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Oracle Fusion Middleware Oracle TopLink開発者ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B56246-01
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24 オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・ディスクリプタの概要

この章では、オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・ディスクリプタの概要について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

複数のタイプのTopLinkディスクリプタに共通のディスクリプタの概念と機能の詳細は、第16章「ディスクリプタの概要」を参照してください。

24.1 オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・ディスクリプタ

オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・パラダイムは、従来のリレーショナル・データベースを拡張してオブジェクト指向の機能を組み込むためのものです。Oracle、IBM DB2、Informixおよびその他のDBMSデータベースでは、ユーザーは、複雑なデータの格納、アクセス、使用をより高度な方法で行うことができます。オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ標準は、主にデータベースのデータ構造とSQL(SQL 3)の拡張を目的として改良が重ねられている標準です。

オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・ディスクリプタには、より近密に各オブジェクト・タイプに対応している専用のリレーショナル・データベース・タイプにマップされるJavaオブジェクトを記述します。これら専用のオブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・データベース・タイプを使用すると、リレーショナル・データベース表へのオブジェクトのマッピングが容易になります。ただし、これら専用のオブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・データベース・タイプは一部のリレーショナル・データベースではサポートされていません。

リレーショナル・プロジェクトでオブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・ディスクリプタを使用すると、それらの専用オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・データベース・データ・タイプへのオブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・マッピングを構成できます(40.1項「オブジェクト・リレーショナル・データ・タイプ・マッピングのタイプ」を参照)。

詳細は、次を参照してください。