Oracle SOA Suite Oracle WebLogic Serverのためのインストレーション・ガイド 10g リリース3(10.1.3.5.1)for UNIX Systems and Microsoft Windows B57228-01 |
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この章では、SOADomainのチューニングについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
soa10_server
(SOA管理対象サーバー)のヘルス状態は、スタック・スレッドによる警告メッセージを示す場合があります。
管理コンソールから「管理対象サーバー」→「監視」→「スレッド」に移動した場合、すべてのスレッドを参照後、一部のスレッドがスタックとしてレポートされる可能性があることに気付きます。
ESBは、ESBトピックからキューイングおよびデキューイングのワーク・スレッドを使用します。 これらのスレッドの非アクティブな状態が600秒を超えた場合、Oracle WebLogic Serverによりスタックとみなされます。 ESBはサーバーの存続期間中にこれらのワーク・スレッドを解放しないため、前述のエラーは予期されたものであり、実際は問題ありません。
管理対象サーバーのスタック・スレッドの最大時間は、「管理対象サーバー」→構成チューニング・メニューから増やすことができます。
Oracle WebLogic Serverによる、スレッドがスタックであることの表示を遅延させるには、Stuck Thread Max Time
パラメータを大きい値に変更します(2147483647秒など)。