それらのユニークなサービス ID で識別されます。サービス ID が URL のエンド ポイントに追加されていないときにのみ、指定する必要があります。

たとえば、以下の URL のエンド ポイントには、サービス ID として sample を指定する必要があります。

http://domain.us.oracle.com:7778/axyz/providers

ただし、以下の URL のエンドポイントには、サービス ID を指定する必要はない。

http://domain.us.oracle.com:7778/axyz/providers/sample

サービス ID を使用して、<service_id>.properties というファイルを参照できます。このファイルには、プロデューサのテスト ページを表示するかどうかなど、プロデューサの特性が定義されています。任意の値を使用してサービス ID を作成します。

proxyHost
省略可能。プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスを示します。

プロキシは、WebCenter アプリケーションおよびリモート ポートレット プロデューサがファイアウォールで離れている場合には、必要です。HTTP プロキシは、プロデューサと通信するために必要です。

proxyPort
省略可能。プロキシ サーバのリスン先のポート番号を示します。この引数のデフォルトは、80
sharedKey
省略可能。リモート プロデューサのメッセージを認証するために使用する共有キーを示します。メッセージを認証すると、受信メッセージが共有キーを持つホストから送信されます。この引数のデフォルトは null。

共有キーに入力可能な英数字は、10 個~ 20 個です。

subscriberId
省略可能。必要に応じて、コンシューマの識別子を示します。

アプリケーションにプロデューサを登録すると、プロデューサに呼び出しが行われます。呼び出しのとき、コンシューマが (このインスタンスの場合は、WebCenter アプリケーション) サブスクライバ ID の値をプロデューサに渡します。サブスクライバ ID を使用するためにプロデューサがコード化される可能性があります。

timeout
省略可能。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによって WebCenter ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。

この引数のデフォルトは、30

個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。

establishSession
省略可能。このプロデューサからポートレットを実行するときには、ユーザ セッションを有効にします。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。

セッションを有効に (true) に設定すると、サーバでは、ユーザ名などセッション特定情報が確保されます。セッションを使用してメッセージを認証するので、共有キーが指定されている場合、このオプションも有効に設定する必要があります。プロデューサおよびサーバの間にセッションなしの通信を行う場合は、false を指定します。

externalApp
省略可能。プロデューサに関連付けられるために使用する外部アプリケーションの名前を示します。プロデューサのポートレットの 1 つを認証する必要がある場合、必須です。
mapUser
省略可能。外部アプリケーションからマップしたユーザ名をプロデューサへに渡す必要があるかどうかを指定するフラグを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは true
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーションの JPDKSamples という名前の Oracle PDK-Java プロデューサを作成し登録します。

wls:/weblogic/serverConfig> registerPDKJavaProducer(appName='webcenter', 
name='JPDKSamples', url='http://myhost:9999/jpdk/providers/sample')

setPDKJavaProducer

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の PDK-Java プロデューサの登録に関する詳細情報を編集します。

構文

setPDKJavaProducer(appName, name, url, [serviceId], [proxyHost, [proxyPort]], 
[subscriberId], [sharedKey], [timeout], [establishSession], [externalApp], 
[mapUser], [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の PDK-Java プロデューサの名前を示します。
url
Oracle PDK-Java プロデューサの URL を示します。以下の構文を使用します。

http://host_name:port_number/context_root/providers

各値の説明は次のとおりです。

  • host_name は、プロデューサがデプロイされているサーバを示します。

  • port_number は、HTTP リスナ ポート番号を示します。

  • context_root は、Web アプリケーションのコンテキスト ルートを示します。

  • providers は、静的テキストを示します。ここで入力したテキストは、プロデューサのデプロイ方法によって異なります。

次に例を示します。

http://myHost:7778/myEnterprisePortlets/providers

serviceId
省略可能。プロデューサのサービス ID を示します。

PDK-Java を使用すると、1 つのアダプタ サーブレットの下に複数のプロデューサをデプロイできます。プロデューサは、それらのユニークなサービス ID で識別されます。サービス ID が URL のエンド ポイントに追加されていないときにのみ、指定する必要があります。

たとえば、以下の URL のエンド ポイントには、サービス ID として sampleを指定する必要があります。

http://domain.us.oracle.com:7778/axyz/providers

ただし、以下の URL のエンドポイントには、サービス ID を指定する必要はない。

http://domain.us.oracle.com:7778/axyz/providers/sample

サービス ID を使用して、<service_id>.properties というファイルを参照できます。このファイルには、プロデューサのテスト ページを表示するかどうかなど、プロデューサの特性が定義されています。任意の値を使用してサービス ID を作成します。

proxyHost
省略可能。プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスを示します。

プロキシは、WebCenter アプリケーションおよびリモート ポートレット プロデューサがファイアウォールで離れている場合には、必要です。HTTP プロキシは、プロデューサと通信するために必要です。

proxyPort
省略可能。プロキシ サーバのリスン先のポート番号を示します。
subscriberID
省略可能。必要に応じて、コンシューマの識別子を示します。

アプリケーションにプロデューサを登録すると、プロデューサに呼び出しが行われます。呼び出しのとき、コンシューマが (このインスタンスの場合は、WebCenter アプリケーション) サブスクライバ ID の値をプロデューサに渡します。プロデューサは、サブスクライバ ID の希望する値を表示しない場合、登録の呼び出しを拒否する可能性があります。

sharedKey
省略可能。共有キーを使用して、リモート プロデューサのメッセージを認証します。メッセージを認証すると、受信メッセージが共有キーを持つホストから送信されます。sharedKey 引数および establishSession 引数を使用してセッションを有効にする必要があります。
timeout
省略可能。プロデューサと通信するために秒の単位で指定するタイムアウトを示します。たとえば、プロデューサによって WebCenter ページ上にポートレットを登録、登録解除および表示するために必要な最大時間です。

個々のポートレットは、その自体のタイムアウト時間を定義する場合があります。このタイムアウト値は、ここで指定されている値よりも優先されます。

establishSession
省略可能。このプロデューサからポートレットを実行するときには、ユーザ セッションを有効にします。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは、false です。establishSession 引数および sharedKey 引数を使用してセッションを有効にする必要があります。

セッションを有効に (true) に設定すると、サーバでは、ユーザ名などセッション特定情報が確保されます。セッションを使用してメッセージを認証するので、共有キーが指定されている場合、このオプションも有効に設定する必要があります。プロデューサおよびサーバの間にセッションなしの通信を行う場合は、false に設定します。

externalApp
省略可能。このプロデューサに関連付けられる外部アプリケーションの名前を示します。
mapUser
省略可能。外部アプリケーションからマップしたユーザ名をプロデューサへに渡す必要があるかどうかを指定するフラグを示します。有効な値は、true および false。この引数のデフォルトは true
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、プロキシ サーバを使用するために MyApp に登録された PDK-Java プロデューサを変更します。

wls:/weblogic/serverConfig> setPDKJavaProducer(appName='MyApp', 
name='MyProducer', url='http://myhost.com/jpdk/providers/sample', 
proxyHost='myproxy.com', proxyPort=80)

deregisterPDKJavaProducer

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle PDK-Java プロデューサを登録解除し、名前付きの WebCenter アプリケーションに関連付けられる接続を削除します。

構文

deregisterPDKJavaProducer(appName, name, [server, applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の PDK-Java プロデューサの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、wc-WebClipping プロデューサを登録解除し、関連付けられる接続を削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deregisterPDKJavaProducer(appName='webcenter', 
name='wc-WebClipping')
Already in Domain Runtime Tree
Producer wc-WebClipping has been deregistered.
Already in Domain Runtime Tree
"wc-WebClipping" successfully deleted
Already in Domain Runtime Tree
"wc-WebClipping-urlconn" successfully deleted

listPDKJavaProducers

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションに登録された 1 つまたは複数の Oracle PDK-Java プロデューサの詳細情報を表示します。

構文

listPDKJavaProducers(appName, [name],[verbose], [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
省略可能。既存の PDK-Java ポートレット プロデューサの名前を示します。指定しない場合、この WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての PDK-Java プロデューサの接続に関する詳細情報が表示されます。
verbose
省略可能。PDK-Java プロデューサの接続に関する詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listPDKJavaProducers を使用すると、接続に関するすべてのプロパティが表示されます。false に設定し、listPDKJavaProducers を使用すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは true

この引数を false に設定した場合、name 引数を指定しない。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、JPDKSamples プロデューサのすべての接続プロパティ (冗長モード) を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listPDKJavaProducers(appName='webcenter', 
name='JPDKSamples', verbose=true)
----------------------
wc-WebClipping
----------------------
Service Id: None
Shared Key: None
External Application Id: None
Subscriber Id: None
URL: http://myhost.com:9999/portalTools/webClipping/providers/webClipping
----------------------
wc-OmniPortlet
----------------------
Service Id: None
Shared Key: None
External Application Id: None
Subscriber Id: None
URL: http://myhost:9999/portalTools/omniPortlet/providers/omniPortlet

refreshProducer

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きのプロデューサによって提供されたポートレットが反映されるようにそのプロデューサに対して格納したメタデータを最新の状態にします。

構文

refreshProducer(appName, producerName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
プロデューサが登録されている WebCenter アプリケーションの名前を示します。
producerName
既存のプロデューサの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前のアプリケーション内の WSRPSamples プロデューサを最新の状態にします。

wls:/weblogic/serverConfig> refreshProducer(appName='webcenter', 
ProducerName='WSRPSamples')
Producer WSRPSamples has been refreshed.

registerOOTBProducers

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle WebCenter で提供されている OmniPortlet、Web Clipping、Rich Text Portlet および WSRP Tools など初期状態のプロデューサを登録します。

構文

registerOOTBProducers(producerHost, producerPort, appName, [server, 
applicationVersion])
引数 定義
producerHost
初期状態のプロデューサをホストするサーバのホスト名および IP アドレスを示します。
producerPort
初期状態のプロデューサをホストするサーバのポート番号を示します。
appName
初期状態のプロデューサを登録する WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myApp という名前の WebCenter アプリケーションに初期状態のプロデューサを登録します。

wls:/weblogic/serverConfig> registerOOTBProducers(producerHost='myhost.com', 
producerPort=9999, appName='myApp')
Registering Out-of-the-Box Producers
Registering producers at http://myhost.com:9999

Registering Omniportlet
Created connection wc-OmniPortlet-urlconn
Created connection wc-OmniPortlet
Producer connection wc-OmniPortlet has been registered.

Registering WebClipping
Created connection wc-WebClipping-urlconn
Created connection wc-WebClipping
Producer connection wc-WebClipping has been registered.

Registering RichTextPortlet
Created connection wc-RichText-wsconn
Created connection wc-RichText
Producer connection wc-RichText has been registered.

Registering WSRP Tools
Created connection wc-WSRPTools-wsconn
Created connection wc-WSRPTools
Producer connection wc-WSRPTools has been registered.

deregisterOOTBProducers

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle WebCenter で提供されている OmniPortlet、Web Clipping、Rich Text Portlet および WSRP Tools など初期状態のプロデューサを登録解除します。

構文

deregisterOOTBProducers(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
現在、初期状態のプロデューサが登録されている WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、初期状態の WebCenter プロデューサを登録解除し、myApp という名前のアプリケーション内のそれに関連付けられる接続を削除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deregisterOOTBProducers(appName='myApp') 
Deregistering Out-of-the-Box Producers

Deregistering Omniportlet
Producer wc-OmniPortlet has been deregistered.
wc-OmniPortlet successfully deleted
wc-OmniPortlet-urlconn successfully deleted

Deregistering WebClipping
Producer wc-WebClipping has been deregistered.
wc-WebClipping successfully deleted
wc-WebClipping-urlconn successfully deleted

Deregistering RichTextPortlet
Producer wc-RichText has been deregistered.
wc-RichText successfully deleted
wc-RichText-wsconn successfully deleted

Deregistering WSRP Tools
Producer wc-WSRPTools has been deregistered.
wc-WSRPTools successfully deleted
wc-WSRPTools-wsconn successfully deleted

registerSampleProducers

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle WebCenter で提供されているサンプル プロデューサを名前付きの WebCenter アプリケーションに登録します。WSRP サンプル および JPDK サンプルの 2 つのサンプル プロデューサがあります。

構文

registerSampleProducers(producerHost, producerPort, appName, [server, 
applicationVersion])
引数 定義
producerHost
サンプル プロデューサをホストするサーバのホスト名および IP アドレスを示します。
producerPort
サンプル プロデューサをホストするサーバのポート番号を示します。
appName
サンプル プロデューサを登録する WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、Oracle WebCenter のサンプル プロデューサを myApp という名前のアプリケーションに登録します。

wls:/weblogic/serverConfig> registerSampleProducers(producerHost='myhost.com', 
producerPort=9999, appName='myApp')

deregisterSampleProducers

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

Oracle WebCenter サンプル プロデューサ (WSRP サンプル および JPDK サンプル) を名前付きの WebCenter アプリケーションから登録解除します。

構文

deregisterSampleProducers(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
現在、サンプル プロデューサが登録されている WebCenter アプリケーションの名前を示します。値を指定しない場合、この引数のデフォルトは、webcenter です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myApp という名前の WebCenter アプリケーションからサンプル プロデューサを登録解除します。

wls:/weblogic/serverConfig> deregisterSampleProducers(appName='myApp') 

RSS

表 5-16 に指定されているコマンドを使用して、WebCenter Spaces 内の RSS サービスのプロキシ設定を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-16 RSS WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

getRssProxyConfig

RSS サービスによって使用されるプロキシ ホストおよびプロキシ ポートを返します。

オンライン

setRssProxyConfig

RSS サービスによって使用されるプロキシ ホストおよびプロキシ ポートを指定します。

オンライン


getRssProxyConfig

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

(WebCenter Spaces アプリケーションのみ) RSS サービスによって使用されるプロキシ ホストおよびプロキシ ポートを返します。ネットワークの設定に応じて、WebCenter Spaces に外部 RSS ニュース フィードを表示するためにプロキシの詳細情報を指定する必要がある場合があります。

構文

getRssProxyConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
WebCenter Spaces アプリケーションの名前、常に webcenter を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、RSS サービスによって使用されるプロキシ ホストおよびプロキシ ポートを WebCenter Spaces アプリケーションに返します。

wls:/weblogic/serverConfig> getRssProxyConfig(appName='webcenter')

setRssProxyConfig

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

(WebCenter Spaces アプリケーションのみ) RSS サービスのプロキシ ホストおよびプロキシ ポートを指定します。ネットワークの設定に応じて、WebCenter Spaces に 外部 RSS ニュース フィードを表示するためにプロキシの詳細情報を指定する必要がある場合があります。

構文

setRssProxyConfig(appName, proxyHost, proxyPort, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。名前は、常に、webcenter です。
proxyHost
プロキシ サーバのホスト名を示します。
proxyPort
プロキシ サーバが実行しているポートを示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、RSS サービスによって使用されるプロキシ ホストおよびプロキシ ポートを WebCenter Spaces アプリケーションに設定します。

wls:/weblogic/serverConfig> setRssProxyConfig(appName='webcenter', 
proxyHost='www-proxy.example.com', proxyPort='80')

[検索]

表 5-17 に指定されているコマンドを使用して、WebCenter アプリケーションの Oracle Secure Enterprise Search (SES) 接続を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-17 検索 WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

createSESConnection


WebCenter アプリケーションの SES インスタンスへの接続を作成します。

オンライン

setSESConnection


既存の SES 検索接続を編集します。

オンライン

listSESConnections


特定の WebCenter アプリケーションに対して設定した個々またはすべての SES 検索接続を表示します。

オンライン

setSearchConfig


WebCenter アプリケーションの検索設定を変更します。

オンライン

setSearchSESConfig


既存の SES 検索接続の検索設定を設定します。

オンライン

listSearchConfig


WebCenter アプリケーションの検索プロパティを表示します。

オンライン

listSearchSESConfig


WebCenter アプリケーションの SES プロパティを表示します。

オンライン


createSESConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter アプリケーションの Oracle Secure Enterprise Search (SES) インスタンスへの接続を作成します。

構文

createSESConnection(appName, name, url, appUser, appPassword,[default], 
[server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
url
Oracle Secure Enterprise Search によって検索の要求を有効にするためにエクスポーズした Web サービスの URL を示します。

使用するフォーマットは、http://<host>:<port>/search/query/OracleSearch です。

appUser
WebCenter アプリケーションが WebCenter ユーザの代わりに検索を行えるように、それ自体が Oracle Secure Enterprise Search にログインするために使用するユーザ名を示します。

指定したユーザは、WebCenter アプリケーションに対して設定した Oracle Identity Management サーバおよび Oracle SES に対して設定した Oracle Identity Management サーバの両方にも存在する必要があります。

appPassword
指定したユーザのパスワードを示します。
default
省略可能。検索接続を積極的に使用するために WebCenter 検索サービスを設定します。有効な値は、true および false

true に設定すると、使用されているその他の検索接続に置き換えられます。false に設定すると、現在の検索サービスの設定は変更されません。この引数のデフォルトは false

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、SES インスタンス http://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch を指す新しい接続を作成し、この接続を、app1 という名前の WebCenter アプリケーションのアクティブな検索接続として設定します。

wls:/weblogic/serverConfig> createSESConnection(appName='app1', name='SESConn1', 
url='http://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch', appUser='wpadmin', 
appPassword='password', default=true)

setSESConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の Oracle Secure Enterprise Search (SES) 検索接続を編集します。

構文

setSESConnection(appName, name, [url], [appUser],[appPassword],[default], 
[server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の検索接続の名前を示します。
url
省略可能。Oracle Secure Enterprise Search によって検索の要求を有効にするためにエクスポーズした Web サービスの URL を示します。

使用するフォーマットは、http://<host>:<port>/search/query/OracleSearch です。

appUser
省略可能。WebCenter アプリケーションは、WebCenter ユーザの代わりに検索を行うできるように、Oracle Secure Enterprise Search にログインするために使用するユーザ名を示します。
appPassword
省略可能。WebCenter アプリケーションは、WebCenter ユーザの代わりに検索を行うできるように、Oracle Secure Enterprise Search にログインするために使用するパスワードを示します。
default
省略可能。検索接続を積極的に使用するために WebCenter 検索サービスを設定します。有効な値は、true および false

true に設定すると、使用されているその他の検索接続が置き換えられます。false に設定すると、現在の検索サービスの設定は変更されません。この引数のデフォルトは false

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、SESConn1 という名前の検索接続の URL を変更し、この接続を app1 という名前の WebCenter アプリケーションのアクティブな検索接続として設定します。

wls:/weblogic/serverConfig> setSESConnection(appName='app1', name='SESConn1', 
url='http://myhost.com:7777/search/query/OracleSearch', appUser='wpadmin', 
appPassword='password', default=true)

listSESConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての Oracle Secure Enterprise Search (SES) 検索接続の名前を表示します。

構文

listSESConnections(appName, [verbose], [name], [server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。検索接続に関する詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listSESConnections コマンドを使用すると、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての検索接続およびその詳細情報が表示されます。false に設定し、listSESConnections を使用すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは false

この引数を false に設定した場合、name 引数を指定しない。

name
省略可能。既存の検索接続の名前を示します。この引数を使用して、特定の接続の詳細情報を表示できます。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenterApp という名前の WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての検索接続に関する詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listSESConnections(appName='WebCenterApp', verbose='true')

以下の例は、SESConn1 という名前の検索接続に関する詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listSESConnections(appName='WebCenterApp', 
verbose='true', name='SESConn1')

setSearchConfig

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter アプリケーションの検索設定を変更します。パラメータを指定しない場合、検索設定が変更されません。

構文

setSearchConfig(appName,[numSavedSearches],[numResultsRegion],[numResultsMain], 
[numResultsToolbar],[executionTimeout],[prepareTimeout],[showAllExecutionTimeout], 
[server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
numSavedSearches
省略可能。保存済み検索項目のドロップ ダウン (メイン検索ページ) に表示する保存済み検索項目数を示します。
numResultsRegion
省略可能。保存済み検索タスク フローに表示される保存済み検索項目数を示します。
numResultsMain
省略可能。メイン検索ページから提出された検索項目に対して、サービスごとに表示される検索結果の数を示します。
numResultsToolbar
省略可能。グローバル検索ツールバーから提出された検索項目に対して、サービスごとに表示される検索結果の数を示します。この引数の値は、有効な値である必要があります。
executionTimeout
省略可能。サービスで検索を許可されている最大時間 (ms の単位) を示します。この引数の値は、有効な値である必要があります。
prepareTimeout
省略可能。サービスで検索の起動を許可されている最大時間 (ms の単位) を示します。この引数の値は、有効な値である必要があります。
showAllExecutionTimeout
省略可能。サービスで検索結果の表示を許可されている最大時間 (ms の単位) を示します。この引数の値は、有効な値である必要があります。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、保存済みの検索には、サービスごとに 5 個の検索結果が表示されることを示します。また、検索を行うために必要なタイムアウト時間は、7 秒です。

wls:/weblogic/serverConfig> setSearchConfig(appName='webcenter', 
numResultsRegion=5, executionTimeout=7000);

以下の例は、グローバル ツールバー検索のサービス当たりの検索項目数を 10 個に変更すると、保存済み検索項目のドロップ ダウン リストに表示される検索項目数を 8 個に増加します。

wls:/weblogic/serverConfig> setSearchConfig(appName='webcenter', 
numSavedSearches=8, numResultsToolbar=10); 

以下の例は、検索を実行するタイムアウトを 5 秒に設定し、各サービスで、タイムアウト前に 15 秒まで検索結果を表示できます。

wls:/weblogic/serverConfig> setSearchConfig(appName='webcenter', 
executionTimeout=5000, showAllExecutionTimeout=15000);

setSearchSESConfig

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の Oracle Secure Enterprise Search (SES) 検索接続の検索設定を設定します。パラメータを指定しない場合、検索設定が変更されません。

構文

setSearchSESConfig(appName,[connectionName],[dataGroup],[topNRows], [server], 
[applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
connectionName
省略可能。検索サービスで使用する必要がある検索接続の名前を指定します。
dataGroup
省略可能。検索を行う Secure Enterprise の検索データ グループの名前を指定します。値を指定しない場合、Oracle Secure Enterprise Search インスタンス中のすべての項目が検索されます。
topNRows
省略可能。調整されたデータを収集するために検索結果の一番上の N 行数を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、検索サービスでは、group2 という名前のデータ グループを検索するには、SESConn1 という名前の検索サービスを使用する必要があることを指定します。

wls:/weblogic/serverConfig> setSearchSESConfig 
(appName='webcenter',connectionName='SESConn1', dataGroup='group2', 
topNRows=200);

以下の例は、検索サービスにより返される検索結果の最大数を変更します。この例では、接続の名前が指定されていないので、設定に関する変更が現在のデフォルト (またはアクティブ) 接続に適用されます。

wls:/weblogic/serverConfig> setSearchSESConfig(appName='webcenter', topNRows=500);
すでにドメインのランタイム ツリーに存在している。
サービスの接続に関する変更を反映するには、サービスを再起動する必要があります。

listSearchConfig

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter アプリケーションの検索設定を表示します。

構文

listSearchConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前の WebCenter アプリケーションの検索設定に関する情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listSearchConfig(appName='webcenter')

listSearchSESConfig

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter アプリケーションの SES 検索設定を表示します。

構文

listSearchSESConfig(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、webcenter という名前の WebCenter アプリケーションの SES 検索設定に関する情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listSearchSESConfig(appName='webcenter')
すでにドメイン ランタイム ツリーに存在している。
-----------------
SES Config の検索
-----------------
connectionName: SESConn1
dataGroup: group2
topNRows: 200

ワークリスト

表 5-18 に指定されているコマンドを使用して、BPEL サーバ接続を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-18 ワークリスト コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

createBPELConnection


WebCenter アプリケーションの BPEL サーバへの接続を作成します。

オンライン

setBPELConnection


既存の BPEL サーバ接続を編集します。

オンライン

listBPELConnections


名前付きの WebCenter アプリケーションに対して設定した BPEL サーバのすべての接続を表示します。

オンライン

addWorklistConnection


ワークリスト サービスの 既存の BPEL サーバ接続を有効に設定します。

オンライン

removeWorklistConnection


現在、ワークリスト サービスで使用中の BPEL サーバ接続を無効に設定します。

オンライン

listWorklistConnections


ワークリスト サービスに対して設定した個々またはすべての BPEL サーバ接続を表示します。

オンライン


createBPELConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

名前付きの WebCenter アプリケーションの BPEL サーバへの接続を作成します。アプリケーションのワークリスト サービスおよび WebCenter Spaces のワークフローで BPEL サーバの接続を使用できます。

新しい BPEL サーバ接続をアクティブに使用できるように、ワークリスト サービスを設定するには、addWorklistConnection コマンドを使用します。「addWorklistConnection」を参照してください。

WebCenter Spaces がその内部ワークフローのために使用する BPEL サーバ接続を指定するには、setSpacesWorkflowConnectionName コマンドを使用します。「setSpacesWorkflowConnectionName」を参照してください。

構文

createBPELConnection(appName, name, url, [policy], [server], 
[applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
接続の名前を示します。名前は、WebCenter アプリケーション内に (すべての接続タイプの間) ユニークである必要があります。
url
BPEL サーバにアクセスするために必要な URL を示します。

使用するフォーマットは、<protocol>://<host>:<port> です。

BPEL サーバの URL は、WebCenter アプリケーション内でユニークである必要があります。

policy
省略可能。この接続は、認証のために使用する SAML トークン ポリシーを示します。この引数のデフォルトは、oracle/wss10_saml_token_client_policy です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、指定した URL 値で WebCenter Worklist という名前の接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> createBPELConnection(appName='webcenter', 
name='WebCenter Worklist', url='http://myhost.com:8001', 
policy='oracle/wss10_saml_token_client_policy)

以下の例は、デフォルト セキュリティ ポリシーを使用する接続を作成します。

wls:/weblogic/serverConfig> createBPELConnection(appName='webcenter', 
name='WebCenter Worklist', url='http://myhost.com:8001')

setBPELConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

既存の BPEL サーバ接続を編集します。BPEL サーバの URL およびセキュリティ ポリシーの両方は、編集可能です。

既存の BPEL サーバ接続をアクティブに使用できるように、ワークリスト サービスを設定するには、addWorklistConnection コマンドを使用します。「addWorklistConnection」を参照してください。

Webcenter Spaces ワークフローに対して使用される BPEL サーバ接続を指定するには、setSpacesWorkflowConnectionName コマンドを使用します。「setSpacesWorkflowConnectionName」を参照してください。

構文

setBPELConnection(appName, name,[url],[policy],[server], [applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の BPEL サーバ接続の名前を示します。
url
省略可能。BPEL サーバにアクセスするために必要な URL を示します。

使用するフォーマットは、<protocol>://<host>:<port> です。

BPEL サーバの URL は、WebCenter アプリケーション内でユニークである必要があります。

policy
省略可能。この接続は、認証のために使用する SAML トークン ポリシーを示します。この引数のデフォルトは、oracle/wss10_saml_token_client_policy です。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter Worklist という名前の接続の BPEL サーバ URL およびセキュリティ ポリシーを更新します。

wls:/weblogic/serverConfig> setBPELConnection(appName='webcenter', 
name='WebCenter Worklist',url='http://myhost.com:6666', policy='oracle/wss10_
saml_token_with_message_protection_client_policy')

以下の例は、WebCenter Worklist という名前の接続の BPEL サーバ URL を更新します。

wls:/weblogic/serverConfig> setBPELConnection(appName='webcenter', 
name='WebCenter Worklist',url='http://myhost.com:8001')

listBPELConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

このコマンドは、引数を指定せずに使用すると、特定の WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての BPEL 接続が指定されます。現在、接続を使用していない場合も、すべての BPEL 接続が指定されます。

構文

listBPELConnections(appName, [verbose], [name], [server], [applicationVersion]) 
引数 定義
appName
BPEL サーバの接続を表示する必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。BPEL サーバ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listBPELConnections を使用すると、設定されたすべての BPEL サーバ接続およびそれらの詳細情報が表示されます。false に設定し、listBPELConnections を使用すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは false

この引数を false に設定した場合、name 引数を指定しない。

name
省略可能。既存の BPEL サーバ接続の名前を示します。この引数を使用して、特定の接続の詳細情報を表示できます。

すべての接続を表示するには、name 引数を省略します。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての BPEL サーバ接続の名前を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listBPELConnections(appName='webcenter')
  ------------------
  WebCenter Worklist
  ------------------
  ------------------
  Human Resources Worklist
  ------------------

以下の例は、WebCenter アプリケーションに対して設定したすべての BPEL サーバ接続の名前および詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listBPELConnections(appName='webcenter', verbose=true)       
  ------------------
  WebCenter Worklist
  ------------------
  Connection Name: WebCenter Worklist
  PolicyURI:oracle/wss10_saml_token_client_policy
  URL:http://myhost.com:8001
  ------------------
  Human Resources Worklist
  ------------------
  Connection Name: Human Resources Worklist
  PolicyURI:oracle/wss10_saml_token_client_policy
  URL:http://myhost.com:8888
  ------------------

addWorklistConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ワークリスト サービスの 既存の BPEL サーバ接続を有効に設定します。ワークリスト サービスは、複数の接続をサポートしているので、WebCenter ユーザがさまざまな BPEL サーバからの割り当ておよび通知をモニタおよび管理できます。

名前には、既存の BPEL サーバ接続を指定する必要があります。

構文

addWorklistConnection(appName, name,[verbose, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の BPEL サーバ接続の名前を示します。
verbose
省略可能。一致する BPEL サーバ接続が存在するかどうかを示す出力を表示し、接続に関する詳細情報を提供します。True の場合、冗長モードがオンに設定されます。false の場合、冗長モードがオフに設定されます。この引数のデフォルトは false
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ワークリスト サービスの Human Resources Worklist 接続を有効に設定します。

wls:/weblogic/serverConfig> addWorklistConnection(appName='webcenter', 
name='Human Resources Worklist', verbose=true)
  Human Resources Worklist successfully added to WorkList
  ------------------
  Human Resources Worklist
  ------------------
  Connection Name: Human Resources Worklist
  PolicyURI:oracle/wss10_saml_token_client_policy
  URL:http://myhost.com:8888

以下の例も、ワークリスト サービスの Human Resources Worklist 接続を有効に設定します。

wls:/weblogic/serverConfig> addWorklistConnection(appName='webcenter', 
name='Human Resources Worklist', verbose=true)
  Human Resources Worklist successfully added to WorkList
  ------------------
  Human Resources Worklist
  ------------------
  Connection Name: Human Resources Worklist
  PolicyURI:oracle/oracle/wss10_saml_token_client_policy
  URL:http://myhost.com:8888

removeWorklistConnection

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

現在、ワークリスト サービスで使用中の BPEL サーバ接続を無効に設定します。接続に関する情報が保持されますが、ワークリスト サービスには、指定した接続を使用できなくなっています。

構文

removeWorklistConnection(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
name
既存の BPEL サーバ接続の名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ワークリスト サービスの WebCenter Worklist という名前の BPEL サーバ接続を無効に設定します。

wls:/weblogic/serverConfig> removeWorklistConnection(appName='webcenter', 
name='WebCenter Worklist')
  WebCenter Worklist successfully removed from WorkList

listWorklistConnections

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

このコマンドは、引数を指定せずに使用すると、名前付きの WebCenter アプリケーションのワークリスト サービスに対して設定したすべての BPEL サーバ接続が指定されます。

構文

listWorklistConnections(appName, [verbose],[name], [server], 
[applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
verbose
省略可能。BPEL サーバ接続の詳細情報を冗長モードで表示します。有効な値は、true および falsetrue に設定し、listWorklistConnections コマンドを使用すると、ワークリスト サービスに対して設定した BPEL サーバのすべての接続およびその詳細情報が表示されます。false に設定し、listWorklistConnections を使用すると、接続の名前のみ表示されます。この引数のデフォルトは false

この引数を false に設定した場合、name 引数を指定しない。

name
省略可能。既存の BPEL サーバ接続の名前を示します。この引数を使用して、特定の接続の詳細情報を表示できます。

すべての接続を表示するには、name 引数を省略します。

server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ワークリスト サービスに対して設定したすべての BPEL サーバ接続の名前を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listWorklistConnections(appName='webcenter')
  ------------------
  WebCenter Worklist
  ------------------

以下の例は、ワークリスト サービスに対して設定したすべての BPEL サーバ接続の名前および接続に関する詳細情報を表示します。

wls:/weblogic/serverConfig> listWorklistConnections(appName='webcenter', verbose=true)
  ------------------
  WebCenter Worklist
  ------------------
  Connection Name: WebCenter Worklist
  PolicyURI:oracle/wss10_saml_token_client_policy
  URL:http://myhost.com:8001

以下の例は、MyWorklist という名前の BPEL サーバ接続の詳細情報を表示します。現在、ワークリスト サービスでは、MyWorklist を使用するように設定していないので、適当なメッセージが表示されます。

wls:/weblogic/serverConfig> listWorklistConnections(appName='webcenter', 
verbose=true, name='MyWorklist')
  ------------------
  The following connection is not in the ADF Worklist:MyWorklist

WebCenter Spaces ワークフロー

表 5-19 に表示されているコマンドを使用して、WebCenter Spaces ワークフロー (グループ スペース メンバシップの通知、グループ スペース サブスクリプション の要求など) に対して使用される BPEL サーバ接続を管理します。

WebCenter WLST コマンドを使用して設定に対して行った変更は、WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを再起動した後のみ有効になります。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter 管理者ガイド』を参照してください。

表 5-19 WebCenter Spaces WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

getSpacesWorkflowConnectionName

WebCenter Spaces が内部ワークフローに対して使用している BPEL サーバ接続の名前を返します。

オンライン

setSpacesWorkflowConnectionName

Webcenter Spaces ワークフローに対して使用される BPEL サーバ接続を指定します。

オンライン


getSpacesWorkflowConnectionName

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter Spaces が内部ワークフロー (グループ スペース メンバシップの通知、グループ スペース グループ スペースの要求など) に対して使用している BPEL サーバ接続の名前を返します。

構文

getSpacesWorkflowConnectionName(appName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
WebCenter Spaces アプリケーションの名前、常に webcenter を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter Spaces が内部ワークフローに対して使用している BPEL サーバ接続の名前を指定します。

wls:/weblogic/serverConfig> getSpacesWorkflowConnectionName(appName='webcenter')
WorkflowConfigConnectionName: WebCenter-Worklist

setSpacesWorkflowConnectionName

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

WebCenter Spaces が内部ワークフローに対して使用している BPEL サーバ接続を指定します。WebCenter Spaces が現在内部ワークフロー (グループ スペース メンバシップの通知、グループ スペース グループ スペースの要求など) をホストするために Oracle SOA スイートを持つ BPEL サーバが使用されます。ここで指定された接続の名前は、有効な BPEL サーバ接続である必要があります。

構文

setSpacesWorkflowConnectionName(appName, name, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
WebCenter Spaces アプリケーションの名前、常に webcenter を示します。
name
既存の BPEL 接続の名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter Spaces では、その内部ワークフローのために WebCenter-Worklist という名前の BPEL サーバ接続が使用されることを示します。

wls:/weblogic/serverConfig>setSpacesWorkflowConnectionName(appName='webcenter', 
name='WebCenter-Worklist')

インポートとエクスポート

表 5-20 に表示されているコマンドを使用して、WebCenter アプリケーションおよびプロデューサ メタデータをエクスポートおよびインポートします。

表 5-20 インポートとエクスポート WLST コマンド

コマンド 説明 WLST の使用状況

exportWebCenterApplication

WebCenter Spaces を WebCenter エクスポート アーカイブにエクスポートします。

オンライン

importWebCenterApplication

WebCenter Spaces を WebCenter エクスポート アーカイブからインポートします。

オンライン

exportGroupSpaces


1 つまたは複数のグループ スペースを WebCenter エクスポート アーカイブにエクスポートします。

オンライン

exportGroupSpaceTemplates


1 つまたは複数のグループ スペース テンプレートを WebCenter エクスポート アーカイブにエクスポートします。

オンライン

importGroupSpaces


1 つまたは複数のグループ スペースまたはグループ スペース テンプレートを WebCenter エクスポート アーカイブからインポートします。

オンライン

exportProducerMetadata


ポートレット クライアント メタデータを WebCenter エクスポート アーカイブにエクスポートします。

オンライン

importProducerMetadata


ポートレット クライアント メタデータを WebCenter エクスポート アーカイブからインポートします。

オンライン


exportWebCenterApplication

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

(WebCenter Spaces のみ) 指定したファイル名を使用して、WebCenter Spaces アプリケーションを WebCenter エクスポート アーカイブ ( .EAR) にエクスポートします。

構文

exportWebCenterApplication(appName, fileName, [exportCustomizations, 
exportSecurity, exportData, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。
fileName
エクスポートを書き込む必要があるエクスポート アーカイブ EAR ファイルの名前を示します。
exportCustomizations
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、すべてのカスタマイズがエクスポートされます。false に設定すると、カスタマイズはエクスポートされません。つまり、デフォルト タスク フローがカスタマイズを行うずにエクスポートされます。この引数のデフォルトは true
exportSecurity
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、policy-store.xml には、アプリケーションのロール、特権およびユーザの詳細情報とそれらのロールの割り当てが含まれます。false に設定すると、policy-store.xml には、アプリケーションのロールおよび特権のみ含まれます。ユーザの詳細情報は、エクスポートされません。この引数のデフォルトは false
exportData
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、WebCenter Spaces のデータベースでリスト、イベント、タグおよびリンクのために格納されたデータがエクスポートされます。false に設定すると、このデータは、エクスポートされません。この引数のデフォルトは false
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter Spaces アプリケーションおよびすべての可能なデータを myExport.ear という名前のファイルにエクスポートします。

wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterApplication(appName='webcenter', 
fileName='myExport.ear', exportCustomizations=true, exportSecurity=true, 
exportData=true)

以下の例は、得られた EAR をインポートする目的で、テストアプリケーションを別のユーザ ベースを持つ代替のシステムにエクスポートします。この場合は、セキュリティに関するポリシー (元のサーバ特定のユーザまたはロールを参照する可能性がある) は必要ではありません。また、テスト時に作成したデータ (リスト、グループ、スペース イベント、リンクなど) は、必要ではありません。

wls:/weblogic/serverConfig> exportWebCenterApplication(appName='webcenter', 
fileName='export.ear')

importWebCenterApplication

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

(WebCenter Spaces のみ) WebCenter Spaces アプリケーションを WebCenter エクスポート アーカイブ ファイルからサーバにインポートします。

WebCenter Spaces のインポート後、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバを起動する必要があります。

構文

importWebCenterApplication(appName, fileName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。
fileName
インポートする必要がある WebCenter エクスポート アーカイブ ファイルの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、WebCenter Spaces をエクスポート アーカイブ myExport.ear からインポートします。

wls:/weblogic/serverConfig> importWebCenterApplication(appName='webcenter', 
fileName='myExport.ear')

exportGroupSpaces

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

(WebCenter Spaces のみ) 指定したファイル名を使用して、1 つまたは複数のグループ スペースを WebCenter エクスポート アーカイブ ( .EAR) にエクスポートします。

構文

exportGroupSpaces(appName, fileName, names, string, [exportCustomizations, 
exportSecurity, exportData, server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。名前は、常に、webcenter です。
fileName
エクスポートを書き込むローカル ファイルの名前を示します。
names
エクスポートするグループ スペースの名前を示します。複数のグループ スペース名をコンマで区切ります。
exportCustomizations
省略可能。有効な値は、true および falsefalse に設定すると、カスタマイズはエクスポートされません。つまり、デフォルト タスク フローがカスタマイズを行うずにエクスポートされます。この引数のデフォルトは true
exportSecurity
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、policy-store.xml には、グループ スペース ロール、特権およびメンバーの詳細情報とそれらのロールの割り当てが含まれます。false に設定すると、policy-store.xml には、グループ スペース ロールおよび特権のみ含まれます。メンバーの詳細情報は、エクスポートされません。この引数のデフォルトは false
exportData
省略可能。有効な値は、true および falsetrue に設定すると、WebCenter Spaces のデータベースでリスト、イベント、タグおよびリンクのために格納されたグループ スペース データがエクスポートされます。false に設定すると、このデータは、エクスポートされません。この引数のデフォルトは false
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、2 つのグループ スペース (myGroup1 および myGroup2) を webcenter という名前の WebCenter Spaces アプリケーションからエクスポートします。

wls:/weblogic/serverConfig> exportGroupSpaces(appName='webcenter', 
fileName='myExport.ear', names='myGroup1, myGroup2', exportCustomizations=true, 
exportSecurity=true, exportData=true)

exportGroupSpaceTemplates

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

(WebCenter Spaces のみ) 指定したファイル名を使用して、1 つまたは複数のグループ スペース テンプレートを WebCenter エクスポート アーカイブ ( .EAR) にエクスポートします。

構文

exportGroupSpaceTemplates(appName, fileName, names, string, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。名前は、常に webcenter です。
fileName
エクスポートを書き込むローカル ファイルの名前を示します。
groupSpaceTempNames 
エクスポートするグループ スペース テンプレートの名前を示します。複数のグループ スペース テンプレート名をコンマで区切ります。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、2 つのグループ スペース テンプレート (myGroupTemplate1 および myGroupTemplate2) をwebcenter という名前の WebCenter Spaces アプリケーションからエクスポートします。

wls:/weblogic/serverConfig> exportGroupSpaceTemplates(appName='webcenter', 
fileName='myExport.ear', names='myGroupTemplate1, myGroupTemplate2')

importGroupSpaces

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

(WebCenter Spaces のみ) 1 つまたは複数のグループ スペースまたはグループ スペース テンプレートを WebCenter エクスポート アーカイブからインポートします。

構文

importGroupSpaces(appName, fileName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter Spaces アプリケーションの名前を示します。名前は、常に webcenter です。
fileName
インポートする必要がある WebCenter アーカイブ ファイルの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、myExport.ear という名前の WebCenter アーカイブから webcenter という名前の WebCenter Spaces アプリケーションにグループ スペースまたはグループ スペース テンプレートをインポートします。

wls:/weblogic/serverConfig> importGroupSpaces(appName='webcenter', 
fileName='myExport.ear')

exportProducerMetadata

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

指定したファイル名を使用して、ポートレット クライアント メタデータを WebCenter エクスポート アーカイブ ( .EAR) にエクスポートします。

WebCenter Spaces アプリケーションの場合は、このコマンドを適用しません。

構文

exportProducerMetadata(appName, fileName, [server, applicationVersion])
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
fileName
エクスポートを書き込む必要があるエクスポート アーカイブ ( .EAR) の名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ポートレット クライアント メタデータを myExport.ear という名前のエクスポート アーカイブにエクスポートします。

wls:/weblogic/serverConfig> exportProducerMetadata(appName='myApp', 
fileName='myExport.ear')

importProducerMetadata

モジュール : Oracle WebCenter

WLST の使用状況 : オンライン

説明

ポートレット クライアント メタデータを名前付きの WebCenter エクスポート アーカイブからインポートします。

WebCenter Spaces アプリケーションの場合は、このコマンドを適用しません。

構文

importProducerMetadata(appName, fileName, [server, applicationVersion]) 
引数 定義
appName
このオペレーションを行う必要がある WebCenter アプリケーションの名前を示します。
fileName
インポートする必要がある WebCenter エクスポート アーカイブの名前を示します。
server
省略可能。WebCenter アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバの名前を示します。例 : WLS_Spaces

この引数は、同じ名前のアプリケーションが別のサーバにデプロイされている場合およびクラスタを持っている場合に必要になります。

applicationVersion
省略可能。デプロイされたアプリケーションのバージョン番号を示します。この引数は、WebCenter アプリケーションの 1 つまたは複数のバージョンがデプロイされている場合に必要になります。

以下の例は、ポートレット クライアント メタデータを myExport.ear という名前の WebCenter エクスポート アーカイブからインポートします。

wls:/weblogic/serverConfig> importProducerMetadata(appName='app1', 
fileName='myExport.ear')