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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド
11g リリース 1 (10.3.1)
B55570-01
 

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19 WebLogic Tuxedo Connector のチューニング

WebLogic Tuxedo Connector (WTC) によって、WebLogic Server アプリケーションと Tuxedo サービス間の相互運用性が提供されます。WTC では、WebLogic Server クライアントが Tuxedo サービスを呼び出し、Tuxedo クライアントがサービス要求に応じて WebLogic Server エンタープライズ JavaBean (EJB) を呼び出すことができます。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server のインフォメーション ロードマップ』の「WebLogic Tuxedo Connector」を参照してください。

以下の節では、WTC アプリケーションから最高のパフォーマンスを引き出すための方法を示します。

コンフィグレーションのガイドライン

WebLogic Tuxedo Connector のコンフィグレーションを行う際には、以下のガイドラインに従ってください。

ベスト プラクティス

この節では、WTC 使用時のベスト プラクティスを紹介します。

表 19-1 適切にコンフィグレーションされたロード バランシングの例

ResourceName LocalAccessPoint RemoteAccessPointList RemoteName

service1

WDOM1

TUXDOM1

TOLOWER

service1

WDOM1

TUXDOM2

TOLOWER2


以下の例は、ロード バランシングの要求を不適切にコンフィグレーションした場合です。このコンフィグレーションでは、service1 に対して同じ複合キーが使用されます。

表 19-2 不適切にコンフィグレーションされたロード バランシングの例

ResourceName LocalAccessPoint RemoteAccessPointList RemoteName

service1

WDOM1

TUXDOM1

TOLOWER

service1

WDOM1

TUXDOM1

TOLOWER