この章では、Webサービスのデプロイおよび再デプロイについて説明します。次の項目について説明します。
Webサービスは、OC4Jへのデプロイ用に、WARまたはステートレス・セッションBeanを含むEJB JARとしてパッケージできます。
Webサービスを含むアーカイブにWeb Services Description Language(WSDL)ドキュメントが含まれない場合、OC4Jがデプロイ時にWSDLドキュメントを生成します。
OC4JへのWARファイルのデプロイと再デプロイの詳細は、第5章「Webモジュールのデプロイ」を参照してください。
EJBアーカイブのデプロイと再デプロイの詳細は、第3章「Enterprise JavaBeansモジュールのデプロイ」を参照してください。
Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlに含まれるデプロイ・プラン・エディタを使用すると、デプロイ時に、OC4J固有のWebサービス・デプロイメント・ディスクリプタ(oracle-webservices.xml
)の値を設定することができます。詳細は、「Webサービスの構成プロパティの設定」を参照してください。
通常、OC4JのWebサービスの更新に関するガイドラインは、ステートレス・セッションBeanを含むWARまたはEJB JARの場合と同じです。ただし、Webサービスの再デプロイは、基本的に次の場合に必要になります。
既存の信頼性構成が変更された場合
XML構成ファイルに設定された既存のセキュリティ・ポリシーまたはデータが変更された場合
更新された信頼性またはセキュリティ表記法(あるいは両方)を含む更新済WSDLドキュメントを提供するために、再デプロイが必要になります。更新済WSDLドキュメントがないと、Webサービスをコールするクライアントが正しく機能しません。
更新された信頼性またはセキュリティ表記法(あるいは両方)を含む新しいWSDLドキュメントは、再デプロイ時にWARまたはEJB JARを使用して提供することをお薦めします。WSDLドキュメントが提供されない場合は、正しい表記法を含む新しいドキュメントがOC4Jによって生成されます。ただし、以前にデプロイされたWSDLドキュメントで設定されたデータはなくなります。