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Oracle SOA Suite WebLogic Serverのためのインストレーション・ガイド
10g リリース3(10.1.3.4)for UNIX Systems and Microsoft Windows
B52441-02
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C SOAアプリケーションのロール・ベース・セキュリティのカスタマイズ

デフォルト・ユーザー「weblogic」を使用して、SOAドメインのデフォルト・レルム(MyRealm)が作成されます。setup.bat/shスクリプト(HA以外のインストールの場合)またはsetupDomain.bat/shスクリプト(HAインストールの場合)でプロンプトが表示された場合、weblogicユーザーのパスワードを選択できます。

その他のスクリプトでは、実行時にAdmin Serverに接続するための認証として、このパスワードを入力するプロンプトが表示されます。

SOAアプリケーション(BPEL/ESB/OWSM/Rule Author)は、ロール・ベースの認証を使用します。これらのアプリケーションで使用されるロールは、デフォルト・レルム内の「SoaGroup」というグループにマップされます。デフォルトでは、SoaGroupにはユーザー「weblogic」のみが含まれています。したがって、「weblogic」ユーザーは管理コンソールおよびすべてのSOAアプリケーションにアクセスできます。認証/認可のためにユーザーの既存のグループをSOAアプリケーションにマップするには、設定スクリプトを実行する前に、SOADomain.propertiesで優先プロパティSECURITY_GROUP_NAMEを使用します。

また、デフォルトでは、SOAアプリケーションのユーザー/グループ・マッピングのセキュリティ・ロールは、デプロイメント・ディスクリプタの一部としてパッケージ化されます。「DDOnly」のセキュリティ・モデルはデフォルトで構成されます。

セキュリティ・ロールを構成するために、ユーザー/グループはWebLogicコンソールからSOADomain.propertiesSECURITY_MODELプロパティを使用します。SECURITY_MODELに使用できる値は次のとおりです。

前述のセキュリティ・モデルの詳細は、WebLogicのドキュメントを参照してください。