Oracle SOA Suite Oracle WebLogic Serverのためのインストレーション・ガイド 10g リリース3(10.1.3.5.1)for UNIX Systems and Microsoft Windows B57228-01 |
|
戻る |
次へ |
この章では、Oracle SOA SuiteおよびOracle WebLogic Serverのインストール後の手順について説明します。 この章の内容は次のとおりです。
startManagedWeblogicスクリプトのかわりにノード・マネージャを使用したsoa10g_serverの起動
Oracle WebLogic Server 10.3.1対応のOracle SOA Suite 10.1.3.5.1に対するデザインタイム・デプロイ・サポート
BPELサンプルを構成し、HWFおよびワークリスト・アプリケーションのデフォルトJAZNユーザーをシードするには、次の手順を実行します。
次のプロパティ値を設定してSOA_ORACLE_HOME/bpel/utilities/ant-orabpel.properties
ファイルを更新します。
admin.user
をsoaadmin
に設定
admin.password
をsoaadmin
のクリアテキスト・パスワードに設定
BPEL Developerプロンプトを開き、SOA_ORACLE_HOME/bpel/samples
ディレクトリに移動します。
obant.sh/bat install
スクリプトを実行します。
obantスクリプトは、既存のサンプルをバックアップし、最新サンプルを解凍します。
サンプル内のトークン化されたパラメータを、ant-orabpel.properties
ファイルの値に設定します。
この手順により、identity service/Workflow samples/worklistApp
のデフォルトjazn
ユーザー・コミュニティがシードされます。
指定されたクリアテキスト値に基づき、admin.password
をadmin.encrypted.password
に変更します。
この手順により、identity service/Workflow samples/worklistApp
のデフォルトjazn
ユーザー・コミュニティがシードされます。
ESBコンソールを使用してESBシステムを構成するには、次の手順を実行します。
esb
コンソールからESBシステム構成を変更します。
ESBサービスのシステム情報に次の値が指定されていることを確認します。
仮想ホスト: ESBデザインタイム・インスタンスのホスト名
ポート: ESBデザインタイム・インスタンスのポート番号
トピックの位置: ESB_JAVA_DEFERRED
Connection Factory Location
パラメータの値は、Oracle WebLogic ServerのESBでは重要ではありません。これは、ESBはデフォルトでAQメッセージングを使用するためです。 またESBは、AQ JMS APIを使用してAQメッセージング・トピックに接続します。
ORAESB.ESB_PARAMETER
表を更新し、DT_OC4J_HOST
およびDT_OC4J_HTTP_PORT
の値が、ESBサービス・アプリケーションが動作する管理対象サーバーのホスト名およびポート番号と同じであることを確認します。
インストールにより設定されるデフォルト値は、次のとおりです。
DT_OC4J_HOST = localhost
DT_OC4J_HTTP_PORT = 9700
startManagedWeblogic.sh/.bat
コマンドではなくAdminConsole
から管理対象サーバーを起動するには、nodemanager.properties
ファイルのStartScriptEnabled=true
パラメータを設定します。
nodemanager.propertiesファイルは、ノード・マネージャの初回起動時のみ生成されます。
nodemanager.propertiesファイルを生成する手順は、次のとおりです。
MW_HOME/wlserver_10.3/server/bin
ディレクトリでstartNodeManager.cmd
(Microsoft Windows)またはstartNodeManager.sh
(Linux)を使用して、ノード・マネージャを起動します。
MW_HOME/wlserver_10.3/common/nodemanager/nodemanger.properties
ファイルを編集し、StartScriptEnabled=true
パラメータを設定します。
ノード・マネージャのプロセスを終了します。
ノード・マネージャを再起動します。
この手順を完了すると、WebLogic管理コンソールから管理対象サーバーを起動および停止できるようになります。
この項では、OWSM ServerAgentを有効化してBPELプロセスを保護する方法について説明します。 次の手順を実行します。
OWSMユーザー・インタフェースから、Container Type = OTHER
によってサーバー・エージェントを作成します。
新規コンポーネントが作成されたことを確認します。 たとえば、C0003003 service_agent Server Agent
のようになります。
必ずServerAgent
に必要なポリシーを追加してください。
BPELプロセス固有のポリシーについては、手順6を参照してください。
SOA_ORACLE_HOME/owsm/bin/agent.properties
に対して次の更新を適用したwsmadmin installAgent
を使用して、soabpel.ear
ファイルにServerAgent
を挿入します。
agent.componentType=serveragent
agent.containerType=WEBLOGIC
agent.containerVersion=10.3.1
webservice.application.input=SOA_ORACLE_HOME/soa/applications/soabpel-ServerAgent/soabpel.
ear
webservice.application.webapp.name=startup.war
agent.component.id=C0003003
- CoreSvFilter - ServletFilterHook
がsoabpel./startup.war.xml
ファイルに追加されていることを確認します。
再生成されたsoabpel.ear
ファイルにより、Oracle SOA SuiteおよびOracle WebLogic Serverを再起動します。
「開始」ページおよびSoapUI HelloWorld CreditRatingService
から、async
およびsync bpel
を開始します。
OWSMコンソールのservice_agent
コールをチェックします。
「操作管理」→「全体統計」→「メッセージ・ログ」→「service_agent」に移動します。
メッセージ・ログからServerAgent処理コールを確認します。
たとえば、次のようになります。
1 /orabpel/default/HelloWorld/1.0 Tuesday, August 18, 2009 01:00:18 PM Request 2 /orabpel/default/HelloWorld/1.0 Tuesday, August 18, 2009 01:00:22 PM Response 3 /orabpel/default/CreditRatingService/1.0 Tuesday, August 18, 2009 01:04:14 PM Request 4 orabpel/default/CreditRatingService/1.0 Tuesday, August 18, 2009 01:04:17 PM Response
この項では、ポリシー強制の追加方法について説明します。
次の例では、次の2つのポリシーについて強制を追加する方法を示します。
HelloPolicy
CreditPolicy
コンポーネントについて「マッピングの編集」を選択し、次のマッピング例を追加します。
/orabpel/default/CreditRatingService/1.0 CreditPolicy
/orabpel/default/HelloWorld/1.0 HelloPolicy
* Default
Component: ServerAgent C0003003
順序が重要となります。デフォルト・マッピングは最後になることを確認してください。
URLパターンおよび結果のBPELプロセスに基づいてポリシーが強制されることを確認します。
HelloPolicyは、HelloWorld
プロセスに対するコールにのみ適用される必要があります。
CreditRatingService
プロセスにはCreditPolicy
、他のすべてのプロセス・コールにはDefault
ポリシーを使用します。
BPELおよびESBについて、次の手順でWLS管理コンソールからデハイドレーション・ストアの詳細を変更する方法を説明します。
WLS管理コンソールにログインします。
「SOADomain」→「サービス」→「JDBC」→「データ・ソース」に移動します。
BPELおよびESBに対して作成された5つのデータソースは次のとおりです。
BPELServerDataSource
BPELServerDataSource
Workflow
esbaqdatasource
esbds
デハイドレーション・ストアの詳細を変更するには、各データソース・リンクをクリックし、「接続プール」に移動し、必須フィールドに適切な情報を指定します。
OWSMの場合
SOA_ORACLE_HOME/owsm/bin
ディレクトリにあるinstall.propertiesファイルのデータベース情報を変更します。
管理対象サーバー(soa10g_server
)を停止します。
コマンド・プロンプトからSOA_ORACLE_HOME/owsm/bin
ディレクトリに移動します。
wsmadmin.bat(sh)
インストールを実行します。
これにより、OWSM構成プロパティが更新され、OWSMアプリケーションが再生成されます。
管理対象サーバー(soa10g _server
)を起動します。
HWF APIクライアントのクライアント側構成を有効にする手順は、次のとおりです。
SOA_ORACLE_HOME/bpel/system/services/config/wf_client_config.xml
ファイルを、SOADomainの有効なWLSユーザーによって更新します。
たとえば、次のようになります。
<user>soaadmin</user> <password>welcome1</password>
HWFクライアントは、リモート・バインディングまたはSOAPバインディングを介して、HWF APIのクラスパスにおける次の場所を参照する必要があります。
WLS_HOME/server/lib/weblogic.jar SOA_ORACLE_HOME/bpel/system/classes SOA_ORACLE_HOME/bpel/lib/orabpel.jar SOA_ORACLE_HOME/bpel/lib/orabpel-boot.jar SOA_ORACLE_HOME/bpel/lib/orabpel-exts.jar SOA_ORACLE_HOME/bpel/lib/orabpel-common.jar SOA_ORACLE_HOME/webservices/lib/saaj-api.jar SOA_ORACLE_HOME/webservices/lib/orasaaj.jar SOA_ORACLE_HOME/lib/xmlparserv2.jar SOA_ORACLE_HOME/lib/xml.jar SOA_ORACLE_HOME/bpel/lib/oracle_http_client.jar
HWFクライアントは、リモート・バインディングまたはSOAPバインディングを介して、HWF APIに対して次のシステム・プロパティを定義する必要があります。
-Djavax.xml.parsers.DocumentBuilderFactory=oracle.xml.jaxp.JXDocumentBuilderFactory -Djavax.xml.parsers.SAXParserFactory=oracle.xml.jaxp.JXSAXParserFactory -Djavax.xml.transform.TransformerFactory=oracle.xml.jaxp.JXSAXTransformerFactor -Djavax.xml.soap.MessageFactory=oracle.j2ee.ws.saaj.soap.MessageFactoryImpl -Djavax.xml.soap.SOAPFactory=oracle.j2ee.ws.saaj.soap.SOAPFactoryImpl -Djavax.xml.soap.SOAPConnectionFactory=oracle.j2ee.ws.saaj.client.p2p.HttpSOAPConnectionFactory -Djavax.xml.soap.SOAPElementFactory=oracle.j2ee.ws.saaj.soap.SOAPFactoryImpl
Oracle SOA SuiteおよびOracle WebLogic Serverのインストールで通知を有効にするには、velocity-dep-1.5.jar
ファイルを取得する必要があります。 このファイルは、通知機能の動作に必要です。
BPEL通知機能はデフォルトで無効となっています。 BPEL通知機能を有効にするには、velocity-dep-1.5.jarファイルをダウンロードする必要があります。
通知を有効にする手順は、次のとおりです。
http://archive.apache.org/dist/velocity/engine/1.5
からvelocity-dep-1.5.jarファイルをダウンロードします。
このJARファイルを、$Oracle_Home/bpel/lib
ディレクトリ(UNIX)またはOracle_Home\bpel\lib
ディレクトリ(Microsoft Windows)に格納します。
SOADomainの管理対象サーバーを再起動します。
これによりBPEL通知機能が有効になり、Oracle BPEL Controlに表示されます。
Oracle Internet Directory LDAPプロバイダを使用するには、次の手順を実行します。
管理対象サーバーを停止します。
既存のSOA_ORACLE_HOME/bpel/system/services/config/is_config.xml
ファイルをバックアップします。
SOA_ORACLE_HOME/bpel/system/services/config/ldap/is_config_for_OID.xml
をコピーし、ファイル名をSOA_ORACLE_HOME/bpel/system/services/config/is_config.xml
に変更します。
is_config.xml
が有効なOracle Internet Directoryリポジトリを指すようにします。
既存のSOA_ORACLE_HOME/j2ee/home/config/jazn.xml
ファイルを、.orig
として同じ場所にバックアップします。
SOA_ORACLE_HOME/j2ee/home/config/jazn.xml
ファイルで、XMLプロバイダを使用しているセクションをコメント・アウトし、LDAPを使用しているセクションのコメント・アウトを解除します。
Oracle Internet Directoryの詳細を次のように指定します。
例:
<jazn provider="LDAP" location="ldap://pdrab02-4.us.oracle.com:40864" default-realm="us"> <property name="ldap.user" value="cn=orcladmin"/> <property name="ldap.password" value="!welcome1"/> <property name="ldap.protocol" value="no-ssl"/> </jazn>
管理対象サーバーを再起動します。
.ear
ファイルのデプロイヒューマン・タスク・フォームEARをデプロイする手順は、次のとおりです。
サンプルのディレクトリで…\public_html\…\
フォームに移動します。
ディレクトリに作成されている.ear
ファイルを見つけます。
application.xml
ファイルを.ear
からMETA-INFフォルダに抽出します。 application.xml
を開いて次のDTDを追加します。
<application version="1.4" xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee" (http://java.sun.com/xml/ns/j2ee) xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" (http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance) xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/application_1_4.xsd" (http://java.sun.com/xml/ns/j2eehttp://java.sun.com/xml/ns/j2ee/application_1_4.xsd)> <application>
変更したapplication.xml
を、META-INFフォルダ内の同じフォルダ構造に追加します。
ファイル内から.war
ファイルを抽出します。 web.xml
ファイルを.warからWEB-INFフォルダに抽出します。 web.xml
を開いて次のDTDを追加します。
<!DOCTYPE web-app PUBLIC "-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Web Application 2.3//EN" "http://java.sun.com/dtd/web-app_2_3.dtd">
変更したweb.xml
を、WEB-INF下と同じフォルダ構造で元の.warに入れ、 さらに、変更した.warファイルを元の.ear
に追加します。
.ear
のデプロイデシジョン・サービスをデプロイする手順は、次のとおりです。
サンプルの..\decisionservices\..ディレクトリに移動します。
ディレクトリに作成されているファイルを見つけます。
展開ディレクトリ・バージョンのデシジョン・サービス・ファイルを作成します。 たとえば、マシン内のファイルがDecisionService.である場合、展開ディレクトリを作成する手順は次のとおりです。
DecisionService.
の名前を DecisionService.zip
に変更します。
DecisionServiceという名前で新規フォルダを作成します。
DecisionService.zip
を、手順bで作成したDecisionServiceフォルダに抽出します。 META-INF
フォルダとDecisionService-web.war
ファイルがDecisionServiceフォルダに作成されます。
DecisionServiceフォルダに移動してDecisionService-web.war
をDecisionService-web.zip
に名前変更します。
DecisionService-webというwarファイルの名前で、DecisionServiceフォルダ内に新規フォルダを作成します。
DecisionService-web.zipを、手順eで作成したDecisionService-webフォルダに抽出します。
DecisionService-web.zipをDecisionServiceフォルダから削除します。
DecisionService-webフォルダに移動して、META-INF
、public_html
およびWEB-INF
の3つのフォルダを確認します。
注意: ここで、WebLogicにはデシジョン・サービスの.earが.earファイルとしてではなく展開ディレクトリ・バージョンとしてデプロイされている必要があります。手順aからhまでを繰り返して、デプロイするファイルの展開ディレクトリ・バージョンを作成してください。 |
WebLogic Serverにデプロイする前に、Oracle SOA Suiteに付属するweb.xml
ファイルでWebアプリケーションDTDリンクを変更する必要があります。
SOA_ORACLE_HOME
\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturingUI\WEB-INF
ディレクトリにあるweb.xml
ファイルを検索します。
前述のweb.xml
ファイルに、次の変更を加えます。
変更前:
SOA_ORACLE_HOME\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturingUI\WEB-INF\web.xml
変更後:
SOA_ORACLE_HOME\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\ PriceQuote\SelectManufacturingUI\web.xml_oc4j
変更前:
SOA_ORACLE_HOME\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturingUI\web.xml_weblogic
変更後:
SOA_ORACLE_HOME\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturingUI\WEB-INF\web.xml
SOA_ORACLE_HOME
\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturingUI\WEB-INF
ディレクトリに、weblogic.xmlという名前の.xml
ファイルを作成します。
weblogic.xml
ファイルに次を追加します。
<!DOCTYPE weblogic-web-app PUBLIC "-//BEA Systems, Inc.//DTD Web Application 6.1//EN" "http://www.bea.com/servers/wls610/dtd/weblogic-web-jar.dtd"> <weblogic-web-app> <reference-descriptor> <ejb-reference-description> <ejb-ref-name>ejb/remote/TaskServiceBean</ejb-ref-name> <jndi-name>ejb/bpel/services/workflow/TaskServiceBean</jndi-name> </ejb-reference-description> </reference-descriptor> </weblogic-web-app>
weblogic.xml
ファイルを保存します。
SOA_ORACLE_HOME
\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturingUI\
ディレクトリで、CompleteTask.jsp
をCompleteTask_oc4j.jsp
に名前変更します。
SOA_ORACLE_HOME\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturingUI
ディレクトリで、completeTask.jsp_weblogic
をcompleteTask.jsp
にコピーします。
BPEL Developerプロンプトを開きます。
次のディレクトリに移動します。
SOA_ORACLE_HOME\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial
SQL*Plusを起動し、次のスクリプトを実行します。
SQL> @PracticeFiles\insertTable.sql;
これにより、必要なサンプル表がデータベースに作成されます。
bpel.xmlファイル内のすべてのBPELパートナ・リンクを変更して、SOADomain.properties
ファイルに定義されたデフォルト・ポートに更新します。
次のコマンドを実行します。
ant
これにより、このチュートリアルに依存するすべてのプロジェクトがコンパイルされ、デプロイされます。 ただし、Human WorkflowのCreateOrderBookingUI
、SelectManufacturingUI
、default_SelectManufacturing_1_0_Approval.
およびdefault_OrderApproval_1_0_OrderApproval.ear
に対するWARファイルを、手動でOracle WebLogic Serverにデプロイする必要があります。
<SOA_ORACLE_HOME>\j2ee\home\applications
ディレクトリに移動します。
手順10でant
を実行したときに、CreateOrderBookingUI
およびSelectManufacturingUI
が作成されています。
SOA_ORACLE_HOME\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\OrderApproval\public_html\OrderApproval\form
ディレクトリに移動します。
手順10でantを実行したときに作成されたdefault_OrderApproval_1_0_OrderApproval.ear
ファイルを見つけます。
Oracle_Home\bpel\samples\tutorials\127.OrderBookingTutorial\PriceQuote\SelectManufacturing\public_html\Approval\form
ディレクトリに移動します。
手順10でantを実行したときに作成されたdefault_SelectManufacturing_1_0_Approval.ear
ファイルを見つけます。
管理コンソールでアプリケーションのインストールを選択し、warファイルをWebLogic Serverにデプロイします。
次のURLから管理コンソールにアクセスします。
http://<hostname>:<adminport>/console
デプロイメント・ターゲットとして、soa10g_server1
を選択します。
コンソールからsoa10g_server1
を再起動します。
次のOrderBookingチュートリアルの手順を実行します。
http://<hostname>:<default_port>/CreateOrderBookingUI
を使用してプロセスを開始します。default_port
はSOADomain.properties
ファイルで定義されているとおりです。
監査またはフロー・モードでコンソールを開きます。コンソールに表示される手順に従って、作業を完了するためのタスク・リンクをクリックします。
プロセスがサプライヤの選択を超えて移動すると、手動でのユーザー承認(または拒否)のためヒューマン・ワークフローが追加されます。このプロセスには5分のタイムアウトがあり、デフォルトで発注ステータスが拒否されます。 ワークリストURL(http://<hostname>:default_port/integration/worklistapp/Login
)を開いて、この手順に従います。default_port
はSOADomain.properties
ファイルに定義されているとおりです。
表4-1に示すアウトバウンド接続プール・プロパティが変更されていることを確認します。
アダプタを使用してBPEL Processをデプロイする前に、BPEL Process Partnerlinkによって使用される必須のアウトバウンド接続プールを作成する必要があります。次の手順を実行して、必要なアウトバウンド接続プールを作成します。
weblogic
をユーザー名およびパスワードとして使用して、http://<hostname>:<adminport>/console
にログインします。
「デプロイメント」→「<adapter_name>
」→「構成」→「アウトバウンド接続プール」を選択します。「アウトバウンド接続プールの構成表」が表示されます。
「ロックして編集」をクリックします。
「New」をクリックします。「新しいアウトバウンド接続の作成」ページが表示されます。
「アウトバウンド接続グループ」に表示されるアウトバウンド接続を選択します。
「次へ」をクリックします。「アウトバウンド接続インスタンスのJNDI名」ページが表示されます。
jca:addressの下にBPELプロセスのパートナ・リンクWSDLによって参照される必要なJNDI名を入力します。
「Finish」をクリックします。「デプロイメント・プラン保存アシスタント」ページが表示されます。
「場所」フィールドでデプロイ・プランの場所を選択し、「終了」をクリックします。「<adapter_name>の設定」ページが表示されます。
「アウトバウンド接続プール」ページに戻り、「グループとインスタンス」列で作成したアウトバウンド接続プールを選択します。「アウトバウンド接続のプロパティ」ページが表示されます。
対応するプロパティ値の列をクリックしてプロパティを更新します。
「保存」をクリックします。
「変更のアクティブ化」ボタンをクリックして、変更をアクティブにします。
表4-1 アウトバウンド接続プール・プロパティ
アダプタ・タイプ | プロパティ |
---|---|
データベース |
|
FTP |
注意: FTPサーバーに接続するための新しい認証エイリアスを作成する必要があります。 |
アプリケーション |
|
AQ |
|
JMS |
注意: キューの |
MQ |
|
この項では、JDeveloperでのJ2EEアプリケーションのデプロイについて、WebLogic Serverで使用できる様々なデザインタイムのサポート機能について説明します。次の2つの方法で、WebLogic ServerにBPELPMコンポーネントをデプロイできます。
BPELPM Developer Promptでant
を使用してJ2EEアプリケーションをデプロイできます。この項の内容は次のとおりです。
SOA_ORACLE_HOME\bpel\system\config\collaxa-config.xml
ファイルで、bpelPlatform
がweblogic_8に設定されていることを確認します。
SOA_ORACLE_HOME\bpel\utilities\ant-orabpel.properties
ファイルで次のプロパティが設定されていることを確認します。
platform
をweblogic_8に設定
admin.user
をWebLogicレルムの有効なユーザーに設定
admin.encrypted.password
を前述のユーザーのadmin.password
に設定
jndi.url
をt3://<hostname>:9700に設定
jndi.InitialContextFactory
をweblogic.jndi.WLInitialContextFactoryに設定
注意: admin.user プロパティが正しく設定されていない場合は、デプロイにおいて認証エラーがスローされることがあります。 |
antを使用してDeveloper PromptからBPELPMをデプロイするには、次の指示に従ってください。
BPELPM Developer Promptを開きます。
BPELアプリケーションのSOA_ORACLE_HOME\bpel\system\appserver\oc4j\ant\bin
ディレクトリからant.sh/bat
を実行します。
注意: 詳細は、SOA_ORACLE_HOME\OraBPEL_OC4J\bpel\GETTING_STARTED.html を参照してください。 |
注意が必要な例外は次の点だけです。
BPEL Processにデシジョン・サービス・アプリケーション、UIアプリケーションまたはワークフロー・アプリケーションが含まれている場合、これらのアプリケーションはant
スクリプトによってWebLogic Serverに自動的にデプロイされません。
対応する.ear
/WARファイルはWebLogicプラットフォーム用にカスタム作成されていますが、ターゲット・サーバーsoa10g_server1に手動でデプロイする必要があります。
.ear
/WARファイルをsoa10g_server1にデプロイするには、Weblogic管理コンソール(http://<hostname>:<adminport>/console
)を使用します。
JDeveloperからJ2EEアプリケーションをデプロイすることもできます。この項の内容は次のとおりです。
次のサイトからJDeveloper Studio 10.1.3.5(jdevstudio10135.zip
)をダウンロードします。
Windowsの場合: http://www.oracle.com/technology/software/products/jdev/htdocs/soft10135.html
<JDEV_HOME>\integration\bpel\utilities\ant-orabpel.properties
ファイル内の次のプロパティを変更します。
platform
をweblogic_8に設定
admin.user
をWebLogicレルムの有効なユーザーに設定
admin.encrypted.password
を前述のユーザーのadmin.password
に設定
jndi.url
をt3://<hostname>:9700に設定
jndi.InitialContextFactory
をweblogic.jndi.WLInitialContextFactoryに設定
Oracle SOA Serverへの接続の作成
次の手順に従って、アプリケーション・サーバー接続と統合サーバー接続を作成します。
スタンドアロンOC4J 10.1.3タイプのアプリケーション・サーバー接続を作成します。
WebLogicには使用可能なプラグインがないので、サーバー・タイプとしてOC4Jスタンドアロンを選択します。
この接続をテストする際のエラーは無視します。これは、WebLogic上にOPMNがないためです。
<hostname>:<default_port>への統合サーバー接続を作成します。デフォルト・ポートは、SOADOMAIN.properties
ファイルの記述どおりです。
前に作成したAppServer接続を選択します。
この接続をテストすると、BPELおよびESBは正常に通ります。
JDeveloperを使用してDeveloper PromptからBPELPMをデプロイするには、次の指示に従ってください。
JDeveloperから、BPELアプリケーションを右クリックして必要なドメインにデプロイします。
注意が必要な例外は次の点だけです。
BPEL Processにデシジョン・サービス・アプリケーション、UIアプリケーションまたはワークフロー・アプリケーションが含まれている場合、これらのアプリケーションはJDeveloperによってWebLogic Serverに自動的にデプロイされません。
対応する.ear
/WARファイルはWebLogicプラットフォーム用にカスタム作成されていますが、WebLogicのターゲット・サーバーsoa10g_server1に手動でデプロイする必要があります。
.ear
/WARファイルをsoa10g_server1にデプロイするには、Weblogic管理コンソール(http://<hostname>:<adminport>/console
)を使用します。
ESB管理対象サーバーを停止すると、次の例外メッセージを受け取る場合があります。
SEVERE: ESB server shutdown: Failed to stop one or more System java.lang.NullPointerException
このESBサーバー停止例外は、不正なデータが存在する場合に発生します。 たとえば、ESBコンソールにおける1つ以上のESBシステムに対するTOPIC_NAME
、HOSTNAME
およびPORT
などです。
ESBシステムに対するデータ値を修正した場合、サーバーを再起動するまで変更は有効になりません。
すべてのESBサービスについて、ESBコンソールで次の値を設定します。
Virtual Host
: ESBデザインタイム・インスタンスのホスト名
Port:
ESBデザインタイム・インスタンスのポート番号
Topic Location:
ESB_JAVA_DEFERRED